はみだし講師ラテン系! -134ページ目

五月病

なんて、
ならないと思ってましたが、
この何日か気分が乗らずに、
変な感じでした。

これがそうなのかなって思っていたのです。

きっと違うのでしょうが、
実は今朝まで、
そんな感じでした、
が、
出勤してから時間をかけて教室の掃除して、
単語テストと中3の英語のプリントと日曜コースのプリントを作って、
夕方から授業をパワー全開でやったら、
気分がはっきり変わったのが分かりました。
今朝とは気分が全然違うのです。

驚いたのは、今日の帰りに、
部長(直属の上司です)から、
「元気!」
と書かれたメールを頂き、
会ってないのに分かったのかな?
なんて、
超能力というか、
上司の愛情を感じました。

男にも更年期があるらしいけれど、
まだまだのんびりは出来ません。
倒れるまで走っていきます!

オール5を

全員に取ってもらいたいと思ってます。
もちろん、全員は無理でしょうが、
一人でも多く、上を目指してもらいたいのです。

最近の生徒は、すぐに、
「疲れた!」
「もう、やだ!」
などと、拒否の姿勢をするのです。

そして、さっさとやるという考えが乏しいのです。
何をやるにも、だらだら、のんびりやるのです。

一ヶ月間かけて、色々なことを話し、
色々な勉強方法を試してきました。
効果の出てきた生徒は、何人かいますが、
まだ少ないようです。

時間のかかることなのですが、
勉強に対する姿勢、考え方が出来上がれば、
その後の勉強が生徒自身にとって楽になるので、
しつこく話していこうと思っています。

姿勢が悪い生徒にも毎回注意し、
集中出来ない生徒にも毎回注意し、
宿題(家庭学習)が出来ていない生徒にも毎回注意し、
「うるさいなぁ!」
と思われても、言い続けていきます。
最近、口うるさい大人が少なくなってきたので、しつこく
言われることに、慣れていないのではないかと思いますが、
それが、その生徒のためだと思うから・・・。

保護者面談では、率直に話をしていきたいと思っています。

ひどい話の続き、その2

<悪質リフォーム>業者一転「返金」へ 埼玉県の老姉妹に

 埼玉県富士見市に住む80歳と78歳の認知症の姉妹が、訪問リフォーム業者らに約5000万円分の工事を繰り返され全財産を失った問題で、最多の約2500万円分の工事を受注した会社が、同市に返金を申し出ていることが分かった。市は判断能力のない姉妹に代わって財産を管理する「成年後見人」の選任を裁判所に申請中で、県警も関係書類を入手して事実関係の調査を始めた。申し出はこうした動きに備えるものとみられ、他にも債権放棄などの申し出があるという。
 市の調べでは、姉妹と契約を結んだ業者は当初判明分から2社増え、計16社になった。
 競売にかけられた姉妹の家は、同市商工振興課が裁判所に中止を申し立て、競売手続きは止まった。同課はその後、業者や提携先の信販会社に代金返還や解約を申し入れている。成年後見人の選任を請求した高齢者福祉課は「契約無効などを主張し、財産を取り戻す裁判をするには後見人が必要」と、法的手続きを検討している。
 一方、県警東入間署は市から任意提出された領収証など関係書類の分析や姉妹宅の調査に着手。同署は「成年後見人が決まり刑事告発があれば捜査の端緒になる。それ以前でも犯罪行為が明確になれば調べる」と言う。
 業者側は、こうした事態に対応を変えた。約2500万円分の工事をしたリフォーム業者は、当初「(返金は)即答できない」としていたが、その後の取材に「非は認め重く受け止めている。お金は借金してでも返したい」と話した。市にもその旨を伝えたという。
 また市によると、約610万円の工事をした業者も顧問弁護士が返金の話し合いを申し入れ、競売を申し立てている信販会社2社のうち1社は、37万円の債権の全額放棄を申し出たという。
 しかし、領収証を整理している竹村幸子・消費生活相談員は「チラシの裏に領収証を書いた業者は行方不明になるなど、被害の全額を確定するのは困難で、どれだけ回収できるか分からない」と話している。
 成年後見人の選定は、裁判所の鑑定人が姉妹の生活状況などを調べ、市が依頼した医師が診断したうえで決まるため、通常2、3カ月かかる。返金は市で受け取れないため、判断は選定された後見人に委ねられる。
 姉妹は今も事態を理解できていないが、報道後は、年金目当てに自宅に集金に来ていた業者も現れなくなり、2人の生活を続けているという。
 ◇  ◇
 姉妹の自宅は築30年の木造2階建て、延べ約50平方メートル。この小さな家になぜ16社もの業者が群がったのか。市の依頼で家を調べたバリアフリー住宅研究のNPO「ピュアライフ・ネットワーク」の石田隆彦理事長は「業者間で顧客名簿が転売されているのではないか」と指摘する。
 また、姉妹に親類や近所付き合いがほとんどなく、介護保険など公的サービスも利用していなかったことも大きい。知人によると、元国家公務員と証券会社員だった2人は他人を頼まない思いが強く、周囲が認知症を把握できなかったという。
 富士見市高齢者福祉課の庄野拓男課長は「民生委員やケースワーカーの訪問を拒まれたり、援助を求める能力そのものがないと、情報網に掛からない。高齢化や都市化の進展に対処するには、もっと情報網を密にしなくては」と苦慮する。
 ◇ことば「成年後見人」…高齢や知的、精神障害などで判断能力が衰えた人を支援するための民法上の制度で、00年4月に導入された。配偶者や4親等内の親族が申請でき、親族がいなければ居住地の首長が申し立てられる。後見人には親族らのほか弁護士や社会福祉法人などもなることができ、後見人の同意なしで不必要なものを買わされた場合、契約を取り消せる取消権を持つ。

ここからですよね。
弱者を守る姿勢を示さなければ、
国民はますます、国家から離れていきます。

2学期制

都内の公立中学校は前期・後期の2学期制を導入しています。
僕の教室に通う生徒の学校も全てそうです。

いったい、
夏休みを挟んで中間テストと期末テストをすることに、
何のメリットがあるのでしょうか?
中学生に・・・。

明らかに、週休二日制にしたので、行事や授業が消化出来ずに、
テストを減らすためとしか思えないのですが・・・。

何をするにしても、生徒本位ではないやり方ばかりしているから、
色々なことがおかしくなっているのではないのでしょうか?

そう言えば、元総理で元文科省大臣を経験された方は、
確か入学試験も受けずに、大学にご入学されたとか、
以前、何かの本に載っていましたが、
そのような方が、お考えになっていらっしゃるのでしょうか?



そんなことはありませんよね。
考えるのは官僚の方ですものね。

だってあの方はかなり、低そうですよね。
偏差値が。

目標と目的

気が付けば、この仕事を始めてから、早3ヶ月になります。

長年、物品を売買して利潤を追求するという職種に従事しておりましたので、
生徒とのふれあいは、多少は慣れましたが、今でもドキドキものです。

当初は、必ずしも自分の意志で来ている訳でもない、受験生でもない生徒に
教える事に戸惑いと難しさをを感じました。


だって、塾っていうのは、勉強したい人が通う所だと思ってましたから。

塾の課題をサボるなんていうのは、私の 「想定の範囲外」 だったのです。



私が抱いていた考えは、大手進学塾向けのものだったようです。
私達の職場は、進学塾といっても上位校を目指す生徒は ほんの一握りです。
一方 超低空飛行の生徒は大勢います。


まだまだ、まだまだ、一人前には程遠い自分ではありますが、
様々な層の生徒を指導しながら、

「 何の為に勉強するのか 」
「 どうやって 勉強するのか 」

を いかに生徒自身に考えさせる方法を探っています。



だって、それは 生徒一人一人の人生ですからね。
「 他人に言われたからやる 」 のでは続きません。きっと。



でも、それって 本来は 家庭や学校で教るべき事なんですが。

ひどい話の続き

<過剰工事>認知症姉妹に成年後見人申し立て 富士見市長

 埼玉県富士見市に住む認知症の80歳と78歳の姉妹が、複数の業者から家屋のリフォーム工事を繰り返されて財産を失い、自宅を競売にかけられた問題で、浦野清・富士見市長は9日、さいたま家裁川越支部に姉妹を支援する成年後見人の選任を申し立てた。同支部は11日から姉妹の生活状況を調査する。
 同市の調査では、認知症の姉妹には判断能力がなく、業者らに勧められるまま約3600万円分の不要な工事をされた疑いがある。成年後見人は認知症や知的障害者など判断能力のない人に代わって財産保護をサポートする。本人に身寄りがない場合などは、居住地の首長が裁判所に成年後見人の選任を申し立てられる。
 一方、県警東入間署などは、詐欺事件の可能性もあるとみて情報収集を開始。9日には、市職員の立ち会いで家屋の工事状況を調査し、市役所などから姉妹名義の預金通帳、業者の請求書や領収書などのコピーの提出を受けた。

結局、行政の対応って後手後手なんですよね。
何もしないよりはいいですが・・・。

そして、悪徳業者は行政の人間と繋がってますから(もちろん談合でね)、
告発されたとしても、大した罪には問われないのでしょう。

新人講師に

アドバイスをしました。

「先生が楽しいと思える授業をしなければ、
 生徒だって面白くないよ。」

「明るく、元気に、やって下さいね。」

と。

新人講師にダメ出しをしたら、
本当にきりがないので、
ここは前向きに、プラス思考で、
と思い、
その講師の良いところを挙げて、
僕の失敗談や苦労話をして、
ちょっと、持ち上げてみました。

生徒同様、講師も、
甘やかすつもりはありません。
ダメなことはダメと言っていきます。

ただ、出る杭という考え方(最悪な考え方)は、
もちろんしませんので、
その講師の能力を引き出したいと思います。

あとは一人一人の努力です。

生徒のことをどれだけ考えていくか、
生徒に自分の思いを伝えられるか、
そして、生徒に信頼されるかです。

パラドックス

学力テスト(業者テスト)が年間10回あるのですが、
ある生徒が、
「テストを毎月じゃなくて、2ヶ月に1回にしたい。」
という話をしてきました。

その生徒の親御さんがおっしゃっているとのことでした。
近々、保護者会があるのでその時にお話をと思いますが、
僕はテストを数多くやる方が、絶対に成績も実力も上がると、
思っています。

僕自身の経験で、小6の時におそらく30回以上の会場テストを受け、
それによって、かなり出来るようにもなったし、毎回の目標をもつことで、
楽しみにもなっていたからです。

もしここで、
テストを受けないAくんとテストを受けるAくんを
並べて比べることが出来たら、はっきりするのですが・・・。

それぞれの家庭にそれぞれの考え方がありますが、
成績を上げたり、学力を向上したりするために塾に通っているとして、
テストを拒否して、成績向上が出来ないとしたら、
それは矛盾してしまうのです。

学習塾の利益だけを追求するためにテストは行いません。
それは、生徒のために考えられたシステムなのです。

テストによって、自分の欠点を見つけることや目標を持つことが、
一番効率的な勉強方法をしているということなのです。

いい授業って

いつも考えてます。
もっと、いい授業が出来たらって。

生徒が燃え上がって勉強してくれるような授業をして、
みんなが幸せな気持ちになったらいいなって。

その為の努力がまだ足りないかも知れません。
一人の幸せなんて、幸せではないのだから。
少なくとも、教室の生徒全員が幸せにならなきゃ、
僕に幸せな人生は来ないのです。

その時を迎えるまで、
全力でやります。
いい授業を目指して。

ペース

中学生の英語・数学は週一回、80分ずつの授業があるのですが、
ちょっと前の中3の英語の授業で、現在完了を一通り説明したら、

「先生、今日はちょっと早かった。」

と生徒から言われてしまいました。

確かに早いと思いますが、のんびりやりたくないのです。
だらだら、長い時間をかけて説明するより、
なるべく時間をかけずに、勉強量を増やしたいのです。

もちろん、授業中の問題演習時間が足りないのは事実ですが、
それは、それぞれの生徒がやったことを忘れる前に自宅学習を
すれば良いと思うのです。

そのための宿題だと思うのです。

ペースは落としません。
スポーツでも負荷をかけなければ、筋力アップなどはしないように、
学習能力もそうだと思うのです。
生徒の能力を最大に引き出し、本当の実力を付けてもらいたいからです。

どうしても、無理なら、個別指導に移ってやるしかありませんが、
やる気と実践で、頑張ってもらいたいと思います。

自分の力で歩いてもらいたいから。

何も考えない、
何も出来ない、
そんな人間になって欲しくないから。