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Bitregion、Ottocoinに関する「備忘録」及び「観察記録」として、また、困っている方の「駆け込み寺」として、幅広く情報提供・公開をいたします。

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下図の通り、本日15:58(日本時間)に、Ottocoinの公式Webサイトのサーバー契約が更新されました。
これによって、有効期限が2020年4月7日20:39(UTC)まで延びたことになります。

 

 

また新たな変化がございましたらご報告いたします。

 

③今後の注目点

 

本記事では、現在全く動きの見られないOttocoinについて、今後注目すべき3つの重要なポイントをまとめておきたいと思います。

 

 

 その前に、昨日の記事の最後に書きました通り、昨夜より断続的にOttocoinのソロマイニングを行っておりますので、現在までの経過をご報告させて頂きます。
 

 現時点でマイニングしたブロック数は、下図の通り、ちょうど100ブロックとなります。

 (Block #206082 ~ Block #206182)

 

引き続き、今後約5日間ほどかけて、予定通り「Block #206500」まで進めていこうと考えております。

 

 昨夜のマイニングでは、ブルガリア以外のノードとの接続は確認出来ませんでしたが、本日午前中にはブルガリア以外のノード(多い時で3カ所[全て日本国内])との接続が認められたことで、未承認トランザクションの承認作業も行われました。

 

 これによって、昨年末より未承認状態で着金出来ずに止まっておりました私自身の「送金処理」がきちんと行われ、送金先のウォレットに着金いたしましたことをご報告いたします。

 

 このことから、Ottocoinのブロックチェーン自体は確認できる範囲では壊れておらず、動かす意思さえあればきちんと動くことが認められましたので、併せてご報告させて頂きます。

 

 

 

 

それでは、今後注目すべき3つのポイントを書かせて頂きます。

 

①ブルガリアのノード

 

 先ず、最も重要なポイントは、やはりブルガリアのノードです。

 今後もシーダーとして、引き続きOttocoinブロックチェーンに接続し続けていくか否かという点が、一番重要な要素であると考えております。

 昨日の記事でも書きました通り、Ottocoinブロックチェーンにとって、このブルガリアのノードは言わば生命線であり、本ノードがネットワーク上で生存している限りは、Ottocoinは死滅していないと判断できます。

 

 

②Ottocoin公式サイトのサーバー有効期限

 

 続く重要ポイントは、Ottocoin公式サイトのサーバーのRegistry Expiry Date(サーバー有効期限)が、下図の通り、2019年4月7日までであるという点です。

 

 Ottocoin公式サイトのサーバーの登録日は2017年4月7日で、もともとの有効期限は1年間(即ち2018年4月7日まで)となっておりました。

 それが前回、期限が切れる約1ヵ月前の2018年3月10日にサーバー契約の更新を行っており、今回二度目の更新を行うか否かが重要な見極めのポイントでもあります。

 

 契約更新せずにサイト自体が閉じてしまった場合は、デスクトップウォレットもダウンロードできなくなってしまうため、Ottocoinに関する一切の情報が途絶えることにもなります。

 そのため、今後約1カ月半の間に契約の更新がされるか否かという点も、ブルガリアのノードに次ぐ生命線であるとも言えます。

 

 下記に、私がWebサイトのドメイン情報を調べる際に良く利用するサイトのURLを何カ所か掲載いたしますので、ご興味のある方はご自分で調べてみて下さい。
 

https://www.makko.biz/whois/?q=ottocoin.com

https://tech-unlimited.com/whois.html

https://whois.net/

https://mgt.jp/t/ping

 

 

③報酬マイニング開始時期明記の件

 

 最後の重要ポイントは、少し先のお話しとなります。

 

 OttocoinのGitHubには、下図の通り、報酬が伴うマイニング開始時期が「2020年1月1日」からであると明記されております。

 

 まだ10ヶ月も先の話しにはなりますが、この情報をOttocoin運営がGitHubに掲載したのは、2017年8月のことです。

 当時、9,999,999枚のOttocoinを2017年4月8日にプレマインしてから、報酬マイニング開始時期が二年半以上も先であるという点には、強い違和感と、それよりも強い興味深さを感じたことを今でも覚えております。

 何か大きな意図があっての2020年なのか?それともただ漠然と設定しただけであったのか…

 いくら考えましても今の段階では答えが見つかるわけではありませんので、この件は暫く忘れておこうと思います。

 

 

 

 「今後の注目点」に関する記事は以上となりますが、今後Ottocoinがどうなっていくのか…?に関しましては、引き続き今までと変わらぬ興味を持ちつつ、起こり得る全ての事実に対し真摯に向き合って参りたいと考えておりますので、皆様今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

 

また何か変化がありましたら、ご報告させて頂きます。
ありがとうございました。

②現時点で出来ること

 

 Ottocoin運営によるマイニングが停止し、Webウォレットサイト、エクスプローラーサイトが共にダウンし、どこかの取引所に上場している訳では無い現状におきまして、恐らく多くの方は身動きが取れない状態であろうかと思われます。
 

本記事では、このような状況の中で(意味がある無いに拘らず)、出来ることをご紹介いたします。

 

現時点で出来ることは、大きく分けて4つあります。

 

 

① デスクトップウォレットを導入し、最新ブロックまでの同期を行うことが出来る。

 

 Ottocoinの公式Webサイトがダウンしていないことから、現時点でもデスクトップウォレットの本体(Windows版・Mac版共に)がダウンロード可能です。

 

 「現状の把握」記事で書きました通り、ブルガリアのノードとの接続が可能な状態ですので、Ottocoinを全く保有していない方でも、最新ブロック(Block #206082)までのトランザクション情報を同期しておくことが可能となっております。(下図参照)

 

 

 

 

② デスクトップウォレットから、送金を行うことが出来る。

 

 Ottocoinをデスクトップウォレットで管理している方は、デスクトップウォレットから送金処理を行う事ができます。
 ただし、マイニングを行わないとトランザクションが生成されませんので、マイニングが行われるまでは送金先には着金いたしません。

 

 

 

③ Webウォレット → デスクトップウォレットにウォレット情報をインポートすることが出来る。

 

 Webウォレットをお持ちの方で、ご自分の秘密鍵がお解りの方は、お財布の内容をデスクトップウォレットに移行(インポート)することが出来ます。

 この作業には、ブロックチェーンの動止は影響しないため、いつでもウォレット情報を移行(インポート)することが可能です。

 

 

 

④ Ottocoinのマイニングを行うことが出来る。

 

 これはパソコンをお持ちの方限定ですが、CPUを使用したマイニングを行う事が出来ます。

 ただし、マイニング中は、常時パソコンのCPUをフル稼動させますので、パソコンに負荷を与えたくない方にはおススメできません。
 

 マイニングを行うことで、

 

 1. 2018年10月5日以降に送金処理したものの、送金先ウォレットに着金していなかったOttocoin

    が着金します。

 

 2. どなたかの送金処理のトランザクションを刻むことで、送金手数料を得られる場合があります。

 

 

 

 

 「現時点で出来ること」は以上となりますが、本記事を書くついでに、約4ヶ月ぶりにマイニングを行ってみようと思います。

 

 現在の最新ブロックが「206082」ですので、今回は断続的に「206500」まで進めてみようと思います。

 

 もし、Ottocoinのウォレット間の移動や、第三者のウォレットに送金を行いたい方がいらっしゃいましたら、この機会に送金処理を行ってみてください。

 

マイニング開始は、本日21時頃を考えております。

 

 

「今後の注目点」に続きます。
 

 2019年に入り1ヶ月半が経過いたしましたが、ここで一度、Ottocoinに関する「現状の把握」と「現時点で出来ること」、「今後の注目点」に関しまして、記事にしておきたいと思います。

 

①現状の把握

前回の記事にも一部書きました通り、昨年2018年10月は、Ottocoinホルダーにとって無視できない出来事がいくつかありました。

今一度、時系列でご説明いたします。

 

 

2018年10月3日

Webウォレットのサイトが開けなくなりました。

 

 2017年4月のOttocoinブロックチェーン運用開始後、このWebウォレットサイトのサーバーはOttocoinブロックチェーンの1ノードとして、Ottocoinのネットワークに常時接続しておりましたが、2018年10月3日のWebウォレットサイトのダウンと同時に、ブロックチェーンからも外れました。
(WebウォレットサイトのIPアドレスは「165.227.180.29」です)
 

 

・Ottocoin運営によるマイニングが停止しました。

 

 Ottocoin運営によるマイニングは、以下6台のサーバーのうちの何れか(もしくは複数台)で行われていたと考えております。

 

 「165.227.115.237」
 「159.203.103.28」
 「174.138.54.115」
 「159.203.123.166」
 「138.197.2.219」
 「165.227.180.29」

 

 この内、一番下のサーバーはWebウォレットのサーバーとなります。

 

 これら6台のサーバーは、2017年4月のOttocoinブロックチェーン運用開始後、Ottocoinブロックチェーンのノードとして、それぞれがOttocoinのネットワークに常時接続しておりましたが、2018年10月5日のマイニング停止と同時に、6台全てがブロックチェーンから外れました。

 

 逆に、この中の何れかがブロックチェーンから外れた事により、Ottocoinのマイニングが停止した、ということにもなります。

 

 

2018年10月21日

 

エクスチェンジャーのWebサイトが開けなくなりました。

 

 エクスチェンジャーのWebサイトのサーバーは、Webウォレットサイトなどのサーバー同様、2017年4月のOttocoinブロックチェーン運用開始後、Ottocoinブロックチェーンの1ノードとして、Ottocoinのネットワークに常時接続しておりましたが、こちらも2018年10月21日のサイトダウンと同時にブロックチェーンからも外れました。

(エクスチェンジャーサイトのIPアドレスは「165.227.180.28」です)

 

 

エクスプローラーのWebサイトが開けなくなりました。

 

 エクスプローラーのWebサイトのサーバーは、他の関連するWebサイトとは異なり、もともとOttocoinブロックチェーンには接続しておりませんでした。

(エクスプローラーサイトのIPアドレスは「165.227.180.31」です)

 

 

 

 このように、Ottocoin運営側のサーバーの多くが停止状態となってしまいましたが、現在でも次の2か所だけはOttocoinの存在を示す足跡が認められます。

 

 

1. Ottocoin公式Webサイト

 

 説明不用かと思いますが、Ottocoinの公式Webサイトです。

 サイト自体は、2017年10月11日(この日は言語選択に「日本語」が追加されました)以降は更新されておりませんので、放置状態であるとも考えられます。
 ドメイン情報を調べてみますと、下図の通り、最終更新日は2018年3月10日となっており、この日にサーバー契約の更新を行っております。

 (Ottocoin公式WebサイトのIPアドレスは「104.236.97.56」です)

 

 

 

 

 

2. Ottocoinブロックチェーン上の「213.169.33.11」のノード

 

 Ottocoinのデスクトップウォレットを起動させ、数分間放置しますと、このノードだけには常時接続できることが確認出来ると思います。

 

接続しているノードの確認方法は、次の通りです。

  ①メニューの「Help」から「Debug window」を 選択します。

  ②「Console」タブを選択します。

  ③最下部の空欄に、「getpeerinfo」と打ち込みます。

  ④「エンターキー」を押します。 


上記の方法で、下図の通り、現在自分のウォレットと接続している全てのノードを表示させることが出来ます。

 

 

 

 

 この「213.169.33.11」のノードは、下図の通り、ブルガリアからの接続であることが解ります。

 

 また、このノード自体は、2017年4月のOttocoinブロックチェーン運用開始以降、現在までの約1年10ヶ月の間、絶えず接続していたことを確認しております。

 

 

 

 

 

 ここまでが「現状の把握」となりますが、最後に、このブルガリアのノードの存在意義に関しまして、ご説明させて頂きます。
 

 先ず、このブルガリアのノードは、接続期間やその他の理由により、私はOttocoin運営側のノードであると考えております。

(その他の理由としては、同じブルガリアのIPアドレスを使用して、3台ほどのサーバー(もしくはPCの類)を相互補完し合いながら接続していることが認められる点)

 

 

 ブロックチェーンの性質上、私たちOttocoin保有者にとって、また運営側にとってもこのブルガリアノードは無くてはならない存在なのですが、その大きな理由は次の2点です。

 

① Ottocoinのデスクトップウォレットを新規にインストールした際に、最新ブロック(Block # 206082)までの全トランザクション内容を、いつでも同期可能な状態にしておくため。
 

 万が一、このノードの接続が無くなってしまった場合は、新規にデスクトップウォレットを導入した人がいたとしても、その時点で他に誰もデスクトップウォレットを起動している人がいないと、新しく導入した人のウォレットは全く使えないものとなってしまいます。
 

 

② 更に重要な理由は、運営側として常に最新のブロック(第三者がマイニングしたブロック含む)を保持し続けておく必要があるため。
 

 OttocoinもBitcoin同様、中央集権的な監視者やサーバーが存在しないとされています。

 このブルガリアのノードが無くなってしまった場合において、仮に私が「Block # 206082」以降のマイニングを行ったとします。

 そのマイニングの記録を保持した(私も含めた)ノードが、それ以降、一切Ottocoinのネットワークに接続しなかった場合、別のノードから見た際の最新ブロックは「Block # 206082」で留まっているため、将来的な二重払いの発生や、オーファンブロック(孤立ブロック)の発生を生じさせる可能性を秘めてしまうことになり、最悪なケースとしてブロックチェーン自体を壊してしまう場合もあります。

 このことから、Ottocoin運営としては、常に最新Blockの全トランザクションを保持しているノードがある、ということが必要なのです。

 

 

 

 以上のことから、このブルガリアのノードの恒常的な接続状態は、逆説的に考えますと、Ottocoin関連の複数のWebサイトがダウンし、更に目に見える進展が何も認められない現状におきましても、「100%停止」しているとは言い切れない部分であるとも言えます。
 

 Ottocoinの未来を考える場合には、それだけこのブルガリアのノードは重要であるということになります。

 

「現時点で出来ること」に続きます。

【検証その3】
マイニングとWebウォレットサイト(サーバ)との関連性

この度、Ottocoinのマイニングが停止した時期と、Webウォレットサイトに接続出来なくなったタイミングがほぼ同時であったことから、この二つの事案は非常に関連性が高いものと考えられます。

言い方を変えますと「同じ組織体による意図した行動」であると判断せざるを得ません。

当初、マイニングが何らかのトリガーとなり、マイニングが再開することでWebウォレットも連動して稼働し出すことも可能性の1つとしては考えておりましたが、ソロマイニングを行った限りにおきましては、この可能性を否定する結果となりました。

もっとも、この度のマイニング停止がサーバーに起因する出来事であった場合は、連動している可能性もあろうかと思われます。

何れにいたしましても、現時点におきましては、意図してOttocoinのマイニング停止、及びWebウォレットサイトをダウンさせた可能性が高いものと考えております。

また、本日、今日まで常時接続していたドイツ(62.138.3.215)からの接続がシャットダウンいたしました。

これで現時点におきまして、6月以降常時接続し続けているIPアドレスは、USA(165.227.180.28)とブルガリア(213.169.33.11)の2つだけとなりました。

この2つの接続が何者であるかは解りませんが、稼働していないOttocoinのデスクトップウォレットを立ち上げっぱなしにする意味はあまり無いものと考えられますので、恐らくOTTO運営関係者であろうかと推測しております。

特に、USA(165.227.180.28)からの接続は、マイニング停止時にシャットダウンしたUSAからの接続先の1つ(165.227.180.29)と同じISP(プロバイダ)のものであるため、かなりの確率で同一人物である可能性が高いと考えております。


前回マイニングが停止した2018/3/13の際は、再稼働するまで約4日ほどの空白期間がありました。

今回も同様に考えた場合、10/7~10/8頃に再稼働する可能性が考えられますが、Webウォレットサイトも同時に接続できない状態であることも加味して考えますと、今の段階では予想し辛い状況ではあります。

Ottocoinに関しましては、また新たな発見がありましたら、ご報告させて頂きます。

 

追伸

「Bitregion管理のBTCウォレットの現在」に関しまして、近日中に記事を書きたいと考えております。

【検証その2】
マイニングフィー(手数料)を得ることが出来るか否かの検証

 

Ottocoinを送金する際には、基本的には手数料(マイニングフィー)が必要となります。これは、ビットコインや他の多くのアルトコインと同様です。

「基本的には」と記載したのには理由がありまして、Webウォレットから送金する場合は必ず必要でしたが、デスクトップウォレットから送金する場合は、必要としない場合があるからです。

どういった場合は必要として、逆にどういった場合は必要としないのか?に関しましては、未だ詳細ははっきりとは解りませんが、今までの経験では、0.001 OTC以下の少額送金の際には、必ず必要となっておりました。

さてそれでは、この支払った手数料は一体どこに行くのか?に関しまして、考えてみたいと思います。

通常はマイニングを行ったマイナーの手元(ウォレット)に入るはずですが、Ottocoinの場合はどうでしょうか。

 

Ottocoinのgithubによりますと、報酬マイニングの開始時期は2020/1/1と記載されております。

 

そうしますと、それまでの間のマイニングフィーは、どこに行くのでしょうか…

推測では、現時点でマイニングを行っている者(OTTO運営など)の手元に入ると考えられますが、これについて確証はありませんでした。

 

この度、OTTO運営と考えられる接続によるマイニングが停止したことにより、この件に関しまして具体的に検証できる良い機会を得ましたので、実際に検証してみました。

以降、画像を踏まえて細かくご説明して参ります。


①先ず、ネットワーク内で新しいBlockが生成されていない状態(マイニングされていない状態)に接続しますと、Walletの表記は「out of sync」となります。

 

②続きまして、マイニングを開始いたします。

 

③マイニング開始と同時に、PCのCPUがほぼフル稼働状態となります。

 

④最初のBlockを記録(マイニング)すると同時に、アンテナマークの下に「緑チェックマーク」が入ります。

 

⑤別のPCのデスクトップウォレットから、どこかに送金してみます。

※今回送金先は「TOP100」ランキングの第1位のアドレスに送金してみます。

 

※送金額は「0.00002345 OTC」とします。

 

※送金の際は、必ず確認窓が開きます。

 

※手数料が必要なときは、もう一度手数料に関する確認窓が開きます。

 

※送金すると、PC画面上にポップアップが表示されます。

 

※トランザクションには手数料を含めた「0.00102345 OTC」の送金が確認できます。

 

※送金先には、きちんと着金したことが解ります。

 

⑥マイニングを行っているPCに戻ります。

※下の画像は、送金が行われたBlockの1つ前のBlockの状態です。(Block #206032)

 

※下の画像は、送金が行われたBlockをマイニングした際の状態です。(Block #206033)
※「Immature」の文字と共に、マイニングフィーの「0.001 OTC」が表示されました。

 

⑦当該送金のマイニングと同時に、下図の通り、PC画面上にポップアップが表示されます。

 

⑧マイニングフィーが入金扱いとなるには、「30 Confirmations = 30 Blocks」必要であることが解ります。

 

⑨ウォレットの「Overview」で確認すると、トランザクションにはマイニングマークが表示されるものの、「Balance」上はまだ着金扱いとはなりません。

 

⑩それから待つこと約2時間、送金記録をマイニング後ちょうど30ブロック目の「Block #206062」をマイニングした際に、「時計マーク」が「緑チェックマーク」に変わりました。

 

⑪「Overview」で確認すると、「Immature」の文字が消え、「Balance」欄にはマイニングフィーである「0.001 OTC」が表示されます。

 

 

この度の検証により、現時点におきましても、マイニングフィーを受け取ることが可能である、という事が解りました。

 

【検証その3】に続きます。

下図の通り、日本時間2018/10/3 18:39:42生成の[Block #205982]を最後に、OTTO運営と思われる接続によるOttocoinのマイニングが停止いたしました。

(前回停止した2018/3/13からは、204日振りの停止となります)

 

 

 

また、今回はマイニングの停止に合わせる形でWebウォレットサイトにも接続できなくなりました。

(私の記憶する限りにおきましては、OttocoinのWebウォレットサイトに接続できなくなるのは、今回が初めてです)

 

 

 

そこで、この機会に私の方でソロマイニングを行い、下記の検証を行いましたのでご報告いたします。


【検証その1】
今までマイニングを行っていたOTTO運営と思われる接続のあぶり出し


【検証その2】
マイニングフィー(手数料)を得ることが出来るか否かの検証


【検証その3】
マイニングとWebウォレットサイト(サーバ)との関連性



なお、この度のソロマイニングにおける概要は下記の通りです。


#1 マイニング方法 : QTウォレットによるCPUマイニング(Core i7-4820K CPU @ 3.70GHz)

#2 マイニング期間 : 2018/10/4~2018/10/5(断続的に)

#3 マイニングしたBlock数 : 205983~206082(100 Blocks)

 


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【検証その1】
今までマイニングを行っていたOTTO運営と思われる接続のあぶり出し

 

先ず、ソロマイニングを行う前に、確認したいことがありました。

 

それは、現在Ottocoinのマイニングを行っている端末(接続)の手掛かりです。

 

Explorerサイトの「Network」タブは、過去24間以内に接続したIPアドレスが表示される仕組みになっております。

そこを逆に利用し、この度マイニングが停止した2018/10/3 18:39から24時間経過後の接続ログと、それ以前の接続ログを比較することで、今までマイニングを行っていた接続先のあぶり出しを行うことが出来ます。


前提として、

#1 私の方では、2018年6月以降における「接続IPアドレス」に関しまして、1日1回記録しております。

#2 以前は「Network」タブの「Country」項目には国名が記載されておりましたが、2018/7/3以降は記載が消えております。

#3 下記に列記するIPアドレス(9つ)は、全てがOttocoinのネットワークに常時接続(24時間)されているものです。



【マイニング停止24時間経過後に切断されたIPアドレス】

165.227.115.237    United States
159.203.103.28    United States
174.138.54.115    United States
159.203.123.166    United States
138.197.2.219    United States
165.227.180.29    United States



【マイニング停止後も接続状態が継続しているIPアドレス】

165.227.180.28    United States
213.169.33.11    Bulgaria
62.138.3.215    Germany




上記により、この度のマイニング停止と直接関係のあるIPアドレスは、6つ(上記赤字)に絞ることが出来ました。

この6つの中の何れか(もしくは全て)が、マイニングを行っていたOTTO運営と思われる接続であると考えられ、また、全てが「米国」からの接続であることが解ります。

(但し、この接続自体がTorやVPNを使用したものか否かは判断出来かねます)

 

【検証その2】に続きます。

 

デスクトップウォレットで管理しているウォレットアドレスの、秘密鍵(プライベートキー)の確認方法を解説いたします。

Webウォレットの秘密鍵は、右上の「歯車マーク」の中から直ぐに確認することが出来ますが、デスクトップウォレットの場合はコマンドを使用して確認することになります。

 

[Windows編]

 

※ 前準備といたしまして、もしデスクトップウォレットにパスワードロックを設定している場合は、先に解除しておいてください。 パスワードロックが掛かった状態では、秘密鍵を表示させることは出来ません。

 

①メニューの「Help」から「Debug window」を 選択します。

 

②「Console」タブを選択します。

 

③最下部の空欄に、「dumpprivkey」と打ち込みます。

 

④半角スペースを1個空けます。

 

⑤デスクトップウォレットの左側メニューから「Receive coins」をクリックします。

 

⑥秘密鍵を調べたいウォレットアドレスの上で右クリックし、メニューの中から「Copy Address」をクリックします。

 

⑦④の半角スペースの後に貼り付けます。

 

⑧「エンターキー」を押します。 
 すると、当該ウォレットアドレスの「秘密鍵(プライベートキー)」が表示されます。
 この「秘密鍵(プライベートキー)」があれば、万が一、PCが壊れてしまった場合や、バックアップファイルが壊れてしまった(紛失してしまった)場合などでも、当該ウォレットアドレスの中身をいつでも復元する事が出来ます。

※ この秘密鍵は、第三者には絶対に見せないようにしてください。

 

 

 

[Mac編]

 

※ 前準備といたしまして、もしデスクトップウォレットにパスワードロックを設定している場合は、先に解除しておいてください。 パスワードロックが掛かった状態では、秘密鍵を表示させることは出来ません。

 

①上部メニューバーから、Help > Debug window > Consoleを開きます。

②最下部の 空欄に、「dumpprivkey」と打ち込みます。

③半角スペースを1個空けます。

④デスクトップウォレットの左側メニューから「Receive coins」をクリックします。

⑤秘密鍵を調べたいウォレットアドレスの上で「control+クリック」し、コンテキストメニューの中から「Copy Address」をクリックします。

⑥③の半角スペースの後にペーストします。

⑦「エンターキー」を押します。 
 すると、当該ウォレットアドレスの「秘密鍵(プライベートキー)」が表示されます。
 この「秘密鍵(プライベートキー)」があれば、万が一、PCが壊れてしまった場合や、バックアップファイルが壊れてしまった(紛失してしまった)場合などでも、当該ウォレットアドレスの中身をいつでも復元する事が出来ます。
※ この秘密鍵は、第三者には絶対に見せないようにしてください。

 

デスクトップウォレットは、Webウォレットとは異なり、複数のアドレスを一元管理することが可能です。

そのため、使い方によっては、複数のアドレスにOttocoinが分散保管されている状態となり、デスクトップウォレットの「Balance」の表示と、Explorerでウォレットアドレスを検索した場合とでは、残高が異なる事があります。

そのようなときに、デスクトップウォレットで管理しているウォレットアドレス毎に、現在残高を表示させる方法を解説いたします。

 

[Windows編]

①メニューの「Help」から「Debug window」を 選択します。

 

②「Console」タブを選択します。

 

③最下部の 空欄に、「listaddressgroupings」と打ち込みます。

 

④「エンターキー」を押します。 
 すると、デスクトップウォレットで管理しているウォレット毎に、現在のOttocoin残高が表示されます。

 

 

 

[Mac編]

 

①上部メニューバーから、Help > Debug window > Consoleを開きます。

②最下部の 空欄に、「listaddressgroupings」と打ち込みます。

③「エンターキー」を押します。 
 すると、デスクトップウォレットで管理しているウォレット毎に、現在のOttocoin残高が表示されます。

 

本記事では、暗号通貨取引所C-CEXにおきまして、本日付で取引停止となりましたコインに関しまして、まとめておきたいと思います。


C-CEXサイトにおきまして、本日午前8時過ぎにメンテナンスとなり、その後8:40頃ほぼ一斉に上場廃止予定であったコインがコイン一覧から削除されました。

※ C-CEXサイトは、アカウント作成時のタイムゾーン設定前におきましては、GMTグリニッジ標準時(GMT±0)に設定されております。
  従いまして、今般の上場廃止日時は、事前告知通り2018/5/11(23:40頃)に行われた事になります。

 

 

本日上場廃止(取引停止)になりましたコインの中には、皆さまご承知の通り「Ottocoin」も含まれておりましたので、それ以降、一切の取引が出来ない状態となっております。

但し、C-CEXにおけるOttocoinのデポジット等のLedger情報は現時点でも表示されており、Withdraw(執筆時)も可能となっております。

Withdrawできる状態がいつまで続くかに関しましては現時点では解りませんが、万が一、今現在ご自分のウォレットに送金されておられない方も、今からWithdraw(出金申請)を行う事は可能となっております。

取引停止後におきましてのWithdrawに関しまして、下図ご参照ください。

 

Ledger情報は取引停止後も残っております。

 

午後1時過ぎにWithdrawしてみました。

 

無事にウォレットに着金となりました。

 

 

次に、「実際に削除されたコイン」に関しましてご報告いたします。

 

2018/4/27に、Bitcoin ForumのC-CEXアカウントにおきまして発表されました「上場廃止コインリスト」には、ちょうど80種類がコインがノミネートされました。

それに対し、本日実際に削除されたコインは74種類でした。

つまり、6種類のコインは、上場廃止コインリストにノミネートされていながら、実際は廃止にはならなかったということになります。

削除対象となりながら、削除されなかったコインを下記列挙いたします。

 

・Gridcoin [GRC]
・InternetOfThings [XOT]
・LEOcoin [LEO]
・Luxmi [LUX]
・PabyosiCoin Special [PCS]
・TerraCoin [TRC]

 

興味深いことに、上記6種類の中には、日の取引高が殆どないコインも含まれております。

 

何故これら6種類のコインが削除対象となりながらも、削除されずに現在も残っているのかの理由は解りませんが、恐らく大人の事情であろうことを窺い知ることができます。

 

本日のご報告は以上となります。
また新たな発見がありましたら、記事にしたいと思います。