下図の通り、日本時間2018/10/3 18:39:42生成の[Block #205982]を最後に、OTTO運営と思われる接続によるOttocoinのマイニングが停止いたしました。
(前回停止した2018/3/13からは、204日振りの停止となります)
また、今回はマイニングの停止に合わせる形でWebウォレットサイトにも接続できなくなりました。
(私の記憶する限りにおきましては、OttocoinのWebウォレットサイトに接続できなくなるのは、今回が初めてです)
そこで、この機会に私の方でソロマイニングを行い、下記の検証を行いましたのでご報告いたします。
【検証その1】
今までマイニングを行っていたOTTO運営と思われる接続のあぶり出し
【検証その2】
マイニングフィー(手数料)を得ることが出来るか否かの検証
【検証その3】
マイニングとWebウォレットサイト(サーバ)との関連性
なお、この度のソロマイニングにおける概要は下記の通りです。
#1 マイニング方法 : QTウォレットによるCPUマイニング(Core i7-4820K CPU @ 3.70GHz)
#2 マイニング期間 : 2018/10/4~2018/10/5(断続的に)
#3 マイニングしたBlock数 : 205983~206082(100 Blocks)
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【検証その1】
今までマイニングを行っていたOTTO運営と思われる接続のあぶり出し
先ず、ソロマイニングを行う前に、確認したいことがありました。
それは、現在Ottocoinのマイニングを行っている端末(接続)の手掛かりです。
Explorerサイトの「Network」タブは、過去24間以内に接続したIPアドレスが表示される仕組みになっております。
そこを逆に利用し、この度マイニングが停止した2018/10/3 18:39から24時間経過後の接続ログと、それ以前の接続ログを比較することで、今までマイニングを行っていた接続先のあぶり出しを行うことが出来ます。
前提として、
#1 私の方では、2018年6月以降における「接続IPアドレス」に関しまして、1日1回記録しております。
#2 以前は「Network」タブの「Country」項目には国名が記載されておりましたが、2018/7/3以降は記載が消えております。
#3 下記に列記するIPアドレス(9つ)は、全てがOttocoinのネットワークに常時接続(24時間)されているものです。
【マイニング停止24時間経過後に切断されたIPアドレス】
165.227.115.237 United States
159.203.103.28 United States
174.138.54.115 United States
159.203.123.166 United States
138.197.2.219 United States
165.227.180.29 United States
【マイニング停止後も接続状態が継続しているIPアドレス】
165.227.180.28 United States
213.169.33.11 Bulgaria
62.138.3.215 Germany
上記により、この度のマイニング停止と直接関係のあるIPアドレスは、6つ(上記赤字)に絞ることが出来ました。
この6つの中の何れか(もしくは全て)が、マイニングを行っていたOTTO運営と思われる接続であると考えられ、また、全てが「米国」からの接続であることが解ります。
(但し、この接続自体がTorやVPNを使用したものか否かは判断出来かねます)
【検証その2】に続きます。