②現時点で出来ること
Ottocoin運営によるマイニングが停止し、Webウォレットサイト、エクスプローラーサイトが共にダウンし、どこかの取引所に上場している訳では無い現状におきまして、恐らく多くの方は身動きが取れない状態であろうかと思われます。
本記事では、このような状況の中で(意味がある無いに拘らず)、出来ることをご紹介いたします。
現時点で出来ることは、大きく分けて4つあります。
① デスクトップウォレットを導入し、最新ブロックまでの同期を行うことが出来る。
Ottocoinの公式Webサイトがダウンしていないことから、現時点でもデスクトップウォレットの本体(Windows版・Mac版共に)がダウンロード可能です。
「現状の把握」記事で書きました通り、ブルガリアのノードとの接続が可能な状態ですので、Ottocoinを全く保有していない方でも、最新ブロック(Block #206082)までのトランザクション情報を同期しておくことが可能となっております。(下図参照)
② デスクトップウォレットから、送金を行うことが出来る。
Ottocoinをデスクトップウォレットで管理している方は、デスクトップウォレットから送金処理を行う事ができます。
ただし、マイニングを行わないとトランザクションが生成されませんので、マイニングが行われるまでは送金先には着金いたしません。
③ Webウォレット → デスクトップウォレットにウォレット情報をインポートすることが出来る。
Webウォレットをお持ちの方で、ご自分の秘密鍵がお解りの方は、お財布の内容をデスクトップウォレットに移行(インポート)することが出来ます。
この作業には、ブロックチェーンの動止は影響しないため、いつでもウォレット情報を移行(インポート)することが可能です。
④ Ottocoinのマイニングを行うことが出来る。
これはパソコンをお持ちの方限定ですが、CPUを使用したマイニングを行う事が出来ます。
ただし、マイニング中は、常時パソコンのCPUをフル稼動させますので、パソコンに負荷を与えたくない方にはおススメできません。
マイニングを行うことで、
1. 2018年10月5日以降に送金処理したものの、送金先ウォレットに着金していなかったOttocoin
が着金します。
2. どなたかの送金処理のトランザクションを刻むことで、送金手数料を得られる場合があります。
「現時点で出来ること」は以上となりますが、本記事を書くついでに、約4ヶ月ぶりにマイニングを行ってみようと思います。
現在の最新ブロックが「206082」ですので、今回は断続的に「206500」まで進めてみようと思います。
もし、Ottocoinのウォレット間の移動や、第三者のウォレットに送金を行いたい方がいらっしゃいましたら、この機会に送金処理を行ってみてください。
マイニング開始は、本日21時頃を考えております。
「今後の注目点」に続きます。