new暴れん坊商人~視覚障害者の呟き~ -85ページ目

ピアカウンセリング

 人生いろいろとあるものである。
 結構、きついものではあるが、どうにか落ち着いてはきた。
 けんど、まだまだ気を緩めるわけにはいかない様子である。
 
 先週の28日(土)~29日(日)と2日間のピアカウンセリング講座に行って来た。
 視覚障害者対象の講座であった。
 会社で従業員からの相談の電話を受ける機会も多く、カウンセリングの方法について何か役にたつこともあろうと思ったのである。
 
 講師は東京から来た全盲の女性、あとの二人も神戸と大阪の弱視の女性であった。
 ピアカウンセリングとは何ぞやについては書かないが、2日間よく聞き、そして話した。
 相手と同じ立場に立ち、相談相手と話すことにより、その人自身で問題点の解決方法を見出せるように導くものであり、決してこちらからアドバイスはしてはいけないそうである。
 ここらへんは会社での欧州話法には少し使えないかも知れないと思った。
 けんど、相手の本音を吐き出させその中で自分も何かを見いだす・・・ってかなぁ?
 まあ、2日間では習得できるような生易しいものではなかった。
 この講座に来ていた受講者11人はなんとも活発で元気一杯の人ばかりではあったが、家族の中での心配事もあり、集中はできなかったかなぁ?
 まっ、そういう時もあるわさ。

お兄ちゃんがやってくれました

 再び、息子がしょげて帰ってきた。
 自転車を取られたと言う。
 学校の駐輪場に置いていて、鍵をしていなかったという。
 先日、学生カバンを取られたばっかりなのになにをしているのやら。
 カバンは出てきたものの、盗難届けを出しても一向に見つかる気配はない。
 今、高校3年生なので新たに自転車を買うわけにもいかず、妻が使用していた電動自転車を使わすことにした。
 ちょっとママチャリっぽいけんど、自業自得ってとこですかね。
 おきてしまったことはしょうがないけんど、しっかりしてくれよ。

ハムスター4代目

 半年振りに、我が家にハムスターがやって来た。
 パールホワイトのジャンガリアンのメス。
 名前をプリン「プーチャン)と言う。
 前に飼っていた姫チャンは3年間生きて長寿をまっとうした。
 今回のハムスターで4代目である。
 ハムスターを選ぶコツは、ペットショップで赤ちゃんハムスターの中に手を入れて、逃げ惑うヤツはダメ。
 小さいながらも手のひらに最初から乗ってくるやつを選ぶ。
 そうすれば大きくなっても家族同様、手のひらに載せて顔の近くまで持ってきてお話ができるというものである。
 これから暑い日が続くので、豆に掃除をしてやらんといけんです。
 プーチャン、よろしくね。

ご馳走村

 先日の息子の誕生日に、久々に家族全員揃って外食をした。
 「ご馳走村」という、昼間は定職を中心に、夕方から夜にかけては一品料理を中心とした居酒屋風のお食事どころである。
 夕方開店の5時ちょっと前に行くと、店内で夕礼であろう「いらっしゃいませぇ。」などの挨拶の訓練をしていた。
 開店しいざ店内へ、お座敷に家族4人揃いメニューを見る。
 パスタからどんぶり、焼き鳥、刺身といろいろある。
 わしは握りずしの盛り合わせ、息子と妻はなんちゃらパスタ、娘は鳥増水、それに飲み物と焼き鳥数本、後から追加でスルメイカの姿焼きと焼き鳥、たこわさび増水。
 いろいろ食いました。
 会計5700円也。
 どれも味がしっかりとしていておいしかった。
 ここは息子がアルバイトでの飲み会の時に使用したことがある場所だとの事。
 18歳になった息子。
 もうしばらくしたらわしとこんな居酒屋で一杯飲むことができるようになるのかと、わしよりはるかに身長が伸びた男らしくなった体格を感じ、感慨不快ものを感じた一日なのでした。

Ipodって?

 今日は上のお兄ちゃんの誕生日プレゼントを買いにY電器に行ってきた。
 MDプレイヤーが壊れたので「Ipod」が欲しいとのこと。
 パソコンのことは結構わかっているつもりでも、最近の若者の間で流行っているものには、結構、うといわしである。
 実物を見てみると音楽を再生する機会ではあるがこりゃまた小さい。
 100円ライターを薄っぺらにしたって感じ化?
 音楽をほぞんでっきるハードの容量の大きさで値段が違うらしい。
 Ipod nanoの4ギガのものを購入。
 2万5千円なり。たっけーー。
 家に帰ってきてからわしのノートパソコンにアップル社の「Itunes」という無料のソフトをダウンロードする。
 息子と二人であああでもないこうでもないと操作しつつ、どうにか使用方法がわかってきた。
 「Ipod」ってのは単なる音楽を再生するためのものであり、パソコンの「Itunes」ってソフトにインポートした音楽が、USBポートでつないだ「Ipod」に転送され、それを屋外でイヤホンで聞く。
 こんな感じかなぁ?
 まだまだいろいろできるみたいだけど、まあしょせん息子の持ち物なんだからえっかぁ。
 けんどおもしろそうだなぁ?

学生カバンの行方

 息子が学校からしょげて帰ってきた。
「学生カバンを盗まれた。」
とポツリ。
 学校の帰り道に自転車を停めて貸しCDを返却する間、ちょっとの時間だからと自転車の二台に学生カバンとコンビニで買ったお菓子を置いたままにしていたという。
 しばらく回りを探したが見つからず、やむをえず帰宅したのであった。
 中には貴重品は入っていなかったが、学生証と教科書とノートプリント、そして息子が一番気にしていたのが弁当箱であった。
 わしはすぐにその貸しCDショップに電話して届出があったら連絡してくれるようにお願いをし、近くの交番に電話した。
 すぐに被害届を出しにきてくださいとのこと。
 わしは目が見えないので息子と妻が自転車で出かけた。
 40分くらいたってから他の交番から電話があり、家の前に置いてあったカバンを見つけてくださった方が、10時を過ぎているのにもかかわらず、明日の学校に困るだろうと、わざわざすぐに届けてくれたとのこと。
 妻の携帯に電話して、折り返しその交番に受け取りに行って、無事一件落着であった。
 家に戻りカバンの中を調べてみると、お菓子と弁当のお箸だけがなくなっていたとのことである。
 お城に近い商店街でもあり浮浪者が多いので置いてあったカバンを食べ物と金目の物がないかと取っていって、律儀にも家の前に見つけやすいように置いてくれたのであろう。
 わずか2時間の出来事。
 今頃息子のお箸を大事に使ってくれているのかなぁ。
 けんどすぐに見つかってよかったよかった。

確定申告

 昨日税務署から、今年の3月に申請した確定申告について面談要請のハガキが来ていた。
「こりゃー、わしが何か悪事を葉たらいたんかぁ?マルサかぁ?」
などとビビッてしまう。
 そこで今日税務署に電話をしてどこかに不適切な箇所があったのかと聞き、早速税務署に出頭した。
 ここ数日の社会保険庁の年金問題があってかどうかは知らんが税務署の受付から面談までの応対はとても丁寧で親切なものだった。
 結局は、不動産収入での扶養者控除の内、通常は38万円ではあるが、高校生から22歳までの子供は特別扶養者控除として63万円が控除金額となるとのことだった。
 それにより1万2千円の追加の還付金が支給されるとのことだった。
 わしも妻も冷や冷やしながら税務署に赴いたが単にそれだけのことであった。
 税務署も所得税を取ることだけを考えているのでなく、ちゃんとサラリーマンの低所得者のことを考えてくれていたんですね。
 ありがとさんでした。

誕生日

 先日このブログで話題にしたわしの誕生日がやってきた。
 会社から帰ると、妻が夕食の準備をしていた。
「さて食べようか?子供たちを呼んできて。」
と妻が言う。
 子供たちに声をかけると、妻が冷蔵庫から何やら出してきながら、
「●●ちゃん、あれ持ってきて。」
と娘に声をかける。
 娘が別の部屋からガサゴソ包みを持ってくる。
 そうテーブルの上には刺身の盛り合わせと冷酒とケーキ・・・。
 わしの誕生日の用意をしてくれていたのであった。
 ケーキのろうそくに火をつけて、
「ハッピバースデー」
と歌ってくれて、わしがろうそくの火を消すとプレゼントをわたしてくれた。
 財布と通勤時に弁当を入れていくショルダーバッグのプレゼントであった。
 うれぴーー。
 20年目の結婚記念日もあり、
「お父さんとお母さんも結婚して20年眼を向かえたけれど、これからも皆よろしくね。」
と挨拶する。
 随分年をとった誕生日パーティーではあったが、妻と子供たちの気持ちがうれしく涙がちょちょぎれたのでした。
皆、ありがとね。

6月の記念日

 6月3日の日曜日の午後、妻が買い物に行こうと言ってきた。
 スーパーの食料品売場で、
「今日は夕食何をするん?」
と聞くと、
「お寿司でも買おうと思うんだけど、明日は結婚記念日だしね。」
 そうそう6月4日はわしと妻の20年目の結婚記念日でした。
 磁気婚式だったかなぁ。
 わしが両親と過ごしていたのは大学生になり下宿をするために家をでた18年間でして・・・。
 それより長い間、妻と一緒に暮らしている現実が、なぜかしら不思議に思えてきました。
 
 6月は我が家での記念日が続く。
 結婚記念日、わしの誕生日、父の日、お兄ちゃんの誕生日・・・。
 いつもまとめて最後のお兄ちゃんの誕生日でお祝いをしている。
 最近、時間が経つのが速く思える。
 来年張るには上のお兄ちゃんは高校を卒業し、下の娘は中学3年生。
 わしも妻もすでに45歳を過ぎている。
 うーーーん・・・ですねぇ。

散発

 今日、娘と一緒に髪を切りに行った。
 妻はとあるセミナーでいないため、歩いて行ける巨利にある、散髪屋と美容院が並んであるところへ、娘の手引きで行った。
 
「普通、父親と、私くらいの中学生の子供が一緒に行くのも変じゃよね。普通なら反抗期でそれどころじゃないよね?」
と娘がポツリと言った。
 まったくその通りとは思ったが、父親は父親でそんなことは気にしていない。
 行き帰りの道すがら、今度学校の行事でのトライアルウィーク(職場実習)のことや小学校時代の運動会のことなどニコニコしながら話してくれた娘。
「大きくなったら、髪はやっぱし黒光りする赤色香茶髪だよね。」
おいおい大丈夫かいのぉ。まあ最近は髪を染めるのも当たり前のことなのかも知れないなぁ。
 手引きをして散髪屋に連れて行ったので、しっかり
「買いたい本があるんだけどなぁ。」
と小遣いせびられてしまいました。 苦笑
 けんど、ひさびさに横と後ろ髪を短めに刈り上げてスッキリしたなぁ。