新福菜館【8月8日まで】@新横浜ラーメン博物館 | Ramen Story Of L.I

新福菜館【8月8日まで】@新横浜ラーメン博物館

世界初のラーメンフードテーマパーク「新横浜ラーメン博物館」が30周年を迎える2024年へ向けた取り組みとして過去に出店した約40店舗の銘店が2年間かけ、3週間のリレー形式で出店するプロジェクト、2年で味わい尽くす、ラー博30年史~ラー博史上最大のプロジェクト「あの銘店をもう一度」を2022年7月1日から始動。

 

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過去に出店した約40店舗の銘店が2年間かけ3週間のリレー形式で出店するプロジェクトになり、並行して2022年11月7日より1994年新横浜ラーメン博物館の創業店が3カ月間のリレー形式で出店する「あの銘店をもう一度"94年組"」もスタート。

 

 

あの銘店をもう一度ここまで出店した店。

 

第1弾 2022年7月1日~7月21日「井出商店」

 

第2弾 2022年7月22日~8月11日「牛乳屋食堂」

 

第3弾 2022年8月12日~9月1日「頑者」

 

第4弾 2022年9月2日~9月22日「中華そば 一力」

 

第5弾 2022年9月23日~10月13日「伊豆あまからや」

 

第6弾 2022年10月14日~11月3日「中華そば 坂本」

 

第7弾 2022年11月4日~11月24日「名人の味 らーめん爐」

 

第8弾 2022年11月25日~12月15日「大砲ラーメン」

 

第9弾 2022年11月26日~2023年1月9日「八戸麺道 大陸」

 

第10弾 2023年1月10日~1月30日「谷口食堂」

 

第11弾 2023年1月31日~2月20日「麺の坊 砦」

 

第12弾 2023年2月21日~3月13日「やよいそば」

 

第13弾 2023年3月14日~4月3日「元祖 名島亭」

 

第14弾 2023年4月4日~4月24日「新・函館ラーメン マメさん」

 

第15弾 2023年4月25日~5月15日「支那そばや」

 

第16弾 2023年5月16日~6月5日「IKEMEN HOLLYWOOD」

 

第17弾 2023年6月6日~6月26日「カーザ ルカ -CASA LUCA-」

 

第18弾 2023年6月27日~7月17日「らぁ麺 むらまさ」

 

現在第19弾として出店中なのが「新福菜館」

 

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京都駅から徒歩5分ほどの場所に本店を構える新福菜館は全国区とも言える超有名店で初の「京都遠征」をした時に本店を訪れてます。

 

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新福菜館は全国各地のラーメン店を誘致している新横浜ラーメン博物館で初の関西地区から出店した店となります。

 

 

新福菜館が創業したのは昭和13年と京都と言うか関西では最古参の中華そば専門店。

 

 

新福菜館創業者は大正13年5月に入国し浙江省から日本に渡ってきた徐永俤氏。

 

 

眼鏡や反物の行商を経て京都駅前で奥さんと共に屋台から始めたのが歴史の始まりで、開業当時は中華そばに馴染のない時代だったからか1日5杯売るのがやっとだったとのこと。

 

 

その後徐々にお客が増えていき屋台から路面店を構えたのは昭和17年頃となり、現在本店のある場所とのこと。

 

 

新福菜館と言えばの名物ヤキメシは、創業者から引き継いだ山内勝氏が昭和40年代後半に考案したものになるそう。

 

 

山内氏は新福菜館の味に惚れ通い詰めた常連だったそうで現在新福菜館の代表となる創業者の娘と結婚し、修業を経て昭和46年に跡を継いだそう。

 

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創業から勝氏が継いだ昭和46年頃まで中華そばのスープに煮干しが使われてたらしく新福の特徴となる黒いスープも今ほど真っ黒ではなかったそうで、先代の味をブラッシュアップすべく煮干しを使用するのをやめて鶏ガラと豚の旨みを増やしたところ再び大繁盛店となっていったとか。

 

 

ラー博には1997年8月1日~2002年11月30日まで出店し、ラー博卒業してから数年後現在は閉店してますが「モザイクモール港北」に出店した。

 

 

横浜には出店したが何故か東京には出店しなかった新福菜館が2015年2月23日「新福菜館 麻布十番店」をオープンした後立て続けに2015年8月26日「新福菜館 秋葉原店」、2015年10月7日「新福菜館 人形町店(閉店)」がオープンし、今でも東京で食べれるけどラー博でレギュラー出店してた時は未食だったので楽しみにしてた。

 

 

すでに閉店してますが2015年12月21日伊勢佐木町に「新福菜館 伊勢佐木町店(閉店)」をオープンし、2015年は4軒も首都圏に開店したが全て直営店ではなくFC店になります。

 

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8日前の16時5分頃に到着すると並びはなく数人しかいなかったが、私が入った後外国人観光客を含めどんどん入ってきて退店時はほぼ満席に近い状態でした。

 

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出店してるスペースは「カーザ ルカ -CASA LUCA-」の跡地。

 

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新福菜館は暖簾が掛けられてる印象はないけど、ラー博では中華そばの暖簾が掛けられてます。

 

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店頭には昭和13年創業。京都最古参の中華そば専門店新福二大名物と写真付きで書かれたのが置かれてます。

 

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券売機。

 

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全メニューは、煮玉子入中華そば レギュラー1080円、ミニ800円・中華そば レギュラー930円、ミニ650円・煮玉子入チャーシュー麺 レギュラー1400円・チャーシュー麺 レギュラー1250円・ヤキメシ(小)450円・ねぎ150円・もやし150円・30周年記念メモリアルトレーディングカード50円。

 

 

新福菜館の基本となる中華そばとチャーシュー麺の2種類のみで、肉なしは無いが言えばもしかしたら対応してくれるかも。

 

 

なお、麺大盛は無いです。

 

 

そういえばこれまで出店したあの銘店をもう一度で、もやしトッピングがある店になります。

 

 

あの銘店をもう一度の店舗にも行くと30周年記念メモリアルトレーディングカードを5枚買ってます。

 

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卓上調味料はGABANホワイトペッパーシルバーパウダー・一味唐辛子。

 

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注文したのは「中華そば レギュラー」¥930+「ヤキメシ(小)」¥450

 

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チャーシュー麺にしようかと思ったけどデフォルト中華そば レギュラーとヤキメシ(小)を。

 

 

ルックスはこれぞ新福菜館としか言いようのない中華そばでブラックスープに少し油分が浮き上がり、チャーシュー麺にしなくても5枚位入り中央に九条ねぎが盛られてます。

 

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スープは濃口醤油味。

 

 

新福菜館の味わいなのは間違いないけど、ん~出汁もタレもライトでしたね。

 

 

出汁は鶏ガラをベースに豚出汁を合わせ、元々濃度は高くなく豚の旨味はいつものクッキリと輪郭を描くような感じで引き出されてなかった。

 

 

醤油ダレは創業時から使用してる京都の老舗醤油製造所「五光醤油」の熟成濃口醤油をベースに豚の旨みを加えてるそうで、この黒いスープなのでしょっぱいと思われるかもしれないけど塩味がビンビンに効いてるなんてことなく、尖りのない丸みのあるコク。

 

 

あっさりスープなのは変わらずだったしバランスという点でも良かったけど、本店などと厨房設備が異なるからなのか寸胴が馴染んでないのか全体的にライトな印象。

 

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麺は「近藤製麺工場」の中細ストレート。

 

スルスルした啜り心地の良さに歯応えも適度に残したシャキッとした食感。

 


スープの吸い込みが良いので麺が変色していきます。

 

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具はチャーシュー5枚・もやし・九条ねぎ。


チャーシューは薄切りスライスされたのが5枚入り、白身と赤身部分の
旨味も抜けず詰まり美味い。


もやしと九条ねぎのシャキシャキした歯ごたえがこの中華そばによく合います。

 

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ヤキメシ(小)はタレで使用してる濃口醤油で調理した黒いヤキメシで、醤油の香ばしい風味がふんわりと香りしっとりしてます。


もちろん作り置きなどせず出来たて熱々状態で提供されるのも嬉しく、この焼めしは唯一無二だと思うしめっちゃ美味かった~☆

 

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個人的にいつもの新福菜館の中華そばだったとは思えなかったが、ラー博で食べれたことに感謝。

 

 

都内で食べれるので秋葉原店などに行って食べてみよう。

 

 

次に出店する店も行きます。

 

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