中華そば 一力【9月22日まで】@新横浜ラーメン博物館 | Ramen Story Of L.I

中華そば 一力【9月22日まで】@新横浜ラーメン博物館

「新横浜ラーメン博物館」が30周年を迎える2024年へ向けた取り組みとして過去に出店した約40店舗の銘店が2年間かけ、3週間のリレー形式で出店するプロジェクト、2年で味わい尽くす、ラー博30年史~ラー博史上最大のプロジェクト「あの銘店をもう一度」を7月1日から開始。

 

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過去に出店した約40店舗の銘店が2年間かけ3週間のリレー形式で出店するプロジェクトになります。

 

 

あの銘店をもう一度ここまで出店した店。

 

第1弾 2022年7月1日~7月21日「井出商店」

 

第2弾 2022年7月22日~8月11日「牛乳屋食堂」

 

第3弾 2022年8月12日~9月1日「頑者」

 

第4弾として2022年9月2日~9月22日まで出店したのが「中華そば 一力」

 

 

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福井県敦賀市に店舗を構える中華そば 一力は福井県敦賀市が発祥と言われてるご当地麺「敦賀ラーメン」の人気店。

 

 

地元では知らぬ者はいないほどの有名老舗店で、創業したのは昭和33年と65年近い歴史があり近年はミシュランガイド北陸2021特別版にも選出された。

 

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首都圏では馴染のない敦賀ラーメンを提供し、製粉会社に勤めていた一力創業者が当時2万円で売り出していた屋台を購入し脱サラして始めたそう。

 

 

徐々に評判となり開業から5年もすると行列ができる屋台として知れ渡り、昭和52年12月17日現在の場所に店舗を構えたとか。

 

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ラー博には「DISCOVER郷土ラーメン」と言う企画の第一弾店舗として2008年5月18日~2009年2月28日まで出店してるが未食で、約10年前北陸遠征した時に一力も含め初めて敦賀ラーメンを食べました.

 

 

ちなみに敦賀ラーメンを首都圏で唯一食べれる店が下北沢にある「一龍」

 

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14時25分頃に到着すると並びはありませんでしたがほぼ満席で後からもコンスタントに出ては入ってきてた。

 

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券売機。

 

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全メニューは、中華そば レギュラー930円、大盛り1100円、ミニ650円・チャーシュー麺 レギュラー1280円、大盛り1450円・30周年記念メモリアルトレーディングカード50円。

 

 

ここまでこの企画に出店した店の中では1番メニューが少なく、中華そばとチャーシュー麺のみ。

 

 

卓上調味料はGABANブラックペッパーシルバーパウダー。

 

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注文したのは「中華そば レギュラー」¥930

 

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迷わずデフォルト中華そばを。

 

 

ルックスはあれ?私が約10年前本店で食べた中華そばと全然違い、やや澄んだ黄金色のスープが特徴だったはずだけど完全に醤油色をしたスープの醤油色をしてる。

 

 

デフォで紅生姜が入ってるのは変わりないけど。

 

 

スープは豚骨醤油味。

 

 

やはり本店で食べた時とは印象がかなり異なり、豚骨・鶏ガラを使用した動物出汁で豚脂と鶏脂も溶け込みライト気味な豚骨の旨味がベースになってます。

 

 

醤油ダレは見た目より思ってたほど突出してなく穏やかなコクが出て出汁とのバランスは取れてるかと。

 

 

一力のスープはガッツリ粗挽き胡椒も効かせてるのが最大の特徴と言ってよく、本店よりは控えめに感じたけど主張してましたね。

 

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麺は中細縮れ。

 

 

麺は本店で食べた時と同じと思われ敦賀より直送した多加水熟成麺を使用し、柔らかいソフトな食感に喉ごしも良く縮れ具合がスープを持ち上げてくれる。

 

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具はチャーシュー2枚・メンマ・紅生姜・刻みネギ。

 

 

チャーシューはモモ肉からロースに変わり、本店で食べた時同様薄切りだけど旨味は詰まり

十分な美味しさ。

 

 

紅生姜は少量入りおまけと捉えていいちょっとしたアクセントに。

 

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本店が現在このようなスープに変わったのかは分からないが、進化したと思っていいのかな。

 

 

また機会があれば本店にも行きたいし、下北の一龍を再訪して改めて食べてみようと思う。

 

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