先日、Renが会いに来てくれました。
彼は、私が塾を始めた当初の生徒の1人です。
彼は、今カナダのトロントに住んでいます。
留学、ワーキングホリデーというレベルでなく、
いわゆる永住権を取得して、カナダで暮らしています。
今回、もちろんそれ相応の隔離期間を経て、
日本に一時帰国したとのこと。
コーヒー1杯で(ゴメン!)長い時間、話をしました。
私が、彼に初めて会ったのは13年前のこと。
彼が13才の頃です。
彼は、けっして成績の良い生徒ではありませんでした。
けっして県下有数の進学校へ進学したわけでもありません。
でも、今 彼は自分の足で前へ歩いている。
人の敷いたレールの上ではなく、自分の道を進んでいる。
彼は、「そんな大したもんじゃないですよ」と言います。
いや、そんなことはない。
人はみな、「ああしたい、こうしたい」と願望を持っています。
でも、そのためにどうしたらいいか考える人は少ないし、
そのために行動できる人も少ない。
彼にはそれができている。
私は、そんな彼が大好きだし、心から尊敬しています。
そもそも、私が塾に来てくれている子どもたちに望むのは、
そんな「自分の足」で歩いて行ける人になること。
みんなに彼のような人間になってほしいなと思っています。
そんなRenも、誕生日を迎えたようです。
月並みだけど、誕生日おめでとう。
まだまだ人生これから。
楽しい人生にしてください。