勉強は楽しい? | 立山寺子屋塾 詰所

立山寺子屋塾 詰所

富山県の片隅で小さな小さな学習塾をしています。

前回の更新から半年も経ってしまいました。

先日、ある親御さんから

「もうブログ、書かないんですか?」と言われ、

「それじゃ、少しだけ・・・」と思い立ち、

今パソコンの前に座りました。

いや、パソコンの前には毎日座っているのですが。


今年度から、高校生にも来てもらうようになりました。

といっても勉強を見ていくというよりは

こちらに来て、少しだけやり方のアドバイスをして

モチベーションを少しあげてもらうだけです。


とはいえ、まったくわからないではまずいので

毎日、参考書を覗いたり、

センター試験の過去問を解いたりして、復習しています。

この半年で、ようやく「見えた」という感じでしょうか。


この半年、いろんな高校生向けの参考書を買い、

やってみたのですが、その充実ぶりは

中学生向けの参考書の比ではありません。

まあ、高校ではより高度な内容を学習するわけで、

参考書や問題集が多くなるのも当たり前ですが・・・。


高校の内容を改めて復習して思ったのは、

「勉強って、やっぱり楽しい」ということ。


もちろん、高校生レベルの話なんて

受験のためのものが大半で

本当の学問とは程遠いのですが、

それでも、参考書を読んだり、問題を解いたりしていると、

「こんなの知らなかったな」

「この解き方はカッコいいなぁ」

といった感じで、ワクワクさせてくれるものがあります。


もしかしたら、この「ワクワク」は、

私が「受験生」という当事者でないことから

感じるものかもしれません。


今、塾生たちに

「勉強って楽しいだろ」なんて言ったら

「何言ってんだ、このおっさんは」と

思われるのがオチでしょう。


でも、

「この間の難しい算数パズル、もう1回やりたい!」

と言ってくれる小学生。


「考えたらできました!」

と入試問題と何十分も格闘して

うれしそうな笑顔をみせてくれた中学生。


そんなみんなが持っている感覚も

勉強に対する「ワクワク」です。


そんな勉強に対する

「ワクワク」がいっぱいになっていったらいいなぁ。


そのために、学校がもう少し

成績という呪縛をといてくれたらなと思うのですが。


その話は、また今度。

といっても半年後になるかもしれませんが・・・。