前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト -30ページ目

稲盛和夫さんは名経営者。でも、一緒に働くのはしんどいぞ

世間的には、超大物かつ超有能な伝説的な経営者という評価の稲盛さん。著書は非常におもしろい本ばかりだし、何よりその実績にはぐうの音も出ない、そんな方ではあります。
しかし、京セラを途中で辞めた元社員、つまり京セラがきつかったとか、京セラの水に合わなかったと言う方々の話を聞くと、部下として仕えるのは個人的にはかなりしんどい、できれば避けたい、そんな経営者かなと私は捉えています。
アメーバ経営は隣組、と捉えると、社内の空気が解ろうかと思います。
稲盛さんの著書は、これからも多くのビジネスパーソンの指針であり続けるであろうし、稲盛さんは名経営者としてビジネス史に名を残すに違いないわけですが、そんな評価があり、割とその筋ではメジャーな話であることも、一方的な稲盛さん上げが世間で行き渡っている今、メモしておきたいなあ、と思います。

【追記】
ちなみに、ある会計士さんとやりとりして思い出しました。稲盛さん、たしかに無報酬でJALの再建をやってのけたのですが、京セラとしては第三者割当増資を引き受け、再建後に売却しています。もちろん、失敗すれば紙屑になるのが未公開株ですが、そこは日航ですよ。リスクは知れています。
そして、日航の再上場時には京セラが多額の利益を得ました。
いずれにせよ、リスクを取り、結果的に成功報酬を得た、ということかと思います。

ご冥福をお祈り申し上げます。

”防災の日は関東大震災の日”

 

 

みどりの自販機はみどりの窓口の代替にはならない、というユーザーなら誰もが知っていること

JRのみどりの窓口がどんどん廃止になり、窓口代わりに通話しながら切符が買える自販機が全国で拡大しているのだけれど、私がよく使うJR西日本の自販機の場合、機能が限られているので、結局はみどりの窓口がある駅に来てください、というケースがままある。
しかも駅員がいても、みどりの窓口が廃止されたことにより、切符関係は自販機でやってください、と言われるのだけれど、要するに自販機の機能以外のことは最寄り駅では何もできない、ということになる。
また、駅に1台しかない場合(これが多い)、不慣れなお客さんが操作で時間を食うので、本当に簡単な新幹線券を買いたいときに長時間待つ、なんてこともある。
これは分割民営化以来の大きなサービス低下としか言いようがない。
(もちろん、経営が苦しいのはわかるのだけれど、それなら自販機の機能を本当に窓口と同等にしていただきたいもの。)
さらにまずいことにJTB等、鉄道券を扱う代理店の窓口も減っているので、鉄道好きが使う特殊な乗り継ぎとか、特殊な変更とともに学割なんかもとても不便になる(昔は池袋駅のみどりの窓口が混んでいるときに、窓口でしか扱えないものは東武トラベルの窓口で発券してもらっていた)。
地元の駅のみどりの窓口が廃止で、でも同等の機能の自販機が云々、と言われてもそれはちょっと違うよ、と知っておいて損はないと思います。

高大連携講座、「高校生のための公共経済学入門(選挙と投票の経済学)」

前任校でのコラムを転載します

以下転載

8月4日(木)、高大連携公開講座として、公共経営学科では「高校生のための公共経済学入門(選挙と投票の経済学)」を実施しました。
まず前半には、経済学の考え方の基本となるモデル思考や、簡単な経済学モデルによる市場分析、さらには、将来公共分野で働くために不可欠の公共選択理論の基礎について、高校1年生でもわかるよう、事例を交えながら説明しました。
後半は、これらを踏まえ、参議院議員選挙や、広島県議会議員選挙の選挙結果などを分析しながら、多数決で物事を決めることの難しさや、選挙制度による選挙結果への影響の大きさなどを受講生同士で議論しながら、理解を深めました。

 

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自治体学会で「ラリーツーリズムの可能性」を内藤法子裾野市議と共同発表(口頭)

松本さん何やっているの、最近は、とよく聞かれます。大学の教員なので、研究と教育をやっています。
今年度の研究プロジェクトである「ラリーツーリズムの可能性」では、日大で非常勤講師も務められた内藤法子裾野市議の実践活動を軸に、ラリー大会を通じた地域起こしを研究しています。
本日は自治体学会で共同発表の機会をいただきました。
私の役割は、スポーツツーリズムの中のモーターツーリズム、さらにその中のニッチとしてのラリーツーリズムという関係性の整理を行うこと。さらに、実はラリーの競技の性質から開催ハードルが低く、全国で開催しうるのではないか、という内藤議員の問題意識を踏まえ、実際に開催地を取材して、どのような条件があれば開催しうるのか、ということを、TGRラリーチャレンジという初心者シリーズに的を絞って浮き彫りにしていくことにあります。
今日の発表では、ラリーとは何か、から説き起こしたため、駆け足になってしまいましたが、いわゆるメガイベントが注目されがちなスポーツツーリズムにおいて、ラリー、しかも初心者クラスという二ッチのシリーズについて、そのイベントとしての魅力の片りんをお伝え出来たのではないかと思います(温かいコメントをいただいた名古屋市立大学の三浦哲司先生、ありがとうございました)。
今回、コロナ禍の再拡大で取材したかったレースが相次いで中止となるなど、痺れる展開となりました。世の中、本当に何があるかわからない。

どうしても私はもとが出版業界の人間なので、研究というより取材になってしまうのですが、せっかくなので関連する諸事の取材研究を深めて行こうと思います。

とりあえず口頭発表でいただいたコメントを踏まえ、形にしていくことが当面の課題です。

それにしても、実は私とは市議同期の内藤さん、熱心な議会活動のみならず、知的活動でもそのエネルギーは素晴らしく、さすがの一言です。

(写真は渋川伊香保大会の一コマ)