自治体学会で「ラリーツーリズムの可能性」を内藤法子裾野市議と共同発表(口頭) | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

自治体学会で「ラリーツーリズムの可能性」を内藤法子裾野市議と共同発表(口頭)

松本さん何やっているの、最近は、とよく聞かれます。大学の教員なので、研究と教育をやっています。
今年度の研究プロジェクトである「ラリーツーリズムの可能性」では、日大で非常勤講師も務められた内藤法子裾野市議の実践活動を軸に、ラリー大会を通じた地域起こしを研究しています。
本日は自治体学会で共同発表の機会をいただきました。
私の役割は、スポーツツーリズムの中のモーターツーリズム、さらにその中のニッチとしてのラリーツーリズムという関係性の整理を行うこと。さらに、実はラリーの競技の性質から開催ハードルが低く、全国で開催しうるのではないか、という内藤議員の問題意識を踏まえ、実際に開催地を取材して、どのような条件があれば開催しうるのか、ということを、TGRラリーチャレンジという初心者シリーズに的を絞って浮き彫りにしていくことにあります。
今日の発表では、ラリーとは何か、から説き起こしたため、駆け足になってしまいましたが、いわゆるメガイベントが注目されがちなスポーツツーリズムにおいて、ラリー、しかも初心者クラスという二ッチのシリーズについて、そのイベントとしての魅力の片りんをお伝え出来たのではないかと思います(温かいコメントをいただいた名古屋市立大学の三浦哲司先生、ありがとうございました)。
今回、コロナ禍の再拡大で取材したかったレースが相次いで中止となるなど、痺れる展開となりました。世の中、本当に何があるかわからない。

どうしても私はもとが出版業界の人間なので、研究というより取材になってしまうのですが、せっかくなので関連する諸事の取材研究を深めて行こうと思います。

とりあえず口頭発表でいただいたコメントを踏まえ、形にしていくことが当面の課題です。

それにしても、実は私とは市議同期の内藤さん、熱心な議会活動のみならず、知的活動でもそのエネルギーは素晴らしく、さすがの一言です。

(写真は渋川伊香保大会の一コマ)