前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト -115ページ目

公選法と当選御礼

公選法178条は当選御礼を厳しく制限しています。
なので、インターネットで御礼を申し上げ(前回の改正で解禁)、自筆の礼状を送る他は、駅に立ってペコペコしているという、まことに微妙な対応になります。

これは公選法の制度趣旨を考えれば理解しやすいのですが、禁じているのは次の選挙や別の選挙への事前運動と、有権者への利益供与に関することなのです。
公選法の基本的な思想はまた、莫大な出費を伴う選挙への問題意識も持っており、そういう面でも、選挙や関連する活動への厳しい目を向けています。
議会報告ではない単なるリーフレットの大量配布や後援会を含む政治団体などの活動以外の戸別訪問もできないのはそういう趣旨からです。

私も井上わたる県議も、その趣旨を踏まえて、金のかかる選挙をしない、とか、仕事で返す以外の御礼をしない、とかそのような基本的なスタンスでことに臨んでいます。

法律というのはおもしろくて、なんでも真ん中には制度趣旨があります。ただ、公選法はわかりにくくて有名な法律なので、制度趣旨を踏まえ、判例やそれぞれの選管の見解も踏まえて動く必要があります。

「第百七十八条 何人も、選挙の期日(第百条第一項から第四項までの規定により投票を行わないこととなつたときは、同条第五項の規定による告示の日)後において、当選又は落選に関し、選挙人に挨拶する目的をもつて次に掲げる行為をすることができない。
一 選挙人に対して戸別訪問をすること。
二 自筆の信書及び当選又は落選に関する祝辞、見舞等の答礼のためにする信書並びにインターネット等を利用する方法により頒布される文書図画を除くほか文書図画を頒布し又は掲示すること。
三 新聞紙又は雑誌を利用すること。
四 第百五十一条の五に掲げる放送設備を利用して放送すること。
五 当選祝賀会その他の集会を開催すること。
六 自動車を連ね又は隊を組んで往来する等によつて気勢を張る行為をすること。
七 当選に関する答礼のため当選人の氏名又は政党その他の政治団体の名称を言い歩くこと。」

井上わたるさんへのご支援ありがとうございました

埼玉県議会議員選挙南22区(和光市)では、井上わたるさんへのご支援ありがとうございました。
井上わたる、とお書きいただき当選に導いてくださった13666人の皆さまには心から感謝申し上げます。
今回の県議選は、政策的には大きな論点はなかったとは認識していますが、8277人もの有権者が片山候補の名前を書いたこと、その政策は市政マターのテーマが中心であったことを踏まえ、しっかりと課題を抽出して、対応できるところは対応していきたいと思います。

 

 

県議選の9日間お騒がせいたしました

埼玉を愛し、和光を愛し、より良い未来を求めて全力で井上わたる候補を応援してきた9日間でしたが、音の問題、街宣車による通行のお邪魔の問題等、いろいろとご迷惑をお掛けした面があるのは事実です。
至らなかった点につきましては、心からお詫び申し上げますとともに、あらためて井上わたる候補へのご支持ご支援をお願い申し上げて私からのごあいさつといたします。

「A党でないと予算が来ない」は本当か?パート2

昨日のエントリー「A党でないと予算が来ない、は本当か?」にたくさんの方々からの共感の声をいただいたので補足します。

それは地方議会における大きなテーマである知事与党、知事野党(市長与党、市長野党)、というお話と、県議会における自公の関係のお話。

 

第一の論点、前提のお話として、議院内閣制でない地方議会において、与党野党という考え方はなじみません。

これが大前提。ですから、知事与党、知事野党という呼び方は学識のある方からすると論外で、私たち政治家でも地方自治と国政についてある程度勉強し、論理的に考えたことのある人間は知事与党とか野党という呼び方はしません。

まず、知事与党野党と叫ぶ政治家がいたら、その方は「学識の足りない政治家である」と言うことができ、これはマスコミについても言えます。市井の人が言うのはこれは単なる知識不足ですが、まあ、世の中の常識に対する学者とか専門家のアプローチが不十分だということで理解できるかと思います。

それは前提としながらも、下記の記事は「いわゆる」与党、野党という表現をあえて使います。

 

さて、「A党でないと予算が来ない」として、県政において、A党はいわゆる世間的にいう感覚で表現するなら「野党」です。

「えっ?」とおっしゃる方が多いかもしれませんが、「野党」です。主要な議案に片っ端から付帯決議を付けたり、教育長の委員会出席をやめさせたり、という行動はまさにいわゆる「野党」の振る舞い。

しかも重要なことはそのような決議では多くのケースで「A党県議団」が単独で行っているという事実があります。

つまり、公明、立憲、県民、共産は参加していないケースが多いのです(ここから第二の論点です)。

 

ですから、仮に国政与党でないと県の予算が来ないとして、でも、国政与党のうちの片方であるA党は県政では「野党」であり、公明党は「与党」であるとしたら、「国政与党」かつ「県政与党」である公明党の議員がいないところは軒並み予算が来ないことにもなりかねません。

 

もちろんそんなことはないわけで、実際には予算は必要性に応じて配分されますし、市町村としてはその必要性をしっかりと地元の県議とも共有しながら県には予算要望しています。

 

ということで、「A党でなければ予算が来ない」と仮にそういう事実があるとして、「えっ?でも、A党の皆さんは や、野党では?(県政に与野党というものはなじまないけれど)いや、野党ですよね」ということになります。

 

世間の皆さんの皮膚感覚でのいわゆる安倍さんの自民党(あ、書いちゃったからもういいや)と埼玉県議会の自民党県議団はものすごくカラーが違っていて、それはそれで興味深いのですが、県議会での投票行動でも自公は一体ではなく、これもまた国政とは異なります。特に公明支持の方々には意外だったのではないかと思います。公明党は基本的には知事与党というとらえ方で正解かと思います。

ご参考まで。

 

参考までに昨年あった小松弥生教育長への問責決議をめぐる産経記事をリンクします。

「A党でないと予算が来ない」は本当か?

とんち問答
「A党でないと予算が来ない」は本当か?

まず、朝霞地区四市は、さいたま市と並んで地価の上昇に着目してもわかるように関東全域という視点でも人気が高く、平均所得も高い、発展している地域です。もちろん域内人口も増えています。
県議の議席は6人で、新座市の吉田県議が在職で朝霞市の故神谷県議がご存命の時でいうと、自民党1、公明党1、民進党1、無所属3という状況でした。
域内では、254バイパス整備が進み、県道のバリアフリー化は進んでいるし、県の重点事業の付きも全然悪くない。
つまり、特定政党の県議でないと予算が来ないというのは事実かというと、妄想であるということがわかります。

そもそもA党の県議でなければ予算がつかないような政治をA党が露骨にやっているとしたら、その時点で、A党は正常な判断力のある方々の選択肢から外れますね。だってそれはA党が腐敗している証左だから。そんな選択は少なくとも埼玉ではあろうはずがない。

次に、A党の県議でなければ云々が事実ではないとして、それでもA党でなければ予算が来ないと主張するとしたら、その方は嘘つき。

重ねて言うなら、A党でなければ予算が来ない政治を作る、という主張をされるなら、その候補は政治を腐敗させる者だから、そのように扱われるべきである。

ということで、そんな主張がゆめゆめあろうはずもありません。
皆さんが耳にしたとしたら、それは空耳です。
実際に耳にしたという方がいたので、「そんな無能な候補や議員が和光市内にいるわけないじゃん」と申し上げました。

A党本部も政府も普通に仕事をしています。
考えてみたら、私も嫌いな議員の地元の関連予算を切ることはないなあ。いや、嫌いな議員はひとりもいないか!

いずれにしても、その点は一切ご心配には及びません。

あ、全然とんちになってませんね。