アセンデッドマスターを知って繋がるセミナー
日時:
2023年4月16日(日) 10:30~13:00
2023年4月18日(火) 10:30~13:00
<内容>
1.アセンデッドマスターとは
2.秘教でのマスター
3.それぞれのマスターを知る
4.瞑想
受講費: 3万3千円
お申し込み: こちらのページからどうぞ。
アセンデッドマスターの講座に寄せて、連載しています。
今日は、トートによる錬金術の書・エメラルド・タブレットについてお話します。
イギリスでセミナーに参加していた時、瞑想の中で不思議なヴィジョンを見ました。
広間に集まった数人が、古代の叡智が記された「板」を、それぞれバラして抱きかかえ、各自が違う方向へ散っていったというシーンです。
次のシーンは、カッパドキアのような場所で、全身に黒いローブを纏った女性がひと目につかないよう急いで移動していました。
何か重要なことが書かれたものを、誰かに奪われないよう、分散させて守ったのだなと思いました。
瞑想を終えて、さてこのヴィジョンは何だったのだろうと思い、追求せずしばらくそのままにしておくことにしました。
それから半年ほど経ったときのことです。
私が出展していたスピリチュアルイベントで、隣のブースに男性二人が出展していました。
机の上に緑色の大きな本を数冊積み上げているものの、ほとんど誰もブースに来ないのです。大丈夫?(笑)
私は思わず、話しかけました。そして、目の前にある緑の本が気になって、内容も分からないまま買いました。
それがエメラルド・タブレットと呼ばれる本でした。
タブレットを著したトート(トス)は、イビス(トキに似た鳥)の頭部をもち、知識、記録、計算をつかさどり、暦、文字、年代記の発明者で神々の書記、死者の裁判の記録者とされています。
魔法に通じており、イシスに数多くの呪文を伝えました。
病を治す呪文も熟知していることから医療の神としても信仰されています。
この古代の書は、2~3世紀にエジプトでヘルメスが残したと伝わる書ですが、エメラルドの板に金色の文字で記されています。
来たるべき時が来たら、文字を指でなぞるだけで内容が流れ込んでくると言われています。
その男性が扱っている本は、ドリール博士がトートの許可を得て英訳したものでした。
トートが許可したってどうやって分かるの?と思いましたが、そんなことをいちいち気にしたらマスターのことを知ることはできません。(笑)
勉強会にと誘われたので、行ってみることにしました。
その集まりは、ドリール博士が設立したブラザーフッド・オブ・ザ・ホワイトテンプルという会で、秘教の学校の日本支部(というか、サークル活動的)です。
古い学校みたいな会議室で、男性二人が黒板に色々書きながら講義をされました。
最後にマントラを皆で唱えて、終了後はJR西宮駅の喫茶店で交流の時間になりました。
年配の女性が、「人生で悩んでいたことも、学んできた全てのことも、胎蔵界と金剛界の曼荼羅のことも、何もかも解決するすべてがここにあったのよ」と教えてくれました。
私は、分かるような分からないような…という感じで、その場を過ごしました。
翌朝のことです。
目が覚めると、身体の不調で気になっていた症状が全て消えていました。
これが錬金術か…と、身をもって体験しました。
それから20年近くが経ち、ふたたびエメラルドタブレットを手にしたくなり、BTWTに直接、注文しました。
私が欲しかった緑色の本は絶版になっており、普通の白い表紙の本を注文したところ、BTWTからメールが届きました。
新たに緑色の装丁で本を作るので、数か月待てるようなら、追加料金なしで送りますと書いてあります。
もちろん、私は快諾しました。
そうしてやってきたのが、この本です。
偶然のような必然のタイミングで、緑色の本が来ました。
BTWT(Brotherhood of The White Temple) の新装版
私は、瞑想の中で象徴的なことを先に受け取って、その意味が半年ぐらい後に分かるということがよくあります。
イギリスで見たヴィジョンは、おそらく集合意識の中にあるエメラルド・タブレットを象徴していたのではないかと思います。
そして実際にタブレットと秘教の学びに繋がりました。
トートは別の人生ではヘルメスとして多くの叡智を書き残しました。このことから、アセンデッドマスター・トートは、人々に「書くこと」に向かうよう背中を押してくれます。
とにかく書いて発信しよう、表現しなくちゃ…と突き動かされるようなときには、トートがすぐ近くで働きかけてくれているかもしれませんね。
私がアセンデッドマスターを好きなのは、それぞれの個性が輝いているからです。その卓越した能力を持って人々に愛と叡智、勇気を送ってきてくれます。
私がトートに魅力を感じるのは、指でなぞれば解凍できるように知恵をエメラルドの板に刻んだこと。
2~3世紀に、知恵をエネルギー化して圧縮したとは、超超ハイテクですよね。(笑)
こちらはオーラソーマ製品に使われるマザーティンクチャー(母液)です。色が違うのは、それぞれ違う天然石から錬金術で抽出されているから。
クリスタルをスイス製の錬金術装置に入れると、この液体が出てくるとのこと。当時は、大人たちが本気で錬金術を研究していることに驚いてしまいました。
今、私が好んで使うツールは錬金術的なものが多いです。
意識の深くに働きかけるものが好きですし、なにより、アルケミー(錬金術)という言葉にも惹かれます。
鉛が金になってしまうほどの変容。憧れませんか?
私は、見えない世界の叡智をご縁ある方へ分かち合うことで、その方が錬金術のように変容されることをお手伝いしたいと思っています。
講座のリクエストがあったので、4月にも開催することになりました。
錬金術的に生み出されたエッセンスを教材としてプレゼントしています。
手に直接つけると香りとエネルギーが混ざってしまうので、ムエット(香りを試す用紙)を同封しています。
実習ではこのムエットにスプレーをつけて試していき、最終的に1本を選んでワークを行います。
魂の学びは、頭で理解するのとは異なる方法でないと入りません。また、知識だけではなく実践をしないと、魂へ浸透していきません。
この講座はあくまで入口へのご案内です。
ぜひご自身で続きを探求していってくださいね。
アセンデッドマスターについて、ブログで連載しています。
最終開催が4月18日なので、もう少し続けて書きますね。
日本語版は色々と出ていますが、トートが許可しているわけではないという認識の上で、私は竜王文庫のものをお勧めしています。

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