The Doobie Brothers@日本武道館 2023
あのMichael McDonaldとリユニオン
50th Anniversary Tourをスタートさせた The Doobie Brothers
但しコロナ禍によってツアーは中断を余儀なくされていましたが・・・
再開、そして待望の日本公演も決定
東京公演は、2023年4月17日(月)日本武道館です。
この日、自分は名古屋から直行
東京公演は、1回ということで、多くの友人と会いました。
Michael McDonaldがカムバックした待望のDoobie Brothersでの来日公演
そういうこともあり、日本武道館は2階スタンド席まで超満員です。
開演予定時刻19時を回ってライトダウン
何とステージ向かって右側のキーボード🎹に Michael McDonald
エレクトリック・ピアノ🎹でメロウなメロディを奏でます。
続いてメンバー登場
Patrick Simmons、John McFeeの2人が登場
ブルー・グラス風にPatがアコースティック・ギター、Johnがドブロ(?)を奏で、最後に Tom Johnston登場、彼が歌う Nobodyでスタート
カントリー・ロック調ですが、メンバーのコーラスも冴え渡ります。
正規のメンバー4人以外は、ベースのJohn Cowan、ドラムスのEd Toth
サックス🎷のMarc Russo、そして2018年より加わったパーカッション🥁の Marc Quinones、元々ツイン・ドラムスが売り物だったDoobie~
彼の参加で躍動感がパワーアップしています。
ギターの軽快なカッティングから、Take Me In Your Arms (Rock Me A Little While)、歌うはベースのJohn Cowan、ノリのいいナンバーで大盛り上がり
途中、Tom、Michaelと交互にリード・ヴォーカル
Patがソロを弾いています。
パーカッション音🥁から、ピアノ音🎹が軽快に、サックス🎷も加わって・・・
Here To Love You、そう、Michael McDonaldの歌が登場
力強く歌い、当時は独自のサウンドのように思われましたが・・・
これは、Doobieサウンド、当時は参加していなかったTomも含めて・・・
分厚いコーラスも加わります。
続いても同じ時期のDependin’ On You、ヴォーカルはPat
サッックス🎷もフィーチャー、再結成後のDoobie~でプレイされていましたが・・・
今回、Michaelの復帰でコーラス等もパワーアップ
後半の輪唱部分もキマって、ギター・ソロもフィーチャー
続いてハードなギター・カッティング、お馴染み Rockin’ Down The Highway従来、オープニングが多いナンバー、パワフルな歌は Tom
メンバーがコーラスでバックアップ、ドライヴ感溢れています。
「トーキョー、帰ってこれて嬉しいよ・・・」とPatが開口
ややスローダウン、イントロからサックス🎷も加わって、You Belong To Me
じっくり熱唱するMichael、ここで、Tomたちも静かにコーラス・・・
考えてみれば、TomとMichaelが同時に在籍していた時のナンバーです。
「1年前に出たアルバムLiberteからの曲、やるよ・・・」とTom
パーカッション🥁の音から、軽快に Easy、Tomの骨太の歌
コーラス・ハーモニー、まさに Doobie Brothersそのものと言えるナンバー
ギターもフィーチャー
「古い日本人の友達に捧げる・・・」
Patが言って始まったのは・・・South City Midnight Lady
Patが中心に歌い、Tomがバックアップ
Johnのスティール・ギターも心地よく響き、サックス・ソロ🎷も登場
最後はギターで締められます。・・・
ここでPat、「50周年ツアー、Tomとは53年やっているよ・・・」
先ずTomを紹介して、そこからメンバー1人1人紹介
最後に紹介されたのが、Michael、一段と大きな声援の中・・・
「再び一緒にツアーに出て、日本でも迎え入れてくれて感謝している・・・」
Michaelは、さらにクルー等に対して感謝の言葉も・・・
続いて Patが、「ミスター・ウドーに捧げる・・・」と静かに始まったのが・・・
Clear As A Driven Snow、Patを中心に最初は優しく・・・徐々に盛り上がって
後半はハードなギター・ソロ、まさしくDoobie サウンド♪です。
ここで一転、カウントから軽快なピアノ🎹、It Keeps You Runnin’
勿論 Michaelの歌、力強いアレンジになっていますが・・・
コーラス・ハーモニーはDoobie~ならでは
続いてTom、コーラスから軽快に歌い始める Another Park, Another Sunday
続いてファンキーなギターのカッティングで、Eyes Of Silver
Tomがノリよい歌、パーカッション🥁をバックにサックス🎷もフィーチャー
「Liberteからもう2曲やるよ・・・フランス語で自由ということだよ・・・」
Patがそう言って、軽快に始まったのは、Better Days
心地よいフォーク・ロック・ナンバー
「ニュー・アルバムからは、これが最後だよ・・・」
Tomがそう言ってエフェクターを効かせたギターから・・・
Don’t Ya Mess With Me、ヘヴィなサウンドにもコーラス・ハーモニー・・・
Tomの歌を盛り上げます。
少し静まって、力強いリズムから、メロウなサウンドへ、Real Love
歌は勿論 Michael、パワフルに熱唱、コーラス・ハーモニーは美しく響きます。
Michaelが奏でるピアノの音🎹、Tomが場内に呼びかけ一転してハードに
曲はWorld Gone Crazy、アップ・テンポのノリでTomが熱唱
Michaelのピアノ音🎹でパワーアップ、場内も手拍子
盛り上がったところで、再びMichaelのキーボード🎹がフィーチャー
Minute By Minute、彼のハイトーンの歌をコーラスが盛り上げていきます。
また一転、ハードなギターのカッティングから、Without You
コーラスから始まるお馴染みのハード・ロック、メインは勿論、Tom
パワフルに場内も大盛り上がり、勢いは続いて・・・
パーカッション🥁をブリッジにお馴染みのコーラス・・・
そう、Jesus Is Just Alright、本来は序盤にプレイされるナンバー・・・
今回は後の方に、そして途中、Patが熱唱、ギターとキーボード🎹
効果的に加わって、そして再度盛り上がっていきます。・・・
そしてMichael、ピアノ🎹のイントロから What A Fool Believes
お馴染みハイトーンで歌い、メンバーもコーラス、ここからは怒涛のDoobie~
軽快なギターのカッティングから、お馴染み Long Train Runnin’
パワフルに歌うTom、それをバックアップするようにサックス🎷
そしてJohnはハーモニカも・・・
ノリノリの中、ギターに続いて、ドラムス、パーカッション🥁のソロ
クライマックスに達し、そこで・・・Tomが奏でるあのギター
China Grove、パワフルに歌う Tom、Michaelも軽快なキーボード音🎹
ノリのいいロック・サウンドにあのコーラス・ハーモニー
そして3人のギター、これぞ、The Doobie Brothers
「アリガトー、トーキョー・・・」
いったん終了となりました。
アンコールに登場
「もっとやるよ・・・」とTom
Patはアコースティック・ギター、Johnはフィドル🎻、Michaelは小型のマンドリン()・・・ということは・・・そう、Black Water
ブルー・グラス風、勿論、Patが歌い・・・”Tokyo Moon~”
歌詞を変えるところはお馴染み、フィドル🎻もフィーチャー
後半の輪唱部分では客席にもコーラスを煽ります。
また一転、Michaelのピアノ音🎹がフィーチャー
サックス🎷も加わって、Amaging Graceのメロディ・・・
2人の即興演奏()に続いては・・・
Takin’ It To The Streets
勿論、Michaelの歌、彼の不在時もプレイされ続けていたナンバー
今回、夢のリユニオン実現、このコーラス・ハーモニー
そう、これが紛れもなくThe Doobie Brothers
さらにサックス🎷もMichaelを盛り上げ・・・
今回の1番の聴きものと言えるかもしれないでしょう。・・・
そして、「最後に1曲、みんな知っているよね、一緒に歌おう」とTom
彼のギターのカッティングから、勿論、Listen To The Music
Tomの歌を武道館全体で盛り上げているよう・・・
”Like A Lazing Flowing River~”とPat
そして後半、Tomは客席側だけに歌うよう煽って・・・
”Oh~, Listen To The Music All The Time~”
満場の一体感、ギターもフィーチャーされ、最高潮でグランド・フィナーレ
メンバー8人、前方で並んで挨拶、2時間15分のThe Doobie Brothers
怒涛のライヴ
ここに幕を閉じました。・・・
夢にまで見たMichael McDonaldが復活したThe Doobie Brothers
Tom JohnstonとMichael McDonaldが同時に在籍した時期は2年くらい・・・
・・・ですが、今回、Michael McDonald中心の楽曲に全く違和感は感じず・・・
骨太ロックでありながら、メロディアスな部分もあって、そして何といってもコーラス・ハーモニーが冴え渡る
The Doobie Brothersそのものでした。
今後もDoobie Brothersとしての活動は、Michaelもずっと加わって・・・
願わくば、そう思いながら、日本武道館を後に・・・
足早に九段下駅へ向かっていたのでした。・・・
(参考までに・・・)