■概要
スウェーデンのポピュラー音楽、または略してスウェーデン ポップ ミュージックとは、最近のある時点でスウェーデンの主流を支配してきた音楽を指します。第二次世界大戦後、スウェーデンのポップ ミュージックはアメリカのジャズに大きな影響を受け、その後 1950 年代と 1960 年代にはアメリカとイギリスのロックン ロールの影響を受け、その後ダンス バンド ミュージックに発展しました。 。 1970 年代以来、スウェーデンのポップ ミュージックは英語で歌うバンドによって国際的に有名になり、イギリス、ニュージーランド、アメリカ、オーストラリアのチャートでトップを獲得し、スウェーデンは国内総生産の点で世界最大のポピュラー音楽輸出国となっています。製品。一つになった。Academic Accelerator 百科事典
さて、今回は…スウェーデン!!!
この国を漢字で書くと【端典】になり、ポップ・ミュージックとは一般に広く聴かれている【軽音楽】ということで、【端典軽音】スウェーデン・ポップ。別の呼び方としてスウェディッシュ・ポップともいう。
「どんな音楽をやってたのか?」ってなるんだけど、これが概要の通り、アメリカジャズとイギリスのロックを半々に加えたような、とてもポップな歌みたいな。どういう訳か、女性ヴォーカルが多いのもスウェーデンの特徴なのよ。
ドイツのことを思えば、全然聴きやすいと思うんだよね。
ABBAのダンシング・クイーンを初めて聴いたその日には…
「そりゃあ、売れるわ!」って思ったね。
…ということで、今回は【惚れるバンド】のスウェーデン版。
バンド4組と「本日の特選」としてアーティスト1組を取り上げる。
■スウェーデン×4
◆The Cardigans - Carnival
カーディガンズ、これはもう有名ですね。演奏している曲もしっとりとしているんだけど、中心メンバーは何とヘヴィメタル畑で育った人だったんだ。ブラックサバスの曲もやったりしていて、ホント信じられねえって感じ。でも、苦労したんだと思うよ。色々とデモテープ作ったりしてたようだし。トーレ・ヨハンソンって凄腕のプロデューサーがいるんだけど、彼がバンドの音を気に入ったんだよね。
(1995年)
◆Peter Bjorn and John - Young Folks
ピーター・ビヨーン・アンド・ジョンって、メンバーの名前そのまんまじゃねえか。3人だから丁度そんな名前にした訳だ。女性ヴォーカルが目立っているスウェディッシュ・ポップでは珍しい男性ヴォーカルに。よく有線放送とかで流れてたねえ、この曲。最初聴いた時「ニュー・オーダーか?」って思ったくらい。雰囲気がね。歌い方もサムナーに似てるし。口笛で始まるナンバー。当時は「一体誰の曲だ?」と探しまくったね。
(2006年)
◆ABBA - Dancing Queen
「あたしらを差し置いて、スウェディッシュ・ポップを名乗るんじゃないわよ」って声が聴こえてきそうな感じ。皆大好き?なABBA。名曲「ダンシング・クイーン」は、米・英・加・豪・西独・蘭・端典の計7カ国で1位。マーケット総ナメ。YOUTUBEでも再生回数8億回超え。スゲェとしか言いようがない。故国というよりもアメリカっぽいダンス・ミュージック。
(1976年 米ビルボードチャート年間4位)
◆Cloudberry Jam - Nothing to Declare
元は仲良しの高校生5人組がバンドをやろうと始めたのがきっかけだった。それがスウェーデンを代表するバンドになったクラウドベリー・ジャム。色んなジャンルを混在させているところからバンドの本質は実験的音楽を追求しているんだと思うけど、いざ聴いてみれば、とってもオシャレなポップ。カフェとかブティックとかで流せば丁度似合うんじゃないかって感じ。
(1996年)
■本日の特選(スウェーデン×1)
◆Rasmus Faber feat. Frida - Hidden Thoughts
ハウスの貴公子ラスマス・フェイバーと、21世紀になって彗星の如く現れた歌姫フリーダが組めば、もはや無敵と言ってもよい。本日の特選をABBAにしようと思ったんだけど、何かこっちのほうがポップの新時代を感じさせるんだよねえ。J-POPも相当に進化してきているし、このラスマスがプロデュースしたナンバーもそんな匂いがプンプンする。
ラスマス・フェイバーは日本のアニソンに高い関心があって、それらをジャズやボサノバ風にアレンジし、オムニバスを何作が出している。オイラも一通り聴いたことがあるんだけど、本当に神としか言いようがないセンス。
(2011年)
★関連文書