長渕剛 Acoustic Tour 2021

 REBORN 

 

 

■放送日  2月20日(日)19:00 WOWOW

■収録日  2021年12月29日

■収録場所 東京 LINE CUBE SHIBUYA

 

2021年12月、ギター1本で2年ぶりに有観客のステージに立った長渕剛。音楽を通じて長渕剛とオーディエンスが一つになった感動のアコースティックツアー最終公演。

 

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(オンエアリスト)

 

01.Myself
02.アゲハチョウの子守唄
03.六月の鯉のぼり
04.君のそばに…
05.東京青春朝焼物語
06.訣別
07.僕のギターにはいつも Heavy Gauge
08.JEEP
09.しゃくなげ色の空
10.花菱にて
11.とんぼ
12. TIME GOES AROUND
(encore1)
13.STAY DREAM
14.乾杯
15.REBORN

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2021年12月29日当日のライブでは(Encore2)として「16.愛してるのに」「17.すべてほんとだよ!」「18.さよならの唄」の3曲を歌っているが、それはオンエアされなかった。

 

4月27日にこの公演のライブディスクが出るが、その特典映像(1)としてこの3曲が収録されることになっているので、それへの配慮もあったのだろう。

 

このツアーは12月15日、J:COMホール八王子に参加したが、今回の映像を観てあの時の記憶が蘇ってきた。あらためて、いいライブだった。

 

毎回ギター弾き語りで、とは言わない。バックバンドが付いても付かなくても、今回のツアーのように奇声も気勢も要らない、丁寧に歌い、それぞれの歌の世界をオーディエンスにしっかり届けるスタイルのライブを望む。

 

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(4曲目「君のそばに…」を歌う前のトーク)

 

「アスファルトの切れ間から、真にひた向きに雑草が伸びてる姿。そういった足元のものに目を向けると、”お前、そこでか~。そこで生きてんのか”…そんな思いに魅せられたのはだいぶ若い時でもあった。

 

そして『HOLD YOUR LAST CHANCE』という歌を書いたりしたんだけども。そんな歌をね、自分でこの2年間聴き直したりもした。だいぶ恥ずかしい思いもたくさんしたんだけど。

 

だけど、”ん、ん、まぁ、まぁ、いいところに来てるかな”と思いながらも、でもやっぱりその時代の額縁に自分の歌をシュートしなければ、どうも生きてる感じがしない。さらにまた(このコロナの状況では)シュートしようがない。みんながいない、そこに。このことの哀しみや苦しみってのもまたさらに突き付けられた2年間でもありました。

 

幸せって一体なんだろうか…。そのことも…おそらくみんなもいろんなことを考えたと思う。意外と…、ささやかなことかもしれないなと、思ったりします」

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12月15日の八王子公演では「君のそばに」後に語っていた。

 

「体裁はラブソングなんだけど、これが出来上がるまでに、恋愛感情だけではないたくさんの思いがあった。それをどう表現し歌詞に落とし込むか。また、どうみなに伝わるか。ここを考えて歌を生み出すのが本当に苦しい。苦しいけど楽しい」
 

 

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