清須市議会議員 高橋てつおオフィシャルブログ Powered by A,meba -5ページ目

令和3年6月定例議会一般質問(子どもの教育)

2021年6月議会一般質問 (教育)

 

Ⅰ、「コロナ禍の子ども達が未来に向かって健全に成長するために、何ができるのか」

 

髙橋)世界がコロナに翻弄され一年ちょっと、ワクチン接種が期待されるところでありますが、収束の目途は立っていません。

この状況がいつまで続くのかわからない中、行政は住民には行動制限という我慢をお願いしているところです。こと一人の大人として、大変憂慮しているのが、児童、生徒、学生など学びの過程にある子ども達の成長です。この成長の時期の貴重な時間を、コロナ禍のさまざまな制約を強いざるを得ず、学校の休業に始まり、部活動の制限、課外活動の中止、日帰り修学旅行、運動会などさまざまな学校行事の中止、時短し形だけの入学式、卒業式。この状況下でいつもどおりのことをできないことが、どんな影響を与えるのか。節目、季節感、友人達との濃密な関わり、青春、熱狂、目標、学校生活の中で多くの経験が失われることに子ども達に空虚な時間を過ごさせていないか。運動不足やメンタル面も心配です。こんなことは言いたくは無いですがコロナ時代の子ども達は可哀想。もちろん先生方もどんなことならできるのかという検討はされ、さまざまな工夫をしている。できることをやっているということなのかもしれない。しかし、時間は取り戻せない。いかに子どもの成長のために貴重な時間を有意義に過ごさせることができるのか、この欠落している時間・空間を何か違った形で穴埋めできることはないのか。コロナ禍で不自由を強いられる子ども達の健全な成長を促すためにすべきことは何なのかという観点でお尋ねします。

 

さまざまな行事や教育活動が中止や縮小を与儀なくされている中、そしてこの先の収束も不明確の中、今、児童生徒達にこの穴埋めをするためにどのような視点が大切なのか。どのようなことを学校はするべきなのか。どのような対応をしていくのか。どのようなことを家庭はするべきなのか。教育委員会のお考えを伺います。

 

当局答弁)昨年度、コロナ禍のため、予定していた修学旅行や野外学習等の行事は、子どもたちの思い出づくりを大切に考え、感染症対策を十分に行ったうえ、子ども達の安全を第一に配慮しながら、延期や縮小をする等して、可能な限り学校行事を実施いたしました。

 

教育委員会としましては、学校行事は、協力してよりよい学校生活を築こうとする自主的・実践的な態度を育てることができる重要な教育活動であるため、子どもの生命と健康を最優先に考えながら、極力、中止等することなく、十分な感染防止対策を適切に行ったうえで、工夫して行事を行うことを方針としています。

 

また学校の考えとしましては、学校行事は、子ども達にとって学校生活に潤いや秩序と変化を与えてくれる楽しい教育活動であると同時に、教育の視点から見ると、行事を行うことそのものが最終目標ではなく、行事を通して子ども達の人間形成をすることが目標であり、その過程が重要であると考えています。それを基本に、目標設定や目指す子ども達の姿を変更しないためにも、様々な制限のあるなか、どのように行っていくかを子ども達と一緒に考え、工夫しながらできることを行っていきたいと考えています。

 

各家庭におきましては、コロナ禍の状況で、制限のある学校生活を送っている子ども達を見守るとともに、「子どもの健やかな成長とは何か」を子どもと向き合い一緒に考える機会と捉えてもらえたらと思っています。

 

 

 

髙橋再質問)今教育委員会の方針や学校の考え方ということで答弁を頂きましたが、昨年は具体的にそれにのっとりどう工夫し実施されたのか?

 それを踏まえ今年はどうしていかれるのか?お尋ねします。

 

当局答弁)今のコロナ禍のような大きい災害の状況であるからこそ、方向性を見失わないように方針に則ることが必要だと考えます。まずは国や県のガイドラインに沿って実施していきたい。

 

昨年の具体例としましては、部活動の夏の大会が中止になったため、市内の学校だけで練習試合をおこなった、卒業生を送る会では、全校の生徒が集うことができないため、卒業生へのメッセージを録画したものや、思い出に写真を動画編集したものを見せたり、ホームページにメッセージを掲載したりしたことなどです。

 

髙橋要望)いろいろ工夫して代替案で行って頂いている例はわかった、子ども達のための努力をされていることも理解する、それでもやむなく中止ということもある、それが2年続くと大切な何かが失われしまう気がする。ある学校では昨年伝統的なマラソン大会が中止となった。昨年に引き続き今年も緊急事態宣言下 プールも中止だと聞いている。

2年続けて無くなれば子ども達の大きな目標が無くなる、水泳ができない子が増える。それでいいのか?という疑問がある。市内には温水プールもある、何らか埋め合わせできることを真剣に考えて頂きたい。

 

例えば運動会、極端なことを言えば無観客でもフルパッケージで子どもの記憶に残る行事にできないのか? ビデオ ライブ中継?など検討してもいいのではないか?

 

修学旅行 学校内の閉鎖的空間で一泊できませんか? 朝日遺跡ミュージアムの公園貸し切って一泊できませんか?水とぴあでキャンプできませんか?? 形式的だけではない卒業式できませんか。感染対策を工夫しながら子ども達に忘れられない思い出を提供することができませんか?

 

学校も当然様々な検討はされていることと存じますが、こんな長期的にコロナで不自由な状況が続く中、昨日より明日は一歩前進した工夫を切に望みます。

そして子供たちの笑顔を取り戻すために是非清須市及び教育委員会が音頭をとって学校に対技術的にも財政的にも支援して頂く事を要望します。

 

では最後に教育長から清須の子ども達へコロナ禍を乗り越え健全に成長するためのメッセージを頂きたいと思います。

 

斎藤教育長)今 髙橋議員の熱い思いをお聞きしました。私たちやはり考えなければいけないのは、大事なことは 子どもの命を守ることではないか、そして子どもの心を守ることではないのか、この両方を両立させていかなければならないのではいのかということ。そして人生の経験の中で今は基礎をつくる大切な時期であるということを、多くの子ども達に経験をさせたいという気持ちがあります。感染防止に知恵を絞りながら一歩でも前進していきたいと思います。そしてこれから先10年職業が半分になると言われております。これからの現代社会の問題を自らの問題として主体的に捉え、人類が将来の世代に渡り豊かな生活を確保できるように身近なところから取り組むことができる、問題解決ができる、そんな価値観をもった、行動力をもった子ども達をつくっていくことが教育委員会の狙いでもありますので、今後そういう形で頑張りたいと思います。

 

髙橋)是非ただいまご披露頂いた素晴らしい理念を子どもたちに伝えて頂き、具現化できるようご尽力をお願いします。

令和3年6月定例議会一般質問(新型コロナワクチン)

6月4日に私がした一般質問の議事録です。順次UPしていきますので、是非ご覧ください。まずは市民の皆さまの関心の強いコロナワクチンについてです。

 

3 本市の新型コロナウイルス感染症予防ワクチン接種体制に対する市民の不満について

 

 

髙橋)市民の間でワクチン接種体制に関する不満や疑問が爆発しています。多くの苦情が私たち議員のもとに寄せられています。この不満は何か。どう捉えているのか、ご認識を伺います。そして、この不満にどう対処していかれるのかお尋ねします。

 

 

ワクチン対策室長)ワクチン接種について、市民の皆さまより様々な相談に対応できるように3月8日から一般相談コールセンターを開設いたしました。4月26日の予約開始日は、電話予約を8回線で実施しましたが、大変混み合い繋がらない状況が続きました。WEBについても一時的に予約が集中したことにより、繋がらない状況が生じ、市民の皆さまには大変ご迷惑をおかけしました。

 

相談や予約コールセンター、新型コロナウイルスワクチン接種対策室、また健康推進課において、電話等で多くの相談やご意見をいただきました。

 

主なものとしては、一度に全高齢者の予約が集中するため電話やWEBが繋がらない、WEBの操作方法がわからない、2回目が同時に予約できない、接種会場が一か所であることなどです。

 

5月27日からの予約については、国からのワクチン供給量が確保されたことから、ワクチン接種を希望するすべての方が予約できる状況となりました。

 

4月26日からの予約と5月27日からの予約の変更点として、電話回線を増やし、WEBサーバーを増強するなどの環境を整備しました。また2回目の予約を、事前受付会場において実施することとし、また介助が必要な方等の電話での予約については、1回目接種予約と同時に2回目の予約ができるように変更致しました。これらのことを変更した事により、ご意見や問合せの件数も激減しました。今後も改善できるところは、改善し、スムーズにワクチン接種が実施できるよう検討を重ねてまいります。

 

髙橋)今答えて頂いたことを私も聞いています。しかしその中でも一番聞いていることが、集団接種会場が一つしかないことであります。何故馴染みの地域のかかりつけ医で接種できないのか?何故名古屋市はじめ周辺の市町ができていることが 本市はできないのか? 不満や疑問が渦巻いています。

これに関して私はうまく説明できません。

先ほど同僚議員からの質問で、今後モデルナ社のワクチンが市町にいつ供給できるのか不透明な状況であるが、個別接種ができるよう検討し、地域の医師会と調整しています、という答弁がありました。その点につきましては、ひとまず安心しましたが、それを早く実現していただきたいし、それを早く明確に市民の皆様にお伝えして頂きたい。

 

現状いろんな問題が起きているんです。市役所も把握していると思いますが、市外のクリニックにワクチン接種を希望する方が流出しています。そうしたことが本市の地域医療の崩壊に繋がらないのか大変憂慮しております。

 

和歌山県が高齢者の接種率が高いということですが、これは何故かと申しますと地域のほとんどの医療機関で個別接種ができる体制になっています。それは行政と医療機関の強力な信頼関係と連携によって日本一の高齢者接種率が達成されたということであります。5月30日現在26.82%。全国の倍です。 

よって大切なのは地域の医師会との連携だと思いますので、しっかりやって頂いて、是非市民の皆さまが安心を抱いて頂ける接種体制の構築をすみやかに掲げて頂けることをお願いします。

最後に市長の口から、市長の言葉で市民の皆さまが安心して頂ける接種体制に対するメッセージを頂きたいと思います。

 

永田市長)担当のほうからご答弁させていただいた通りでありまして、条件が整いましたら、条件というのはいろいろ、モデルナのことも、医師会との話あいのこともありますけど、条件が整い次第開業医さん、クリニックさんで接種できる体制の構築をできるように、しっかりと頑張ってまいります。お願いします。

 

令和3年3月議会一般質問(幼児教育・保育施設のあり方について)

Ⅱ、幼児教育・保育施設のありかたについて

 

答弁は赤字

 

問)来る4月には西枇杷島地区に認定こども園「はなのもりこども園」が開園します。

 

これは古城小学校区に保育所が無かったことと、西枇杷島地区の保育ニーズに対応するため、また高まる幼児教育ニーズに対応するための誘致であったと理解しています。

 

市民にとって、地域にとって、まさに待望の開園であり、ご尽力頂いた職員始め皆様方には心から感謝申し上げる次第であります。

 

その一方で高まる保育ニーズの中で 乳児の待機児童問題はいまだ解決されておりません。

新年度予算案でも小規模園を二つ作ることで対応しようとしているところです。

 

また幼児教育無償化の流れの中での幼児教育ニーズの高まりもあり、市内認定こども園は人気であり狭き門であります。また本市には私立幼稚園はありませんが市外の幼稚園の希望者も増加しております。同時に市内公立幼稚園の入園希望者が低下しているという現状も伺っております。

 

そんな中、国においては菅内閣のもと新子育て安心プランが昨年12月に発表され、令和3年度から令和6年度末の4年間で約14万人の保育の受け皿を整備することとなっております。

 

安倍政権からの流れを読むと国は待機児童対策を継続的に行っていますが、徐々にその支援できるパイは小さくなってきております。何がいいたいかと申しますと財政支援があるうちに制度を活用し、整備しないと、制度が無くなった時、将来的な市の負担が多くなるということです。

 

本市では施設の個別計画の中で老朽化の進んだ多くの保育所は二次評価として民営化の対象になっております。はじめにことわっておきますが、私は全ての施設を民営化すべきと考えているわけではありません、保育のセーフティネットとして公立園も当然残すべきです。そのバランスが大切です。公立、私立、この場合は認定こども園になりますが、あるいは私立幼稚園、など多様な選択肢が市内に存在することこそが市民ニーズにかなっていると考えます。そして、それを踏まえたうえで、財政的、人事的観点も鑑みながら、戦略的に公立園の民営化は加速していくべきであると私は考えるもであります。そこでお尋ねします

 

以上の清須市内の状況、市民ニーズや国の流れを踏まえ、今後の本市の幼児教育・保育の施設のありかたについて、どうあるべきなのか、お考えを伺います。

 

子育て支援課答弁)公立保育園等では建築後の年数が40年以上経過している施設もあり、老朽化している保育園については、個別施設計画に沿った大規模な改修工事を計画し、引き続き、保育施設の環境整備に努めてまいります。

 

また、今後の幼児教育・保育施設のあり方については、保護者の多様化する就労形態や児童数の増加、特に3歳未満児についての保育ニーズは増加傾向にあることから、第2期子ども子育て支援事業計画に沿った保育ニーズの提供量の確保に努めてまいります。

 

公立保育園の民営化については、令和元年10月からの幼児教育・保育の無償化による保護者の保育要望の変化を適切に捉え、老朽化施設のあり方や児童の人口動向などを踏まえて調査研究してまいります。

 

再質問)個別施設計画においては、西枇杷島第一幼稚園を含め13園の施設中8園が建築後40年以上経過しており、西枇杷島保育園、西枇杷島第一幼稚園、本町保育園、朝日保育園、星の宮保育園、桃栄保育園、中之切保育園、ネギヤ保育園の8園が民営化検討の対象となっております。大規模改修対象は芳野保育園、花水木、新清洲、須ヶ口、土器野の5園です。

 

また民営化のスケジュールとして早いところでは西枇杷島第一幼稚園と桃栄保育園が2030年度まで、を皮切りに順次 「明確に」スケジューリング化されております。

 

一方で第2期子ども子育て支援事業計画に沿って保育および教育ニーズの供給をしていただくのは当然でありますが、市内出生数の推移、女性の社会進出に伴う保育ニーズの高まり、また幼児教育無償化の影響もあり、計画とずれが出ているのではないか?と考えます。

 

そこでお尋ねしますが

 

保育、教育と分けて計画時とニーズの傾向や実際の利用形態が変わっている点があればお示し願います。

 

子育て支援課答弁)第2期子ども・子育て支援事業計画策定時のニーズから、保護者の保育園等の利用形態の変更点では、認定こども園の利用方法において、当初は幼稚園希望として入所をされていた方が、入園後、保護者の就労などにより保育要件が生じたことで、幼稚園認定から保育認定を受けることとなった方が多く、当初の計画値と令和3年度までの実績値では、幼稚園認定ニーズ量と保育認定ニーズ量の数値に違いが生じています。

   但し、この認定こども園での認定数値の違いについては、保護者の保育要件が変更しても、園児が利用施設を退園することなく引き続き同じ園に通園することができる「認定こども園」のメリットと捉えています。

   

学校教育課答弁)

 

第一幼稚園につきましては定員が210名に対し徐々に希望人数が減っている状況です。これにつきましてもしても女性の社会進出や多様化する働き方により、保育ニーズが高まっている影響、また認定こども園の利用が増加している影響であると認識しています。

 

※第一幼稚園の利用者数は定員210名に対しまして 4月1日現在で 令和元年度181  令和2年度161 令和3年度143名(予定)で徐々に減っています。

 

質問)市外幼稚園利用者の人数がわかれば教えてください

 

答弁)今、明確な数字は持ち合わせていません

 

質問)だいたい580名くらいだと認識しています。

さて、このように公立幼稚園園児数の低下、市外私立幼稚園園児数が 子育て支援事業計画に示されている提供量と明らかな違いが出ています。

 

このように令和元年10月に施行された幼児教育無償化のインパクトは幼児教育ニーズに大きな影響を与えていると考えられます。

令和2年3月策定の第二期子ども子育て支援事業計画策定(R2~R6)は、切り替わりの過渡期に策定されたものと考えますので、変わりつつあるニーズの変化に柔軟に対応していく必要があると考えますし、令和4年の中間見直し あるいは第3期策定の際に現状をしっかり分析し、計画値の精度を上げながら、施策に反映して頂きますように要望します。

 

 さてここで質問の角度を変えます。これまで民営化した「ゆめのもりこども園」と「ゆうあいこども園」ですが、その運営に対し担当部局としてはどのように評価されているのか?

また、市民からの当該園の評価をどう受け止めているのか?お尋ねします

 

答弁)第2期子ども・子育て支援事業計画を策定時のアンケート調査結果でも教育・保育事業の利用の希望では、公立保育園、清須市の市立幼稚園の次に認定こども園を利用したいと回答をしている保護者が多くありました。

   また、令和元年10月からの幼児教育・保育の無償化後の希望する教育・保育事業を希望するかの問いに対しては、公立保育園の次に、市外の私市立幼稚園や認定こども園の利用を希望するとの回答が多くあったことから、特に3歳以上児の教育・保育ニーズについては、教育を受けることができる認定こども園の需要が高まっていると捉えています。

また、毎年行う、保育園の満足度調査においても、認定こども園の評価は、リトミック等の教育を行うことにより、保護者からの、行事に関する満足度は高い評価結果がでています。

 

再質問)幼児教育無償化により3歳以上の認定こども園の需要は高まっている。また保護者からもリトミック等の教育内容に関する高い評価がでているとのことです。確かに民間にしかできないこともあり、そこがまた民間のよさでもあります。例えば 一日のカリキュラムが終了した後に園庭を利用して、課外教室もやっているということを伺っております。また認定こども園が他の保育園等と比較して最も優位性が高いことは、先ほどの答弁にメリットとしてありましたように、保護者の就業の有無が途中で変わった場合でも、慣れ親しんだ園に子どもが変わらず通い続けられるということで、子どもファーストだということであります。こういったことを市民の皆さまにもっとお伝えできるといいのではないかと思います。

 

これまで民間の力を借り、認定こども園が2園でき、また新たに1園オープンし、ますます本市の子育て教育体制は充実していきます。今後も連携を今まで以上に深め公民一体となり子育て教育分野が発展していかれることを要望致します。

 

さて最後に本題の公立園の民営化の加速に市長にお伺いしたいのですが、

前述したように個別施設計画で示されている第一幼稚園と桃栄保育園の最も早い民営化の時期である2030年と言えばあと9年ですが、このような民営化にはゆめのもりこども園のような改築もあれば、ゆうあいこども園のような新たな建て替えもありますし、はなのもりこども園のような誘致もある。このように様々な手法があり、その起案、準備、周知徹底期間も含めれば、今 民営化を調査研究と言っている場合ではなく具体的に検討に着手していないと市民の間に混乱を招くことになると思います、また前述したように、助成制度があるうちに進めていかないと、財政的な負担が増加する可能性もあるし、そもそもタイミングを逸することになればやる気のある民間企業も他の自治体に逃げてしまうのではないですか? 幼児保育・教育ニーズの高い市民も逃げてしまいます。

よって答弁にあった民営化について、調査研究ではなく もう一歩踏み込んだリーダーシップを期待したいと思います。民営化に関して永田市長は推進していく立場だと理解していましたので市長の政治判断をここで最後お伺いしたいと思います。公立園の民営化を推進するにあたり今、明確な方向性を指し示して頂きたい。それに関して永田市長のお考えをお伺いします。

 

市長答弁)まず すいません 私何が何でも民営化論者ありませんので、そこは誤解の無いようにお願いします。先ほど議員がおっしゃったように公立と民間が補完し合ってやっていくのが一番理想だと思っています。幼稚園保育園の民営化がすすみはじめたのはつい最近であり。議員ご案内のように合併当初は保育園も幼稚園も公立でやっていくというのは市の方針でした。ただその後、国の政策が変わりまして、子ども子育て支援制度というのが出てまいり認定こども園という制度ができました。市もその国の方針に沿うということで、初めて夢の森保育園を「ゆめのもりこども園」誘致という形で民営化しました。その後一場保育園の「ゆうあいこども園」への民営化、そしてこんど「はなのもりこども園」ができるという進みになってまいりました。そしてもうひとつは1年半前の幼児教育の無償化によって、ずいぶん加速したと思っています。先ほど答弁のあったように第一幼稚園の希望者が減少していることが、その証だと思っています。これからもっと進むと思います。今後のことにつきましては、議員のご案内のように、第二幼稚園を廃園して芳野保育園を開園した時もほんとに大きな議論がありましたので、そういったことを踏まえていろんな方からのご意見をお聞きしながら、またただ現実問題として第一幼稚園の入園者が減少しているのは、事実ですので、もうひとつはこれは教育施設なので教育委員会のお考えを聞かないかんということなんですけれども、まずはそこを適切な時期に適切な判断をしていきたいという風に思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

令和3年3月議会一般質問(新型コロナウイルス感染症予防ワクチンの適切な接種の判断について)

Ⅰ、新型コロナウイルス感染症予防ワクチンの適切な接種の判断について

 赤字が答弁

 

問)2月14日にファイザー社製 新型コロナウイルス感染症予防ワクチン「コミナティ」が国内初承認され、医療従事者のワクチン接種も始まっているところであります。しかしながら状況が流動的かつ不透明の中、本市の担当職員の皆さまもさぞ対応に苦慮されていることと心中お察し申し上げます。

 

今月広報にも現在想定している本市のワクチン接種の流れが公表されまして、4月以降65歳以上の高齢者の皆さんから優先して接種が始まるとされております。先般2日には愛知県から清須市に4月26日の週に1箱(487人分)が配分されるというニュースもあったところであります。

 

このようにワクチンへの期待が高まる一方で、ワクチン接種の判断はどうしたらよいのか?という不安の声を数多く伺っております。そこで本市としてこのような声にどう対応していかれるのか以下お尋ねします。

 

①   市民が接種の判断を適切にするためには、市民が必要かつ的確な情報を受け取れることが最も大切です。提供する情報の内容と情報発信の方法をお尋ねします。

 

②   市民に適切な接種判断を促すために各医療機関との情報共有や連携をどのようになされていかれますか?

 

③   接種の有無が差別やいじめに繋がらないためにどのように広報を徹底していかれますか?

 

答弁①)各報道機関で情報が日々変更、錯乱している状況ではありますが、市として情報発信できる内容は国や愛知県からの通知された情報だけと考えております。発信方法としては、「広報」や「ホームページ」、「すぐメール」、「市公式LINE」など現在市が行えるあらゆる媒体を使用し情報の発信に努めてまいります。また、ワクチン接種のためのクーポン券も今後送付予定ですが、同封するチラシについても、接種方法や注意事項等をご案内ができるように考えております。

 

再質問)新型コロナ関連の情報として市が発信する情報ソースとしては、当然国や県等からの公式情報であるべきだと思います。そして市がもてるあらゆる情報媒体を通じ情報の発信に努めていかれるという答弁でした。

 

まず私がここでお伺いしたかったのは、接種判断をするための材料としてどんな内容の情報を出していくのかが必要と考えているのか?ということです。まずこれを確認します。

 

答弁)ワクチン接種をするかどうかの判断につきましては、ワクチンの有効性や副反応、そして副反応が起きた場合の相談先などの情報を提供してご判断いただけるようにしていきたいです。

 

再質問)ただいまご答弁頂いたように接種の判断につなげるために

ワクチンの安全性及び有効性、接種した場合のリスクとベネフィット

、健康被害救済制度などの情報を詳しく提供することが大切だと思います。

また接種するかしないかは 市民国民自らの意思に委ねられているものであることも合わせて、周知徹底して頂くことをお願いします。

 

現在HPや広報はワクチンの流れというものが冒頭にくる構造になっておりますが、そもそもワクチンとは何か、から始まるようなワクチン関連の情報を統合したものを特集的に発信して丁寧に情報を提供していくべきだと思います。 

また、ホームページや公式ラインなどはタイムリーで早いですが、そこにアクセスできない高齢者をはじめ情報弱者には紙媒体が一番ですが、どのように対処されますか? また外国人への対応は何か考えていますか?

 

 答弁)高齢者の方はSNS等利用していない方も多いので広報臨時号など、紙媒体で情報を発信していきたいと考えています。また市内には16歳以上の外国人の方が約1700名いらいっしゃいます。清須市HPが多言語対応していますので、そのことを周知していきたいと考えています。

 

再質問)わかりました、どうぞご対応よろしくお願いします。

ところでコールセンターを設けますが、ワクチンの接種判断についての相談はここでうけられますか? 

 

答弁)コールセンターではワクチン接種をするかどうかの判断はできませんので、あくまで主治医の先生にご相談を頂くか、主治医の先生がみえない場合は接種の会場でご相談頂くかたちとなります。

 

要望)わかりましたコールセンターの件は理解しました。基礎疾患がある方とか、そもそも接種できない方もいらっしゃいますので、接種判断に迷いがある場合は前もって、かかりつけ医の先生に相談することが一番だと私も思いますので、そういったことも周知徹底して頂くことをお願いします。

 

ここで私がお尋ねしたかったのは ワクチン接種判断は最終的には自己判断。しかしその判断に至るまでの判断材料は個々人でどうするのか? 自分で調べろというのか、清須市が市民に寄り添って、市民ファーストで親切丁寧に判断材料を提供する考えがあるのかどうなのか? です。是非 市民に一番身近で親切な清須市を目指して頂くことを要望します。

 

 

答弁②)ワクチン接種に係る国や県からの情報提供につきましては、各自治体への提供に加え、医師の皆様には医師会を通じて提供されております。

また、市民の方々が接種の判断が適切に行えるよう、最新の情報をわかりやすく提供してまいります。

 

要望)ここでは市民の安心安全のために、市内各医療機関とコミュニケーションと連携を密にして頂くことを切にお願いします。

 

答弁③)接種の有無が差別やいじめに繋がらないための広報の方法

ワクチン接種は「努力義務」となっております。また接種を希望していても疾患やアレルギー等の関係で接種できない方もあります。接種の有無により、差別やいじめに繋がることがないよう啓発に努めてまいります。

 

要望)国会における改正予防接種法の付帯決議の冒頭で接種はあくまで国民の意思に委ねられる ことを周知徹底するよう求めております。また接種してないものに対しての差別・いじめ、職場や学校等における不利益取扱い等は決してゆるされるものではないことを広報等により周知徹底することを政府に求めております。

 

この趣旨を深く理解し基礎自治体である清須市も市民の安心のためのリスクコミュニケーションを徹底して頂くことを要望し質問を終えます。

大都会の秘境!伝説の庄内川ワニを追え!

住民の方から庄内川でワニを目撃したとの通報を得ました。

体長約40センチ。どうやら近くの温泉に通ずる放水路に生息しているようです。

これは、熱帯に生息する人喰いワニ?に間違いない! 
市民の生命を守るため! 幼稚園年長さんの3男をお伴に木曜スペシャル探検隊は庄内川ワニをめぐる冒険に旅立ちました。
 
はたして、こんな大都会名古屋を見やるロケーションの庄内川にワニなんて
いるのでしょうか!?
 
まるで熱帯の秘境!?
(庄内川の用水路)
 
ワニを捜索する小さな隊員も真剣です。
 
宇宙から飛来した隕石、至るところに落ちている(ゴルフボール)
 
怪獣の尻尾を発見!
 
幻の双頭の大蛇ゴーグもいるのか!?
 
水路の茂みががさがさと音がした!
その時!
 
ワニ!?
 
ん?ワニ?
 
 
 
ん?
 
 
これはヌートリアではないかーい!
 
ビーバーみたいな 前歯が出ている 大きなネズミみたいなやつです。
 
泳ぐ姿はまるでワニ!
 
 
温泉から出てくる暖かいお湯につかって、温泉カピバラならぬ温泉ヌートリアです。
庄内川の新たな名物になるんでしょうか??
 
※ヌートリアは特定外来生物に指定され農作物被害もあるので駆除の対象になっています。市役所には目撃情報を伝えてあります。
 
さてさて今回の探検ではワニは見つかりませんでしたが、狐も狸も鮎もウナギもキジもタカもいる多様な生物の宝庫、庄内川です、未知の生き物がいるやもしれません!
 
ドタバタ探検隊の飽くなき冒険はこれからもつづきます。
 

清須市議会議員定数削減

本日は令和2年度12月議会最終日。

一般会計補正予算ほか、重要案件の採決がある中

清須市議会議員定数削減案が急きょ議員発議により提出され、次期市議会議員選挙から議員定数22から21に削減することが賛成多数で可決決定しました。

 

私たち新世代はこれまで定数削減は議会改革の本丸として18まで削減すべしと訴え、議会での協議に臨んで参りましたが、ここにきて大変不本意ながら私たちの力不足で、議会をまとめることもできず、メンバーで熟慮を重ねた末、本案に対し賛成することといたしました。

賛成する理由については私が議場で発言した「賛成討論」を添付しますのでご一読頂ければ幸いです。

 

いろんな思いが駆け巡ります、私たちがこれまで訴えてきたことを翻意したのではないか?長いものに巻かれたのではないか?期待を裏切った!様々な批判は甘んじて受けたいと思います。 

 

それでも

私たち新世代、清須市議会を変える!清須市を発展させる! そんな思いを諦めることなくこれまで以上に力を合わせて邁進することを誓います!

 

★賛成討論★

 

(発議第8号 清須市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例案)

 

14番高橋哲生、私からは新世代を代表しまして 本条例案に対しまして賛成の立場で討論をさせて頂きます。

 

議員定数削減は平成17年の新市誕生以来、清須市議会において継続的に議論されているテーマであります。3町合併時在任特例により定数46名でスタート。平成18年には24名の議員が初めての市議会選挙において選ばれました。その後平成21年の春日町との合併を経て、平成22年4月30日までは特例で36名となりました。さらに議会改革推進等調査特別委員会の協議を経て平成24年3月には議員発議により22名に決定し、平成26年、平成30年の選挙において22名の議員が選出され現在に至っております。

 

その間議員定数削減は議会改革推進等調査特別委員会において継続的なテーマとして議論されてきており、平成29年9月に20の定数が議員発議されるものの、賛成10、反対11で否決されております。平成30年に改選された後は議会改革推進等調査特別委員会で鋭意調査を重ねられ、令和元年から議長団預かりの案件となり、特に令和2年度の現成田議長のもと会派代表者会議等において鋭意協議がなされてまいりました。

 

その際、各会派等によりそれぞれの定数に関する考え方が示される中、協議は不調に終わりましたが、このたび議員有志により定数改正案が提出されたところであります。

 

私たち新世代は、取り組むべき政策の一丁目一番地として議会改革を掲げており、これまで議員定数を18まで削減すべしと訴え協議の場に臨んで参りました。

 

私たちが訴える定数削減の考え方は、まず現定数が近隣の人口近似自治体と比較し多く未だ合併特例の途上であるということ、これは議員1人当りのカバーする人口が令和元年10月1日現在で、本市は3147名であり、近隣の北名古屋市が4098人、あま市が4039人、愛西市が3496人と比較しても少ないです。カバーする人口が多くなることは、議員に必然的に広く住民の意見に耳を傾け、より大所高所から市政にあたる資質を要求されると考えます。合併後15年となりますが、いつまでも合併の特例に甘んじることなく真の市議会議員に脱皮することが求められていて、それが清須市政の発展に繋がるという考えから、概ね人口4000人当たり議員1人を目指すこととし、私たち新世代は18という数字を掲げております。

 

 

しかしながら議員各位それぞれ多様な考え方がある中、このたび議員有志16名の名で清須市議会は21の定数で行こうと本議案が提案された事に対し、これまで議会改革特別委員会で重ねられた協議、議長団の取り回しによる協議、また各会派の協議、それぞれが困難を極める真剣な協議、調整を長時間にわたり重ねてきたことを鑑みると、そのプロセスは尊重してしかるべきであり、導かれた結果としての一定の前進は評価するものであります。

 

したがいまして、必ずしも議員定数に関しまして、私たちの掲げてきた考えと一致はしておりませんが、今後も改革を前進させていくため議会が一丸となって、全力で取り組んでいくことが何よりも大切であると考え、改革への新たな誓いの一歩として、本議案に賛同することを決意いたしました。

 

議員各位におかれましてはその点、格別なるご理解並びに本議案へのご賛同を心よりお願い申し上げ、新世代を代表しまして、賛成討論と致します。

令和2年12月18日 高橋哲生

 

 

 

 

 

令和2年12月議会一般質問 議事録 (今後の本市のコロナ対策)

Ⅳ、今後の本市のコロナ対応策

 

コロナの世界的感染拡大はとどまるところを知りません。我が国では第3波が到来し、この冬の日照時間の減少、気温低下、外気の乾燥も相まって、感染拡大が急激に加速しております。

一方で欧米ではワクチンの有効性が確認され、我が国においても法改正によりワクチン供給体制の整備が急がれているところであります。

 

そこでお尋ねします。

①  特効薬やワクチン接種が始まるまでの間、市民にとって最も大切な対策は何でしょうか?

 

②   発熱等、新型コロナウイルス感染の疑いがある場合、市民はどうすればよいのか、大人の場合と子どもの場合に分けて分かりやすくご説明下さい。

 

③   本市においてワクチンの供給体制をどう築いていかれるのかお尋ねします。

 

答弁①)

新型コロナウイルス感染症の感染予防対策としましては、基本的な手洗い、うがい、マスクの着用、消毒等の基本的な対策とともに、冬季に向かい寒くなる中においても適切な室内環境の整備で換気が重要となります。また、三密の回避、接触確認アプリのダウンロードにより感染者との接触確認等も引き続き推奨していきます。

 

再質問)ただいま答弁にありましたような、市民の方おひとりおひとりができる基本的な感染防止対策や冬季に向けた換気、ココアの推奨などを徹底して頂くことが最も大切だと思います。そしてそのことを、繰り返し繰り返し、くどいくらい、多様な手段で啓発していくことこそが市の役割だと思います。

どうか感染防止対策の啓発の徹底をこれまで以上にお願いします。

 

高齢者の方はコロナウイルスによる重症化や死亡にいたるリスクが高いと国や専門家は指摘しております。また若い方でも、治った後頭痛や嗅覚障害、強い倦怠感が数週間続くこともあると言われています。こうしたリスクを回避するためにも、各々がマスク着用などの感染症対策に努めることが大切です。本市の感染状況について県の公表データで検証すると、第二波では若い世代から感染が拡大しましたが、10月下旬からの第3波では各世代に幅広く感染が広がり、特に60代以上が7事例22パーセントを占め、その7事例の全てが感染確定日には中等症でありました。

現在、連日、過去最大の感染者数を更新し、重症者・死亡者も増加しています。感染症の専門家からは改めてマスクの有効性を訴えております。市民の皆さまがコロナウイルスに感染しないよう、更に医療現場を守るためにも、キメ細やかな感染防止策を一層啓発されることをお願い申し上げます。

 

答弁②)

国の通達を受けて、10月26日以降は、大人・こどもも含め、まずはかかりつけ医等身近な医療機関へ電話で相談ができることとなりました。かかりつけ医を持たない場合や相談する医療機関に迷う場合は、「受診・相談センター」である「清須保健所」、または、「電話体制を整備した医療機関」である「はるひ呼吸器病院」と「済衆館病院」に電話で相談をします。広報やホームページ、キヨスマ等で周知に努めております。

 

高橋まとめ)ただいま答弁のあったように 以前と変わった点は、かかりつけ医等の地域で身近な医療機関で迅速に診療検査を受けることができるようになり、医療の充実が図られました。県は医師会の多大な協力を得て、清須市内に6か所、北名古屋市、豊山町を含めると21か所の診療・医療機関を指定しました。答弁にあったように、発熱などの体の異変を感じたら、かかりつけ医等地域で身近な医療機関にまずは電話相談し、医療機関の指示に従ってそこで診療検査する、または電話で案内された診療・検査医療機関で検査することになります。その後検査結果によっては自宅や療養施設での療養、入院へと迅速な医療が行われます。市民の皆さまに、まだこうした取り組みが、流れが、浸透しておりません。命を守る取り組みですので広く、正しく啓発して頂くことを強く要望するとともに、この場をお借りして医療の最前線で新型コロナウイルスと戦っておられる医師会をはじめとする医療機関の皆様のご尽力に心から感謝申し上げます。

 

答弁③)

ワクチン接種に関しては、10月23日に国から、ワクチンの供給が可能となった場合、速やかに住民接種が行える準備をすすめることや、都道府県、市町村の役割についての通知がありました。

  まだ不明確な部分も多い状況ではありますが、今後詳細について順次通知があると思われますので、情報収集を行い、医療機関を始め関係機関と連携を図り、迅速に対応できるよう努めてまいります。

 

高橋まとめ)

ワクチン接種は自治体が実施主体になるので、どういった体制が望ましいのか、人員体制の確保、台帳システムの改修、実施体制の確保など多種にわたる事務が想定され、実施体制構築に向けての検討に日々腐心されていることを感謝申し上げます。関係職員の皆さまにおかれましては多忙な事務でお疲れかと存じますが、国や県からの情報を適時キャッチしながら、医師会ともよく相談の上、ワクチン接種に対して適切な対応ができるよう事務を推進していただきますことをお願い申し上げこの質問を終えます。

 

2021年ウイズコロナ下での市事業実施について 

 

質問)今年は世界中が対コロナの経験値が低く対応に困惑しました、我々の生活は一変しました。経済も心身の健康にも影響を与えています。本市に関しても様々な事業、サービス、イベントがストップ、あるいは縮小しました。そんな中で市として得られてきた経験もあるでしょうし、それに基づいた対応策の検討を重ねられてきたことと存じます。

 

2021年はこれまでの経験を活かし、ただ踏みとどまるのではなく、安全を確保しながら市の事業を、どうしたら実施していけるのか知恵を絞っていくことが大切だと考えます。そこでお尋ねしますが

 

①乾燥したこの冬を乗り越えるために学校、保育園、幼稚園ではどんな対策をしていかれますか?

② 市主催のイベントはどのように実施していきますか?また貸館、屋外体育施設の運営はどのようにされますか?

 

答弁①)

小中学校についてはエアコンよりも湿度が下がりにくいガスファンヒーターを使用して暖房する対策を考えており、幼稚園は加湿付き空気清浄機で対策したいと考えています。

あわせて小学校、幼稚園ともに、濡れタオルを吊り下げる、こまめに水分補給をする、極力室温を下げないような効率のよい換気の仕方をするなど、工夫して乾燥対策をしていきたいと考えています。

また、基本的な「3密を避ける」「マスクの着用」「手洗い」などを徹底して感染予防に努めてまいります。

 

保育園では、保育対策総合支援事業補助金を活用して、各クラスに1台加湿器付き空気清浄機を購入し、感想した冬に対応してまいります。また、マスクの着用によるウイルスの飛沫の防止を徹底し、うがいにより喉の乾燥を防ぐなど、引き続き、新型コロナウイルス、風邪及びインフルエンザの感染予防に努めてまいります。

 

再質問) 加湿器が配備されない小学校等でも濡れタオルを吊り下げるなど、できる方法を工夫するとのことで大変良いことだと思います。昔ながらのストーブにやかん、喉を潤すためのうがいの徹底、お茶でうがいをするのもよいと聞いています。もちろん小中学校にも加湿器を配備することのご検討もお願いしますが、何もお金をかけることだけがいいとは思いません。子ども達の為にいろいろ研究し工夫してご対応頂ければと思います。それから教室には湿度計があるところと無いところがあるとお聞きしました。教育的観点からも温度や湿度が計測できるものを各教室に配備することを要望します。

そして保育園ですが、6月補正で対応した加湿器付き空気清浄機が各教室に配備していくとのことですが、まだ現在配備されてませんが、いつ入るのかご確認します。

 

再答弁)

12月中には配備します。

 

答弁②)

新型コロナウイルス感染症に係るイベント開催の目安や、それに伴う施設の収容率及び人数上限等につきましては、国や県から概ね3か月ごとに指針が示されております。

市主催イベントの開催や貸館、屋外体育施設の運営につきましては、この指針に基づき、他市の動向や新型コロナウイルスの感染状況等を踏まえながら、新型コロナウイルス感染症対策本部会議において、事業の実施に向けた最善策を考えてまいります。

 

再質問)新たに危機管理部が設置され、コロナ対策の司令塔として日々ご対応頂いていることに感謝申し上げます。再確認しますが、ただいまの答弁は新年度の市の事業は極力中止ではなく前向きに実施していくという前提で最善策を考えていくという解釈でよろしいか?

 

答弁)お見込みの通りであり、繰り返しになりますが、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえながら、最善策を考えて参ります。

 

高橋要望と最終質問)

これまでの経験等により、様々な状況下でどんなやり方なら事業が実施できるのか、ノウハウが蓄積されていると思います。例えば生涯学習講座や各種講演会などは、仮に施設に多数集まれない場合でもリモートで実施することは可能だと思います。そういった検討を当然していることと思いますし、今後もそれを積み重ねて頂き、できる形で市の事業は実施していっていただくことを要望します。

 それでは最後に是非丹羽危機管理部長にお尋ねしますが、

危機管理部は新型コロナ感染症対策の中枢にいると思いますが、コロナ対策の司令塔として今後どのような役割を担っていこうとお考えか 最後にお尋ねします。

 

丹羽危機管理部長答弁)・・・・

令和2年12月議会一般質問 議事録 (スマホを活用した情報発信)

Ⅲ、スマホ等携帯端末を活用した市政情報発信及び情報交換について

 

質問)市民に対する市政情報発信は広報はじめホームページ、すぐメール、ライン公式アカウント、ツイッター、防災無線、掲示板ポスター、市政推進委員などを通じた伝達等々 様々な手段を講じていますが、スマホの本格普及により、市民が保有している携帯端末にダイレクトにタイムリーに情報伝達できる手段に大きな効果が期待されます。本市ではライン公式アカウントを開設し最近ではAIチャットボット機能も加えられ、順次強化されていると実感しているところであります。課題としては登録者数が少ないといったところでしょうか。しかしそれを乗り越えさらにこの分野を一層拡大進展させるべきだと考えます。そこでお尋ねしますが携帯端末を活用した情報発信・情報交換についての現状の認識をお尋ねします。今後どのように発展させていかれるのかお考えを伺います。

 

答弁)情報信機器に関する総務省の調査では、携帯情報端末であるスマー通トフォンを保有している世帯の割合が8割を超えており、固定電話やパソコンを保有している世帯の割合を上回っております。

 特に、スマートフォンは、アプリケーションを活用した災害情報の収集やSNSを利用する端末としても活用され、その重要性が益々高まっていると認識しております。

 本市では、ホームページ、ツイッター、LINE公式アカウントを活用し、行政情報の発信を行っています。

 LINE公式アカウントでは、「スマレポきよす」により道路や公園の不具合等に関する情報提供を受付、迅速な対応に努めています。しかしながら、議員ご指摘のとおり、LINE公式アカウントの登録者数は、11月時点で1,472人となっており、人口と比較して少ない状況であると考えています。今後は、必要な行政情報を、適切なタイミングで発信することに努めながら、積極的に利用登録の周知を行いたいと考えております。

 また、国のデジタル化の状況を踏まえ、今後の社会情勢に応じて、どの情報ツールを活用することが効果的なのか、先進自治体の事例も参考にしながら、情報発信の在り方を研究してまいります。

 

高橋再質問)積極的に利用登録を周知していくとの答弁でした。今月広報にもAIチャットボットの関連でQRコードが貼ってありました。周知方法はいろいろあると思いますが、まず裾野を広げるのはアナログ手段かと思いますので、市政推進委員さんからの展開や、ポスター掲示なども展開頂けるといいのではないかと思います。また市内で利用できるクーポンを配信するのも一つの方法かと思います。つまるところ登録者を増やしていくのは、結局内容につきると思います。市民の皆さんが知りたいと、知るべきと考える情報を充実させること、そして頻度も上げていくことだと考えます。どのように利用者を増やす周知を行っていくのか具体的にお示し願います。

 

答弁)利用登録者数を伸ばすためには、市の広報紙やホームページなどで、年に数回、LINE公式アカウントやツイッターの周知を図るとともに、公共施設にQRコードを掲載したチラシの掲示を行います。

 また、内容につきましては、市の行事や生活情報等を発信するなど、より一層充実させて、市民の皆さまに分かりやすい情報提供に努めてまいります。

 

高橋要望)繰り返しになりますがスマホ等の携帯端末への情報発信の利点は、最もお伝えしたい情報を即時に登録者に一斉にお知らせでき情報伝達の有効性が極めて高いです。ホームページだと、サイトへ飛び、数ある情報を探す技術もいります。ラインだと情報伝達時に音でお知らせできます。またコスト面でも紙媒体の広報が年間約2500万円かかっているのに比べて、ライン公式アカウントですと行政は無料で利用できます。もちろん多様な情報伝達チャンネルもこれまで通り保持しながら、この携帯端末の分野を発展させていくことが、市政発展に繋がると考えますので、どうぞ職員の皆さまにはいろいろと創意工夫してご活用頂くことをお願い申し上げ質問を終わります。

 

以上

令和2年12月議会一般質問 議事録 (愛知県建設事業の展望について、名鉄西枇杷島駅北口)

令和2年12月議会一般質問の議事録をアップします。

当日は質問・答弁合わせて40分の持ち時間をフルに使いなんとか時間内に納めました。大変ボリュームありますが、ご関心のある方は是非ご拝読ください。

※高橋の口述は「黒字」、市当局の口述は「青字」としました。

 

Ⅰ、愛知県建設事業の展望について

 

質問①)   都市計画道路枇杷島小田井線の整備は、完成幅員を20メートルにするのか25メートルにするのか県と共に協議検討していると伺っています。今後枇杷島橋及び枇杷島陸橋架け替えと伏見町線の整備が進んでいく状況下で本線の重要性や役割をどう捉えていますか?また今後事業を前進させていくための手法とスケジュールについてはどう考えていますか?

 

答弁①)枇杷島小田井線は、新市基本計画により、「地域内幹線道路」として位置づけており、本市全体の均衡ある発展と広域的な交流・連携を図るための重要な道路です。従いまして、市としてもその重要性を十分に理解し、積極的に県との連絡調整を行い、事業が円滑に進むよう協力しております。愛知県によりますと、現在、伏見町線などの整備効果も踏まえた将来交通量の推計を実施しているとのことですので、今後も県との連絡調整を密に取りながら、計画車線数など、整備のあり方について、検討してまいります。

 

高橋要望)

ただいま答弁のあった通り本路線は本市全体の均衡ある発展と広域的な交流・連携を図る清須市の骨格となる重要な道路です。

合併以来15年間要望し枇杷島アンダーパスは開通しましたがまだ全線が完成形ではありません。道路構造令の問題などで県と市でどういった形がよいのか検討を重ねていることは承知しているところではありますが枇杷島橋及び陸橋の改築と伏見町線の整備により、交通量が増加することが予想されます。先日も特構事業の説明会もあり、来年より本格的な工事が始まります。この整備に深く関係していますので、是非合わせて、県とともに様々な角度で、どんなあり方が一番よいのか工事着工に間に合うようにご検討を一層加速して頂くことをお願い申し上げます。

 

質問②)   都市計画道路枇杷島停車場線の整備についてはJR枇杷島駅西口駅前まで事業を進めておりますが、先線の狭小な道路の整備と新川仮橋の架け替えが懸案となっております。

そこでお尋ねします、先線区間の整備を進める為に、本市としてまず進めるべきことは何でしょうか?仮橋の利用可能期間は令和6年までと伺っていますが、事業実施スケジュールをどう考えていますか?

 

答弁②)枇杷島停車場線についても、枇杷島小田井線同様、新市基本計画により「地域内連絡幹線道路」として位置づけられているため、重要な道路です。現在、JR枇杷島駅西口広場までの区間の整備に着手していただいており、事業の推進のため、市も全力で協力をしております。また、JR枇杷島駅西口広場から新川橋梁までの区間は幅員が狭く非常に危険な状況であることは認識しており、現在の事業区間を早急に整備し、引き続き事業延伸していただけるよう、県に対し要望しているところです。なお愛知県では、現在、新川橋梁を含む先線について、道路概略設計を実施中であります。市といたしましても、担当者が県の方々とともに、将来取り付け道路の高さや土地利用への影響、用地取得の方法などの課題を共有しております。今後も、更に県との連絡調整を密に取りながら、事業を推進してまいります。

 

高橋再質問)JR枇杷島駅西口まではいよいよゴールが見えてきた実感をしています。

そして新川橋梁を含む先線の道路も概略設計を実施中とのことで、これはニュースによると来年の3月には明らかになるようで、こちらも一筋の光が見えてきたとの期待をしたいと思います。今後も事業認可を目指すと共に中学校前の危険な交差部のあり方、JR枇杷島駅近くという立地を活かしたあり方も、併せて考慮しながら、地域の皆さんにビジョンを示し、理解を得ながら事業を進めて頂くことを要望します。

 

最後に①②とも合併以来の清須市の都市を形作る重要な事業です。合併以来15年たちましたが、これが完成しなければ清須市が真に市になったとは言えません。県事業といえど、これは清須市の都市形成の核となる、いわば市の重要な事業です。そのためにはこれまでに増して愛知県と連携を深めるとともに、我が事として主体的にお取り組み頂きたいです。これに関して 副市長に改めてご決意の程を伺います。

 

副市長答弁)二つとも合併以来の重要な事業。今以上に愛知県と連携をしながら対応していきたい。

 

 

Ⅱ、名鉄西枇杷島駅北口開設にあたっての対応

 

質問)新しい名鉄西枇杷島駅の駅舎が令和3年末に完成すると伺っております。新設されますと今までに無い北口が開設されます。それにより乗降客の動線が変わり、歩行者の安全性が懸念されますが、関係団体と共にどんな対応策を考えていますか? また北口開設による経済波及効果をどう考えていますか? 枇杷島陸橋の架け替え後の高架下空間を駅前活性化の為に活用すべきと考えます。県に対する働きかけをして頂きたいと存じます。ご見解をお伺いします。

 

答弁)現在行われている、名鉄西枇杷島駅の改良工事は、令和3年3月末完了と聞いており、上下線各ホームに駅舎を新設、本線上のわたり踏切を廃止、北側改札口の新設、改札口からホームまでのスロープなどが整備されます。駅がバリアフリー化され、北側に新たに改札ができることにより、安全性と利便性が向上するため、利用者の増加は期待できると考えます。また間もなく、枇杷島陸橋改築工事が開始されるため歩行者等の安全には、十分留意する必要がありますので、県と調整を行い、安全対策を徹底します。なお、今回の駅舎整備は、新たに駅が増えるものではないため、北口改札の新設による、経済波及効果は小さいものと思われます。枇杷島陸橋の高架下利用につきましても、必要性について検討しながら、今後関係機関と調整してまいります。

 

高橋要望)駅が新しくなり、北口もでき たいへん地域も明るくなります、また枇杷島陸橋の改築後はさらに景色が一変します。大きな期待と夢を描きながら、どうしたらもっとよくなるのか?を「そうぞう」していかなければならない。ひらがなのそうぞう イマジンとクリエイト 両方の意味があります。それが大切です。今 駅新設による経済波及効果は小さいと仰いましたが。北側にも駅前ができ 地域の商業的チャンスは向上すると考えるのが当たり前だと思います。チャンスを最大限生かすことを是非考えて頂きたいと思います。 高架下は今より巨大な高架下が駅前にできる、これを活かさない手はありません。スーパーなど商業施設、駐車場、駐輪場、公園など様々な活用法が考えられます。市民にとって何が一番望ましいのか?市としての考えを持って愛知県や名鉄と調整をお願いしたいです。これにしても外交が大切である。そこをしっかりやっていって頂かれる事を要望します。また同時に枇杷島陸橋の改築による変化があると思いますので、それにより歩行者等の安全が本当に確保されているのか一度機会を捉え図面等を用いご説明して頂くことを要望します。

 

以上

老人の日

9月15日。老人福祉法では「老人の日」となります。この日から21日まで「老人週間」となるそうです。

同法では65.歳以上を老人と定義し、基本的理念として
・老人は、多年にわたり社会の進展に寄与してきた者として、かつ、豊富な知識と経験を有する者として敬愛されるとともに、生きがいを持てる健全で安らかな生活を保障されるものとする。

・老人は、老齢に伴つて生ずる心身の変化を自覚して、常に心身の健康を保持し、又は、その知識と経験を活用して、社会的活動に参加するように努めるものとする。

・老人は、その希望と能力とに応じ、適当な仕事に従事する機会その他社会的活動に参加する機会を与えられるものとする。

としています。

なお国民の休日である「敬老の日」は平成15年から9月第3月曜日となっております。今年は21日。

88歳の大村崑さんは筋トレでパワー全開です。

https://m.youtube.com/watch?v=AfRds_We3js

老人の皆様は是非、健康を維持しながら後の世代に知識と経験を授けて頂きながら各方面でご活躍し、そして人生を謳歌して頂きますことを心よりお祈り申し上げます!