令和3年6月定例議会一般質問(新型コロナワクチン) | 清須市議会議員 高橋てつおオフィシャルブログ Powered by A,meba

令和3年6月定例議会一般質問(新型コロナワクチン)

6月4日に私がした一般質問の議事録です。順次UPしていきますので、是非ご覧ください。まずは市民の皆さまの関心の強いコロナワクチンについてです。

 

3 本市の新型コロナウイルス感染症予防ワクチン接種体制に対する市民の不満について

 

 

髙橋)市民の間でワクチン接種体制に関する不満や疑問が爆発しています。多くの苦情が私たち議員のもとに寄せられています。この不満は何か。どう捉えているのか、ご認識を伺います。そして、この不満にどう対処していかれるのかお尋ねします。

 

 

ワクチン対策室長)ワクチン接種について、市民の皆さまより様々な相談に対応できるように3月8日から一般相談コールセンターを開設いたしました。4月26日の予約開始日は、電話予約を8回線で実施しましたが、大変混み合い繋がらない状況が続きました。WEBについても一時的に予約が集中したことにより、繋がらない状況が生じ、市民の皆さまには大変ご迷惑をおかけしました。

 

相談や予約コールセンター、新型コロナウイルスワクチン接種対策室、また健康推進課において、電話等で多くの相談やご意見をいただきました。

 

主なものとしては、一度に全高齢者の予約が集中するため電話やWEBが繋がらない、WEBの操作方法がわからない、2回目が同時に予約できない、接種会場が一か所であることなどです。

 

5月27日からの予約については、国からのワクチン供給量が確保されたことから、ワクチン接種を希望するすべての方が予約できる状況となりました。

 

4月26日からの予約と5月27日からの予約の変更点として、電話回線を増やし、WEBサーバーを増強するなどの環境を整備しました。また2回目の予約を、事前受付会場において実施することとし、また介助が必要な方等の電話での予約については、1回目接種予約と同時に2回目の予約ができるように変更致しました。これらのことを変更した事により、ご意見や問合せの件数も激減しました。今後も改善できるところは、改善し、スムーズにワクチン接種が実施できるよう検討を重ねてまいります。

 

髙橋)今答えて頂いたことを私も聞いています。しかしその中でも一番聞いていることが、集団接種会場が一つしかないことであります。何故馴染みの地域のかかりつけ医で接種できないのか?何故名古屋市はじめ周辺の市町ができていることが 本市はできないのか? 不満や疑問が渦巻いています。

これに関して私はうまく説明できません。

先ほど同僚議員からの質問で、今後モデルナ社のワクチンが市町にいつ供給できるのか不透明な状況であるが、個別接種ができるよう検討し、地域の医師会と調整しています、という答弁がありました。その点につきましては、ひとまず安心しましたが、それを早く実現していただきたいし、それを早く明確に市民の皆様にお伝えして頂きたい。

 

現状いろんな問題が起きているんです。市役所も把握していると思いますが、市外のクリニックにワクチン接種を希望する方が流出しています。そうしたことが本市の地域医療の崩壊に繋がらないのか大変憂慮しております。

 

和歌山県が高齢者の接種率が高いということですが、これは何故かと申しますと地域のほとんどの医療機関で個別接種ができる体制になっています。それは行政と医療機関の強力な信頼関係と連携によって日本一の高齢者接種率が達成されたということであります。5月30日現在26.82%。全国の倍です。 

よって大切なのは地域の医師会との連携だと思いますので、しっかりやって頂いて、是非市民の皆さまが安心を抱いて頂ける接種体制の構築をすみやかに掲げて頂けることをお願いします。

最後に市長の口から、市長の言葉で市民の皆さまが安心して頂ける接種体制に対するメッセージを頂きたいと思います。

 

永田市長)担当のほうからご答弁させていただいた通りでありまして、条件が整いましたら、条件というのはいろいろ、モデルナのことも、医師会との話あいのこともありますけど、条件が整い次第開業医さん、クリニックさんで接種できる体制の構築をできるように、しっかりと頑張ってまいります。お願いします。