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たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

神戸市の六甲山にある六甲高山植物園に、先月行ってきました。
 
このケーブルカーで六甲山上を目指します。

 

 

 

六甲山の標高は931メートル

 

六甲高山植物園は、標高865メートルの所にあります。

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キクザキイチゲ、キンポウゲ科イチリンソウ属だが、花びらがが菊のような形で咲き、

1本の茎に1輪をつけるので、菊咲一華

 

クロモジ

 

ケスハマソウ(毛洲浜草)、白い花で花弁の縁が薄いピンク、茎や葉に毛が多い

スハマソウの名は、葉の形が祝いの席に飾る島台「州浜」に似ていることに由来

 

別名 ユキワリソウ(雪割草)、ミスミソウ(三角草)

 

 

白い花が特徴的なミヤマカタバミ

 

キジ(雄)、希少な山野草を守るガードマンのように園内をパトロールしていました。

 

 
 

オオミスミソウ(大三角草)、キンポウゲ科

花色は白色、淡紅色、濃紫色、淡紫色など様々

 

オオミスミソウは、名前の通りミスミソウよりも葉や花が大きい

 

葉は浅く3裂し、全体としては三角状をした特徴的な形をし、

これがミスミソウ(三角草)の名前の由来。

 

 

 

ザゼンソウ、サトイモ科

 

 

 

ホクリクネコノメ、ユキノシタ科

 

ネコノメソウの仲間は、その萼片やしべに違いが有る事が多い

ホクリクネコノメソウの場合は、苞は鮮黄色で、萼も黄色で直立しています。
葯は暗紫色で葯が萼裂片より高く外に出ているのが特徴。

一般的なネコノメソウの葯は黄色。

 

ワサビ、アブラナ科

 

 

ショウジョウバカマ

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ショウジョウバカマ蕾

 

 

 

ショウジョウバカマ(白)

 

 

バイカオウレン

 

 

カタクリ、ユリ科

 

 

 

ユキワリイチゲ、キンポウゲ科、花は白に淡い紫色を帯び、日があたると直径3~4㎝に全開する

「雪割」は早春植物を表し、「一華」は1本の茎に1輪の花をつけるという意味。

葉っぱは汚れたように見える独特の色合い。

 

 

プリムラ・ブルガリス、サクラソウ科

 

 

 

ヒメカンアオイ、ウマノスズクサ科、

カンアオイの仲間の中ではやや小型であることから「姫」がついています。

 

 

 

ミヤマカタバミ、カタバミ科

 

 

 

ハイマツ、50年でこの大きさに

 

 

イワヤツデ(岩八手) ユキノシタ科

 

 

 

 

 

 

野草園用心棒の雉鳴きて

龍朗

 

 

 

 

 

新年度から日曜日がお休みに変わったので、大手を振って探鳥会に出かけました。

毎月第一日曜日は今津干潟でのバードウォッチングです。

 

コチドリ

 

 

ハシビロガモ、雄と雌

 

 

ツグミ

 

嘴が長いホウロクシギ、その左隣はツクシガモ、緑の頭はマガモの雄、白いのはダイサギ

 

 

アオアシシギ2羽と小さいハマシギ15羽くらい

 

 

青空高いところで囀るヒバリ

 

地面に降りてきたヒバリ

 

 

ムナグロ、手前はマガモの雌かな

 

 

クロツラヘラサギとヘラサギ、顔が見えないとわかりません

 

これはヘラサギ、目が見えます

 

 

こちらはクロツラヘラサギ、目がはっきりしません

 

こちらはヘラサギ

 

 

エゾギシギシ

 

ハマダイコン

 

レタスの花は黄色だった!

 

レタスに付いている青虫を食べるスズメ

 

ジューンベリー、バラ科ザイフリボク属正式名は、アメリカザイフリボク

6月ごろに果実を収穫できることから、ジューンベリーという俗称がついた。

「ザイフリボク」の由来は、白く細長い花弁の形が、戦陣を指揮するときに振るう

采配に見立てたことから「 采振 ( ざいふ ) り 木 ( ぼく)

赤黒く熟す実は甘みがあり、ジャム、果実酒等に利用できる。鳥も好んで食べにくる。

 

 

葉に先駆けて開花する

 

花の後には果実ができ始め、新葉も展開する

 

夜は、友人宅で、今季最後のお花見!桜が良くもってくれました。

 

桜には田酒が良く似合う!?

 
花咲けば昔は田植え今は酒

 

年度末日に、福岡市植物園に
 

シイモチ、モチノキ科、樹皮からトリモチを作る

 

 

アカボシシャクナゲ、台湾原産

 

 

 

シロモジ、クスノキ科、葉の形が独特

 

 

 

 

クサボケ、バラ科、小さくて草のように見えるのでこの名がある。

 

別名シドミ(果実が酸っぱいことから「酸ドミ」の転)、

ジナシ(地面に横たわってナシに似た果実がなることから)

 

 

リキュウバイ、茶花

 

 

 

セイヨウバクチノキ、バラ科

 

 

ボケ、バラ科

 

 

 

ウコン、八重咲きの桜、

 

淡黄緑色、花びらにも葉緑体を持つ

 

 

ギョイコウ(御衣黄)、黄緑色

 

 

 

ヤエヤマブキ

 

 

ミツバアケビ

 

ミツバアケビ雄花

 

ミツバアケビ、雄花と雌花(大きい)

 

 

テンダイウヤク(天台烏薬)

 

テンダイは中国浙江省の天台山を意味し,この地方で良質な生薬が産出されたことに由来。

ウヤク(烏薬)とは,生薬に用いる肥大した根をカラスに見立てたことから,

あるいは果実がカラスのように黒紫色に熟すことから名づけられた

 

 

ルリハコベ、サクラソウ科

 

イワヤツデ、ユキノシタ科

 
葉がヤツデのように切れ込む

 

 

キバナイカリソウ

 

 

 

コバノガマズミ、スイカズラ科

 

 

 

トサノミツバツツジ

 

 

 

 

アマミセイシカ(奄美聖紫花)

 

 

 

ホンコンドウダン、別名ピンクシャンデリア

 

 

 

 

新年度 別れと出会い瑠璃蘩蔞

龍朗

 

通勤路のナワシログミ、もう実が真っ赤。

 

 

けっこう甘く、おいしいです。

 

 

 

ここから大濠公園

ホルトノキの葉の裏、葉軸が赤い、海岸性の植物です

 

ウバメガシ、備長炭で有名です

 

イスの木の花

 

イスノキの葉にできた虫こぶは、イスノキハタマフシと呼ばれる

 

イスノキの枝にできる虫こぶは、イスノキエダナガタマフシだそう

 

 

クスノキの緑が美しい!

 

樹皮が剥けて丸裸になるバクチノキ

 

葉は互生で、鋸歯がある

 

バクチノキはバラ科で、葉の付け根に蜜腺がある

 

バクチノキの実

 

シャク、セリ科、複散形花序

 

巨大なタンポポ、ロクアイタンポポ

兵庫県神戸市の六甲アイランドで見つかったタンポポで、直径5cmを超える大きい頭花をつける。

このタンポポは4倍体でセイヨウタンポポとカンサイタンポポの雑種と見られる。

 

 

クロマツ、海岸性の松、樹皮は、灰黒色で、老木になると深い亀甲状に裂け目ができる

 

触ると痛い

 

モミジバスズカケノキ、剥げた樹皮が緑色

 

 

アキグミ

 

 

アキグミの花、秋には実が実るはず

 

 

葉が茎を抱く、スイバ(スカンポ)

 

スイバは葉が矢尻型

 

ギシギシ、葉が茎を抱かない、葉の縁が波打っている

 

 

ここから舞鶴公園

 

アキニレ、枝先が毛細血管のよう

 

アキニレの葉、左右非対称、

小さな葉が沢山あるので、それぞれの葉が陽を譲りあうため

 

 

日本三大美幹の一つアオギリ、あと二つは、シラカバ、ヒメシャラ

 

 

ツクシオオカヤツリ、県指定の天然記念物

 

 

コスミレ、唇弁に紫の線

 

紫のスミレ、葉が長い、スミレは元々、ギニア高地の大木

 

 

イタドリ、中は中空、皮をむいて食べる、酸っぱい

 

セントウソウ (仙洞草)、シャクに似ているが、背が低い

 

 

タラヨウの花の芽

 

 

 

ソメイヨシノ満開、青空をバックに

 

ハマクサギの新芽

 

 

マサキの若葉

 

 

イスノキの花

 

 

赤いのが雄花、先が飛び出しているのが雌花

 

舞鶴公園、ボタン・シャクヤク園の桜

 

松前桜、北海道松前町から移植された桜

 

 

急かされし田植え苗代茱萸真っ赤

龍朗

 

 

 

 

能古島で観察した野鳥たちです。

 

早速ですが、本日の眼玉、ホオアカです。

 

左上と右下と1羽ずつ

 

イソシギ

 

 

イソヒヨドリ雄

 

ウミウ(左端)、ヒメウ(左から2~4番目、右端奥)、カワウ(右端手前)、勢ぞろい!

 

ウミウ2羽

 

飛ぶカワウ

 

 

ヒドリガモ雌雄

 

ミサゴ雄

 

カシラダカ、メス(上)とオス(下)

 

モズ雄

 

 

ホオジロ雄

 

トビ

シロチドリ2羽

 

カワラヒワ2羽

 

鳥の世も嬶天下か花曇り

龍朗

 

取材の下見を兼ねて、のこのしまアイランドパークまで足を伸ばしました。

 

入場ゲート前に、こんなに立派な桜が!

もちろん、ソメイヨシノ!

 

入場後も、素晴らしい桜たちが出迎えてくれました!

 

そして、メインはこちら!海をバックに菜の花と桜の絶景です。

 

 

 

薄曇りでしたが、こんな曇りを花曇り、あるいは養花天(ようかてん)といいます。

 

こちらの桜は、大島桜。白っぽい花が特徴です。

そして、大島桜の一番の特徴は、萼筒(がくとう)が筒状で細いこと。
他の桜は、萼筒が膨らんでいる

 

大島桜も満開でした。

 

 

こちらの桜は、種類がわかりませんでした。花柄が長いので、アマヤドリ(雨宿)でしょうか?

シロタエ(白妙)かも

 

 

ほかにも桜がいっぱい!

 

 

 

真っ白き花房たわわ養花天

龍朗

 

月末の月曜日に行われている、能古島観察会です。
この4月から、月曜日が休みでなくなったので、今回が最後の参加になりそうです。
 

イスノキの真っ赤で小粒のツボミ

イスノキの語源は、材が硬く櫛を作ったため、クシノキが訛ったのではとされる。

 

 

 

キツネノボタン、葉がボタンに似ている

 

 

メリケントキンソウの花

南米原産の外来生物で、草丈は5~10cmで地面をはうように生えます。
一般的に、4~5月頃に花を咲かせ、5~6月頃に実を結びます。
果実には2mmほどのトゲがあり,このトゲが肌などに刺さりケガなどをするおそれがあります。

 

スズメノカタビラ(雀の帷子)

1つ1つの花穂の形が、スズメが着るような小さな帷子に似ていることが名前の由来。

 帷子とは、裏地のない一重の着物のこと

 

ハマダイコン

 

 

ノボロギク(野襤褸菊)、熟した果実が白い毛で覆われた姿が古いボロ切れに見える。

 ヨーロッパ原産ですが、繁殖力が強く世界中に帰化している。

 

 

スノーフレイク、花弁外側の緑色の点々が目立つ。

 

ハナモモ、バラ科モモ属、桃の仲間なので、花びらの先が少し飛び出している

 

 

トウダイグサ(燈台草)、上に伸びた草の先に椀状の葉があり、

その中に黄色い花が咲く様が、油火を灯した燈台に似ていることから。

 

ツメレンゲ(爪蓮華)、葉が爪のように尖っていて、ロゼット(根生葉)の様子が

仏像の台座(蓮華座)のように見えることから

 

ハマエンドウ、カラスノエンドウより2回り以上大きい

 

 

紅い実が無くなったピラカンサ、トゲとわずかに残った黒くなった実

 

コウボウムギ、茎の付け根のさやで筆を作っていたことから、

書道にゆかりの弘法大師に由来し、つけられた名前です。

 

マツヨイグサ(上)とコマツヨイグサ(下)、ともに花の色は黄色ですが、大きさが全然違います。

枯れた時に、花がオレンジ色に変わるのは、この2種類のみ。

メマツヨイグサとオオマツヨイグサは、枯れても黄色

 

ハマボッス(浜払子)、 塩性植物、

払子(ほっす)とは、お坊さんがお払いに使う道具。

浜に生えていて、花がかたまって咲いている様子を払子に見立てて名づけた。

 

オオジシバリ、葉が細長い

 

 

アケビの花

 

 

 

クサイチゴの花

 

タチツボスミレ

 

 

薄紫のフデリンドウ

 

 

苗代の頃に実を結ぶといわれているナワシログミ。早くも、実っている。結構甘かった。

 

花にあたる仏炎苞(ブツエンホウ)が、葉の下にあるムサシアブミ

 

花にあたる仏炎苞(ブツエンホウ)が、葉の上にあるマムシグサ

 

 

トゲミノキツネノボタン、キツネノボタンより背が低い

 

 

アレチノギク

 

 

ムラサキケマン

 

ギシギシ、葉が波打っていてギシギシしている、葉が茎を抱いていない

 

 

シキミ

 

シキミノ花

 

 

リキュウバイ、茶花として好まれていることから、茶人千利休にちなみ、この名に

 

 

 

シャクの花、せり科

 

 

スズメノヤリ

 

サルトリイバラの花

 

 

 

黒土より薄紫の筆竜胆

龍朗

 

 

今年から月に1回のペースで、毎日新聞にコラムを書いています。3回目の今回は桜について。

 

毎日新聞2023年3月25日付福岡版掲載

 

 

花は何処 咲かなくなりし 温暖化

龍朗

 

SDGsの一環で、生物多様性を学ぶきっかけとして、

RKBではニホンミツバチの養蜂を行っています。

この3月で3年目に入りました。

さあ、ちゃんとこの冬を越すことができたのでしょうか?

3月8日、ミツバチの日の様子をご覧ください!

 

 

 

 

 

 

 
 
さらに、巣箱の中の様子です。

 

 

3月は気温が高めで推移し、蜂たちはとっても元気!
まもなく、分蜂(引っ越し)の時期を迎えます。
うまく捕まえて、ニホンミツバチの数を増やしたいなぁ~!

 

今の時期は、菜の花などから蜜を集めています!

 

 

 

 

 

 

引っ越しの準備か 蜜蜂の羽音

龍朗

 

植物友の会の有志で開催している植物観察会です。今回は、宗像市の城山です。
 
羽片の上側の小羽片がほとんどなく狭いアマクサシダ(天草羊歯)、
熊本県天草からの命名

 

フモトシダ、羽片基部の上側が少し張り出す、

山麓に多く生育することが名前の由来、光沢がない

 

ベニシダの仲間、新葉が紅色を帯びていることから名付けられた

最下羽片基部の下向き小羽片が短いのが特徴

 

 

ノシラン

 

バリバリノキ、振るとバリバリと音がすると言われるが・・・?

 

バリバリノキの新芽

 

ヤマアイ、昔、染料に用いられ、和名は山の藍という意。

日本最古の染料ともいわれる。

 

 

ハカタシダ(博多羊歯)、博多織の模様に似ていることから

 

側羽片が3つぐらい

 

オオカナワラビ、側羽片が5つぐらい

 

ムクノキの板根(ばんこん)

 

 

マツザカシダ、和名は白斑の入った葉を松坂帯に見たてたもの

オオバノイノモトソウに似るが、側羽片が1〜3対と少なく、葉が波のようにうねる。

 

天草シダ

 

オオカグマ、オオは大きいの意味で、カグマはシダの古名、羽片が波状

 

葉の裏に側脈が2本

 

スイカズラ(忍冬)、葉に毛が多い、葉は対生

 

 

シタキソウ(舌切草)

 

 

ツルグミ、葉が柔らかく、裏が銀色

 

 

 

イタビカズラ、
イタビとはイヌビワのことでイヌビワの仲間で茎がつる状になるので葛の名が付いた

 

側脈が5~8対、オオイタビだと4対

 

 

シロバイ

 

葉縁は波打つことが多く、鋸歯は低い

 

葉裏にも光沢がある

 

キジョラン、アサギマダラの幼虫の食草

 

カゴノキ(鹿子の木)

 

名前は、鹿の子模様の樹皮に由来。

 

アリドウシ、小さなアリでさえ突き通してしまうほどの鋭いトゲを持つ

 

別名、一両(イチリョウ)、縁起植物

 

 

ウラジロガシ

 

キジノオシダ、最下羽片基部に柄がない、柄があればオオキジノオ

 

 

ミツバアケビ

 

リンボク 、常緑のリンボクはバラ科バクチノキ属。

和名に「鱗木」とあるように、茎の表面に葉の脱落跡が鱗状に残されることに由来する

 

 

バリバリノキ

 

ムクロジの群落

 

 

ウバユリの葉

 

 

ウラボシノコギリシダ

 

 

シダは難しい!

 

春山や赤き実と棘あり通し

龍朗