先日友だちがふと漏らした言葉があります。
「できる人でありたい。
でないと誰にも受け入れられない。
そう思ってた。」
その言葉を聞いた夜、
ふと、思い出したことがあります。
私が小学生の時のお話しです。
もう「昔話」レベルの話ですが…!
こんにちは。
対話空間「旅するコーチング」へようこそ!
「がんばっている自分を労えない」
「自分に自信がない」
「他人に合わせてしまう」
「職場の人間関係がしんどい」
そんな悩みをコーチとの対話で解決し
自分の人生を大切に生きていきませんか?
ライフコーチの
小国里恵(おぐにりえ)です。
➡私のプロフィールです
私が小学1年生の時です。
クラスでは給食を1番早く食べることが
流行っていました。
一番の人は「お~ッ」って感じで
どよめきが起こるのです。
わたしはある日、そのどよめきを
受ける側になりました。
つまり一番。
そして、家に帰って母親にそのことを
報告したのです。
すごく嬉しそうに、いちばんになったと。
母は喜んでくれました。
でも、私の手には給食で出た「パン」がありました。
この状況、わかりますか?
当時、給食には食パン2枚が
ついていたのですが、
そのうち1枚を私は給食袋に
隠して持ち帰ったのです。
一番になるために。まあ言わば不正ですよね。
小学1年生の無邪気さか後ろめたさか
何かはわかりませんが、
私は母に一番の報告をしたあと、
隠して持ち帰ったパンもすぐに見せているのです。
母は知らずに喜んでホメてくれたあと、
微妙な顔つきにサッーっと変わりました。
もちろん注意はされましたが、どんな風だったか
詳しいことは覚えていません。
その後、もう一つ覚えているのは、
私が給食を残って最後まで食べている場面です。
もう掃除の時間になっているのに…
まだ食べている。
残らされているのです。
食べられなくて。遅くて。
おそらく、こっちが本当の私です。
今となっては食べる速さに
優劣をつけること自体に
意味はないとおもいますが。
ウソをついてまで一番であろうとした
6歳の自分です。
きっと、一番になってクラスのみんなに
「おーっ」と言われたかったというよりも
母親にホメられたかった、
りえちゃん、えらかったなぁって言われたかった。
そういうことだと思います。
なんか、泣けてきます。
いじらしいというか。
そんなにしてでも、
母親にアタマを撫でてほしかったのか。
逆に言うと、そんなことしなくても
母はよしよしってしてくれてたと思うんです。
一番であろうとなかろうと、
できようとできまいとどうであろうと、
私の存在そのものを
大切にしてくれていた。
もし、6歳の私にいまの私が
声をかけることができるとしたならば。
まずはこう言ってあげるかな。
『そうかそうか、
ほめてもらおうとおもたんやなぁ。
わかるわ~。
でもな、そんなことせんでも、
一番ちがっても大丈夫やできっと。』
そして、本当は早く食べられなった
最後まで残って半泣きで食べてた
がんばった自分に全力で
お疲れさまって、言ってやりたい。
母はもうこの世にはおりません。
代わりにいまの私が
6歳のりえちゃんを
ギューッとしてやります
こんな風に、コーチングでは
「自分をねぎらう」ということも
大切にしています。
◇募集中です
➡コーチング「クライアント」募集のお知らせです~はじめの一歩を踏み出したいあなたへ~
◇こちらもよろしければどうぞ
はじめの一歩を踏み出したい方
↓↓↓
ブログへのご感想、ご質問等も!
いつもいいね、フォロー
ありがとうございます