福島原発の汚染水問題を「先送り」してきたのは、政府・東電・原子力ムラの方だが・・

汚染水が増え続ける最大要因は、山側から原発敷地内に流れ込む地下水。
本来なら、地下水脈を地下ダム等の建設で遮断、福島原発から迂回させることが必須なのだが、
チェルノブイリとフクシマ
【チェルノブイリでは、地下水にも境界が造られた。放射能と生活の境界が・・
フクシマでは、東電が 地下ダム建設費1000億円を惜しみ、未だ放射能汚染水と格闘中。】
原発事故から8年 「汚染水」が今も大きな課題。東電が、地下ダム建設費を惜しんだばかりに・・

政府・東電・原子力ムラは、ポンコツALPSに要る不完全除染と、
(金欠の)東電救済のため?自然の摂理に逆らった虚大凍土壁を、東電・鹿島JIVに発注、建造したのみ。
泥棒に追い銭!「凍土壁・ALPSⅡ」受注は東電JV、支払いは国の「廃炉研究費」

その間も東電は、スキを見ては、流出事故?による直接海洋投棄を敢行。
東電流の汚染水対策?? 汚染水漏れ口を2年超放置し海へ垂れ流し!?

本当は、汚染水から水分を抜くだけで、放射性物質の完全分離が可能で、九州電力・玄海原発では、(汚染水処理に)実際に蒸留法を採用している。
汚染水処理ー玄海原発では蒸留法で完全分離、しかしポンコツALPSは基準値超の取り残し、なぜ??

蒸留すると (トリチウム以外の)放射性物質と、水(H2O)&トリチウム水の混合水に分離される。

この、水(H2O)&トリチウム水の混合水は、性質が酷似しているため、原子力ムラの低レベル技術陣は困難と言うが・・
トリチウム水を流すなら東京湾に! それがいやなら、原子力ムラ未公認の完全分離法が

これまた、簡単に分離出来てしまう。
超簡単!「トリチウム水」を一瞬で分離できる方法。

しかし、政府・東電・原子力ムラは、“薄めて海洋投棄”を強行しようとしている。

なぜ?海洋投棄を強行する必要があるのか?
それは、もし簡単にトリチウム水の分離が出来てしまっては、日本中、世界中の原発から、トリチウム水の脱法的投棄が出来なくなるからに他ならない。

だから (日本の原子力ムラを代表して)菅首相は、福島原発“トリチウム水”の処分 を「先送りできない」と急かせているのだ。

幾ら急かしても、原発事故に拠り 通常運転の何十・何百年分も製造された“トリチウム水”の全量を、薄めて海洋投棄するには、30年から40年も掛かる。
何も、急ぐことはないのだ。
福島原発の(未)処理汚染水 「30年かけて放出」 と、東電。 トリチウムの半減期は12.3年だが

政府 “原発処理水” と言う名の“超高濃度汚染水”の海洋投棄を決定??


 NHKニュースWEB 2021年4月12日 13時55分
福島第一原発“トリチウム水”処分 菅首相「先送りできない」

【東京電力福島第一原子力発電所で増え続けるトリチウムなど放射性物質を含む水の処分方法について、政府は13日にも関係閣僚会議を開き、海への放出を決定する方針です。

菅総理大臣は、衆議院の決算行政監視委員会で「近日中に方針を決定したい。福島の復興にあたり、処理水の処分は避けて通れない、いつまでも先送りできない課題だ」と述べました。

そして「漁業者をはじめ、風評への懸念から、処理水の海洋放出に反対の声があることは認識している。真摯(しんし)に向き合い、万全の対策を講じていくことが大事だ」と述べ、安全性について国内外の理解を得るため、科学的な根拠に基づいて説明を尽くしていく考えを示しました。】一部抜粋


 NHK福島ニュースWEB 04月12日 16時05分
福島原発の処理水 脱原発団体が海洋放出しないよう要請
【福島第一原子力発電所のタンクで保管され増え続けているトリチウムなどの放射性物質を含む水について、政府は、13日にも関係閣僚会議を開いて海への放出を決定する方針です。

これに対し、市民グループや社民党県連で作る「脱原発県民会議」は、12日、福島市にある復興庁の現地事務所を訪れ、応対した担当者に海への放出を決めないよう求める要請書を手渡しました。

要請書では、手段を海への放出に限定せず、陸上で保管し、汚染水の発生を減らす対策をとったうえで、放射性物質の分離技術の開発も選択肢とすることや、廃炉のスケジュールを理由に放出を急ぐのではなく、期間の見直しも検討するよう求めています。】