素人が馬鹿なことを」とお思いでしょうが、岡目八目という言葉もあります。
大切な問題ですから、馬鹿にせず最後までお読みください。

薄めて海に放出「最も早く、低コスト」??汚染水めぐる公聴会、福島県漁連は反対の方針
「素人が馬鹿なことを」と 言わず、〝毒入り水〟を海に捨てる前に、ぜひとも試して下さい。

常識は破るためにあり、その先に進歩がある。何時までも常識に囚われていてはいけない。
固定概念に囚われない素人発想こそが、不可能を可能にするのでは?
未利用のエネルギーは無尽蔵。目に見えずとも、そこにエネルギーは存在する。

「トリチウム水」の分離手順

用意するもの

トリチウム汚染水 ペットボトル ボウル 冷蔵庫 以上。

それから、トリチウム濃度・放射線量を測定する機器。それだけ。


まず、ペットボトルにトリチウム汚染水を容れ、冷蔵庫で+1度に冷やす。

次に、冷えたペットボトル入りトリチウム汚染水を取り出し、衝撃を与える。

すると、あら不思議 一瞬でトリチウム水のみが凍結。

残った普通の水をボウルに注げば、分離はほぼ完了。

これを数度繰り返せば、純度はさらに高まる筈。





塩分濃度が高く、理屈どおりには行かない?というイチャモンもお有りでしょうが、

それならば、事前に煮沸・蒸留すれば、塩分及び不純物は取り除かれ、
ほぼ純粋?なトリチウム汚染水(「トリチウム水」と「普通の水」の混合水)に・・

尤も、お茶やミネラル水、炭酸水・・多少の不純物が入っていても、この現象は起きますが・・

※ 「トリチウム水」と「普通の水」の分離が難しいのは、その性質が酷似しているから。
トリチウム単体または、「トリチウム水」以外のトリチウム化合物の分離なら、煮沸・蒸留で、たぶん十分。


まず前提として、トリチウム水(T₂O)は+3.82度で凍り、普通の水(H₂O)は+0度で凍る。

次に、凝固点(融点)以下でも凍らない過冷却という現象で、トリチウム水(T₂O)は+1度でも凍らない。

そして、+1度に冷やしたペットボトル入りトリチウム汚染水に衝撃を与えれば、
凝固点(融点)以下のトリチウム水(T₂O)だけが一瞬で凍結するという仕掛け。

尤も、過冷却現象に頼らずとも、+1度で冷やし続ければ、普通の水(H₂O)は凍らず、
凝固点(融点)以下のトリチウム水(T₂O)だけが凍り、分離できるのだが・・


尚、この分離法は、当ブログの読者の あんこさん のナイスアイデア

普通の水は4℃が一番重たい。もっと冷たくなると凍りたくなって軽くなり始める。
普通の水は0℃で凍るのは、常識。トリチウム水は、0℃より高い温度で凍り始める。
よって、水の中にパイプを通し、4℃に冷却。
普通の水は、下に沈みトリチウム水は上に浮く。
ドウダ!!良いアイデアであろう。ハハハ。


を ヒントにした思いつき。化学的ウラ付けはありません、悪しからず。


分離に利用出来そうな トリチウム水(T₂O)と普通の水(H₂O)の差異は、
凝固点(融点)以外にも・・

密度(比重?) 1.1056 VS 0.9982

最大密度となる温度 +11.6 VS +4.0

粘性      1.25 VS 1.005

化学原理を熟知した専門家の先生方なら、未処理トリチウム汚染水の不法投棄を防ぐ、
トリチウム水(T₂O)の分離法など朝飯前に思いつくのでは?

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Weblio辞書・重水


過冷却・wikipedia

過冷却の原理・気になる情報収集サイト


何コレすごい! 開栓と同時にフリージング現象が起きる「三ツ矢フリージングサイダー」が・ロケットニュース24


氷点下三ツ矢サイダーなぜ開けると凍る?理由はフリージング現象と過冷却!・takupath.net

トリチウム分離に係る工業技術・日本原子力研究開発機構

放射性汚染水中のトリチウム水分離の試み

トリチウム水のハイドレート化による安定化技術・提案者 清水建設(株)

福島第一原子力発電所のトリチウムの状況について・東京電力株式会社


福島第一原発のトリチウム汚染水・原子力資料情報室