2013年4月24日午前5時40分頃。
出勤時の歩行中にそれは起こりました。
背中から朝日を浴びて影が自分の前に長く。
いつもの通り駅まではマックスではありま
せんが、速歩を心がけていました。
後ろに人の気配を感じ、歩きながら横を向くと
目の端に男性らしい黒い人影がチラリと見えました。
距離にすると、15mくらい後ろというところで
しょうか。脇道か、通りに面したマンションから
出て来た人だろうと思っていました。
年齢の割りに速歩に自信を持っている私は、
この人もかなり歩くのが速い人だなぁ・・と、
思いながら下り坂にかかりました。
自分の影が前方に長く伸びる。
その脇を自転車が1台通り過ぎて行きました。
見かけた人影は自転車ではなく歩行者。
目を足元に戻すと、左横に人影が急に迫っていました。
ここまで歩いてきた感覚からすると
追いついてきた人は只者ではありません。
小走りで追いついてきたような気もしますが
足音は全く聞こえてきません。
このスピードでは悔しいが、抜かれても
仕方がないかと思いながら歩いていました。
私の影にもうすぐ並ぼうとしているので
どんな人だろうかと横を向こうと思った瞬間
その人影が、環状道路を跨いだマンションの
影の方へスーッと移動して行きました。
駅ではなく他の方向に行く人かと思い
そちらを見たが・・・???
「エッ!・・・・・誰もいない!?」
錯覚などではありません。
確実に私を抜こうとしていた人影。
その主が見当たらないのです。
「そうか・・・もしかすると・・・かな?」
まァ、世の中にはこんなこともあるのだろうと、
たいして怖さも感じませんでしたが、
あの人影は存在しない者の影だったのでしょう。
其れから色々なミステリアスな体験が始まり
ましたので、予兆だったのかも知れません。
加藤 敏明
キャリア&メンタルカウンセリング
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