※前回までのストーリー
・エピソードゼロ→ ★
・『ブレイクタイム』→ ★
とうとう、
やっと?
本題です。
せっかく読んでくれた方に好印象を持たれている旦那さん。
女性の皆さんを敵に回しませんように(笑)
『同棲編』その1
*
彼と出会ってから怒涛の半年。
ここまで、と自分で決めて挑戦した舞台の全てが終わり、
やっとこれでゆっくり彼と過ごせるな、と
これからの未来にわくわくしていました。
今までは本当に私のペースに彼も合わせてくれていて、
彼にとっても就職は人生の大きな出来事だったのに、
ちゃんと支えられなかったんじゃないか。
今までの事を落ち着いて考えた時に、反省も沢山ありました。
これからは彼の気持ちや話を沢山聞いていこう!
今までのお礼をしよう!
そう心に決めました。
仕事は相変わらずのすれ違いで、
私が家に帰ってくるのは深夜1時。
彼は7時起きなので0時過ぎには寝て、
私が帰るとたまに寝ぼけながらも‘おかえりー‘と言ってくれました。
ある日も同じように帰って寝ている彼を見に行くと、
その日の彼は何だか寝ぼけていて、
私を誰かと間違えてる様子。
はっきりとは聞こえなかったけど、
なんだか怪しげな寝言。
私は直観がぴん!ときてしまい、
胸がどきどきしてきました。
実は前から、彼と繋がっているFACEBOOKでは、
彼は音楽の為の発信をしていたのですが、
コメントや、彼と絡んでいる人達は、
業界系のかわいい派手な女の子も多かったり、
女性のファンも多くて。
彼も営業がわりに他の女の子の自撮りにコメントで褒めたり、
それでプチ焼きもちを焼いた事もありました。
そういう女性が彼のまわりに沢山いる中で、
私が彼を支えて居られなかった時に、
寂しい思いをさせていた時に、
何かなかったのか。
ふと、彼が昔寂しさを埋める為に女遊びしていた事や、
彼は食やお酒の誘惑にも弱い方だったので、
そういう人は女性の誘惑にも弱いんじゃないか、
時間も深夜だったし、
私の直感は本当に当たるので、
ここの所ちゃんと向き合えてなかった負い目からも、
どんどん不安が募ってしまいました。
そして、私のトラウマが顔を出し、
(こちらを参照→★ )
小さい頃の経験から、
父の日記は私にとってパンドラの箱、
開けたら必ず何か見てはいけないものがある。
そう頭に浮かび、
何時間も悩んだあげく、
日記=携帯
彼のそれを手にしました。
信じると決めた事、今までの彼からの愛情、
葛藤の中で、見てしまったんです。
何もなければ、次の日に謝ろう、
許してもらえなくても、ちゃんと言おうと思いました。
でもそこには、、、
『今度デートしよー』
『俺同棲しちゃうよ?最後にエッチしよ。』
『何でおれの事好きなの?』
『会いたい?』
。。。。。。。。
これは全部違う女の子との会話のものでした。
全部で10人位。
携帯を持つ手が震えました。
どうしたらいいかわかりませんでした。
今までの彼は?
彼の涙はなんだったんだろう。
ああまただめだったな。
でも実際に会ってる人はいないな。
今起こそうか。
いや明日は彼も会社があるから寝かせておこう。
色んな事が一気に頭に浮かび、
意外と冷静になりました。
さあ、どうしようか。
とりあえず彼に手紙を書き、
その日はベッドに入りました。
つづく
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