※前回までのストーリー
・エピソードゼロ→ ★
皆さんがこの物語でどきどきしてくれたり、
きゅんきゅんしたり、
恋がしたくなる、というお声を頂いたり。
私がその方のときめいている姿を想像して、
ときめいてしまいます。
ときめき返しです(笑)
まだまだドキドキ編は続きます♪
『出会い』編。その4。
*
それから毎日結構な頻度でLineのやり取り、
そして電話もしていました。
彼から電話で、
‘まずいです。LIVEとかで他の女の子に話しかけられたりしても、しょうこさん今何してるのかなって考えてました。‘
‘LINEも気にしてチェックしちゃって、高校生の恋愛みたい。‘
‘今のところパーフェクトで。‘
なんて言われて、いやいや私には欠点もいっぱいあるし、と伝えたら、
‘そうなんだよ、だからもっと人間らしい所が見たいなって。‘
と言われ、私もだよ、と。
それからまた、お互いにいびきかくよ、とか、こんな所あるよ、と色んな話をしていると、
突然彼が、
‘しょうこさん!しょうこさん、仕事はなんでもいい?‘
と言われ、???どういうこと?と聞くと、
‘今一人で暮らすには音楽一本で大丈夫だけど、もっとお金があれば色んな所につれていけるし。。‘
(後で、これは結婚も考えての就職の決意だったみたいです。)
と言われて、
私もやりたい芝居をやる為にバイトで働いていた位だからそういう人の気持ちは本当にわかるので、
‘就職したら音楽に支障が出ちゃうんじゃない?
私はバイトでもなんでもいいし、
○○くんは生きていく力がある人だなって思って、
それがあればどんな仕事でもやっていけるんじゃないかな。
例えばちゃんとした仕事についている人も今はどうなるかわからないし、
夢の事や(お互い一人っ子だったので)親の事もわかるから。‘
と伝えました。
そしたら、
‘これが軽い気持ちの恋愛だったら、今すぐ結婚しようって言ってた(笑)‘
と言われました(笑)
その時もまだそんなに彼を知らなかったけど、本心からそう思ったんですよね。
彼なら、もし将来結婚しても、
ふたりで力を合わせれば何とかなるって。
実際に音楽のプロモーションも彼は自分でやっていたし、
人との繋がりも広いし頭もいい。
地の力があるなって。
音楽だけになる前は、広告代理店の営業もやっていたみたいで。
そんな話をしながら、この人と付き合うのかな、なんて考えて。
でも、
‘しょうこさん、本当に恋してないの?‘
と彼から聞かれ、え?こんな話になってるのにそんな事聞くんだ、
と不思議に思いながらも、
‘今ってこと?してないし、○○くんと前向きに向き合ってるつもりだよ。‘
と伝えたら、
‘今俺すごいにやけてる(笑)うわ~‘
と返ってきたので何だか安心して。
やっぱり始めだから、彼も不安なのかな、と思っていました。
そして、初めてふたりで会う約束をしました。
つづく