※前回までのストーリー

・エピソードゼロ→

・『出会い編』→

・『デート編』→

・『ブレイクタイム』→ 


今回のシリーズを書くにあたって、


「記録」って本当にしておくべきだな、


と思いました。


鈴木実歩さんも、


起業初期の気持ちや行動を記録に残した方がいい、


と言われていて、


人間の記憶って本当にあいまいで、


過去辛くても、幸せになるとその事を忘れたり。


「記録」読み返してびっくりする事も沢山。


毎日自分と向き合う時間としても、


おすすめです♪



『お付き合い編』その1。







お付き合いが始まったふたり。



でもその頃私は、



平日の夜は週5で仕事、



土日はほぼ芝居の稽古、



そして芝居の課題(作品作り)、



こんなスケジュールで中々会う時間もなく、



連絡を取り合いながら、



何とか合間を見つけて、



週1~2日でお泊りデートをしていました。



彼は相変わらず心配性で、



付き合ってから1週間後に初めて私の家に来た時に、



‘中々家に呼んでもらえないから、誰かと同棲してるんじゃないかと思ってた‘
(騙されてるかも、でもいい、と思っていたらしいです(笑))



って言ったり、



会えない時も、



‘家に着いた時だけ、ひとことLINEしてほしいな。‘



と身の心配をされたり。



私は今までの人生、あまりトラブルなどと関係なく、



ある意味平和に生きてきたのですが、



彼には色んな事があったようで(その頃ははっきりとは言わず)、



ものさしの違いに驚くも事も沢山ありました。



でも彼が、



‘今までの恋愛は、相手の気持ちが分からないからわざと距離を置いたりしていたけど、今は本当にそのままでいられる。‘



と言っていたのを、とても嬉しく思いました。



11月はそれでも私の時間があった方だったので、



今度は私の家から近い大きな公園に行ったり、



六本木に映画デートに行ったり、



彼のLIVEを観に行ったり。



お家でも、



彼は器用で何でも自分でカスタマイズする人で、



私の家のキッチンや洗面所を使いやすく作ってくれたり。



朝は私よりも早起きで、



起きるといつも朝ごはんを用意してくれていました。



本当に幸せで何も不満もありませんでした。



なさ過ぎて、ちょっと怖くなるくらい(笑)



彼は音楽の作業以外はフリーだったので、



私と会えない時は営業で人の集まるパーティーに行ったり、



イベントに行ったり。



私に合わせて予定を決めてくれていました。



私は前の恋愛で、最後の方は相手を信じる事が出来ず



それもあって関係はどんどん悪化



その反省から、



信じなければはじまらない。



この人は損じられるか、でなく、自分から100%信じる覚悟を持とう、



と思っていました。



でも彼は気持ちがとても伝わってくるし、



その覚悟なんてなくても自然と信じられたので、



言ってくれれば、



女友達とふたりで会う事があっても全然よかったし、



パーティやイベントに行く事も、



音楽の為だしどんどん行ってきて、と伝えてました。



そんな風にお互いを尊重しながら、



ふたりの仲は深まって行きました。




つづく