【猫の街】サラワク州・クチンでオランウータンに出会う3連休旅行 | アラサー女一人、マレーシア留学

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元英語嫌いだけどマレーシア留学した後、日本語パートナーズとしてインドネシアに行くことになったアラサー女子のお気楽なブログ

仕事と電波の都合で休日を中心にいいねさせていただいてます。

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【猫の街】サラワク州・クチンでオランウータンに出会う3連休旅行

 

こんにちは!
マレーシアに留学中のゆうなです

今年(2023年)の9月からマレーシアに留学することになったアラサー女子です。大学院修士課程を卒業したため人より就職が遅く、社会人生活もうすぐ3年目の26歳です。元々英語が嫌いだったけど、学生時代の国際交流の経験から一念発起して社会人留学を決意しました!

 

準備とか現地の生活とかを記録して、将来同じように留学する同世代のアラサー女子の方の参考になったらいいなあという気持ちでブログを書いてます。

 

 

 

 

ボルネオ島のサラワク州へ行こう!

マレーシア全土をめぐる旅の一環として、ボルネオ島にあるサワラワク州のクチンへ行ってきた。ボルネオ島(カリマンタン島ともいう)はクアラルンプールがあるマレー半島とは別の島になって、以前訪問したコタキナバルもボルネオ島にある。

 

同じマレーシア国内だけど移動にパスポートが必要(マレーシア人の場合はIDカードになるみたい)になるという地域だ。本当は帰国前に行きたかったんだけど、留学生向けのiKadはボルネオ島への渡航に使えなくて、パスポートを入国管理局に提出している間は行けないということがわかったので急いで6月に行ったという感じだ。

 

 

 

 

朝8時にクアラルンプールから出発する飛行機だったので、前にブルネイに行った時ほどの早朝ではないが、KLセントラルからのKLIAエクスプレスが動いてるかどうか?という時間だったので、今回も空港まではバスで行った。

 

ちなみに今回の旅行の目的は私のマレーシア留学中のやることリストの一つ、オランウータンを見ることだ。

 

 

以前、バトゥ洞窟の近所にあるZooNegaraに行った時にオランウータンを見たこともあるのだが、クチンには自然動物保護センターがあって自然に近い状態で暮らしているオランウータンに会えるということだったのだ。

 

1日目:雨のクチン

朝の10時頃に空港に到着すると、クチンは何と雨。油断してビーチサンダルを忘れてきたので、スニーカーが濡れてしまうのを覚悟しながらの出発だった。

 

本当は頑張ればセメンゴワイルドライフセンターのオランウータン見学時間に間に合う予定だったから行こうとしてたんだけど、雨になるとオランウータンに会える可能性が低くなるという話だったので断念。とりあえずはホテルに荷物を置くためにGrabで市内に移動した。ちなみに宿泊したのはウォーターフロントにあるTuneHotel。

 

その頃には雨が弱まってきたので周辺をちょっと散策した。

クチンの猫の像

クチンといえば、マレーシアの言葉で「ネコ」の意味なので、街中ではネコが推されている。ただサラワクの人達はクチンじゃない言葉でネコを指すらしくて、クチンというのはロンガンの呼び方が由来だとか、水を得ていた井戸の呼び方だとかいうのをネットで見かけた。今回は行かなかったが、ネコ好き必見のネコの博物館もあるそう。

 

さて朝早かったし早めの昼ご飯ということで、お土産屋さんが並んでるあたりのカフェでサラワクラクサを注文。

 

クアラルンプールで出てくるラクサの魚臭さがちょっと苦手なので、食べられるか心配だったのだが、臭みは強くないしシーフードが入ってるし日本人好みかも。

サラワクラクサ

 

その後時間を潰すためにPLAZA MERDEKAのショッピングモールへ。ここはスーパーも入っていたので朝夕の買い物に重宝した。

 

 

1日目:セメンゴワイルドライフセンター

お昼過ぎた頃には雨がやんできたので、当初の目的からは半日ズレるわけだが、午後のタイムスケジュールに合わせて、Semenggoh Wildlife Centre(セメンゴワイルドライフセンター)に行くことにした。

 

事前に下調べしていた情報によると、追加料金無しでツアーに一人参加するのは難しい模様。Grabで行くこともできるけど、帰宅時につかまるかわからないという問題もありそうだった。

 

そこで見つけたのが、クチン市内を走るフリーバス。主要な観光地を回っていて、ちょっと遠回りになってしまうのがタマにキズだが、オランウータンに会える時間に合わせてバスが走っており、アプリをダウンロードすると位置情報を確認することも出来る。(https://kuchingmetro.my/

 

クチンメトロの中

アプリで位置情報を確認して乗ったバス車内がこちら。この後地元の人が数停留所分乗るために利用していた以外は、アメリカ人バックパッカーのおじさんと私だけ。

 

なんかエキゾチックジャパンの幻想を持ってるタイプのおじさんで、10年近く前の写真を見せながらジャパンはファンタスティックだと長々と演説されたけど、この後明らかに外国人らしい見た目の彼と一緒に行動することができたので、周りの人達が道を空けてくれるし舐められないしラッキーだったかもしれない。

 

セメンゴワイルドライフセンター

無料のバスで入口に到着。セメンゴワイルドライフセンターは、野生の中で傷ついたオランウータンなどを保護して自然に帰すことを目的にしている施設とのこと。施設内に餌やり場が複数箇所あって、そこで午前と午後に餌やりを実施しており、人間たちも静かにしていれば見ても良いよというオランウータンファーストな場所でもある。

 

 

 

 

最初にチケットを購入して、えさやり場まで行くわけだが、ここで歩くか電動バスに乗るかという選択肢が。ほとんどの人は電動バスに乗っていくが、マレーシア人ならともかく、外国人はマレーシア人の倍価格だったので歩いて向かった。20分くらい歩くけど、その途中の森の中とかをゆっくり見られるので私はこれで良かったと思う。

 

そして、レンジャーのお兄さんの注意事項を聞く。とにかく静かにして、保護者は子どもから目を離すなとのこと。同じことを何度も喋ってたので、たぶんオランウータン待ちしてるのもあったんだと思われる。

 

こうして10分ほど待っていると、お兄さんが他のレンジャーから連絡を受けて、みんなで静かに待つことに。・・・そして、来た!

オランウータン

森の奥の方からオランウータンが登場!写真だと小さいけど、実物はかなりでかい。

 

 

 

 

オランウータン

奥にあるえさやり場にもオランウータンがやってきていると聞いて移動する時に、その道中にもオランウータンが現れた。

こうなった場合にはレンジャーの人が観光客を止め、オランウータンが自分で去って行くのを待つ。もし大きな音を立ててびっくりさせたりなんかして、オランウータンが襲ってきたらそれは人間の方の責任だ。

 

オランウータンの親子

奥のスペースにはオランウータンの親子を発見。バナナを器用にむしりながら食べているのを見たり、ココナッツを手に入れたと思ったら、間違えて落としちゃって絶望的な顔をしているオランウータンもいたり・・・。

 

動物園とは違って自然体(に近いって言えば良いのかな)のオランウータンを見られたのが興味深かった。

後でFacebookの情報で確認したら、この日は午前中に2匹くらい来てたけど、後のオランウータンは晴れた後の午後にやってきて合計6匹くらい現れてたらしい。雨の中じゃなくて雨上がりに行って良かった!

 

 

1日目:夜のクチンを散策

Darul Hana Bridge

ウォーターフロントというエリアが理由だと思うが、夜歩いても明かりがあるし、人も多いし、周りに気をつけていれば一人でも歩けると思った。上の写真はDarul Hana Bridgeで、下の州議会場がある対岸まで歩いて渡れる橋だ。

 

サラワク州議会議事堂

橋を使わなくても写真に写っている渡し船で渡ることも出来るみたい。一人旅じゃなくてみんなで乗ったらコスパ良さそうなので別の機会にチャレンジしたいところである。

水上モスク

あと、橋から見えるのは水上モスク。夜はこちらもライトアップされててきれいだ。

 

帰りにスーパやセブンイレブンに寄って朝ご飯を購入して帰宅。コタキナバルより若干物価が安い気がする。私が泊まったTuneホテルも宿泊料金が安い割に部屋もきれいで個室だったから良かったけど、部屋に冷蔵庫が無かったので基本的にパンしか買えなかったのだけがちょいと残念。

セブンイレブンで棚の一番下にひっそりとあったSarawak Piah(サラワクピア)というのを買った。何か甘めの豆?のペーストがサンドされてる食べ物で、これなら朝でも重すぎない。

甘すぎるチョコレートパンとかしか売ってないマレーシアのコンビニにおける革命だと感じた←

 

 

2日目:ボルネオカルチャーミュージアム

ボルネオカルチャーミュージアム

2日目はBorneo Cultures Museum(ボルネオカルチャーミュージアム)へ。2年ほど前に古い博物館に代わってオープンした博物館だそうで、5階建ての超きれいな建物。

 

ボルネオカルチャーミュージアム

 

あれはあれで面白かったけど、変色したホルマリン漬けのイルカとかはいなくて、子どもたちがゲームなどを通してインタラクティブに文化や環境を学ぶことができる展示室や、伝統的な建物が室内に再現されているエリアなどがあった。

 

博物館は大人のものっていうイメージがあるけど、子どもたちが楽しそうに博物館の展示を見ていたのが印象的だった。私が訪れたマレーシア国内の博物館の中でもダントツで新しくて、現代的な展示の博物館だった。

 

 

3日目:クアラルンプールへ帰宅!

2日目に博物館を見学した後はまたショッピングセンターへ行ったり、夜のクチンを歩いたりしてホテルへ戻った。

 

余談だけど、ウォーターフロントのあたりでは、レイヤーケーキのKek Lapisというのを道ばたで売ってて、RM10前後くらいだったと思うんだけど、この間クアラルンプールでボルネオ文化祭りみたいなイベントをやってるところで見たらRM25とかしていた。私がクチンで見たのも観光地価格だったりするかもしれないけど、試すなら現地の方が安い。

 

そして3日目はクアラルンプールへの帰宅日。空港へ行く時に乗ったGrabの運転手さんに「オランウータンが6匹くらいいた」って言ったら、これは超レアなことだったらしい。やはり雨上がりを狙って良かった。

 

また、最初にも書いたようにボルネオ島とクアラルンプール間の移動ではパスポートを見せる必要がある。しかも、入国(州)管理官のいるブースは基本的にマレーシア人向けなので、外国人は外国人用の列を探さなきゃいけない。行きか帰りか忘れたけど、これがちょっと離れたところにあったので、わからなかったらセキュリティの人に聞いた方がいい。そうじゃないと、日本人はマレーシア人とパスポートの色がほぼ一緒なので、マレーシア人のところに誘導されちゃうので注意が必要だ。

 

雨は降ったりやんだりしていたものの、行きたかった博物館に行けてオランウータンに会う夢を叶えることもできたので大満足のサラワク州・クチン旅行だった。

今回は3連休のタイミングを見つけて行ってきたので3日の行程だが、週末でも行けると思ったので留学中おすすめの旅行先の一つだと思う。

 

 

 

 

 

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