Surf’s-Up -44ページ目

Surf’s-Up

音楽の話を中心に。時にノスタルジックに

今日はサイクリング、をする予定だった。
天気予報は「曇りのち雨」。午後6時過ぎくらいから降るとのことだったけど
出発してから程なく雨が。

やむなく、回る予定だったところを車で。

でも、とっても楽しかった。
贅沢な時間、とはこのことだ。

おいしい食事をして、雨脚が弱まるのを待ちながら
たわいのないおしゃべりをする。

「青い池」を目指す。
幻想的な光景が広がる。
これ、絵はがきでもCGでもないですよ。

Surf’s-Up

大学生の頃、暇なときによく行っていた「ブルーリバー」へ。
近辺を散策する。
土砂防災センターへと続くシェルターを上る途中、
階段を上るヘビに出会う。
ビビり、逃げまどう・・・

誰もいない頂上で、リスを見る。
ウグイスの鳴く声を聞く。
心地よい風に吹かれる。


薄曇りの空を見上げる。
もう少しで青空が見えそうだった。


空を見上げているうちに
青空が、もし青空が見えたら


僕は本当のことを話そうと思った。
今の自分のことを。
本当の気持ちを。


でも、もう少しで太陽が覗きそうだった空から
また雨が降ってきた。


空が賢明な判断を下したのか
僕が意気地なしなのか


サイクリングの休憩所にする予定だったところで
今朝焼いたバナナケーキを頬ばる。

地元で有名な酒屋さんに寄り、日本酒を買う。

雨が降ろうが何だろうが、「楽しくなる」という確信があれば
絶対に、何だって楽しくなる。魔法にかかる瞬間だと思う。


僕のような人間にも、幸せな瞬間というのがある。

こんな時間が、いつまでも続いたらいいのに。

今は余計なことは考えたくない。



家に帰って、The Eaglesを聴く。
ベタだけど、Desperadoを。
昔、ノートに書いた訳詞を見ながら。

こんなに、今の自分にぴったりな曲ってない。
ならずものって、ちょっと大げさだけど。

Desperado,
why don't you come to your senses
You been out ridin' fences
for so long now
Oh, you're a hard one
But I know that you got your reasons
These things that are pleasin' you
Can hurt you somehow

Don't you draw the queen of diamonds boy
She'll beat you if she's able
You know the queen of hearts is always your best bet
Now it seems to me, some fine things
Have been laid upon your table
But you only want the ones that you can't get

Desperado,
oh, you ain't gettin' no younger
Your pain and your hunger,
they're drivin' you home
And freedom, oh freedom well,
that's just some people talkin'
Your prison is walking through
this world all alone

Don't your feet get cold in the winter time
The sky won't snow and the sun won't shine
It's hard to tell the night time from the day
You're losin' all your highs and lows
Ain't it funny how the feeling goes away

Desperado,
why don't you come to your senses
Come down from your fences,
open the gate
It may be rainin',
but there's a rainbow above you
You better let somebody love you
You better let somebody love you
Before it's too late

ならずものよ
目を覚ましたらどうなんだ
ずいぶん長い間フェンスの上に乗っかっている
頑なだね,君は
でも、君なりの理由があるのはわかる
君が楽しいと思っていることに
本当は自分自身が傷つけられてるんだよね

ダイヤのクイーンを引くなよ
彼女がその気になれば、君は負けるぜ
ハートのクイーンが一番いい手なのを知ってんだろ
君にとっていいカードが
テーブルにいくつも並んでいる
でも、君は手に入らないものばかり欲しがるんだ

ならずものよ
君はもう若くない
痛みと空腹に耐えかねて、家に帰りたくなる
「自由になりたいからさ」って、わかったようにいう人もいるけど
君は世界という「監獄」を孤独に歩いているのさ

君の足は冬の寒さに冷たくならないの?
雪も降らず、太陽も輝かない空
夜なのか昼なのかさえわからない
君は感情の変化を失ってしまった
それって、君がおかしくなってるってことなんじゃないのか?

ならずものよ
もう目を覚ませよ
フェンスから降りてゲートを開けるんだ
そこは雨が降っているかもしれないけど
君の上には虹が架かるだろう
君は誰かに愛してもらうべきだよ
君こそ誰かに愛してもらうんだ

手おくれになる前に


「先生、岡村靖幸っていう人知ってる?」




と唐突に向かいの先生に尋ねられた。




「知ってますよ。僕大好きです。」




「有名な人?」




「けっこう知ってる人多いと思いますよ。」




「いや、アルバム2枚出すってことがニュース
になってるから、有名な人なのかなと思ってさ。」






ほぉ。ついに本格再始動か。




でも、正直まだまだ信用していない。




岡村ちゃんがどうこうというよりも、覚醒剤の恐ろしさはやっぱり半端ではないと思う。




どれだけ社会的制裁を受けても、また繰り返してしまうからだ。




岡村ちゃんはこれまで3度の逮捕。僕は4回目があってももう驚かない。




でも、作品をリリースしてくれることは素直にうれしい。






ちなみにセルフカバーアルバムを2枚リリースするとのこと。




新曲はないのかな?




今度こそちゃんと音楽やってくれよ。







今日はまた学校で小発作が起こった。回数は減ってきたけど、1回の重さはなぜか強くなってきた。



先日2度目のカウンセリングがあった。


前回は、ほんの挨拶代わりみたいなもので、

今回はトラウマの真因を探りつつ、どうしていくか考えましょうというスタンスであった。


自分はカウンセラーにこう言った。


「自分は普通に仕事もしてるし、ご飯も食べてるし、寝ているし、趣味も大いに楽しんでいる。だから、自分が人よりおかしいなんて思っていない。だから、思うことをちゃんと言って下さい。傷つきませんから。」


で、そのせいだろうか?カウンセラーの方も、言いづらいんじゃないかと思われることを結構言ってくれた。


「電話したくても、電話しないでメールで済ませるタイプじゃないですか?」

「隠し事がすぐばれるタイプじゃないですか?」

なんて話もあれば、いよいよ核心をつくような話まで。


まぁ、自分が望んだことではあるけれど。


でもカウンセラーに言われたのは


「そんなに我慢して、疲れないですか?あなたがつぶれそうになっているのは、あなたを取り巻く人たちにとっては大変辛いことなんじゃないですか?相手があなたの元を去っていくのに際して、『余計なことをしてはいけない』、と思うのはわかります。でも、もっと、自分の思いを出しても良いんじゃないですか」


そして、

「どうしたらいいのかは、私にはわかりません。でも、自分で決めるのが一番ベストな選択だと思いますよ。あなたにはそれをためらっているんですね」と。


とどめは

「ちゃんとありのままを、相手には伝えなさい。人の決断に委ねないで、自分がどうしたいか決めましょう」と。


そうか。


こんな口調ではなかったけど、逆に気持ちよかった。体の症状のことも丁寧に聞いてくれたけれど、薬は、眠れていることと食欲があるということで処方されませんでした。


総括すると、結局自分自身を押さえ込みすぎることで、自分に負荷をかけすぎてるんだなと。じゃあ押さえないでやりたいように・・・とすればいいのかというと、そうはできない。そういう状況にないから。


どうしたらいいのかなぁ?正直になるべきなのか。


勘は良いんだから、気づいてくれたらな。もう少し楽になれるのに。





家に帰ると一枚のはがきが。



今は退職してしまったが、元の同僚からのものだった。


その人の友達が原画展を開くのでぜひ、という案内だった。



同じタイミングで今の職場に異動してきたのだが、前任地が自分の初任地と同じだったこともあって


いろいろと話すことも多かった。



一般的には「天然」扱いされていた彼女であったが、それなりに悩みも多く、


時々相談に乗ることもあった。



今はもう結婚しているのだが、その結婚の時もいろいろ悩んでいて


僕自身、その頃は結婚していたので、アドバイスしていたこともあった。



表向きは全く知らない振りをして「結婚退職します」なんて発表されたときには


わざとらしく驚いたものだ。



なかなかおかしな奴なんだけど、


音楽の波長はそこそこ合う人だった。



その後、メールが来た。すごく久しぶりに。


元気に暮らしてはいるようだけど、まぁいろいろあったようだ。



「そりゃあいろいろあるさ」とだけ返信した。いろいろあるに決まってる。


自分の状況も聞かれたが、そこは知らない振りをした。



だって、アドバイスした身なのに、ね。


説得力がまるでなくなるじゃない。


ねぇ。



話は変わって



先週買っていたくるりのニューシングル、「奇跡」


これがとてつもなく素晴らしい。


全く余分な力が入っていない。無駄がない。隙もない。


シンプルな言葉で、シンプルな音で、真理だけを伝えてくる。



とてもいい。



いつまでも そのままで 泣いたり 笑ったりできるように


曇りがちな その空を 一面晴れ間に できるように



神様ほんの少しだけ 絵に描いたような幸せを


分けてもらうその日まで どうか涙を溜めておいて



言葉は転がり続け 想いの丈を通り越し


上手く伝わるどころか 掛け違いのボタン 困ったな



あぁいつもの君は 振り向いて笑う


溜め息混じりの 僕を許してね



退屈な毎日も 当然のように過ぎてゆく


気づかないような隙間に咲いた花 来年も会いましょう



さぁここへおいでよ 何もないけれど


どこへでも行けるよ 少し身悶えるくらい


                        「奇跡」 くるり 作詞:岸田繁



一言一言が、今の自分にしみこんできます。


涙を溜めておけない自分は、いつもじわっとしてしまう。


あの人にも、届けたいよ。教えよう。



これ、映画も観たいなぁ。







最近,すっかりロマンティックでセンチメンタルなブログになってしまったが
そもそも僕はそういう人間だ。


でも生活に追われていると,なかなかそういう気持ちになることがない。
そんな余裕はないからだ。


しかし今年は考えることがありすぎて
突き詰めていくと,結局自分の「本性」が顔を出す。
隠しようがなくなってしまう。

「また今日も」と思われるかも知れないが。



ありふれた「今日」の中にも奇跡のような事が起きる。



昨日びっくりしたことがあった。


昨日一冊の本を買った。
それは,曽我部恵一が「自分のことよりも『大切な人』の事が大事」だと思う人はぜひ,と薦めていた本だった。

で,なにがびっくりしたかというと,


「大切な人」が同じ本を読んでいたのだ。


なんという偶然だろう。


それこそ,曽我部恵一日記を見て買ったらしい。


彼女にも,自分のことよりも「大切な人」がいる。
だからこそ,曽我部さんの言葉が響いたんだろう。


彼女はいつだって一生懸命だ。

だからきっと、愛する人を全力で守り抜いていくだろう。

惑星のように、少しも迷うことなく。

僕は、そのことを本当によく知っている。



僕は言ってやりたい。


例えば彼女の結婚式に,僕が出席するようなことがあったとしたら。


おそらく彼女の隣にいる、


彼女にとって一番大切であろう人に向かって。


「わかっていると思うけど、君は世界で一番幸せな男なんだぜ!」って。


なんだか悔しいけどね。



I feel the planets surround me

They gather round me


Teenage Fanclub/Planets






今日は美瑛ヘルシーマラソンでした。


気温はおそらく20℃くらいだったと思います。時々小雨が降りましたがとても走りやすかったです。


昨年は、暑さにすっかりやられて、足が止まり、自己ワーストでした。


でも今日は・・・



Surf’s-Up



なんと自己ベスト。しかも大幅更新。ついに1時間30分を切った。


これまでの記録を一気に6分ほど縮めました。


右足全体に張りがあって、決して良いコンディションではなかったけど


その気負いのなさが良かったのかもしれない。


コース自体も下り坂が多いので、それもあるだろうな。




今日は応援はなかったけど、「大切な人」(前回のブログを参照)からメールをいただきました。


それで燃えました!本当にありがたかった。


自分はそれに応えられたかどうかわかりませんが。


でも、届いたんじゃないかな、きっと。そうだよね。




次回は7/10 中標津330℃開陽台マラソンです。遠いなー。



大事なことは、いつだってあとになってわかる。

そのときには、たいてい、遅すぎるのだ。



だから、今日を生きよう。

いつだって。



もしあなたに大切な人がいて、ひょっとしたら自分のことよりもその人のことの方が大事かも、なんてちょっとでも思うことがあったら、ぜひこの本を手に取ってみてください。



                                 曽我部恵一日記 「本になった恋」より抜粋



確かにその通りだ。


でも、僕には「今日を生きる」方法がわからない。


何をしていても孤独だし、むなしいと思うことさえある。




ただ「大切な人」はいつだって自分よりも大事だ。


それだけは自信を持って言える。


大げさに聞こえるかもしれないが、僕にだって、小さなプライドはあるのだ。




明日の美瑛でのハーフマラソン、


「大切な人」に何かを伝える気持ちで走りたいと思う。


こんなダメダメな僕を応援しに来てくれる人は誰もいないけど、


自分が応援してもらうことを期待するんじゃなくて、むしろ自分が


大切な人に、「君はそのままでいい。君は大丈夫」ってことを


伝えるために走ろう。




それが、「今日を生きる」ってことかな。







ちなみにこの本です。


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明日マラソンが終わったら、コーチャンフォーに行こう。

今日、遅刻してしまった。記憶にないくらい久しぶりの寝坊。


職場では、嫌な「発作」。最近治まってたのに。ちくしょう、絶対負けねぇ。



日曜日(12日)は美瑛ヘルシーマラソンに出場します。


ハーフです。


総決起集会(といっても一人だけど)と称して、とある焼鳥屋さんへ。


最近、貧血気味なので(朝がひどい)、鉄分たっぷりのレバー(嫌いだけど)を取っておこうかなと。



焼鳥屋さんって、どんな人と行きますか?


例えば、大勢だったりさほど親しくなかったりする人だったら、自然と居酒屋あたりが選ばれる。


でも、焼鳥屋は本当に親しい人としか行きたくない、自分はそう思う。


うわべの話なんかしながら、焼き鳥食べたくない。焼鳥屋さんって


まず、焼鳥屋って酒場の中でも無骨で特別な場だと思うのだ。


じっくり腰を落ち着けて、しみじみと飲み、焼き鳥をほおばる。


なんか、しみじみしたいのだ、焼鳥屋では。



というわけで、「焼鳥屋行かない?」って誘えるのは、ごくわずかな人たち。


正直片手で足りるくらい。


みんなにふられちゃったよ、はは。


最近何かとふられてばっかりだ。



今日来た、「とある焼鳥屋さん」


最近夢に出てくるほど行きたかったお店なのです。


ここのお勧めはなぜか鳥皮。


ただの皮ではありません。ここのお店のは「伝説のとりかわ」なのです。


焼いているんじゃなくて、揚げてあります。香ばしくてスパイシー。


ビールによく合います。ご飯食べるつもりが、結局飲んでしまった。


大会前なのに・・・



でも、この店は割と一人でしんみり飲むような場所ではないので、


雑誌眺めたりとか、メールしたりとか、なんかしていないと落ち着かない。


一人のメリットは、すんなり入れたことくらいですね。



周りで焼き鳥を囲んでいる人たち、なんだか幸せそうだ。


すごく良いと思う。


そして、この小さな焼鳥屋さんの外にも幸せはあふれてる。


家族や友人、そして恋人同士。


はたまた、通りすがりの酔っぱらいかも。



どんなときでも、どんな場所でも、人が幸せになれる瞬間ってあると思う。


それは日々かみしめるものではないと思うけど、時々で良いから考えてみるべきだと思う。


それが自分の幸せとつながらなくても。


または、自分の幸せとつなげてみるのが良いのかもしれない。


それは星野源が言うところの「自分無くし」だと思う。


そんな努力をしている最中。


いつか絶対笑ってみせる。




あぁ、チバの声が聴きたい。


夢を見ようぜBABY 世界中どこでも

空は青いはず きっとうまくゆくさ



-Alright-


今日は、かねてから考えていた、とある機関へ。


思ったほど物々しくはないというか。あっさりしたものだった。


奥田英朗の小説に出てくる伊良部先生みたいなのが出てきたらどうしようかと思っていたけど(^^;)




帰りに車の中でBob Dylanを聴く。


フォークロックに転じるちょっと前の時期の作品。実はこのころが一番好きかもしれない。


Another Side Of Bob DylanとかThe Times They Are A Changin'


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ギターとハーモニカと歌。


でもそれだけあれば十分って感じで、ディランは自由に歌っている。


今の気分にはぴったりな音。昨日聴いていたkurt Vileもそうだけど。


音楽から学ぶことは多い。音楽に救われることもしかり。


音楽は絶対に裏切らない。数少ない「恒久」だと思う。



これからも、僕に力を貸して下さい。