雨の中・・・ | Surf’s-Up

Surf’s-Up

音楽の話を中心に。時にノスタルジックに

今日はサイクリング、をする予定だった。
天気予報は「曇りのち雨」。午後6時過ぎくらいから降るとのことだったけど
出発してから程なく雨が。

やむなく、回る予定だったところを車で。

でも、とっても楽しかった。
贅沢な時間、とはこのことだ。

おいしい食事をして、雨脚が弱まるのを待ちながら
たわいのないおしゃべりをする。

「青い池」を目指す。
幻想的な光景が広がる。
これ、絵はがきでもCGでもないですよ。

Surf’s-Up

大学生の頃、暇なときによく行っていた「ブルーリバー」へ。
近辺を散策する。
土砂防災センターへと続くシェルターを上る途中、
階段を上るヘビに出会う。
ビビり、逃げまどう・・・

誰もいない頂上で、リスを見る。
ウグイスの鳴く声を聞く。
心地よい風に吹かれる。


薄曇りの空を見上げる。
もう少しで青空が見えそうだった。


空を見上げているうちに
青空が、もし青空が見えたら


僕は本当のことを話そうと思った。
今の自分のことを。
本当の気持ちを。


でも、もう少しで太陽が覗きそうだった空から
また雨が降ってきた。


空が賢明な判断を下したのか
僕が意気地なしなのか


サイクリングの休憩所にする予定だったところで
今朝焼いたバナナケーキを頬ばる。

地元で有名な酒屋さんに寄り、日本酒を買う。

雨が降ろうが何だろうが、「楽しくなる」という確信があれば
絶対に、何だって楽しくなる。魔法にかかる瞬間だと思う。


僕のような人間にも、幸せな瞬間というのがある。

こんな時間が、いつまでも続いたらいいのに。

今は余計なことは考えたくない。



家に帰って、The Eaglesを聴く。
ベタだけど、Desperadoを。
昔、ノートに書いた訳詞を見ながら。

こんなに、今の自分にぴったりな曲ってない。
ならずものって、ちょっと大げさだけど。

Desperado,
why don't you come to your senses
You been out ridin' fences
for so long now
Oh, you're a hard one
But I know that you got your reasons
These things that are pleasin' you
Can hurt you somehow

Don't you draw the queen of diamonds boy
She'll beat you if she's able
You know the queen of hearts is always your best bet
Now it seems to me, some fine things
Have been laid upon your table
But you only want the ones that you can't get

Desperado,
oh, you ain't gettin' no younger
Your pain and your hunger,
they're drivin' you home
And freedom, oh freedom well,
that's just some people talkin'
Your prison is walking through
this world all alone

Don't your feet get cold in the winter time
The sky won't snow and the sun won't shine
It's hard to tell the night time from the day
You're losin' all your highs and lows
Ain't it funny how the feeling goes away

Desperado,
why don't you come to your senses
Come down from your fences,
open the gate
It may be rainin',
but there's a rainbow above you
You better let somebody love you
You better let somebody love you
Before it's too late

ならずものよ
目を覚ましたらどうなんだ
ずいぶん長い間フェンスの上に乗っかっている
頑なだね,君は
でも、君なりの理由があるのはわかる
君が楽しいと思っていることに
本当は自分自身が傷つけられてるんだよね

ダイヤのクイーンを引くなよ
彼女がその気になれば、君は負けるぜ
ハートのクイーンが一番いい手なのを知ってんだろ
君にとっていいカードが
テーブルにいくつも並んでいる
でも、君は手に入らないものばかり欲しがるんだ

ならずものよ
君はもう若くない
痛みと空腹に耐えかねて、家に帰りたくなる
「自由になりたいからさ」って、わかったようにいう人もいるけど
君は世界という「監獄」を孤独に歩いているのさ

君の足は冬の寒さに冷たくならないの?
雪も降らず、太陽も輝かない空
夜なのか昼なのかさえわからない
君は感情の変化を失ってしまった
それって、君がおかしくなってるってことなんじゃないのか?

ならずものよ
もう目を覚ませよ
フェンスから降りてゲートを開けるんだ
そこは雨が降っているかもしれないけど
君の上には虹が架かるだろう
君は誰かに愛してもらうべきだよ
君こそ誰かに愛してもらうんだ

手おくれになる前に