心理カウンセラーの魔法の子育て -2ページ目

心理カウンセラーの魔法の子育て

心理カウンセラーから見た子育てのポイントと、ただの日記。NLPやコーチング、潜在意識など、最新の心理学理論を子育てに活用しましょう。

みなさん、こんにちは。
カウンセラーの佐原です。

9月に入り朝晩涼しくなってきましたね。
皆さんは、いかがお過ごしでしょうか?

こちら大阪のお風呂ビオトープですが、元気にやっております。

 



その後、ドジョウ3匹に金魚3匹が加わったことで、イモリにメダカにエビにタニシにドジョウに金魚たち皆が誰も争うことなく共存するという、

ちょっとした楽園ができ上がっています。(うちのオフィスのお風呂場にね)



ドジョウが喜ぶということで、底の石を一部砂に変えました。




イモリはトクサと呼ばれる笹のような水草にはさまるのがお気に入りのようで、やたらとポールダンサー感を出してきます。


あと、家のベランダにも新たに水を張って、田んぼの土を敷いて水草を植えると、良い感じのビオトープが出来上がり、これはこれで日本の田んぼを切り取ったような美しさがあり、癒やされています。

 



水草がすくすく育つのは、さすがは田んぼの土ですね。栄養満点です。

元々はドジョウを喜ばそうと思ってAmazonで買った田んぼの土ですが、ドジョウが喜んでフハフハする度に水が濁るので、却下してこの小さなビオトープにのみ使いました。

ということで、田んぼの土の残り14キロがベランダにあります…。ほんとどうしよ…(笑)

って、

ここ、ビオトープブログではありません。

そう。

子育てです。

心理療法家が子育てについて語るブログ。

それがここなのでした。



ということで、最近の子供達はどうしているかというと、早いものでもう高1と中2になりました。

高1の娘とはそろそろアートや社会のことなど大人の会話ができるものだと期待していたのですが、

あいつジャニーズにハマりやがりまして…。


キンプリですよキンプリ。ご存知ですか? King & Prince

 


仕事から帰ってくると、リビングには↑こういうめっちゃポジティブな曲や動画が流れておりまして、

僕以外は女子3人ですから、「○○かっこいいー!」って、なんか女子たちが黄色いものを発するんです。

 

で、リビングが黄色いんですわ…。



僕にはこの波長にチューニングするだけの黄色さが全く足りておらず、

リビングで晩御飯を食べながら、なんだか削られて行く日々です…。


はぁー。

 

リビング黄色い…。

まあ、どす黒いよりずっと良いですけどね。


そんな娘が、キンプリのライブに行きたい!と言っていて、それは良い経験だからと親としても応援して、全国の会場の抽選に申し込みまくったら全部外れまして(笑)

それで落胆していたのですが、

その後、友達が横浜アリーナの会場に2人分当選したから一緒に行こうと誘ってもらって、それはもう色めき立っておりました。


「あぁ。もう死ねるわ」と。


それから数週間して、そのライブがコロナの第2波の影響で中止が発表されまして、そこから絵に描いたような急降下をしておりました。

 

 

「あぁ…。もう死ぬわ…」と。



これはもう関西人にしか分からないことを承知で書きますが、551の無い時みたいになっていました。


でもまあ、黄色く色めき立ったりどんよりしたり、いろいろ感情の振幅を体験して生きてるって感じ。

よろしいおまんなぁ。

って感じで、だいぶ「引き」で見守っている日々です。

 

 

 

大阪は晴れる日が出てきましたが、関東はずっと曇っていたり、
まだまだ梅雨が明けませんね。


そんな中、三浦春馬くんの自死のニュースに衝撃を受けました。

なぜあれほどの才能に恵まれ、周りからも評価され、キャリアを順調に積み上げてきた30才の青年が自らの命を絶たなければならなかったのか?

今月はCDの発売を予定していたり、先行きも順風満帆に見えたのに、なぜ?


その謎が大きすぎて、私たちは困惑して言葉を失い、思考はなんとか原因を見つけて納得したいと暴れます。


でも結局の所、本当の原因は本人にしか分かりません。


もっと言うと、本当の原因は本人に「すら」分からない、といった方が正しいかもしれません。


希死念慮をテーマにそれなりの数のセラピーを行ってきた経験から申しますと、人はほとんどの場合、自分が持っている希死念慮の原因を掴めていません。

なぜ自分は死にたいのか? それが自分でも分からないのです。


セラピーでそれを紐解いてい行くと出てくるのは、会ったこともないご先祖の誰かの虚しさを肩代わりしていたり、無意識が家系の誰かの死に寄り添おうとしていたり、家系の中の何かしらの罪や重さを償おうとしていたり、そういったケースが多いものです。

私たちは個としての意思決定のみならず、より大きな血縁の絆によっても動かされています。

もちろん、そういったレベルの力動が全ての原因ではありません。

自分の中で押し殺した感情や今目の前で心を悩ませている問題や過去の心の傷など、様々なことが複合的に絡み合うことで希死念慮はエネルギーを拡大し、ブラックホールのような引力を持ちます。

そしてある瞬間、ふと魔が差すようにその引力に身を任せたくなるようです。


彼に何が起こっていたのかは私には分かりませんが、「私には分からない」ということをただ受け止めて、彼のご冥福を祈りたいと思います


せめて都内が雨続きでなければ彼は死なずに済んだのではないかと、セラピストの直感はそう訴えますが、それさえも彼の運命として受け入れて頭を下げるしかありません。


陽に当たりましょうね。


曇りや雨が続いても、ふとした瞬間に晴れ間が見えたりします。

その時はしっかりと日光浴してくださいね。

私たちの体内のミトコンドリアは光をエサにして活力を生み出しています。

生きる気力。モチベーション。陽気な心。それは考え方や心情の問題でもありますが、一方では脳内物質というケミカルな作用に過ぎないこともあります。

 

雨の日にやたらと気分が落ち込むなら、その原因は心に求めず、単なるミトコンドリアの燃料切れと考えて次の日差しを待ちましょう。

そして雲の隙間から差し込む日差しをしっかりと肌で受け止めて、陽気さを養っていきましょう。

梅雨明けまでもう少し。

 

夏はもうすぐそこまで来ていますよ。
 

大阪のカウンセリングルームのトイレにはお風呂がついるのだけど、仕事場なので特にそこでお風呂に入ることもなく、

このスペースもったいないなぁ…と前々から思ってたのですが、

ようやく最近になって、その使い道の正解が見いだせました。

ある日、突然ひらめいたんです。


そうだ!

 

お風呂でニシキゴイを飼おう…!と。



 

想像してみると、トイレに行く度にお風呂で赤や金のニシキゴイが優雅に泳いでいて、僕を顔を見てはエサちょうだいって口をぱくぱくさせてるとか、最高じゃないですか!

見えた!


そう思って早速お風呂に水を張ってカルキを抜くために一晩水を寝かせておくと、翌日になって気づきました。

古いお風呂なので、微妙に水が漏れているようです。一晩で5センチくらい水位が下がっている。これは蒸発にしては早すぎです。

水漏れ箇所の特定も難しそう。

さあ、困ったぞ…となって、考えた結果。庭に池を作るためのシートがあったなと思って、Amazonで探してみると意外に安価で手に入るよう。


Amazon ¥2,100
 

で、このシートをお風呂に敷くと、背景全てが黒になって見た目が重くなるので白い玉砂利を敷くことに。


そして、ひとまず実験的に水草とメダカを買ってきて、泳がせてみるとこんな感じ。

 



あかん。ちょー楽しい!!(笑)

ここらあたりから何かに取り憑かれたように少年モードに入ってしまって、時系列めぐちゃぐちゃで記憶も曖昧なのだけど、

気づけばカウンセリング前の午前中に一人、鶴見緑地公園の池に釣り糸を垂らしてザリガニを釣っていて(45才ザリガニを捕まえる…)早速お風呂ビオトープに釣ってきたザリガニを入れていたり。

 

 


 

気づけばカウンセリング前の午前中に一人網を持って淀川にいて、変な才能を発揮して亀をすくっていたり。


っていうか、おまえコケぼーぼーやないか…。斬新やなー。


そして、亀、ザリガニ、メダカ、の混泳を実現させて、最高や!って一人オフィスのお風呂場で興奮していたのを覚えています。

 


ここで、メダカがザリガニに食べられるのでは?と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、お風呂くらいの広さと深さがあると、メダカもザリガニに捕まることもなく共存できるんですね。

そうなのです。

ここはもう生態系そのものなのです。小宇宙です。

この頃にはカウセリングの合間はずっと風呂場にこもって、メダカを眺めつつ、

たまにザリガニ釣りをする日々でした(笑)

 

ザリガニと糸を引き合うシーン↓


仕事場のお風呂でザリガニ釣りができるって、多分相当レアなタイプの豊かさです。


この頃は楽しすぎて頭の中では、どの水草を入れるかとか、エアーをどの機材で入れるかとか、イモリを入れられないかとか、そんなことばかり考えていました(笑)

で、お風呂の枠を板で囲んでみたり。




その後、ザリガニはメダカを食べたりはしないけど、一晩で水草をズタズタに切ってしまうことが発覚して退場。

亀はファッションが尖ってるわりに凄い人見知りで、僕が行ったら必死で逃げようとするのを見て、気の毒になり後日リリース。

その後、ヤマトヌマエビという小さなエビ10匹が仲間に加わり、

 

そしてメインを張ってれるのはやっぱりあいつらでした。


イモリです↓


浮かせた板の上でぼーっとしている姿を見てるだけで癒やされます。


なんで、そんなに背筋ピーンってしてるんや…?

 

指で触れても全く気にしないんですね。それがたまらない…。



広く深くなったことで、のびのびとご機嫌に泳いでいたり、

 

なぜか石に埋まってみたり…。

何がしたいんだ…?

とまあ、いくらでも見ていられます。

 

本当は最初に言った通り、ニシキゴイを飼いたかったんですけどね。いろいろイメージしてみたり調べたりした結果、ニシキゴイは水草もエビもメダカも食べてしまう可能性が高いと分かって、方向性が変わって来ました。

もう今の感じで十分見ていられるんですよね(あとドジョウ2匹いれば最高)


ニシキゴイという言葉の響きまで気に入っていたんですけどね。

「お風呂でニシキゴイ飼ってる」って、カオスで良い響きだなって、それは今でも思うんですが、語感の方に現実を寄せるのではなく、やっぱり生態系の調和や多様な生物同士の共存や平和の方にこそ現実を寄せていかないといけませんね。(でかい話になってきた…)


ということで今、大阪のカウンセリングルームでトイレを借りると、目の前にイモリがいてぼーっとこちらを見ているかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。


このようにして「お風呂でニシキゴイを飼おう」プロジェクトは、「お風呂をビオトープにしよう」プロジェクトに変化しつつ、既に8割方完成となってしまったわけですが、

そうなるともうこれ以上作れないのかという気持ちが出てきて、それが寂しくて寂しくて喪失感すら感じるんですね。お風呂ロスです。

気づいたら「どこかに余らせている風呂釜無いかな…」とか考えている自分がいます(笑)

 

いやー。なんでしょうね。これ。

 

楽しいな。

 

心が活性化します。

皆さんの子供心はお元気でしょうか? 

 

たまには子供心を思いっきり刺激して、ご機嫌でいきましょうね。

 

あー。うちも風呂釜が余ってるなーという方は是非!

 

 

******

 

 

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家で仕事をしていると「ととー!」と娘の僕を呼ぶ声がします。

そしてドアがガチャって開いて顔を覗かせ、


「とと。ギターある? あの、こういう形のやつ」と手でひょうたん型を作ります。


「ああ、アコギな。」


「うんそれ! のんな、この期間にギターを習得してみようと思ってん!」


なるほど、良いですね。この自粛期間というのは、私達の創造性をいろんな方向に刺激しているようですね。

で、言いました。


「あぁ。あのギターな。あれな…。

 

 



メルカリで売ったんや…。

 

って(笑)



「ええーー! なんでよ!!やってみたかったのにー!」


「だって使わなくなったんやもん…。
でもオフィスの押し入れに一本残ってるから、持って帰ってこよか?」


「うん。やったー。持って帰ってきて。」


値段が大して付かないであろうアコースティックギターが1本オフィスの押し入れに残っているのでした。

それも元々はヤフオクで4千円くらいで買ったもの。

そういえばそれを買った時の記事が残っていました。
https://ameblo.jp/surface2119/entry-11947010871.html


当時8才だった娘に歌を歌わそうと買ったギター。そして『ベラメス』という謎のユニット名が決まって、その後すぐ自然消滅していたのでした(笑)

そんな娘も今は高1。

自分でギターに興味を持つようになったのですね。

もうそういう年頃ということです。ほんと子育てなんてあっという間ですね。


ギターをオフィスから持ち帰って娘に渡してやると、数日後にはポロンポロンとたどたどしくコードを弾きながら歌っていました。

キーは外れっぱなしの一本調子だけど、自分の頭の中ではとても気持ち良いことになっているのは伝わって来ます(笑)

良いですね。こういうの。


「あー。暇だー。何しよー?」となってようやく、僕らの中で遠慮がちに控えていた『創造性』が顔を覗かせます。

これまでは日常のタスクに押されてひっこんでいたけれど、暇が過ぎると出番が回ってきます。

試しにギターやってみよかな、とか。

ケーキ作ってみよう、とか。

Youtube動画を作ってみようかな、とか。

 

Zoomで昔の友だちとつながってみよう、とか。

 

ほんと節操ないくらいに自由に、いろんな方向に創造性が向かっていきます。


こういうの良いですね。


「暇だー。何しよー?」の先に生じてくるもの。

繊細な創造性の芽を摘まないで許しておけるくらいの優しい時間感覚。

これって結構大きく僕らの幸福感に関わっていますよね。


忙しくしているとどうしても内面は「そんなことやって何の意味があるの?」という乱暴な問いをぶつけてきます。

でもそんな問いの前では決して生き残らないもの。

 

優しい空気感の中でだけ育まれるものも確かにあって。

実はそちらの方が僕らの幸福感や充足感にとっては重要だったりするのかもしれません。

 


コロナの自粛期間は僕らにそんなことを教えてくれた気がします。

 

目的や生産性や効率を目指す生き方が、実は僕らの幸福感を著しく奪っていたのだと。

 

僕らはそれを体験を通じて学びました。

 

本日、東京の緊急事態宣言も解除され、いよいよ長く続いた自粛期間が終わりを迎えるわけですが、

 

嬉しいような淋しいような。

 

でも、この特別な時間の中で得た感覚は大切に、コロナ以前に想定していたのとは違う時間軸を生きていきたいものですね。

 

そうして行きましょう。

 

 

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みなさん、こんにちは。

カウンセラーの佐原です。

 

自粛期間が延長になりましたね。皆様お元気にされていますでしょうか。

 

 

閑散とした世界はもうしばらく続きそうです。

 

さて、

 

今日は新型コロナに関する現状分析をしておきたいと思います。

 

前回に引き続き今回も子育ても心理も関係ありませんが、今は心理のお話よりもこちらのお話のほうが皆様の心を軽くすることと思います。

 


というのも、先日ようやく待ちに待った我が国の抗体検査の結果が出てきましたね。

『外来患者の3%がコロナ抗体保持、神戸の病院 1000人の血液検査』
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3970037.html

 

これが待ち遠しかったのです。

 

で、その中で

「外来を受診した患者1000人の血液を検査したところ、およそ3%が過去に新型コロナウイルスに感染したことを示す抗体を持っていたと発表しました。」

とあります。



こうした数字が出てくるとコロナの全容が見えてきますからね。ここでしっかりと現状分析して私達の頭の中にある新型コロナのイメージをアップデートしておきましょう。

メディアが提供するイメージやSNSの誰かの意見や予測といったものをできる限り排して、

明らかになった事実(数字)のみ見て現状を見ていくと、これまでとはまったく違ったコロナ像が見えてきます。


この数字が見せてくれる内容は結構面白いと思いますし、みなさんの心を軽くすると思いますので、よかったらお付き合いください。

 

それでは始めましょう。

 

***

 

まず、神戸での抗体検査で3%が陽性なので、神戸市民の3%が既に抗体を持っているということで計算してみますと、

神戸市の人口153.7万人の3%は46000人。

これだけの人が感染の過去があると、多少乱暴ですが仮定することができるわけです。


そして記事の時点での神戸市の感染者数の累積は259人 死者は5人とあります。
ソース↓
https://www.city.kobe.lg.jp/a73576/kenko/health/infection/protection/covid_19.html


これを踏まえると、新型コロナウィルスが(抗体が生じるレベルで)体内に入った人がいたとして、

 

99.5%の人は無症状か数日でウィルスに打ち勝ち、抗体を獲得し、

0.5%の人が発症して神戸市の感染者数としてカウントされ、

0.01%の人が死ぬという計算に(今のところ)なりますね。


言い変えると、

新型コロナウィルスが体内に入った人が1万人いるとして、

9950人は自分の抵抗力で抗体を獲得してコロナに打ち勝ち、

50人がこじらせて検査を受けて感染者数にカウントされ、

1人が死にました。


ということになります。


今の所、数字だけで見るとそういう計算になりますね。

 

どう感じられましたか?


さてさて、

ではこれを、日本が集団免疫を獲得する頃にはどうなるか?というところまで拡大して見てみましょう。


集団免疫とはご存知の通り、人口の6割~8割の人が免疫を持ち、その人達がウィルスの壁となることで感染を終息することができると言われる基準ですね。

一世紀前のスペイン風邪が結局それで収まったと言われています。(つまり感染するところまでし尽くしたことで収束した)


集団免疫に必要な割合は間を取って7割としましょう。

日本の人口1.265億人の7割ですから、8850万人が免疫を獲得すれば良いわけです。

では先程の神戸の割合を当てはめてみると、8850万人の0.5%がこじらせて発症するので、

44万人がこじらせて感染者数としてカウントされ、

0.01%である
8,850人が死亡することになります。



8,850人の死者が出るということですね。

 

 

この数字をどう思いますか?

 

この犠牲者の数を大きいと見るか小さいと見るかは、比較してみないと判断できませんね。

 


そこで日本での通常の肺炎での死者数が、毎年どれくらい出ているのかを調べてみました。

すると、見つかった2016年のデータでは

通常の肺炎の1年の死者数は男子65,636人,女子53,664人の合計119,300人とあります。
ソース 『人口動態統計からみた日本における肺炎による死亡について』
http://www.tokyo-eiken.go.jp/files/archive/issue/kenkyunenpo/nenpou69/69-33.pdf

え…?

11万9千3百…?


じゅういちまんきゅうせんさんびゃく…?

 

 

どうやら我が国では通常の肺炎で毎年12万近くの人が亡くなっているということのようです。

 

ひと月に1万人が死んでいるのです。

 

え…?

となったかもしれませんが事実です。1日に換算すると毎日328人が亡くなっている計算になります。

 

でも、速報で「今日もいつもの肺炎で328人死亡」とか出たりしませんので、意識されていないだけです。

これはとても大切なことなのですが、私達は


何かに意識をフォーカスする時に、同時に何にフォーカスしていないかを自覚していないと真実は捉えられないのですね。

 


では次に現在までの新型コロナの死亡者を年齢別に見ていきましょう。
(そうするともっと安心感が出てくると思います。)

ソース「『新型コロナウイルス国内感染の状況』
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/

これによると、

10才未満 死者0人

 

10代 死者0人

 

20代 死者0人 つまり29才以下は死亡率0%!

30代 死者2名

40代 死者8名

50代 死者16名

60代 死者42名

70代 死者97名

80代 死者216名

となります。

ちなみに、先の2016年の普通の肺炎の死者数119,300人の年代別の分布もだいたい同じ感じになっています。

http://www.tokyo-eiken.go.jp/files/archive/issue/kenkyunenpo/nenpou69/69-33.pd

 

つまり、ここから分かるのは、

高齢者は抵抗力が落ちているので、普通の風邪をこじらせて肺炎になって亡くなる人が元々かなり多いということですね。

 

高齢者はいろんな亡くなり方をしますが、風邪やインフルエンザをこじらせて肺炎になって毎月約1万人、1日にすると328人亡くなっているのです。

 

そんな中、今日も新聞を見ると

 

「○○県で新たに死者1名 新型コロナ 80代男性」

 

とか書かれているわけです。

 

ほう…。

 

そうか…。

 

となりますね。

 

 

以上が1次情報の数字が見せている事実です。

 

私はこの事実に関して総括や個人的な意見や感想は何も言わないでおきます。(なにか言うと絶対痛いことになりますもん…(笑))


なのであとは皆様それぞれの中でこの数字を元に新型コロナのイメージを自由に更新して頂いて、各自それに基づく生活をしていただければと思います。


 

注意点としましては、

 

今回3%の人が獲得しているとされた抗体が、今後コロナにかからないレベルの抗体なのか(集団免疫の力となりうるレベルの抗体なのか)どの程度持続する抗体なのかというのも、まだ何も分かっていない点です。

 

そして死亡率の0.01%というのは医療崩壊させないために行動を自粛した私達国民と、なにより医療関係者の努力と献身の賜物であるという点。

 

更に今回の数字は日本人の数字であって、欧米では当てはまりません(NYの死亡率は日本の130倍)そしてその理由、なぜ日本人はこれほどコロナに強いのか?の理由は現時点では様々な説があるものの、確定的なことは分かっていません。

 

以上3点を踏まえて、医療従事者には感謝しつつ客観的な数字から皆様の新型コロナのイメージと未来イメージを更新していただければと思います。

 

ということで、

 

私としてはマスコミ批判も尖った意見も総括もすることなくここで終わりますので、皆さん、

 

 

あとは任せました!!(笑)

 

 

ではでは。

 

誰にも内的イメージをジャックされることなく、希望ある心象世界を生きられますように。

 

 

*********

 

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日本という国は歴史的に見て、黒船や敗戦などの外圧で変化して来た国だと思っているのだけど、

そういう意味で今回の新型コロナウィルスも黒船的な変化をもたらす外圧であるようにも見えますね。


「テレワーク」とか「働き方改革」とか「満員電車いいかげんにしようよ」とか、そういうった変化を結局自主的には起こせなかったにもかかわらず、コロナの外圧によっては一瞬でできてしまった。

 

ほんとあっけなく一瞬で。


古きを愛し変化を好まず、自主的に変わることは苦手だけど、敏感で従順だから外圧にはすぐ反応する。

良くも悪くもそれが僕ら、日本人なんですね。


で、このコロナの外圧によって達成してほしいのは、

教育の多様性(不登校でも学べる)とか、

もうちょっとワークライフバランス見直そうよとか、

内面生活を充実させようよとか、

Zoomで地理的な限界を越えてつながろうよとか、いろいろありますが、


個人的に一番期待しているのがMMT(現代貨幣理論)の普及ですね。


今回の1人10万円支給がまさにそうだけど、このまま続くなら20万でも30万でもインフレ化しない限り配れば良いじゃないかと。

政府が発行するお金というものの理解を、「財政赤字」とか「国家破綻」とか「未来の子どもたちに借金を残す」というような負のイメージではなく、

信用創造という視点で捉えられるように国民の理解が進んで欲しい。


日本人の暮らしが働けど働けどいつまでたっても楽にならないのは、勤勉ゆえに価格競争しすぎることと、根っからの節約好き(高価なものを買うより節約できた時の方がドーパミンが出る)などから、

放っておくとすぐお金の巡りが悪くなって、デフレ化するところにあると思っています。


アメリカ人みたいに借金して物を買いまくらない。(これは日本人の9割が持っている不安遺伝子が関係しているのでまず治らないと個人的には見ています)


そういう僕も高級車買いたい!みたいな欲望が一切なく、それよりも同じ車に14年乗ってるってことの方によくわからない幸せを感じたりしています。(そりゃお金も巡らんわ!)


こんなだから、政府が意識してお金の供給量を増やさないとなかなか巡らない。

今回1人10万円支給したところで、リサーチすると3割の人は貯金するって言ってるんですからね(笑)

 

物を買うより貯金する方が幸せを感じるんです。



なので刷っても刷っても市場に巡らずに預金されていく。だからインフレ率で見るしかないでしょうと。


ということで今回のコロナの外圧は日本人にとっては変化のチャンスなので、ベーシックインカムまでは無理だとしても、何度かお金を刷って配って、お金というものの概念を変えてほしいなと、

希望を込めてそう思っています。



これが本丸で、もしこれを達成できるとコロナって最高の恩恵になりえるんですね。


政府からの支給によって臨時収入が入ったということではなくて、お金と不安に縛られまくっている僕らの心をものすごく軽く自由に開放してくれるという意味でです。

 

 

今回、緊急事態宣言が延長されたことは個人的には数字から判断しても合理的でないしやり過ぎだと思うけど、



経済的に困る人が出るなら10万円支給の第二弾、第三段までやってもらって、働いてないのに何これ?ほぼベーシックインカムやん? この生活なんだか楽しいな…みたいにな覚醒のシナリオを期待しています。


これは全くの夢の話ですけどね。

そうなる可能性は3%くらい…。

でもまあ、良くも悪くも夢みたいなことがあっけなく起こったりする時代でありますから、希望を込めてもう少しの間夢見てたいと思いますよ。

+++

ちなみにMMT(現代貨幣理論)って批判もたくさんあるけど、どうなんでしょうね。


僕は行けると見ているのですが…。(問題は実は社会の豊かさへの信頼とか、貧困に対する恐れとかお金への執着を超えるというような、人間の内面の成熟にあると見ています)

本も分厚くて読む根性はありませんが、最近はyoutubeに分かりやすい動画がたくさん出ていますね。

 

 

 

AIとかロボティクスとかRPAなどによって更に労働が自動化されていく時代、遅かれ早かれこっちに舵を切らないと富が上手く巡らないと思いますけどね。

 

ね…。

 

 

で、ちょっと不安になってきたので言っておきますが、

 

これ心理カウンセラーの子育てブログですからね(笑)

 

お願いしますよ!

 

それでは…、

 

今日も楽しく子育て頑張りましょう!(雑にまとめる!)

 

 

*********

 

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めちゃくちゃ久しぶりにメルマガを発行しました。

 

たくさんの反響を頂きましたので、こちらにも転載しておきますね。

 

長文ですが、このコロナ禍によって私達の内側に何が起ころうとしているのか?というとても重要なテーマです。

 

良かったらお付き合いください。

 

******


みなさん、こんにちは。
カウンセラーの佐原です。

って、え?……。

誰…?

となっている方もいらっしゃるかもしれませんが…すみません。

実に4年4ヶ月ぶりのメルマガになるので当然ですね。


改めて自己紹介させていただきますと、大阪と東京で心理療法を行っている佐原幹春と申します。

・『心理カウンセラーの魔法の子育て』
http://ameblo.jp/surface2119/

・『繊細すぎて生きづらいあなたへ』
http://forhsp.info/

・『世界を僕らの遊び場に』
http://sekaitoasobe.com/

などのブログを書いていますので、このいずれかでメルマガにご登録頂いたのだと思います。

改めてご縁をいただきありがとうございます。


****


さて、本日こうして4年4ヶ月ぶりのメルマガを書いておりますのは、今がそれだけ特別な時期で、不安を抱えていらっしゃる方も多いのではないかと感じたからです。

新型コロナによる緊急事態宣言下、出口も見えず先行きに不安を感じつつも、

だからといって「頑張るぞ!!」と気合を入れようにも今は自粛期間で家にいるしかなくて、いまひとつ気合も入り切らなかったり。

こういうの初めてですね。


私達は今、世界的、歴史的な危機の中を過ごしているわけですが、

そんな中、最近よく思い出すエピソードがあるんですね。

私の祖母の話です。戦後のお話です。

今日はそのお話をシェアさせてください。

4年4ヶ月ぶりのメルマガでおばあちゃんの話?と自分でも思いますが、今はこれがとても意味を持つように感じています。

しばしお付き合いください。


+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
 祖母との最後のお話
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

もう10年以上前だと思いますが、ある日実家に帰ると、いつもは離れて暮らしている祖母が遊びに来ていて、

久しぶりのその姿を見て感じたんです。

「あぁ、もう会えるのは今日が最後になるな…」って。


その時既に祖母は91歳。

その姿から、氣が散逸してしまっていて魂が身体から抜け出ようとしているのが感じ取れたのです。


祖母はいつもどおり優しい笑顔でこちらを見るのだけど、氣が薄まって乱れていて、肉体に留まっているのは難しそうな感じが、いよいよだと予感させました。


そうすると焦ってくるんですね。

こんな風におばあちゃんと普通に会話できるのは恐らく今日が最後になるぞ、って。

ちゃんと話をしておかないときっと後悔する。おばあちゃんの人生の物語を聞いておかないと、って。


でも、そんな危機感を持っているのは自分一人だけで、その場は父も母もいてテレビも点いている、普通のお茶の間の家族団欒の場です。


どうやって深い話に入って行けば良いのか?

そう考えた結果、僕はおもむろに聞いてみました。


「おばあちゃんはなんで相生(あいおい)に住むようになったん? 昔は広島に住んでたんやろ?」

祖母は元々は広島に住んでいて、戦争によって家を焼失してその後に兵庫県の相生市に移り住んだことは聞いていました。なのでそれを質問の入り口にしたのです。


そうすると、「そやなぁ」と、そこからおばあちゃんの長い長い人生語りが始まりました。


・広島の空襲で家が焼け、その後には粉々の茶碗しか残っていなかったこと。

・夫(私の祖父)の仕事が無くなり、知人の紹介で兵庫県相生市での仕事を世話してもらって、移住を決めたこと。

・子供3人を連れて汽車に乗って、その時に荷物を持って親切にしてくれた男の人のこと。

そしてその後、移住してすぐに夫(私の祖父)は胃がんで亡くなります。


私の父がまだ小学5年生の頃のことです。

つまり祖母は終戦直後の動乱の中、小学生の息子3人をもつシングルマザーになってしまったのです。


大いに途方にくれたそうです。

そしてどうやって生きて行こう?と、気落ちしてとぼとぼと街を歩いていると、路上に座っていた占い師のおばさんに

「あんた!ちょっと来なさい!」と声をかけられたそうです。「お金はいらないから来なさい!大変だったでしょ!」と。


そして夫を亡くしたことなど何も言っていないのに、いろいろ言い当てられて、「でもあなたは大丈夫!」と凄い勢いで目を見て言われたそうです。

「大変だろうけどあなたは大丈夫だから。絶対大丈夫だから。だから頑張りなさい!」と。


すごいですね。そういう名前も知らない誰かの言葉が、祖母を支えたのです。


その後、市が用意してくれた土方の仕事を(女性ながら)しながら、小学生の息子3人を育てたのだそうです。


「あの山も、みんな薪にするために木を切ってしまってな。」と、窓から見える裏山を指差して言います。

薪が無いので、皆が勝手にのこぎりで木を切って持ち帰ったそうです。


それも最初は胸の辺りの高さで木を切っていたのが、それでも足りなくなり、その後は根本から切って持って帰るようになり、ついには禿山になってしまったそうです。

それくらいにみんな困窮していたのですね。

知らなかったです。

僕が子供の頃にセミ捕りをしていた裏山は、戦後には禿山になっていて、その後に植林された山だったようです。


そして、お話は詳細まで広がっていきました。

「あの3丁目の吉川さんいるやろ。うちはお風呂無かったから、毎晩吉川さんの家までお風呂入れてもらいに行ってたんや。

子供ら3人と手をつないでな。

毎晩お風呂入れてもらいに3丁目の吉川さんのところまで歩いて行くんや。

そしたら風呂上がりにスイカ食べ。って言ってくれたりなー。

毎晩行ってたなー。」


そうやって、戦後の動乱期に女手1つで3人の息子を育てた話が続いたのですが、

それらのお話をしながら、最後に祖母が言った言葉が印象的で今でも忘れられないんですね。

そして最近、よくその言葉を思い出すんです。


それはどんな言葉かというと、

祖母は、話の最後にこう言ったんです。


「あー。あの頃は楽しかったなぁ」って。


満面の笑みで、そう言ったんです。


僕は胸を打たれました。

と同時に思いました。

幸せってなんなんだろう、と。

でも確かに、祖母の話を聞きながら、

同じ苦労の中を皆で助け合いながら必死で生き抜いた生命の充実や、当時流れていたであろう濃密な時間や人とのつながりをどこか羨ましく、輝かしいものとして感じている自分がいたのです。


******


さて。次は私達です。

今、この世界的な危機の中、「大変だ、どうしよ」「仕事無くなったー」と、皆そんな言葉を発しながらも、

みなさんの生命がいつになく輝いているようにも、私には見えるんですね。

不謹慎だと怒られるかもしれないけど、不安や不満の奥で、

皆さんの生命が喜んでもいる。

それは私自身の中にも感じられます。


心の奥が、やっとだ。やっと生きられるぞ、って。

ずっと生きたかったけど、活躍する場所を与えられていなかった本気の自分を生きられるぞ、って。

あの占い師や3丁目の吉川さんや、仕事を世話してくれた誰かや、荷物を持ってくれた男性のように、

誰かにとってのヒーローになれるぞ。

もうカッコつけては生きられなくなったぞ。

かっこ悪くても死にものぐるいで、無理なら助けて!って声を上げて生きないといけないぞ。

どうやら私の心の奥ではそれが嬉しいようなのです。


みんなで助け合って必死に生きるんだぞって思うと、

腹の底が熱くなってエネルギーが湧き起こってきます。

自分の中にこんな自分がいたことに驚きます。

長年続いて重くなっていた社会秩序とセルフイメージが破壊され、その奥に隠れていた私達の命そのものが強く輝きだします。

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
 集団の危機の中でヒーローは覚醒する


私達の心は私たち個人の心とは別に、みんなでつながりあって1つである集団の心(グループマインド・集合意識)を形成しています。

そしてその集団の心は危機に際しても、1つの生命体のようにうねりながら生命を存続させようと働きかけます。


集団の中の誰かが危機に陥った時、同じ集団に属する誰かに「その人を助けたい!」という強い衝動が起こります。

それは個の心を超えて、グループマインドから強く注がれた力です。


個人の心の中で眠っていたヒーローが、グループマインドの力動によって目覚めるのです。


そしてヒーローを生きられる喜びを感じる者がいる一方で、人に助けてもらうありがたさを感じる者もいて、そうやって幸せな交換が行われ、命は喜び輝きます。


実際もう既に私も体験しています。

カウンセリングに来てくださったクライアントさんが、

「先生、消毒スプレー持ってますか?」とおっしゃり、

「いやー。売ってないですよね。」と答えると、

シャキーン!とカバンから消毒スプレーを取り出して、「これ使ってください!」ということがあったり(ヒーロー覚醒!)


「先生マスクありますか? 無かったらうちに少しありますから送ります」とメールをくださったり(聖母覚醒!)

カッコ良かったり美しかったり、本当に眩しいですね。


グループマインドの危機によって様々な人の中にあるアーキタイプ(原型:ヒーローとかヒロインとか老賢者とか聖母とか)が覚醒してきているんですね。


私の中にも4年4ヶ月間ずっと生じなかったエネルギー、メルマガを書いて与えたいエネルギーと知恵が溢れてきていて、それで今こうやって筆を執っているわけです。(老賢者覚醒!…。けど本当はヒーローが良かったー)


そういう意味で、私達は今とても貴重な体験をしているんですね。

失うものも大きいですが、それを遥かに上回る恩恵が溢れています。

いつも言っていることですが、影がある所には必ずそれと同等かそれ以上の光があります。

この体験がもつ光の側面はとてもとても強いです。

しっかりそれを受け取ってくださいね。


皆さんの中にヒーローや聖母や女神的な衝動が現れたら、それを止めずに現して体験してください。

そうやって人は新しい自分になっていきます。


+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
 恐れることなく助けを求めよう


そしてもう1つ大切なことですが、この体験には必ず「助けを求める役割の人」が一定数生じます。

お金が無くなって食べていけないとか、孤独で死にそうとか、

もしそういうことになったら声を上げて助けを求めてくださいね。

それも恥ずかしがらずに止めないことが大切です。(今回のメルマガで一番伝えたかったのはここです)


ヒーローになるのは誇らしいことなので比較的躊躇なく人はそれを表します。

でも「助けて!」と言うのはとても勇気がいります。特に日本人はそうです。


でも、その勇気が誰かの中のヒーローを呼び覚ますということを覚えておいてくださいね。(つまりそれも実は恩恵を与えることなのです)


助けてもらう人、というのもこの大きな物語において与えられた大切な役割です。

それを勇気を持って全うしてください。

あなたの持つ不足を使ってたくさんヒーローを生み出してください。

大丈夫です。

ちゃんと人に助けてもらって感謝を噛み締めた人は、いつか必ず助ける役が回ってきます。

祖母が受けた恩が今私を通じて返されようとしているように、世代を超えてさえそれは起こります。

だから安心して、大きな流れを信頼してくださいね。

このコロナの経験を通じて私達は一回りも二回りも大きくなろうとしているようです。

この経験を取りこぼさずに行きましょうね。

応援しています。


(おわり*長文お付き合いありがとうございました)


+‥‥‥‥‥‥‥+
  編集後記
+‥‥‥‥‥‥‥+


あー。久しぶりにメルマガ書きました。

皆さんお元気にされてますか?

これを書きながらも、カウンセリングやセミナーでご縁を頂いた沢山の人たちの顔が思い浮かび、それがほくほくと心を温めてくれて終始幸せでした。

みなさんお元気にされていますでしょうか?

かっこ悪くても生き残ってやりましょうね。

僕も内面で何か変化が起こった感じなので、

もしかしたらこのコロナ禍をきっかけにメルマガをコンスタントに出せる体質になるのではないかと(笑)密かに期待しています。


あと、これに関してはお返事できないと思うのですが、
なにか心に溢れてたら「○○です。読みましたよ!」の一言で良いので、このメルマガにそのままご返信くださいね。

SNSのイイネ!くらいの気軽さで大丈夫です。


おお~。読んでくれたんだ!と僕も元気になり、また書くエネルギーになります。

でも無理もしないでくださいね。
『溢れ出るものは止めない。溢れてないのに絞り出さない』を大事にしてください。


無理せずに心が通い合って、幸せな交換ができれば嬉しいです。

ではでは。

佐原 幹春

公式HP
http://kokoro33.com/

*********

 

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みなさん、こんにちは。
カウンセラーの佐原です。

みなさん、お元気にされていますか?  

ご無事でしょうか?

コロナ離婚の危機に陥ったり、されていませんか…?

うちは家族みんなが家にいる状態で、ほんっと嵩高くて…(ボソ)


私はオフィスに避難して一人暮らしを楽しんだり、夜に実験的にZoomで遠隔で会を開催したりして、それなりに機嫌よくやっております。

ただ、今の状況はこれまでに体験したことの無い種類のことなので、心配だったり苦しんでいらっしゃったりする方が多いと思うんですね。

カウンセリングをしていても、最初の1時間(場合によっては1時間半!)は新型コロナの話題で持ち切りです。そこから話題を鋭角に心のテーマに持っていく日々です。

ストレスや鬱憤が溜まってきているんですね。

そこで、今日はこの状況下でもストレスを溜めずに、不安にならず、情報に汚染されずに生きていくための心理スキルについてお話したいと思います。

今後の人生においても、生きることを格段に楽にしてくれる心理スキルですので、是非この機会に身につけてくださいね。

では行きましょう。

この機会に身に着けて欲しい心理スキルとは、

「影響の輪、関心の輪を切り分ける」です。

順番に説明していきますね。


【影響の輪と関心の輪とは?】

「影響の輪、関心の輪」というのは自己啓発の名著『7つの習慣』の中で紹介された考え方の1つです。

今の状況の中で、自分の力で動かしたり変えたりできる範囲。つまり自分で影響を及ぼせる範囲が「影響の輪」だとすれば、

関心を持ったり知ることはできるけれど、自分では変えることのできない範囲が「関心の輪」です。




政治家や大企業の経営者など、よほど特別なポジションでない限り、普通は影響の輪より関心の輪の方が大きくなっています。

そしてこの「影響の輪、関心の輪」の教えの中で著者のコヴィー博士は、関心の輪に意識を向けると無力感や不満を体験して受け身の人生になると説いています。

(心理療法家として付け加えると、関心の輪に意識を向け続けると心が反応的になってストレスにとっても弱くなります)

なので影響の輪に集中することが大切なのです。

このフレームを今の新型コロナの状況に当てはめると、こうなります。




この世界的パンデミックに対して私達が実際にできること(影響の輪)はとても小さく、手洗いとうがいとマスク。後はできるだけ外出せず家にいること、免疫を上げることくらいしかありませんね。


逆に関心の輪はとても大きくなっています。なにせ全地球規模な災害です。(こんなことかつてあったでしょうか!)更にインターネットやSNS全盛の情報爆発時代です。

そのため関心の輪の大きさが、人類がかつて経験したことが無いレベルに広がっています。

毎日テレビやネットニュースを通じて、膨大な量の情報やイメージや不安のタネが届けられます。

でもそれに対して私達ができることはとても小さい。

そのギャップたるや…。


日々届く情報の強烈さに比べて私達ができることはあまりに地味で受け身で、そのため無力感を募らせていき、心が弱っていきます。

日々、今日の東京都の感染者数にダメージを受けたり、

医療崩壊の悲惨な映像に恐怖を感じたり、

経済の行末に不安を募らせたり、

そうしていると、悪くすると本当に抑うつ状態になったりしますので気をつけてくださいね。


【諦めることが力を呼び込む】


心がしんどくなったら自分の意識が関心の輪に向かっていないかをチェックしてください。

そして、そうなっていたら、すぐに止めて「これに対して私は何もする力がない!」と認めて、自分の影響の輪に意識を戻しましょう。

必要あればテレビを消したりニュースアプリを消したりして、情報の断捨離を行いましょう。


「この自粛期間がいつまで続くのか?」「自分の仕事は失われないのか?」「来月の給料はどうなるのか?」「感染者のグラフがどういう曲線を描くのか?」それら全てが関心の輪の出来事です。

私達が気を揉んでも不安になったところで、残念ながら私達にそれを変える力は無いのです。まずはそれを認めましょう。

そしてきっぱりと諦めましょう。


無意識は勝手に「不安になることが何かの役に立つ」と勘違いしているところがあります。

あるいは、不安を作り出すことで状況に対して何か働きかけられたと勘違いしていたりします。

それは幻想です。明確に否定しましょう。


この状況に対して私には何もできない!と、諦めるのです。

この「諦める」ということが大切です。


その上で、自分の影響の輪に意識を向けて、自分ができることは何かないかな?とそこに集中していくと、できることが実はそれにりにあることに気づきます。


アイデアを出して会社での新しい働き方を試してみたり、仕事のための勉強をしたり、この機会に人生について考えたり、目の前の家族を楽しませたり、ずっとご無沙汰だった友人とZoomで飲み会をしたり、免疫を上げるための勉強をしたり、

私達の影響の輪というのは、ちゃんと意識して見ることさえすれば、意外に豊かです。


そこに意識を注ぎ、行動することで関心の輪にあった情報やイメージや不安を心の外に追い出しましょう。


【行動することで忘れることができる】


日々次々と新しい情報が入ってくるのに、それを意識するな!忘れろ!と言われても難しいな…と思われたかもしれません。

確かに人の脳は忘れるというのが苦手です。心配するな!と言われてもそれができたら最初から悩んでいません。

では、どうすれば関心の輪から意識をそらして、忘れられるかと言うとそれは、

影響の輪にめっっっちゃ集中することによってです。


人は心に入った情報を意識して忘れことはできません。

でも違った何かに集中する密度を高めることで、後ろに追いやることはできます。


影響の輪に集中している意識の密度を、日々チェックしてくださいね。

密度です。密度。

心は拡散させると弱くなり、凝縮して使うと強くなります。


あるいは影響の輪で忙しくするんです。

そうすると、言葉は悪いですけどコロナのニュースや政治批判など、「知らんがな!」というくらい別次元のお話に聞こえるようになります。


【より厳密に切り分けていく】

この思考フレームは上手く使えるようになると、心が楽になるだけでなく、人生が動き出すようになります。そして必ず向上します。

その意味でとっても有用なスキルなんです。

そしてどんな問題や悩みでも、このフレームで対応できる側面があります。


例えば、大好きな異性に告白したいけど緊張する…。だから止めておいた。

というような経験は若かりし頃に誰もが経験されていると思うのですが、

これも影響の輪と関心の輪のフォーカスがブレていることで起こっていると言うこともできます。

相手がどう思うか、どういう返事をするかは関心の輪の出来事で、自分にはどうすることもできません。

そこはきっぱり諦めて、自分の影響の輪にだけ集中して、その密度を意識するとどんな行動になっていたでしょうか。もしかしたら全く違う現実を作り出していたかもしれません。


また、今回のコロナの問題に関していうと、

自分や家族が感染するかどうか、そして生き残れるかどうかというのも、厳密に言うと関心の輪の出来事であり、私達にはそれをどうすることもできません。

え?と思われたかもしれませんが、そうなのです。


そこに気を揉んだり不安に思っても仕方がありません。

だから大胆に諦めましょう。


ただ日々の手洗いうがい、マスクをつける、3密を避ける、外出を控える、免疫を高める、は影響の輪にあります。(その結果、感染するかしないかはやはり関心の輪にあります)


今の世の中の状況というのは、多くの人が関心の輪の出来事にもかかわらず諦らめ切れずに、自分にどうすることもできないという現実を受け入れられないことで余計に苦しんでいる状態です。


できないことを受け入れられないために、政府や安倍首相を攻撃することで心のバランスを取り、偽りの自己効力感を得ようともがいているのが今の集合意識の状態ですね。


それは上手くいきません。

現実をしっかりと直視して、影響の輪と関心の輪の間に、

勇気と潔さをもってしっかりと線を引き、

正しく諦める。手放す。

そして影響の輪の中をクリエイティブに掘り起こして、そこで忙しくする。

そうすることで、この時期はとても大きな恩恵にもすることができます。


【おわりに】

いかがでしたでしょうかか。

この影響の輪、関心の輪というフレームは「7つの習慣」の中ではサラッと紹介されているだけですが、よくよく使っていくと本当に深くて、

あらゆる悩みや問題に対して使うことができます。


そして、私達は誰から習ったわけでもなく日々自分の心を使っていますが、

納得の行く人生を歩んでいる人は間違いなく、影響の輪と関心の輪の切り分けが上手です。


誰から教えられたわけでもないのに、無意識にマスターしているのです。


何が起こってもぱっと現実を見て、さらっと線を引いて切り離して、影響の輪に集中し、その結果がどうなったとしても、

「それはどうでも良いや~。やることはやったしね」と、

それくらいに軽く、そして密度高く心を使っているのです。


彼らは本人も自覚することなく、無意識にそれをマスターしているわけですが、

私達も意識すれば今からでもそれを習得することができます。

理論を知ったら、練習あるのみです。



そして、今回のコロナによるパンデミックは、このスキルのトレーニングをする上では、これ以上無いくらいにベストな体験です。

是非この期間に習得して、この体験からもギフトを受け取ってくださいね。


 

*****

 

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春ですねー。
 

 
あまりに気持ちが良いので、ゆっくり散歩しつつセブンのコーヒーを買って、公園のベンチで日向ぼっこ。
 
すると、隣で菓子パンをかじっていたおっちゃんと目が合う。
 
 
「ええ天気やなー。ここ座ろかな。」と僕のベンチの隣を指差す。
 
 
「どうぞ。ほんとええ天気やねー。」と、お互いの警戒心をゆるめ合う。
 
 
「今日はハローワーク行こうと思ってたけど、ええ天気やし、ええかな。明日にしよ。」って、おっちゃん良い味出してる(笑)
 
 
そしてベンチの反対隣には、鳩…。なんやこの組わせ…(笑)
 
 
おっちゃんのギャンブル哲学を聞いたり、昔働いてた左官屋さんのセメントの配分のコツを聞いたりしながら、ボケーッと春の陽気を充電していました。
 
 
すると、お母さんと遊びに来ていた1才半の男の子が近づいてきて、僕に石ころをプレゼントしてくれる(笑)
 
石ころを拾っては、「んー」って手渡ししてくれる。
 
 
お母さんは「おにいちゃん、そんなの欲しくないよ。」と必死に制止するのだけど、「んー!」とそれを押し切って、石ころを拾っては手渡ししてくれる。

「ありがとうね。」と言うと、満足そうにまた拾ってはくれる(笑)
 
ほんと、ありがとうね。
 
男の子は僕のそばを離れなくなり、しばらく一緒にいて、お母さんともお話をした。
 
 
おっちゃんに鳩に男の子にお母さん。
 
不思議な組み合わせの豊かな時間。
 
会話の内容なんか何も重要ではなくて、
 
何を与えてくれるかも重要ではなくて、石ころで十分。
 
 
ただ何かを交換して一緒にいることが嬉しかった。
 
思えばこういう感覚は久しぶりかもしれない。
 
 
しばらくして、お母さんと男の子は帰っていきました。
 
 
おっちゃんとは、その3日後くらいにまた日向ぼっこしてたら再開しましたが、その時も言っていました。
 
 
「ハローワーク行かなあかんのやけど、今日はええ天気やしなぁ。明日でええかー。」って…(笑) 
 
 
この愛しき日常。
 
続け!って思いました。
 
コロナなんかに、決して奪うことのできない豊かさですね。
 
 
みなさんも、外に出てゆっくりと歩いてみてくださいね。
 
とても心地の良い世界が広がっていますよ。
 
 
 

先日、母から電話がありました。

「あんた! 大変なことなってるやん。大阪は大丈夫なん!?」と。


あれですね。コロナウィルスのことなのでしょう。


「うん。大丈夫やで。まあ、普通や。特にできることもないしな。」と、返しつつも思いました。


そういえば母は今は引退してはいるものの、定年まで看護師として勤め上げた医療の世界の人間なのでした。

そこで聞いてみました。



「で、どうなん? おかんは? 

医療の人間としてコロナウィルスはどう見てるん? なんか思うことあるか?」




「いや~。そら怖いわ~! こんなん初めてやん? 怖いわ~! どうなるんやろな~? ほんま大変なことなったな~。」


って、完全に素人やないか…(笑)

 

 

 

でもまあ…、心配ですよね。コロナウィルス。

特にここ数日で凄い勢いで自分のマインドが汚染されていった感じがあります。


テレビやネットから来る非常事態の映像と公的機関が選んだ選択と個人のつぶやきなどが、自分のマインド(心の中の風景)を侵食して、一気に暗いものに変えていきました。(すぐにリセットして戻しましたが)

こういう時、自分に何が起こっているのか注意して見る必要がありますね。


私達の無意識は1つ、とても大きな勘違いを残したままにしています。

それは

「恐怖をたくさん感じて深刻になればなるほど危機に対処できる。」

というものです。

「ネガティブになった方が生存確率が高まる。」

というものです。


これは進化論的によく説明されることがあります。


「もしあなたのご先祖さまが楽観的でおおらかな人だったらライオンに食べられて生き残っていないのよ。だからあなたがネガティブで怖がりなのは、進化の中で生存戦略として獲得したものなのよ。」と。


これは確かに事実なのでしょう。



ライオンに襲われた時、身体は理性の脳への血流をストップして、その分の血流を筋肉に流して、火事場の馬鹿力で敵と戦うか、走って逃げたほうが生存できる確率は高まります。

私達の脳はそういったシステムを持っています。

 



でも、今の時代にはその戦略が著しく合わなくなっています。

現代社会の敵はライオンではないため、筋肉と本能では対処できないからです。



むしろ恐怖によって知性を落とすことで、現実に対処する力を著しく損ない、危険を高めてしまいます。

 

 

逆に恐怖の中でもIQを落とさずに合理的に判断することで、生存確率を高めることができます。

 

 

これは人間関係の危機でも、ビジネスや投資などの経済の危機にも、つまり現代社会で私達が直面する危機のほとんどに言えることですね。

 

 

恐怖によって本能的に反応するほどに、危機は大きくなり、壊滅的になっていきます。

 

 

逆にしっかりと恐怖による本能プログラムを作動させずに、理性や知性で対処することで、危機は回避することができます。


だから、あまり恐怖の映像で心を汚染させすぎないようにしましょうね。

 

 

動物脳を作動させて本能的に動いていないか。

 

中毒のようにネガティブな情報を集めるモードに入っていないか。

 

 

自分に起こっていることを客観的に観察してみてください。

 

 

そして、もしそうなっていたら、感情的な情報から離れましょう。

 

そして、知性を維持して、事実だけを正確に見ることをしてみましょう。



危機において大切なのは、

 

ネガティブになり危機感を持つことではなく、

 

ポジティブに楽観的になることでもなくて、正確に現実を直視することです。


では実際に今何が起こっているのか、コロナウィルスというものが何なのかを正確に見てみましょう。

 

そうすると本当の敵が見えてきます。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200229/k10012308111000.html

この記事によれば、コロナウィルスの感染者のおおよそ80%は肺炎にもならず自然に治癒されます。


致死率は3.8%に過ぎません。



そして、この3.8%という数字は、最も被害が大きかった初期の武漢の死者数によって大きく引き上げられた数字です。

 

 

現在の武漢や、現在の世界の発症者だけを見た致死率は、


0.7%です。


これがコロナウィルスの力です。

 

それほど大したことが無いですね。

 


なのに、武漢で1月10日までに発症した人の致死率は17.3%だったといいます。これが致死率を著しく引き上げているわけです。


私達がメディアで目にした映像。病院に人が殺到して、バタバタと倒れいてるあの映像。あの頃の致死率が17.3%です。

でも実際、コロナウィルスの今の致死率は0,7%です。


つまり、多くの人間を殺したのは、コロナウィルスではなく、

恐怖によってパニック的に病院に駆け込んだことによる医療崩壊(重篤患者が医療を受けられなかった)であり、

病院に大量に人が集まったことによる感染の拡大です。


そして、それは今日本でトイレットペーパー騒動を起こしていることと、原理的には同じことです。

本当に必要な人に届かずに、危機が大きくなっています。

 

 

恐怖が危機回避ではなく、むしろ危機を生み出しているということですね。

 

 

ということでみなさん。

 

必要以上にセンセーショナルな情報を心に入れずに、現実を数字として正確に見るということをやっていきましょうね。

 

空想や予測や感情を排除して、事実や数字を見ましょう。

 

これが現代社会の危機回避において、最も大切な道具ですから。

 

 

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