抗体検査の結果からコロナの現状分析をしてこう | 心理カウンセラーの魔法の子育て

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みなさん、こんにちは。

カウンセラーの佐原です。

 

自粛期間が延長になりましたね。皆様お元気にされていますでしょうか。

 

 

閑散とした世界はもうしばらく続きそうです。

 

さて、

 

今日は新型コロナに関する現状分析をしておきたいと思います。

 

前回に引き続き今回も子育ても心理も関係ありませんが、今は心理のお話よりもこちらのお話のほうが皆様の心を軽くすることと思います。

 


というのも、先日ようやく待ちに待った我が国の抗体検査の結果が出てきましたね。

『外来患者の3%がコロナ抗体保持、神戸の病院 1000人の血液検査』
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3970037.html

 

これが待ち遠しかったのです。

 

で、その中で

「外来を受診した患者1000人の血液を検査したところ、およそ3%が過去に新型コロナウイルスに感染したことを示す抗体を持っていたと発表しました。」

とあります。



こうした数字が出てくるとコロナの全容が見えてきますからね。ここでしっかりと現状分析して私達の頭の中にある新型コロナのイメージをアップデートしておきましょう。

メディアが提供するイメージやSNSの誰かの意見や予測といったものをできる限り排して、

明らかになった事実(数字)のみ見て現状を見ていくと、これまでとはまったく違ったコロナ像が見えてきます。


この数字が見せてくれる内容は結構面白いと思いますし、みなさんの心を軽くすると思いますので、よかったらお付き合いください。

 

それでは始めましょう。

 

***

 

まず、神戸での抗体検査で3%が陽性なので、神戸市民の3%が既に抗体を持っているということで計算してみますと、

神戸市の人口153.7万人の3%は46000人。

これだけの人が感染の過去があると、多少乱暴ですが仮定することができるわけです。


そして記事の時点での神戸市の感染者数の累積は259人 死者は5人とあります。
ソース↓
https://www.city.kobe.lg.jp/a73576/kenko/health/infection/protection/covid_19.html


これを踏まえると、新型コロナウィルスが(抗体が生じるレベルで)体内に入った人がいたとして、

 

99.5%の人は無症状か数日でウィルスに打ち勝ち、抗体を獲得し、

0.5%の人が発症して神戸市の感染者数としてカウントされ、

0.01%の人が死ぬという計算に(今のところ)なりますね。


言い変えると、

新型コロナウィルスが体内に入った人が1万人いるとして、

9950人は自分の抵抗力で抗体を獲得してコロナに打ち勝ち、

50人がこじらせて検査を受けて感染者数にカウントされ、

1人が死にました。


ということになります。


今の所、数字だけで見るとそういう計算になりますね。

 

どう感じられましたか?


さてさて、

ではこれを、日本が集団免疫を獲得する頃にはどうなるか?というところまで拡大して見てみましょう。


集団免疫とはご存知の通り、人口の6割~8割の人が免疫を持ち、その人達がウィルスの壁となることで感染を終息することができると言われる基準ですね。

一世紀前のスペイン風邪が結局それで収まったと言われています。(つまり感染するところまでし尽くしたことで収束した)


集団免疫に必要な割合は間を取って7割としましょう。

日本の人口1.265億人の7割ですから、8850万人が免疫を獲得すれば良いわけです。

では先程の神戸の割合を当てはめてみると、8850万人の0.5%がこじらせて発症するので、

44万人がこじらせて感染者数としてカウントされ、

0.01%である
8,850人が死亡することになります。



8,850人の死者が出るということですね。

 

 

この数字をどう思いますか?

 

この犠牲者の数を大きいと見るか小さいと見るかは、比較してみないと判断できませんね。

 


そこで日本での通常の肺炎での死者数が、毎年どれくらい出ているのかを調べてみました。

すると、見つかった2016年のデータでは

通常の肺炎の1年の死者数は男子65,636人,女子53,664人の合計119,300人とあります。
ソース 『人口動態統計からみた日本における肺炎による死亡について』
http://www.tokyo-eiken.go.jp/files/archive/issue/kenkyunenpo/nenpou69/69-33.pdf

え…?

11万9千3百…?


じゅういちまんきゅうせんさんびゃく…?

 

 

どうやら我が国では通常の肺炎で毎年12万近くの人が亡くなっているということのようです。

 

ひと月に1万人が死んでいるのです。

 

え…?

となったかもしれませんが事実です。1日に換算すると毎日328人が亡くなっている計算になります。

 

でも、速報で「今日もいつもの肺炎で328人死亡」とか出たりしませんので、意識されていないだけです。

これはとても大切なことなのですが、私達は


何かに意識をフォーカスする時に、同時に何にフォーカスしていないかを自覚していないと真実は捉えられないのですね。

 


では次に現在までの新型コロナの死亡者を年齢別に見ていきましょう。
(そうするともっと安心感が出てくると思います。)

ソース「『新型コロナウイルス国内感染の状況』
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/

これによると、

10才未満 死者0人

 

10代 死者0人

 

20代 死者0人 つまり29才以下は死亡率0%!

30代 死者2名

40代 死者8名

50代 死者16名

60代 死者42名

70代 死者97名

80代 死者216名

となります。

ちなみに、先の2016年の普通の肺炎の死者数119,300人の年代別の分布もだいたい同じ感じになっています。

http://www.tokyo-eiken.go.jp/files/archive/issue/kenkyunenpo/nenpou69/69-33.pd

 

つまり、ここから分かるのは、

高齢者は抵抗力が落ちているので、普通の風邪をこじらせて肺炎になって亡くなる人が元々かなり多いということですね。

 

高齢者はいろんな亡くなり方をしますが、風邪やインフルエンザをこじらせて肺炎になって毎月約1万人、1日にすると328人亡くなっているのです。

 

そんな中、今日も新聞を見ると

 

「○○県で新たに死者1名 新型コロナ 80代男性」

 

とか書かれているわけです。

 

ほう…。

 

そうか…。

 

となりますね。

 

 

以上が1次情報の数字が見せている事実です。

 

私はこの事実に関して総括や個人的な意見や感想は何も言わないでおきます。(なにか言うと絶対痛いことになりますもん…(笑))


なのであとは皆様それぞれの中でこの数字を元に新型コロナのイメージを自由に更新して頂いて、各自それに基づく生活をしていただければと思います。


 

注意点としましては、

 

今回3%の人が獲得しているとされた抗体が、今後コロナにかからないレベルの抗体なのか(集団免疫の力となりうるレベルの抗体なのか)どの程度持続する抗体なのかというのも、まだ何も分かっていない点です。

 

そして死亡率の0.01%というのは医療崩壊させないために行動を自粛した私達国民と、なにより医療関係者の努力と献身の賜物であるという点。

 

更に今回の数字は日本人の数字であって、欧米では当てはまりません(NYの死亡率は日本の130倍)そしてその理由、なぜ日本人はこれほどコロナに強いのか?の理由は現時点では様々な説があるものの、確定的なことは分かっていません。

 

以上3点を踏まえて、医療従事者には感謝しつつ客観的な数字から皆様の新型コロナのイメージと未来イメージを更新していただければと思います。

 

ということで、

 

私としてはマスコミ批判も尖った意見も総括もすることなくここで終わりますので、皆さん、

 

 

あとは任せました!!(笑)

 

 

ではでは。

 

誰にも内的イメージをジャックされることなく、希望ある心象世界を生きられますように。

 

 

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