人気薄推しのめったに当たらない馬券簿

人気薄推しのめったに当たらない馬券簿

的中率重視の方は他の高的中率を誇る予想家さんの意見を参考にしてください。ここで紹介するのは、3着以内に届けばラッキー的な馬です。ご自身の軸馬の相手一角に入れておくと、ひょっとすると…w

エプソムカップにレーベンスティールを送る

田中博康厩舎

 

 

今回、エプソムCで1番人気に推されているものの

まだ古馬混合重賞では結果を出していない

レーベンスティール

 

古馬混合重賞はまだ2戦ですが

前々走の香港ヴァースがまったくいいところなく

ブービー

コズミがあったとか、なかったとか

言われていましたが結果を残せず

前走はローカルGⅢにまで落として臨んだ

新潟大賞典

陣営としては確勝を期して臨んだ

新潟大賞典で1秒差の11着

 

レースの大敗を受けて

厩舎の緊急ミーティングが行われたらしいですが、

結果、大敗の原因はわからないまま

今回のエプソムCも1番人気

 

前走の大敗の原因がわからない以上

今回の1番人気は

能力的には来ても不思議ではないものの

明らかに過剰人気で

少なくとも軸にするのは

危険な人気馬に見えます

が、今回メンバーは明らかに低レベル

 

そこをどう捉えるかがカギになるでしょう

 

田中博康厩舎も最近重賞で人気を背負いがち

ですが

 

まだ若い厩舎なのでデータが少ないですが

田中博康厩舎重賞1番人気成績

 



決して悪い数字ではありませんが

これを芝に限定すると

 



わずか1勝3着1回

 

残念ながら現時点で芝重賞では

上位人気馬の安定感はあまり高くない

田中博康厩舎のレーベンスティール

 

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ダノンスコーピオンを安田記念に送る福永祐一厩舎

 

言わずと知れた今年騎手引退し調教師デビューした

福永祐一調教師

 

今年デビューのため

調教師としての実績は3月からの

わずか3か月分しかなく

 


5.7.5.20

勝率13.5%、連対率32.4%、複勝率45.9%

率だけなら現在リーディングの矢作厩舎を上回る

数字を残しており、3着以内に入った馬が

 


人気以上に走っているケースが多く

馬券圏内馬17頭中10頭が4番人気以下

しかも、厩舎開業間もないため、

想定よりも人気が上がるケースが多い中での

この実績は厩舎としては今後間違いなく

要注目級の厩舎です

 

その福永祐一厩舎に

今年引退した安田隆行厩舎から

転厩してきたのが安田記念に出走する

ダノンスコーピオン

 

何の因果か

先週、悲願のダービー制覇を果たした

ダノンの野田社長

先週のダノンデサイルは

安田隆行厩舎から安田翔伍厩舎に転厩した馬

そして今週のダノンスコーピオンは

安田隆行厩舎から福永祐一厩舎に転厩した馬

その鞍上は悲願のダービー制覇をダノンの馬に

阻まれた戸崎圭太

 

悲願のダービー制覇を阻まれた戸崎圭太が

そのダービー制覇を阻んだダノンの馬に今週乗る

しかもそのダノンの馬は先週ダービー制覇を阻んだ

元安田隆行厩舎所属馬

という因縁めいた巡りあわせとなった

戸崎×ダノン×安田隆行厩舎

 

この安田隆行厩舎からの転厩馬

大半の馬は安田隆行厩舎解散直前の

2~3月にかけて

安田隆行調教師引退前の大フィナーレを飾るべく

延べ50頭出走させている中

この期間、全く出走させなかった馬が

ダノンデサイルとダノンスコーピオン

 

先に明確な目標がある2頭については

無理使いをしなかった安田隆行調教師

その内の1頭ダノンデサイルが約4か月ぶりの出走で先週結果を出し、

その内の1頭ダノンスコーピオンは約5か月ぶりの京王杯SCで

戸崎圭太騎乗で久しぶりの好走を果たした直後の

今回の安田記念

 

しかも今年の安田記念

日本GⅠ馬はセリフォス、ナミュール、ジオグリフ

ダノンスコーピオンの4頭

この内東京GⅠ勝ちがあるのは

ダノンスコーピオンのみ

 

さらにセリフォスの

東京での唯一勝ち鞍2022年富士S

勝ったセリフォスは斤量54kg

2着ソウルラッシュは斤量57kgでクビ差

3着ダノンスコーピオンは斤量56kgでクビ差

 

この時くらい走れれば11番人気の低評価に

おさまる馬ではないのは間違いなく

福永祐一厩舎が復活をかけて

京王杯SC後栗東に戻らず美浦調教での出走

さらに最終追切は美浦に福永祐一調教師自身が

栗東から駆けつけての調教騎乗

 

前走京王杯SCは勝ったレッドモンレーヴに次ぐ

上がり2位

ここでの復活があっても何ら不思議ではありません

 

そして何よりNHKマイルCを勝った

18番枠に入ったのも因縁めいたものを感じます

 

ダノン×安田隆行厩舎×戸崎圭太に

この馬が東京マイルを勝った18番枠

何やら因縁めいたものが周囲に渦巻いている

福永祐一厩舎のダノンスコーピオン

 

安田記念にヴォイッジバブルを送るP・イウ厩舎

 

競馬新聞等の表記はP・イウと表記されることが

多いですが

姚本輝(リッキー・イウ・ブンフェイ)

日本的に呼ぶなら「ヨウさん」とでも

なりますかね

 

安田記念のヴォイッジバブルは

5/31時点で12番人気単勝21.4倍

正直、勝たれても不思議ではないレベルの馬の

評価としてはあまりにも低すぎる評価

と言わざるを得ません

 

香港チャンピオンズマイルでは

直前の雨で3着に敗れたものの

圧倒的1番人気ゴールデンシックスティに先着

日本から参戦の

エルトンバローズ、オオバンブルマイ、

シャンパンカラーには完勝

 

昨年暮れの香港マイルでも

ゴールデンシックスティに次ぐ2着で

ナミュール、ソウルラッシュ、セリフォス

といった安田記念参戦メンバーに先着しており

これが香港でのレースなら

間違いなく1.2番人気争いする馬が

想定とはいえ12番人気は

間違いなく舐められ過ぎです

 

そもそも姚本輝厩舎は

2010年スプリンターズSを

ウルトラファンタジーで制しており

香港参戦馬の先駆けとなった

安田記念を制したフェアリーキングプローンの

育成厩舎でもあります

 

フェアリーキングプローンは

香港スプリントを勝ち、香港トップホースの

仲間入りをした後にアイヴァン・アラン厩舎に

転厩して安田記念を勝った馬

 

つまり、先週のダービーを勝った

ダノンデサイルと同じで

ダービートレーナーとなったのは

息子安田翔伍調教師ですが

ダービー馬を育成したのは

間違いなく父安田隆行調教師

であるのと同様に

姚本輝調教師はすでに日本GⅠ馬を2頭育成している

実績の持ち主です

 

何よりこの馬

レベルの高い香港のマイル路線で

シャティン1600では3.2.2.1 と

抜群の安定感を誇り

掲示板を外したことはなく

香港のマイル王ゴールデンシックスティと

接戦を演じながら

ナミュール、ソウルラッシュ、セリフォス

といった安田記念上位人気馬に先着しており

間違いなく押さえておくべき1頭でしょう

 

今回の低評価の一番の要因は

香港での実績よりもドバイターフへの

遠征失敗が最大の要因だと思われますが

ドバイターフ自体は

フランスの伏兵ファクトゥールシュヴァルが勝ち

圧倒的1番人気のドウデュースが5着に敗れ

2,3着にナミュール、ダノンベルーガが来たレースで

ヴォイッジバブルは13着に敗退

 

この結果だけを見れば海外遠征に

不安を残す要素はありますが

送り出す、姚本輝厩舎は

すでに日本のGⅠを勝った経験のある厩舎で

同じ失敗はしない可能性の方が高いでしょう

 

そもそも遠征がダメ、左回りが全くダメ、

東京の高速決着が合わない

など、不安要素を挙げればいくらでも挙げることは

できますが、

馬の能力的には今回の安田記念上位人気馬に

ひけを取るレベルではなく

間違いなく押さえておくべきレベルの馬です

 

何より海外馬

特に香港馬は人気がない馬ほど要警戒で

フェアリーキングプローンが勝った安田記念

フェアリーキングプローン自身は10番人気

2着はもう1頭の海外参戦ディクタット

6番人気イギリスからの参戦馬

 

ブリッシュラックが勝った安田記念

ブリッシュラックは3番人気でしたが

3着はもう1頭の香港参戦ジョイフルウィナー

そのジョイフルウィナーは8番人気3着

 

さらに姚本輝厩舎ウルトラファンタジーが勝った

スプリンターズS

1番人気は前走セントウルS4着入線したものの

斜行で14着降着となったグリーンバーディー

こちらも香港馬

1番人気に推されたグリーンバーディーが

7着に敗れたレースを制したのが

姚本輝厩舎のウルトラファンタジー

しかも当時8歳

 

どう考えてもウルトラファンタジーよりは

レベルの高いマイラーのヴォイッジバブル

安田記念を勝った時のフェアリーキングプローン

位のレベルかあるいはそれ以上

という可能性は高そうですが

果たしてどうでしょう

 

競馬の格言に

厩舎2頭出しは人気薄に要警戒

と言われますが

海外馬複数出走は

間違いなく人気薄に要警戒

 

香港馬2頭出しの人気はないが

厩舎としては日本GⅠの勝ち鞍すらある

姚本輝 P・イウ(リッキー・イウ・ブンフェイ)厩舎の

ヴォイッジバブル

 

 

 

 

 

 

 

 

友道康夫厩舎編に書いた通り

個人的に今年のダービーは買わざるを得ない馬

我がPOG指名馬2頭

ジャスティンミラノと

ダノンエアズロックが出走するので

 


◎ジャスティンミラノ

〇ダノンエアズロック

▲シックスペンス

△レガレイラ

△アーバンシック

★サンライズアース

★ダノンデサイル

★ショウナンラプンタ

★エコロヴァルツ

 

サンライズアースはまともに走れれば

もっと走れていいはずで逃げ残りも含めて要警戒

ダノンデサイルもまともに走れれば

アーバンシックの上にいても不思議はない

青葉賞組は勝ったシュガークンより

ショウナンラプンタの方が上

エコロヴァルツはさすがに朝日杯2着

皐月賞上がり最速なのに人気なさすぎなので

 

本線は

 

 

押さえに

 



 

日本ダービーの結果とともに

POG2023の結果もかかる

今年のダービー

果たしていかに…

 

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ジャスティンミラノを日本ダービーに送る

友道康夫厩舎

 

 

 

まず、皐月賞編で書いた内容のおさらいから

 

マカヒキ皐月2→ダービー1

ワグネリアン皐月7→ダービー1

ドウデュース皐月3→ダービー1

加えてアドマイヤマーズは皐月4→NHKマイル1

 

皐月賞で掲示板を外したワグネリアンでさえ

ダービーでは巻き返すという

完全なダービー特化型厩舎

それが友道康夫厩舎

 

では友道厩舎のクラシックチャレンジ失敗例は

シャザーン

未勝利勝ち→すみれS勝ち→皐月6→ダービー9

ダンテスヴュー

未勝利勝ち→東スポ杯4→きさらぎ2→皐月10

サトノヘリオス

エリカ賞1→ホープフル13→スプリングS3→皐月17

ヨーホーレイク

ホープフル3→きさらぎ2→皐月5→ダービー7

マイラプソディ

京都2歳1→共同通信杯4→皐月13→ダービー9

ラインベック

ホープフル4→若葉S3→皐月15

 

マイラプソディを除くと

すべて3歳春時点で重賞を勝てなかった馬

ここ6年に限定すると

友道厩舎2歳、3歳春までに重賞を勝った馬は

そのほとんどがGⅠ連対馬になっており

連対できなかった重賞馬は

京都2歳S勝ちのマイラプソディと

クイーンC勝ちのアドマイヤミヤビのみ

 

さらにクイーンC勝ちオークス2着

ハーパーを除くとすべてGⅠ馬になっている

という驚異の厩舎

 

加えて皐月賞前の藤本助手の

「正直、ダービーを狙っているんですけど、

これだけデキがいいと皐月賞でもと思ってしまう」(藤本助手)

 

つまり陣営としては

やはりダービーが目標ではあったが

皐月賞に仕上がってしまった

 

これをダービーにおいてプラスととらえるか

マイナスととらえるか

レコード決着の皐月賞の反動があるのか

厩舎の目論見通りさらなる上積みがあるのか

この取り方次第になると思われます

 

ただ、今年のダービーは個人的には

私情を挟まずにはいられない事情がありまして

 

 
 

 
ジャスティンミラノとダノンエアズロックは
個人的にJRA-VANのPOG指名馬なので
これはもう買わざるを得ない馬なんです
 
つまり、昨年夏から秋にかけて
来年のダービーを獲るのはどの馬か
を予想した私自身が
きっと来年のダービーを獲るのは
この馬だろうと予想した10頭の中の1頭が
ジャスティンミラノ
そしてダノンエアズロック
 
私のPOG指名馬選びは
当然ですが、来年のオークス、ダービーを
勝てるのはどの厩舎か
という推理からスタートします
 
当然ですがダービー3勝の友道康夫厩舎は
中でも有力候補ですので
必ず1頭は指名しようと考えていた厩舎のひとつです
 
昨年ダービーを勝ち、ダービー2勝の
堀宣行厩舎も候補のひとつでした
 
そのおよそ1年前にダービーを勝つのは
この馬ではないかと予想し指名した10頭の中の
1頭が共同通信杯を勝ち
皐月賞勝ち、ここに駒をすすめてきたので
これはもう買わざるを得ない
ので
今年のダービー
私の本命はジャスティンミラノです
 
そして対抗は
ダノンエアズロック
 
出走メンバーが決まった段階で
ほぼ本命、対抗が決まっていた
今年のダービー
 
ギャンブルに私情を挟んで
いい結果を得られることがないことは
重々承知していますが
それでも
この2頭が来た時に馬券を勝っていない
なんてことがあったら
それこそ死んでも死にきれないので
私はここから買います
 
個人的な私情を挟みまくりのダービーではあるものの
データ的にも実績的にも
個人的な事情的に今年のダービーは
この馬から買うしかない
友道康夫のジャスティンミラノ
 

 

 

日本ダービーにシックスペンスを送る国枝栄厩舎

 

 

 

2026年2月に定年引退予定の国枝栄調教師

牝馬で無類の実績を誇る国枝栄厩舎も

牡馬クラシックレースには無縁で

ダービーを狙えるチャンスは今年と来年の2回

 

今年は間違いなく

過去一番のダービー制覇のチャンス

 

過去国枝栄厩舎ダービーでは

コズミックフォースの3着が最高着順ですが

コズミックフォースは16番人気で

まったくの人気薄

 

人気馬でダービーに参戦するのは

これがほぼ初めてになる国枝栄厩舎

 

 

木村厩舎考察で書きましたが

東京中長距離実績は上位の国枝栄厩舎

 


ダノンエアズロック、ゴンバデカーブースの堀宣行

レガレイラの木村哲也

ジャスティンミラノの友道康夫

これらの東京中長距離実績上位厩舎と肩を並べる

実績を誇る国枝栄厩舎ですが

 

これだけ東京実績上位の厩舎がそれぞれ人気馬で

参戦してくるダービーも珍しく

間違いなく今年はレベルの高いダービーになりそうです

 

シックスペンス自身まだ3戦で底を見せていない状態での

前走スプリングS0.6秒差の圧勝は

ダービーでも十分に勝負にはなる

圧巻のパフォーマンスでしたが

そこまで強い相手とも戦っていないのは事実

 

また、国枝栄厩舎東京重賞実績

 


2着が非常に多いのも事実

 

そして

国枝栄厩舎の直近の東京重賞実績が

ダイヤモンドS サリエラ 1番人気2着

ヴィクトリアマイル フィアスプライド 4番人気2着

オークス ステレンボッシュ 1番人気2着

 

実は3戦連続2着

 

今度こそは1着となるか

今度もまた2着となるか

あるいは馬券外になってしまうのか

 

東京重賞勝ちはエリカヴィータのフローラS以来

 

その間

サリエラの目黒記念も3着

ダノンザタイガーの共同通信杯3着

ダノンザタイガーの東スポ杯2着

ハーツイストワールのアルゼンチン共和国杯2着

と東京重賞で近年勝ち切れていないのも事実

 

また、レースを使いつつ

負けたレースを修正しながら

馬を強くする傾向の強い国枝栄厩舎

 

3戦3勝は立派な成績ですが

この厩舎で連戦連勝を遂げたのは

アーモンドアイくらいで

たいていの馬が勝ち負けを繰り返すのが

この厩舎の特徴

そろそろ負け頃であるのも事実

 

それらを覆せれば厩舎悲願のダービー制覇も

可能性はありそうですが、

正直、非常に強い2~5着に収まりそうな気配の強い

国枝栄厩舎のシックスペンス

 

ただ、個人的には

非常にお世話になった厩舎の初めてともいえる

ダービー制覇チャンスであり

スプリングSの衝撃が忘れらない以上

もはや買うしか個人的には選択肢はない

国枝栄厩舎のシックスペンス

 

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◎オーキッドロマンス

◯エトヴプレ

▲ガロンヌ

★ニコラウス


この4頭軸に手広く流したいところですが

さすがに点数がおおくなるので

ここは思い切って



ニコラウスがこなきゃダメなやつ

葵Sにニコラウスを送る上原佑紀厩舎

 

 

京王杯SC2024編で書いた通り

松永幹夫厩舎からの転厩リュミエールノワルを

京王杯5着まで持ってくるというのは

やはり並の手腕ではなく

侮り難い手腕を持つ割には

まだ実績がない分人気になりにくい上原佑紀厩舎

 

今週はニコラウスが葵Sに出走予定ですが

前走東京1勝Cを勝っているにも関わらず

重賞実績がないゆえの想定15番人気

 

凡走したのは2走前の初中山のみで

東京は4戦オール連対で

もっと評価されてしかるべき馬

 

直近の上原佑紀厩舎

東京1勝C以上での実績が

 



この内2勝2着2回は

今年に入ってからの実績

 

そこまでレベルの高そうな

メンバー構成でもなさそうな葵S

穴ならこれじゃないか

と思われる

上原佑紀厩舎のニコラウス

 

 

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日本ダービーにダノンエアズロックと

ゴンバデカーブースを送る堀宣行厩舎

 

 

完全にダービー狙いの馬作りをする厩舎で

ドゥラメンテとタスティエーラでダービー2勝は

1番人気想定ジャスティンミラノを管理する

友道康夫厩舎に次ぐ実績

 

間違いなくダービーでは軽視できない厩舎のひとつです

特にダノン×堀厩舎は2年前ダノンベルーガで

1番人気に推されながら調教やり過ぎの反動で

結果4着に終わったいわく付きの組み合わせ

かつ、ダノンエアズロックは

ダノンの野田オーナーが

悲願のダービーを獲るために4億5000万という

破格金額で落札した馬

厩舎、オーナーサイドの思いは

ひとかたならぬものがあるのは間違いありません

 

ただ、今年の堀厩舎は

ダービー2頭出しになりますが

ともに前評判は高かったものの

順調にはいかなかった2頭

 

ゴンバデカーブースはホープフルSを

感冒で出走取り消し

その後喉の手術と重度の挫跖で

ぶっつけNHKマイル4着

長期休養明けぶっつけ本番を考えれば

間違いなく上々の結果

 

ダノンエアズロックは弥生賞7着後骨折が判明

軽度だったため

プリンシパルSで権利を獲っての参戦

 

いずれもここまでの過程は

順調にいかなかったために

中2週での出走になるものの

どちらも確実に上積みは見込めそうな状況での出走

皐月賞をスキップせざるを得なかったために

おそらくそこまで人気にはならなそう

ではあるものの

不気味さが漂う今年の堀厩舎2頭

 

順調さは欠いたものの2歳時点での評価で言えば

間違いなく能力は高いと目された2頭

ジャスティンミラノ1強ムード漂う中

堀厩舎の東京2400m以上の実績は群を抜いており

 



 

勝利数ではぶっちぎりのトップ


さらにはJ・モレイラの身元引受人でもある

堀厩舎


堀厩舎×モレイラの実績が



連対率50%弱という異常値

 

そもそも中山開催を嫌って

東京開催にあわせて

馬を仕上げてくるような厩舎ですので

結果的に皐月賞に出走すらできなかったことは

プラスになる可能性すらあると考えています

 

仮に今年どちらかが勝てば堀宣行厩舎としては

昨年のタスティエーラに続いてのダービー連覇

となります

 

ライバルになりそうな木村厩舎レガレイラも

 

 

偉業に挑みますが

堀宣行厩舎もダービー連覇という偉業に

2頭出しで挑みます

 

2頭ともに皐月賞外からの参戦となるものの

高い東京実績を誇る堀宣行厩舎

不気味な気配漂う

ダービー連覇の偉業に挑む

堀宣行厩舎のゴンバデカーブースと

ダノンエアズロック

 

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レガレイラを日本ダービーに送る木村哲也厩舎

 

 

先週のチェルヴィニアに続いて

今週はキムテツ牝馬レガレイラがダービー挑戦

牝馬によるダービー制覇となればウォッカ以来

同一厩舎同一年のオークス・ダービー制覇は

達成できれば2017年の藤沢和雄厩舎以来

その時もオークス ソウルスターリング

ダービー レイデオロ

ともに鞍上はC・ルメール

 

当時はこんな偉業を成し遂げるのは

藤沢和雄くらいしかいないだろうと

思っていましたが

今年、木村哲也厩舎が

そのチャンスを得ることになり、

能力的にも十分可能性はありそうです

しかもオークスのチェルヴィニアは

桜花賞13着からの巻き返しで国枝牝馬

勝ちきったという貴重な勝利

 

ルメール自身

「難しい挑戦」と語っている通り

メンバー的にも今年のダービーは

明らかにメンバーレベルが高く

簡単な道ではないでしょうが

骨折休養明けのC・ルメールの実績が異常で

5月5日復帰から

先週時点まで、すべて東京コースで

26回騎乗で10.6.2.8と異常な数字を残しており

 

その間、メインレースは

5/5 NHKマイル アスコリピチェーノ2着

5/11 メインレース騎乗なし

 凖メイン 六社S ワイドエンペラー2着

5/12 ヴィクトリアマイル フィアスプライド2着

5/18 メイS プレサージュリフト1着

5/19 オークス チェルヴィニア1着

 

とほぼパーフェクトな実績

今のルメールには東京では逆らえないレベル

 

キムテツ厩舎がどうこうだとか牝馬がどうか

という前に、ルメールは押さえておかないと

馬券はほぼ当たらないと言えるレベル

 

さらに中山では微妙な面もある木村哲也厩舎

皐月賞2024編のブログに書いた通り

もはや関東圏無双状態に入りつつある木村哲也厩舎

 

 

中山で結果が出せなかった馬が

東京替わりで着順を上げるケースは非常に多く

厩舎も馬も騎手も

人気先行になるケースは多々あるものの

人気になれば馬券外に飛ぶところまでは

考えにくい厩舎

 

東京2400m以上で実績を残す厩舎の上位は

 

ゴンバデカーブース、ダノンエアズロックの堀宣行厩舎

 

 

 

シックスペンスの国枝栄厩舎

 

 

 

ジャスティンミラノの友道康夫厩舎

 

 

 

そしてレガレイラ木村哲也厩舎

 

 

 

木村厩舎の単勝回収は上位4厩舎の中では

低いものの連対率は32%、馬券内率は44%

 

この東京実績上位を誇る4厩舎で

今年のダービーは上位独占も十分考えられます

 

復帰後のルメールの東京での成績を考えれば

勝つまでのハードルはそれなりに高そうでは

あるものの馬券圏外に飛ぶシーンは

あまり考えにくい

ウォッカ以来の牝馬によるダービー制覇

並びに同一年同一厩舎によるオークス・ダービー

制覇という偉業に挑む

木村哲也厩舎のレガレイラ