レガレイラを日本ダービーに送る木村哲也厩舎
先週のチェルヴィニアに続いて
今週はキムテツ牝馬レガレイラがダービー挑戦
牝馬によるダービー制覇となればウォッカ以来
同一厩舎同一年のオークス・ダービー制覇は
達成できれば2017年の藤沢和雄厩舎以来
その時もオークス ソウルスターリング
ダービー レイデオロ
ともに鞍上はC・ルメール
当時はこんな偉業を成し遂げるのは
藤沢和雄くらいしかいないだろうと
思っていましたが
今年、木村哲也厩舎が
そのチャンスを得ることになり、
能力的にも十分可能性はありそうです
しかもオークスのチェルヴィニアは
桜花賞13着からの巻き返しで国枝牝馬
勝ちきったという貴重な勝利
ルメール自身
「難しい挑戦」と語っている通り
メンバー的にも今年のダービーは
明らかにメンバーレベルが高く
簡単な道ではないでしょうが
骨折休養明けのC・ルメールの実績が異常で
5月5日復帰から
先週時点まで、すべて東京コースで
26回騎乗で10.6.2.8と異常な数字を残しており
その間、メインレースは
5/5 NHKマイル アスコリピチェーノ2着
5/11 メインレース騎乗なし
凖メイン 六社S ワイドエンペラー2着
5/12 ヴィクトリアマイル フィアスプライド2着
5/18 メイS プレサージュリフト1着
5/19 オークス チェルヴィニア1着
とほぼパーフェクトな実績
今のルメールには東京では逆らえないレベル
キムテツ厩舎がどうこうだとか牝馬がどうか
という前に、ルメールは押さえておかないと
馬券はほぼ当たらないと言えるレベル
さらに中山では微妙な面もある木村哲也厩舎
皐月賞2024編のブログに書いた通り
もはや関東圏無双状態に入りつつある木村哲也厩舎
中山で結果が出せなかった馬が
東京替わりで着順を上げるケースは非常に多く
厩舎も馬も騎手も
人気先行になるケースは多々あるものの
人気になれば馬券外に飛ぶところまでは
考えにくい厩舎
東京2400m以上で実績を残す厩舎の上位は
ゴンバデカーブース、ダノンエアズロックの堀宣行厩舎
シックスペンスの国枝栄厩舎
ジャスティンミラノの友道康夫厩舎
そしてレガレイラ木村哲也厩舎
木村厩舎の単勝回収は上位4厩舎の中では
低いものの連対率は32%、馬券内率は44%
この東京実績上位を誇る4厩舎で
今年のダービーは上位独占も十分考えられます
復帰後のルメールの東京での成績を考えれば
勝つまでのハードルはそれなりに高そうでは
あるものの馬券圏外に飛ぶシーンは
あまり考えにくい
ウォッカ以来の牝馬によるダービー制覇
並びに同一年同一厩舎によるオークス・ダービー
制覇という偉業に挑む
木村哲也厩舎のレガレイラ