サンライズアースで日本ダービーの
抽選突破を目指す石坂公一厩舎
名牝ジェンティルドンナを育てた父
石坂正調教師も手が届かなかったダービーに
息子石坂公一が挑戦します
現時点では1/2抽選対象で
矢作厩舎のミスタージーティーとの
抽選次第で出走という身
現時点では想定オッズ単勝200倍超の最低人気
皐月賞後の騎乗したミルコ・デムーロのコメントが
「力がありすぎる。元気すぎるくらいで集中してなかった。
能力は高いですが、馬がまだ子供ですね」
と語ったように
スタート直後も外にヨレ
4コーナーでは外に向かって逸走
ビザンチンドリームの進路を一瞬塞いで外へ
そのままデムーロは追うこともなく
ビザンチンドリームと併走しての12着入線
この馬に対する皐月賞での正当な評価は
ほぼまともに走っていない
が正解
鞍上のM・デムーロは
「能力が高すぎて、幼いですね。
返し馬やゲートでイレ込むところがありました。
前走でひっかかるところを見せたので、
今回は後ろから行きました。
向正面でペースが思ったよりも流れなかったですし、脚がたまっていました。
そこから急に元気を出して、
持ったままでしたね」とパートナーをたたえつつも、課題も指摘していた。
以下、皐月賞前デイリースポーツ記事の抜粋
新馬戦-すみれSと連勝中のサンライズアース。
担当するのは、かつて松田国英厩舎でクロフネやブロードアピール、
現在の石坂厩舎でテオレーマなどを手掛けた渡辺厩務員だ。
ベテラン厩務員はこう切り出した。「去年の夏から担当しているけど、
パワーとスタミナに関しては、
今までやった中ではここまでの馬はいなかったかな」。
長年のキャリアをもってしても比肩するものはない
というほどの能力を感じつつ、
「体がでかくて力任せで不器用で、クロフネに似ている」
と歴史的名馬と重ね合わせる。
「クロフネは紳士だったけど、この子はまだ子ども」。
現状ではまだ幼さを残すが、裏を返せば伸びしろは抜群にあるということだ。
厩舎自体7年目、中央重賞は1勝の厩舎ながら
実は隠れ東京巧者で
唯一の重賞勝ちは現在中村直也厩舎所属の
イズジョーノキセキの府中牝馬S
そして石坂公一厩舎の東京実績が
唯一の大敗がまともに走っていないとすれば
ここまで評価の下がる馬ではないのは間違いなく
今回、まともに走れるという確証は
どこにもないものの
ポテンシャル的には今回変わり身一変があっても
不思議ではありません
桜花賞13着馬が巻き返してのオークス1着を
まざまざと見せつけられた後ならなおさら
ダービーでも決して可能性はゼロではなさそうな
石坂公一厩舎のサンライズアース