京王杯SCにリュミエールノワルを送る上原佑紀厩舎
やはりこの調教師さんは只者ではなさそうで
小倉の1勝Cを5.2秒差の
タイムオーバー最下位入線した馬を
GⅡ京王杯SCにまでもってくるのは
やはり並の手腕ではなさそうです
リュミエールノワル自身は
元々松永幹夫厩舎にいましたが2023年に転厩し
上原厩舎へ来た馬で
6戦目までが松永幹夫厩舎での実績
7戦目以降、上原厩舎での実績
5.2秒のタイムオーバー負けを機に
上原厩舎へ転厩
転厩初戦は福島ダートで3.6秒差の12着
そこから
転厩3戦目の1勝C特別で3着
さらに2戦はさんで
1勝Cを脱出してからの3連勝
そしてその3連勝は全て左回りの1400
あまりお目にかかれない程の覚醒ぶり
社台生産 GⅠレーシング所有
母父ディープに父ロードカナロア
字面だけならこれくらい走って不思議はないものの
負けたレースの4戦が最下位入線という馬の
ピンポイントな適正を見抜いて
ここまで勝ち上がらせるという芸当は
おそらく並の厩舎でできる芸当ではなく
少なくとも社台とGⅠレーシングでの
上原厩舎の評価は
おそらく爆上がりしていることでしょう
おそらくピンポイントな最適条件のレース
とはいえ3勝Cを勝ち上がったばかりで
いきなりGⅡで勝ち負けできるか
と言われれば疑問は残りますが
Bコース替わり初日
さらにメンバーレベルを考えると
この馬にもチャンスはありそうです
まだ結果を残せてはいませんが
これで須貝厩舎からの転厩馬ドルチェモアまで
再生できたら間違いなく
美浦の再生工場扱いされることになるでしょう
ドルチェモアは転厩4戦
次走、どのような条件を使うか
注目したいところです
走らない馬を走らせる
走る気のない馬をその気にさせる
もしかするとそんな能力を秘めており
将来、ひょっとすると
すごい大物調教師になりそうな可能性を秘めた
開業3年目、上原佑紀厩舎のリュミエールノワル