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のこはんのブログ

主に京阪電車の写真を撮影しています。
ダイヤ解説もやってます。

 今回は平日ダイヤ(711)下り7組目列車

・普通S0501S…(出町柳5:36発→三条5:39着)

特急B0501A…(三条5:40発→淀屋橋6:31着)

準急K0503A…(出町柳5:21、萱島6:24発→淀屋橋6:40着)

・普通R0603B…(萱島6:17発→中之島6:56着)

について扱います。

◯車両

 3列車とも7両編成です。7両編成特急この列車のみです(休日も同じ列車7両編成)

◯前運用概要

 準急三条2番線5:07発→出町柳5:11着の普通からの折り返しです。1番線停泊しているのは8両編成(最終特急三条ゆき→普通出町柳ゆき)2番線7両編成5:00発準急として出発済みなので、7両編成三条から確保します(三条含む各駅停車8両編成充当不可)。

 普通→特急前運用5:00発普通(5:29着)です。出町柳三条特急通過駅神宮丸太町のみなので、特急特別停車という形です。理由として、次の各駅停車三条仕立(5:46)で、出町柳仕立各駅停車5:21発準急5:52発の急行(七条まで各駅停車)31分開くのを15,16分にするためです。

 

◯接続

 準急枚方市まで前の準急約20分後を走り、枚方市出町柳15分後出発した普通→特急接続します。4分停車します。

枚方市からは枚方市仕立準急約12分後を走ります。守口市京橋普通接続します。

 普通→特急準急15分後発車します。枚方市準急接続します。

 普通萱島準急5分後前の普通11分後である6:17発車します。

守口市3分間(6:26~6:29)停車し、準急接続します。

京橋では準急および枚方市仕立特急接続します。準急約8分間隔です。

◯後運用

 普通→特急前の準急3分後4番線到着します。

後運用6:36発普通出町柳ゆきです。このため、8両編成充てられません特急(8000系、回送から)2分前発車です(京橋接続せず京橋守口市抜かれます)。

 準急淀屋橋4番線特急9分後到着します。

後運用6:43発準急樟葉ゆきで、3分折り返しです。普通7分後発車守口市接続します。

また、特急(3000系、回送から)6分前発車です。

 普通中之島1番線到着します。到着6分前普通樟葉ゆきが出ています。

後運用7:04発普通萱島ゆき8分折り返しです。

 前回は正12面体正方形の対角線合成抵抗を求めた結果、7/12となりました。

 今回は3番目に近い点合成抵抗を求めます(5/8)

3番目に近い点は図の中央付近のO(1)C'(0)を選びます。

 

O(1),C'(0)からの距離は、

 A(1,1)A'(3,3)

  …この2点両点からの距離等しいので電位1/2です。

 ・B(1,2)E'(2,1)

 C(1,4)O'(4,1)

 D(1,3)D'(3,1)

 E(2,3)B'(3,2)

 です。

O(1)で繋がっている頂点A(1,1),B(1,2),C(1,4),D(1,3)4点なので、

 電流の和は

 (O-A)+(O-B)+(O-C)+(O-D)

 =(7/2)-(B+C+D)…(0)

 です。

B(1,2)についての

 4B=O+A+E+D'=(3/2)+E+(1-D)

 E=4B+D-5/2…(1)

C(1,4)についての

 4C=O+C+E+A'

 D=4C-E-3/2…(2)

D(1,3)についての

 4D=O+C+E'+B'=1+C+(1-B)+(1-E)

 C=4D+B+E-3…(3)

E(2,3)についての

 4E=B+C+D'+A'=B+C+(1-D)+1/2

 4E+D=B+C+3/2…(4)

 

B(1,2),C(1,4),D(1,3),E(2,3)4文字についての

(1)~(4)4本が立ちました。

連立方程式を解きます。

 

(1)(3)代入

 C=4D+B+E-3

 C=4D+B+(4B+D-5/2)-3

 C=5D+5B-11/2…(5)

(1),(5)(2)代入

 D=4C-E-3/2

 D=4×(5D+5B-11/2)-(4B+D-5/2)-3/2

 D=19D+16B-21

 18D+16B=21…(6)

(1),(5)(4)代入

 4E+D=B+C+3/2

 4×(4B+D-5/2)+D=B+(4D+B+E-3)+3/2

 16B+4D-10+D=4D+2B+E-3/2

 14B+D=E+17/2

(1)代入

 14B+D=(4B+D-5/2)+17/2

 10B=6

 B=3/5(7)

(7)(6)代入

 18D+16B=21

 18D+16×(3/5)=21

 18D=21-48/5

 18D​​​​​​​=57/5

 D​​​​​​​=19/30(8)

(7),(8)(1)代入

 E=4B+D-5/2

 E=4×(3/5)+19/30-5/2

 E=(72+19-75)/30

 E=8/15(9)

(7),(8)(5)代入

 C=5D+5B-11/2

 C=5×(19/30)+5×(3/5)-11/2

 C=(19+18-33)/6

 C=2/3(10)

(7),(8),(10)式(0)代入すると、電流の和は、

 (7/2)-(B+C+D)

 =(7/2)-{(3/5)+(2/3)+(19/30)}

 =(105-18-20-19)/30

 =48/30=8/5

◯よって合成抵抗5/8になりました。

 対蹠点の値2/3より小さくなっています。

 

各頂点電位

O(0,3)1=30/30

C(1,4)2/3=20/30

D(1,3)19/30

B(1,2)3/518/30

E(2,3)8/1516/30

A(1,1)A'(3,3)1/2=15/30

B'(3,2)7/15=14/30

E'(2,1)2/512/30

O'(4,1)1/310/30

C'(3,0)…0=0/30

になりました。

 

立方8面体合成抵抗は、

・1…11/24

・2…7/12=14/24

・3…5/8=15/24

・4…2/3=16/24

と求まりました。


立方8面体 抵抗

 前回は正12面体合成抵抗を求めた結果、11/24となりました。

 今回は正方形の対角線合成抵抗を求めます(7/12)。 
正方形の対角線は図の中央付近のO(1)E(0)を選びます。

 

O(1),E(0)からの距離は、

 B,C(1,1)B',C'(3,3)

  …この2点両点からの距離等しいので電位1/2です。

 ・A,D(1,3)A',D'(3,1)

 E'(2,4)O'(4,2)

 です。

O(1)で繋がっている頂点A(1,3),B(1,1),C(1,1),D(1,3)4点なので、

 電流の和は

 (O-A)+(O-B)+(O-C)+(O-D)

 =3-2A…(0)

 です。

A(1,3)についての

 4A=O+B+E'+C'=2+E'

 E'=4A-2…(1)

E'(2,4)についての

 4E'=A+D+B'+C'

 4E'=2A+1(2)

 

A(1,3),E'(2,4)2文字についての

(1)~(2)4本が立ちました。

連立方程式を解きます。

 

(1)(2)代入

 4E'=2A+1

 4×(4A-2)=2A+1

 14A=9

 A=9/14(3)

(3)(1)代入

 E'=4A-2

 E'=4×(9/14)-2

 E'=4/7(4)

(3)式(0)代入すると、電流の和は、

 3-2A

 =3-2×(9/14)

 =12/7

◯よって合成抵抗7/12になりました。

 前回の辺の値11/24より大きくなっています。

 

各頂点電位

O(0,2)1=14/14

A,D(1,3)9/14

E'(2,4)4/7=8/14

B,C(1,1),B',C'(3,3)1/2=7/14

O'(4,2)3/7=6/14

A',D'(3,1)5/14

・E(2,0)…0=0/14

になりました。

 次回は3番目の距離合成抵抗を求めていきます(5/8)


立方8面体 抵抗

 前回は正12面体対蹠点同士合成抵抗を求めた結果、2/3となりました。

 今回は隣合う2点合成抵抗を求めます(11/24)

隣合う2点は図の中央付近のO(1)B(0)を選びます。

O(1),B(0)からの距離は、

 A(1,1)A'(3,3)

  …この2点両点からの距離等しいので電位1/2です。

 ・C(1,2)E(2,1)

 ・D(1,3)D'(3,1)

 E'(2,3)C'(3,2)

 B'(3,4)O'(4,3)

 です。

O(1)で繋がっている頂点A(1,1),B(0),C(1,2),D(1,3)4点なので、

 電流の和は

 (O-A)+(O-B)+(O-C)+(O-D)=4-(1/2+0+C+D)

 =(7/2)-(C+D)…(0)

 です。

C(1,2)についての

 4C=O+D+E+A'=1+1/2+D+(1-C)

 D=5C-(5/2)…(1)

D(1,3)についての

 4D=O+C+E'+B'

 4D=1+C+E'+B'(2)

E'(2,3)についての

 4E'=A+D+B'+C'=(1/2)+D+B'+(1-E')

 5E'=D+B'+3/2…(3)

B'(3,4)についての

 4B'=D+E'+A'+O'=D+E'+(1/2)+(1-B')

 5B'=D+E'+3/2…(4)

 

C(1,2),D(1,3),E'(2,3),B'(3,4)4文字についての

(1)~(4)4本が立ちました。

連立方程式を解きます。

 

(1)(2)代入

 4D=1+C+E'+B'

 4×(5C-5/2)=1+C+E'+B'

 19C=E'+B'+11…(5)

(1)(3)代入

 5E'=D+B'+3/2

 5E'=(5C-5/2)+B'+3/2

 5E'=5C+B'-1…(6)

(1)(4)代入

 5B'=D+E'+3/2

 5B'=(5C-5/2)+E'+3/2

 5B'=5C+E'-1

 E'=5B'-5C+1…(7)

(7)(5)代入

 19C=E'+B'+11

 19C=(5B'-5C+1)+B'+11

 24C-6B'=12

 4C-B'=2

 B'=4C-2…(8)

(7)(6)代入

 5E'=5C+B'-1

 5×(5B'-5C+1)=5C+B'-1

 24B'-30C=-6

 4B'-5C=-1…(9)

(8)(9)代入

 4B'-5C=-1

 4×(4C-2)-5C​​​​​​​=-1

 11C​​​​​​​=7

 C​​​​​​​=7/11(10)

(10)(8)代入

 B'=4C-2

 B'=4×(7/11)-2

 B'=6/11(11)

(10),(11)(7)代入

 E'=5B'-5C​​​​​​​+1

 E'=5×(6/11)-5×(7/11)​​​​​​​+1

 E'=6/11(12)

(10)式​​​​​​​(1)代入

 D=5C-(5/2)

 D=5×(7/11)-(5/2)

 D=15/22(13)

(10),(13)式​​​​​​​(0)代入すると、電流の和は、

 (7/2)-(C+D)

 =(7/2)-(7/11+15/22)

 =48/22=24/11

◯よって合成抵抗11/24になりました。

 前回の対蹠点の値2/3=16/24より小さくなっています。

 

各頂点電位

O(0,1)1=22/22

D(1,3)15/22

C(1,2)7/11=14/22

E'(2,3),B'(3,4)6/11=12/22

A(1,1),A'(3,3)1/2=11/22

C'(3,2),O'(4,3)5/11=10/22

E(2,1)4/11=8/22

D'(3,1)7/22

・B'(1,0)…0=0/22

になりました。

E'(2,3)B'(3,4)C'(3,2)O'(4,3)等しくなりました。​​​​​​​

 次回は面の対角線合成抵抗を求めていきます(7/12)

 今回は立方8面体各辺電気抵抗を繋いだときの合成抵抗を求めてみようと思います。

 

立方8面体

 ・立方8面体正方形63角形8です。

 ・立方8面体各頂点には4本が集まり、

  3角形2枚と正方形2交互に集まります。

 ・12面体は、

  正方形63角形8で、2つ1つの辺共有しているので、

  (4×6+3×8)÷2=24本です。

 ・12面体頂点は、

  頂点立方8面体辺の中点なので、12点です。

 

☆各頂点位置関係

 ・ある頂点Oから

  ・1番近い点は、辺で繋がっている4点です。

   これらをA,B,C,Dとします。

   この4点を結んでできる長方形は、​縦横比1:√2です。

   AB,CD1BC,DAを√2とします。

   AB,CDは辺で繋がっています。

  ・2番目に近い点は、正方形の対角線となる2点です。

   この2点は対蹠点同士になっています。

   B,Cと繋がっている方をED,Aと繋がっている方をE'とします。

 ・3番目に近い点は、

  1番近い点対蹠点である、A',B',C',D'4点です。

  A,B,C,D同様にA'B',C'D'が繋がっています。

 ・1番近い点3番目に近い点では、

  4個のうち反対の文字(2つ違い)同士が繋がっています。

 ・4番目に近い点O対蹠点O'です。

よって、頂点間の距離4種類です。

☆繋がっている点

 OA,B,C,D

 ・AO,B,E',C'

 ・BO,A,E,D'

 ・CO,D,E,A'

 ・DO,C,E',B'

※各対蹠点については'有無が変わるだけです。

 

抵抗電位電流

オームの法則により、抵抗にかかる電圧抵抗電流です。

 今回は各辺の抵抗は同じ(1とする)なので、各辺にかかる電圧電流比例します。

2点間合成抵抗を求めるときは、

 片方の電位1,他方を0とします。

 また、各頂点電位その点の記号をそのまま使います。

ある2点間X→Y流れる電流は、

 電位差(電圧)X-Yです。

キルヒホッフの法則

 各頂点について、流れ込む電流流れ出る電流等しくなります。

 ある頂点X₀a頂点X₁,…,Xₐと繋がっているとき、

 X₀ついてのは、抵抗が同じなので、

 aX₀=X₁+…+Xₐ

 と書けます。

合成抵抗

 回路に流れる電流は、一方の頂点から繋がっている点への電流の和です。

 端子間の電圧1なので、合成抵抗電流の逆数」になります。

 

対蹠点同士合成抵抗

立方8面体頂点間位置関係4種類です。

◯点の振り方から、合成抵抗を求めるのが最も簡単なのが対蹠点だと思います。

対蹠点同士2点O(1),O'(0)からの距離括弧内に表記します。

 A(1,3)B(1,3)C(1,3)D(1,3)

 ・E(2,2)E'(2,2)

 ・A'(3,1)B'(3,1)C'(3,1)D'(3,1)

となります。

距離が同じ点同士電位が等しいので、

 A=B=C=D

 ・E=E'=1/2

 ・A'=B'=C'=D'

です。

距離逆な点同士電位を足すと1になるので、

 ・A+A'=1

です。

O(1)と繋がっている点はA,B,C,D4点です。

 よって、電流の和は、

 (O-A)+(O-B)+(O-C)+(O-D)=(1-A)+(1-A)+(1-A)+(1-A)

 =4(1-A)…(0)

 です。

A(1,3)についての

 4A=O+B+E'+C'=1+A+1/2+(1-A)

 4A=5/2

 A=5/8(1)

 

(1)式(0)代入すると電流の和は、

 4(1-A)

 =4×(1-5/8)=3/2

合成抵抗2/3と求まりました。

また、各頂点電位は、

O(0,4)1=8/8

A,B,C,D(1,3)…5/8

A',B',C',D'(3,1)3/8

・O'(4,0)…0=0/8

です。

 

次回は合成抵抗について求めていきます(11/24)

 今回は平日ダイヤ(711)下り6組目列車

準急M0601A…(枚方市3番線6:00、萱島6:12発→淀屋橋6:28着)

・普通R0601B…(萱島6:06発→中之島6:44着)

について扱います。

◯車両

 準急7両編成普通8両編成です。

◯準急枚方市3番線停泊です。

 なお、6:00仕立(2本あと)準急も存在しますが、枚方市仕立M0601A仕立てM0603Aです。

◯接続

 準急前の準急約12分後を走り、守口市京橋普通接続します。

 普通準急6分後前の普通11分後(6:06)萱島発車します。

守口市京橋でそれぞれ4分(6:15~19)4分(6:30~34)停車し、準急接続します。

守口市京橋特急抜かれます。準急約12分間隔です。

◯後運用

 準急淀屋橋3番線到着します。なお、3番線到着5分前快速急行出町柳ゆき(6:23発)が出ています。

4番線区間急行萱島ゆき(6:19発)なので、5分間在線なしになります。

後運用準急出町柳ゆき4分折り返しです。快速急行9分後特急6分前です。

 普通中之島1番線到着します。到着7分前普通樟葉ゆきが出ています。

後運用6:50発普通樟葉ゆき6分折り返しです。

 今回は平日ダイヤ(711)の下り5組目の列車

準急K0501A…(出町柳5:00、萱島6:00発→淀屋橋6:16着)

・普通R0509B…(萱島5:55発→中之島6:33着)

について扱います。

◯車両

 準急7両編成普通8両編成です。

準急出町柳2番線停泊(7両編成)です。1番線8両編成(5:52発急行淀屋橋ゆき)停泊しています。

◯接続

 この列車が出町柳中書島下り初発です。

 準急まで30分樟葉まで40分萱島まで1時間かけて各駅に停まります。

 前の準急27分後樟葉香里園守口市区間急行18・13・7分後を走ります。

 普通区間急行7分後準急5分前(5:55)萱島発車します。

守口市京橋でそれぞれ3分(6:03~06)6分(6:17~23)停車し、準急接続します。準急約12分間隔です。

◯後運用

 準急淀屋橋4番線到着します。なお、4番線到着5分前急行出町柳ゆき(6:11発)が出ています。

後運用区間急行萱島ゆき(6:19発)で、3分折り返しです。3番線での区間急行快速急行(6:10→6:23)折り返しに出発します。

 普通中之島1番線到着します。到着11分前普通枚方市ゆきが出ています。

後運用6:37発普通樟葉ゆき4分折り返しです。

 今回は平日ダイヤ(711)の下り4組目の列車

区間急行P0503A…(樟葉5:22、萱島5:48発→淀屋橋6:10着)

急行F0501A…(樟葉5:27発→淀屋橋6:00着)

・普通R0507B…(萱島5:36発→中之島6:15着)

について扱います。

◯車両

 区間急行急行8両編成普通7両編成です。

区間急行急行はともにから樟葉への回送からの運用です。区間急行3番線急行4番線発です。

◯接続

 区間急行急行はどちらも樟葉仕立であり、連続して樟葉仕立が走ります。なお、4組存在します。

 区間急行準急9分後(5:22)発車します。香里園4分停車し、樟葉時点で5分後(5:27)急行接続します。

京橋では急行の10分後(6:03)発着し、普通中之島ゆき接続します。

 急行樟葉区間急行5分後(5:27)発車します。

香里園区間急行と、守口市京橋普通中之島ゆき接続します。

 普通準急3分後前の普通8分後である5:36萱島発車します。

 普通守口市6分(45~51)停車し、急行接続します。また、京橋3分(02~05)停車し、

守口市6分後発車した区間急行接続します。

◯後運用

 急行淀屋橋4番線到着します。なお、4番線急行到着2分前準急出町柳ゆき(5:58発)が出ています。

後運用急行出町柳ゆき(6:11発)で、13分折り返しです。

 区間急行淀屋橋3番線到着します。停泊5:52発普通出町柳ゆき当列車3000系特急(回送→6:08発)発車します。

後運用6:23発快速急行出町柳ゆき13分折り返しです。この折返し4番線準急区間急行(6:16→19)折り返しが行われます。

 普通中之島1番線到着します。到着3分前普通出町柳ゆきが出ています。

後運用6:22発普通枚方市ゆき8分折り返しです。

正多面体についてまとめてみました

 

☆正多面体(全5種)

 ・正4面体(正3角錐)

 ・正6面体(立方体)

 ・正8面体(正3反角柱)

 ・正12面体

 ・正20面体

 

☆正多面体面・辺・頂点双対関係

特徴・正〇面体 正4面体 6面体
立方体
8面体 正12面体 正20面体
面の形
3角形
4枚
正方形
6
3角形
8
5角形
12枚
3角形
20枚
辺の数 6 12本 12本 30本 30本
頂点ごとの
辺の数
3 3 4本 3 5
頂点の数 4個 8 6 20個 12個
           

 

 ・正多面体面の形順に3,4,3,5,3角形です。

 ・正多面体各頂点には順に3,3,4,3,5が集まります。

 ・正多面体辺の数は、

  3,4,3,5,3角形4,6,8,12,20で、2つ1つの辺共有しているので、

  (3,4,3,5,3)×(4,6,8,12,20)÷2=(6,12,12,30,30)本です。

 ・正多面体頂点の数は、

  3,4,3,5,3角形4,6,8,12,20で、3,3,4,3,51つの頂点共有しているので、

  (3,4,3,5,3)×(4,6,8,12,20)÷(3,3,4,3,5)=(4,8,6,20,12)個です。

 

 ・6面体8面体正12面体正20面体の 辺の数はそれぞれ1230本で同じです。

 ・6面体8面体正12面体正20面体頂点の数は、

  それぞれ862012と入れ替わります(双対)。

 ・正4面体頂点どちらも4つで同じです(自己双対)。

 

☆正多面体座標

座標・正〇面体 正4面体 正6面体 正8面体 正12面体 正20面体
係数 1/2√2 1/2 1/√2 1/2 1/2
座標1 (1,1,1) (±1,±1,±1) - (±φ,±φ,±φ) -
座標2 (1,-1,-1) - (±1,0,0) (0,±1,±φ²) (0,±1,±φ)
座標3 (-1,1,-1) - (0,±1,0) (±φ²,0,±1) (±φ,0,±1)
座標4 (-1,-1,1) - (0,0,±1) (±1,±φ²,0) (±1,±φ,0)

 ・正4面体(正3角錐)

  …(1/2√2)×{(1,1,1),(1,-1,-1),(-1,1,-1),(-1,-1,1)}

 ・正6面体(立方体)

  …(1/2)×(±1,±1,±1)

 ・正8面体(正3反角柱)

  …(1/√2)×{(±1,0,0),(0,±1,0),(0,0,±1)}

 ・正12面体

  …(1/2)×{(±φ,±φ,±φ),(±1,±φ²,0),(0,±1,±φ²),(±φ²,0,±1)}

 ・正20面体

  …(1/2)×{(±1,±φ,0),(0,±1,±φ),(±φ,0,±1)}

 

・立方体各頂点x,y,z3座標絶対値揃っています

 3座標軸符号2種類ずつ8です。

 各座標絶対値とした時、隣合う2点距離2なので、

 座標全体2割り係数1/2とします。

・正4面体頂点は、立方体8頂点のうち互いに隣り合わない4頂点です。

 正4面体立方体対角線(辺√2倍)なので、

 立方体(係数1/2)からさらに√2割るので、係数1/(2√2)~0.3536です。

 各頂点座標符号は、1点全て揃い

  他の3各1座標のみ揃った1点符号になります。

・正8面体頂点は、各軸上2点ずつ6です。

 各頂点座標絶対値等しく

 各座標絶対値とした時、隣合う2点距離√2なので、

 座標全体√2割るので、係数1/(√2)~0.7071です。

・正20面体頂点間距離3種類あり、

 辺(長さ1、5点)5角形対角線(長さφ5点)対蹠点(1点)です。

 正20面体各頂点同一球面上にあるので、

 円周角の定理より、5角形の対角線垂直です。

 よって、正20面体4頂点を結ぶと長方形になることがあります。

 また、1²+φ²+(φ-1)²=φ⁻²+1+φ²

  ={F(2)+(-1)²⁺¹F(2)}φ+F(2-1)+(-1)²F(2+1)+1

  =(1-1)φ+1+2+1=4=2²

 1²+φ²+(φ+1)²=1+φ²+φ⁴=(2φ)²

 より、座標の軸1つずつずらすと、これら3種類長さのみ出現します。

・正12面体

 正12面体頂点間距離5種類あり、

 最も短いのは長さ1とすると、次に短いのは面の対角線長さφです。

 隣合う2面について考えると、5角形全体5角形の台形部分三角形の部分高さの比(φ+1=φ²):φ:1なので、

 4番目に短いのは面の対角線φφである、φ²となります。

 対蹠点の距離は、円周角の定理より、4番目に短い距離でできる直角三角形斜辺なので、

 √{1²+(φ²)²}=√(3φ+3)=(√3φとなります。

 また、2,3,5番目の距離直角三角形なので、3番目の辺の長さは、

 √({(√3φ}²-φ²)=(√2φとなります。

  φ²+φ²+0²={(√2φ}²

  φ²+φ²+φ²={(√3φ}²

  1²+(φ²)²+0²={(√3φ}²

  1²+(φ²)²+(φ²+1)²={(2√2φ}²

  1²+(φ²)²+(φ²-1)²=(2φ)²

  φ²+(φ+φ²)²+(φ+1)²=(2φ²)²

  φ²+(φ+φ²)²+(φ-1)²={(2√2φ}²

  φ²+(φ-φ²)²+(φ+1)²=(2φ)²

  φ²+(φ-φ²)²+(φ-1)²=2²

 より、1辺φの立方体正20面体のようなもの(φφ²)を組合せたものになります。

 

☆正多面体の計量

計量・正〇面体 正4面体 正6面体 正8面体 正12面体 正20面体
体積 (√2)/12
0.1179
1 (√2)/3
0.4714
(7/2)φ+2
7.6631
(5/6)φ²
2.1817
表面積 3
1.7321
6 2√3
3.4641
(3√5)×√(3+4φ)
20.6457
5√3
8.6603
内接球の半径 (√6)/12
0.2041
1/2
0.5
(√6)/6
0.4082
{(√5)/10}×√(7+11φ)
1.1135
{(√3)/6φ²
0.7558
外接球の半径 (√6)/4
0.6124
(√3)/2
0.8660
(√2)/2
0.7071
{(√3)/2φ
1.4013
(1/2)×√(2+φ)
0.9511

☆正多面体の体積

 ・正4面体(正3角錐)…(2³-4×2³/6)/(2√2)³

  =(√2)/12~0.1179

 ・正6面体(立方体)…2³/2³=1

 ・正8面体(正3反角柱)…(2³/6)/(√2)³

  =(√2)/3~0.4714

 ・正12面体…{(2φ)³+6×(φ²-φ)×{(2φ)×(2φ-2)/3+(2φ2/2}}/2³

  =(8φ³+6×1×{(4φ²-4φ)/3+4φ/2})/2³

  =(8φ³+{2×(4φ²-4φ)+3×4φ})/2³

  =(8φ³+8φ²-8φ+12φ)/2³

  ={8(2φ+1)+8(φ+1)+4φ}/2³

  =(16φ+8+8φ+8+4φ)/2³

  =(28φ+16)/2³

  =(7/2)φ+2~7.6631

 ・正20面体…(20×2×φ×φ/6)/2³

  =(5/6)φ²=(5/6)×(φ+1)~2.1817

 

☆正多面体の表面積

 ◯正多角形の面積は、

  ・正3角形…(1/2)×1²×sin60°

   =(√3)/4~0.4330

  ・正方形…1²=1

  ・正5角形…{(√5)/4}×√(3+4φ)~1.7205

  なので、

 ・正4面体…4×(√3)/4

  =√3~1.7321

 ・立方体…6×1=6

 ・正八面体…8×(√3)/4

  =2√3~3.4641

 ・正12面体…12×{(√5)/4}×√(3+4φ)

  =(3√5)×√(3+4φ)~20.6457

 ・正20面体…20×(√3)/4

  =5√3~8.6603

 

☆正多面体の内接球の半径

 内接球の半径体積の3表面積割ったものです。

 ・正4面体…3×{(√2)/12}÷(√3)

  =(√6)/12~0.2041

 ・立方体…3×1÷6=1/2=0.5

 ・正8面体…3×{(√2)/3}÷(2√3)

  =(√6)/6~0.4082

 ・正12面体…3×{(7/2)φ+2}÷{(3√5)×√(3+4φ)}

   ={(√5)/10}×√(7+11φ)~1.1135

 ・正20面体…3×{(5/6)×(φ+1)}÷(5√3)

   ={(√3)/6}×(φ+1)~0.7558

 

☆正多面体外接球半径

 ・正4面体

  内接球の半径外接球の半径高さになります。高さ(√6)/3であるから、外接球の半径は、

  {(√6)/3} - {(√6)/12}

  =(√6)/4~0.6124

 ・正4面体以外

  外接球の直径最も遠い点(対蹠点)同士の距離です。

  対蹠点他の1点で作られる三角形円周角の定理より直角三角形です。

 ・立方体…(1/2)×√{1²+(√2)²}

  =(√3)/2~0.8660

 ・正8面体…(1/2)×√(1²+1²)

  =(√2)/2~0.7071

 ・正12面体…(1/2)×√{1²+(φ²)²}

  ={(√3)/2φ~1.4013

 ・正20面体…(1/2)×√(1²+φ²)

  =(1/2)×√(2+φ)~0.9511

 

☆頂点の中心角

 頂点の中心角等辺外接球の半径底辺2点間の距離である二等辺三角形頂角です。

 ・正4面体…Cos⁻¹{(2×{(√6)/4}²-1²)/(2×{(√6)/4}²)}

  =Cos⁻¹(-1/3)~109.4712

 ・立方体…Cos⁻¹{(2×{(√3)/2}²-1²)/(2×{(√3)/2}²)}

  =Cos⁻¹(1/3)~70.5288

 ・正8面体…Cos⁻¹{(2×{(√2)/2}²-1²)/(2×{(√2)/2}²)}

  =Cos⁻¹(0)=90°

 ・正12面体…Cos⁻¹{(2×({(√3)/2}φ)²-1²)/(2×({(√3)/2}φ)²)}

  =Cos⁻¹{(2φ-1)/3}=Cos⁻¹{(√5)/3}~41.8103

 ・正20面体…Cos⁻¹{(2×{(1/2)×√(2+φ)}²-1²)/(2×{(1/2)×√(2+φ)}²)}

  =Cos⁻¹{(2φ-1)/5}=Cos⁻¹{(√5)/5}~63.4349

 今回は多面体から切頂多面体を作っていきます。

 切頂多面体多面体頂点部分少し切り落とすことで、

多面体の面(正3,4,3,5,3角形)正2n角形(正6,8,6,10,6角形)にします。

 切り落としたときの断面は、元の正多面体頂点に集まる辺の数で決まります(正3,3,4,3,5角形)

切頂多面体面の数多面体の面の数(4,6,8,12,20) (正6,8,6,10,6角形)

 と多面体の頂点の数(=断面の数)(4,8,6,20,12) (正3,3,4,3,5角形)

 の和(8,12,12,32,32)です。

 双対な多面体は面の数と頂点の数が入れ替わるので、

 切頂6面体と切頂8面体、切頂12面体と切頂20面体の面の数は等しいです。

切頂多面体頂点の数多面体の辺の数(6,12,12,30,30本)

 2倍(12,24,24,60,60個)です。

 双対な多面体は辺の数が等しいので、

 切頂6面体と切頂8面体、切頂12面体と切頂20面体の頂点の数は等しいです。

 各頂点には、多面体由来6,8,6,10,6角形2

 と断面3,3,4,3,5角形13枚が集まります。

切頂多面体辺の数は、多面体の辺の数(6,12,12,30,30本)

 3倍(18,36,36,90,90個)です。

 多面体由来の辺(6,12,12,30,30本)は、多面体由来6,8,6,10,6角形2

 他の辺(12,24,24,60,60本)は、断面3,3,4,3,5角形

 多面体由来6,8,6,10,6角形にはさまれます。

切頂〇面体 切頂4面体 切頂6面体 切頂8面体 切頂12面体 切頂20面体
 正多面体
 の面
3角形
4枚
正方形
6
3角形
8
5角形
12枚
3角形
20枚
切頂多面体
 の面
6角形
4枚
8角形
6
6角形
8
10角形
12枚
6角形
20枚
切頂多面体
の断面
3角形
4枚
3角形
8
正方形
6
3角形
20枚
5角形
12枚
切落とす
立体
とその体積
3角錐
(正4面体)
(√2)/12

4個
3角錐
(頂角90°)
(√2)/24

8
正4角錐
(√2)/6

6
3角錐
(頂角108°)
(2-φ)/12

20
5角錐
(φ+2)/12

12
切落とす長さ
  残る長さ
1/3
1/3
1/(2+√2)
(√2)/(2+√2)
1/3
1/3
1/(2+φ)
φ/(2+φ)
1/3
1/3
拡大率
拡大率の3
3
27倍
(1+√2)倍
(7+5√2)倍
3
27倍
√5
5√5
3
27倍

 切り落とす長さ正多面体の面の形変わります

 ・正3角形…1/3

 ・正方形…1/(2+√2)

 ・正5角形…1/(2+φ)

 切り落とした残りの辺の長さ1になるように、

全体を拡大します。拡大率は、

 ・正3角形…3

 ・正方形…(1+√2)倍

 ・正5角形…(√5)倍

です。

 このとき、切り落とした部分の形底面正多角形側面二等辺三角形錐体であり、
個数正多面体頂点の数(4,8,6,20,12個)です。

 底面辺の長さ1で、頂点に集まる辺の数変わります(正3,3,4,3,5角形)

 側面底辺の長さ1頂角正多面体の面の頂角と同じです(60,90,60,108,60°)

◯頂角60°(正4,8,20面体)二等辺三角形3角形で、底面それぞれ正3,4,5角形です。

体積は、

 ・正3角錐(正4面体)…(√2)/12

 ・正4角錐…(√2)/6

 ・正5角錐…(φ+2)/12

です。

◯頂角90°なのは正6面体(立方体)で、底面3角形です。

 側面直角二等辺三角形になるので、側面辺の長さ1/(√2)です。

 正3角形中心から頂点への距離1/(√3)なので、高さは、

 √{(1/2)-(1/3)}=(√6)/6で、

3角形の面積(√3)/4なので、体積は、

 (1/3)×{(√3)/4}×{(√6)/6}=(√2)/24です。

これは、直交する3軸の長さ(1/√2)三角錐なので、

(1/6)×(1/√2)³=(√2)/24と求めることもできます。

◯頂角108°なのは正12面体で、底面3角形です。

 5角形対角線長さ辺のφなので、

対角線の長さ1のとき、辺の長さφ⁻¹=φ-1です。

 3角形中心から頂点への距離1/(√3)なので、高さは、

 √{(φ-1)²-(1/3)}

 =√{(2-φ)-(1/3)}

 ={(√3)/3}×√{3(2-φ)-1}

 ={(√3)/3}×√(5-3φ)

 ={(√3)/3φ⁻²

 ={(√3)/3}×(2-φ)で、

正3角形面積(√3)/4なので、体積は、

 (1/3)×{(√3)/4}×{(√3)/3}×(2-φ)=(2-φ)/12です。

切頂〇面体 切頂4面体 切頂6面体 切頂8面体 切頂12面体 切頂20面体
 正多面体
の体積
(√2)/12
0.1179
1
 
(√2)/3
0.4714
(7φ+4)/2
7.6631
(5/6φ²
2.1817
切頂多面体
の体積
(23/12)×√2
2.7106
(7/3)×(3+2√2)
13.5997
8√2
11.3137
(5/6)×(47φ+26)
85.0397
(43φ+41)/2
55.2877
切頂多面体
の体積
(拡大なし)
(23/324)×√2
0.1004
(7/3)×{(√2)-1}
0.9665
(8/27)×√2
0.4190
(1/30)×(99φ+68)
7.6062
(43φ+41)/54
2.0477
体積比
(拡大なし)
23/27
0.8519
0.(851)
(7/3)×{(√2)-1}
0.9665
8/9
0.8889
0.(8)
(1/15)×(16φ-11)
0.9926
(2φ+41)/45
0.9830
 正多面体の
外接球の半径
(√6)/4
0.6124
(√3)/2
0.8660
(√2)/2
0.7071
{(√3)/2}×φ
1.4013
(1/2)×√(2+φ)
0.9511
切頂多面体の
外接球の半径
(√22)/4
1.1726
(1/2)×√(7+4√2)
1.7788
(√10)/2
1.5811
(1/2)×√(15φ+11)
2.9694
(1/2)×√(9φ+10)
2.4780
切頂多面体の
外接球の半径
(拡大なし)
(√22)/12
0.3909
(1/2)×√(5-2√2)
0.7368
(√10)/6
0.5270
{(√5)/10}×√(15φ+11)
1.3280
(1/6)×√(9φ+10)
0.8260
外接球の半径
の比
(拡大なし)
(√33)/9
0.6383
{(√3)/3}×√(5-2√2)
0.8508
(√5)/3
0.7454
{(√15)/15}×√(4φ+7)
0.9477
{(√5)/15}×√(8φ+21)
0.8685

☆切頂多面体体積

 切頂多面体体積は、正多面体体積面の形に応じた倍率拡大(体積は倍率の3乗)し、錐体頂点の数だけ引きます

◯切頂4面体

 正4面体体積(√2)/12で、拡大率3(体積は27倍)です。

切り落とすのは3角錐(正4面体)4つです。よって、体積は、

 3³×{(√2)/12}-4×{(√2)/12}

 =(23/12)×√2~2.7106

です。

◯切頂6面体

 6面体(立方体)の体積1で、拡大率1+√2(体積は7+5√2倍)です。

切り落とすのは頂角が90°3角錐(体積(√2)/24)8です。よって、体積は、

 (1+√2)³×1-8×{(√2)/24}

 =(7+5√2)-(√2)/3

 =(7/3)×(3+2√2)~13.5997

です。

◯切頂8面体

 8面体の体積(√2)/3で、拡大率3(体積は27倍)です。

切り落とすのは正4角錐(体積(√2)/6)6です。よって、体積は、

 3³×{(√2)/3}-6×{(√2)/6}

 =9√2-√2

 =8√2~11.3137

です。

◯切頂12面体

 正12面体の体積(7φ+4)/2で、拡大率√5(体積は5√5倍)です。

切り落とすのは頂角が108°3角錐(体積(2-φ)/12)20個です。

 よって、体積は、

 (√5)³×{(7φ+4)/2}-20×{(2-φ)/12}

 =(5/2)×(√5)×(7φ+4)-(5/3)×(2-φ)

 =(5/2)×(2φ-1)×(7φ+4)-(5/3)×(2-φ)

 =(5/2)×(15φ+10)-(5/3)×(2-φ)

 =(5/6)×{3(15φ+10)-2(2-φ)}

 =(5/6)×(47φ+26)~85.0397

です。

◯切頂20面体

 正20面体体積(5/6)×(φ+1)で、拡大率3(体積は27倍)です。

切り落とすのは5角錐(体積(φ+2)/12)12個です。よって、体積は、

 3³×{(5/6)×(φ+1)}-12×{(φ+2)/12}

 =(45/2)×(φ+1)-(φ+2)

 =(43φ+41)/2~55.2877

です。

 

☆切頂多面体外接球半径

 切頂多面体各頂点同一球面上にあります。

外接球の半径切頂多面体の頂点の座標から求めていきます。

 切頂多面体の頂点正多面体拡大し、隣合う2頂点内分した点です。

 拡大率内分する比正多面体の面の形によって変わります

 ・正3角形…倍率3、内分比2:1

 ・正4角形…倍率1+√2、内分比(1+√2):1

 ・正5角形…倍率√5、内分比(φ+1):1

◯切頂4面体

 正4面体隣合う2点の座標は、

(1/2√2)×(1,1,1)と(1/2√2)×(1,-1,-1)

で、倍率3内分比2:1なので、

切頂4面体の頂点座標は、

 3×(1/3)×(1/2√2)×{2(1,1,1)+(1,-1,-1)}

 =(1/2√2)×(3,1,1)

よって、外接球の半径は、

 (1/2√2)×√(3²+1²+1²)

 =(√22)/4~1.1726

です。

◯切頂6面体

 6面体(立方体)隣合う2座標は、

(1/2)×(1,1,1)と(1/2)×(-1,1,1)

で、倍率1+√2内分比(1+√2):1なので、

切頂6面体頂点座標は、

 (1+√2)×{1/(2+√2)}×(1/2)×{(1+√2)(1,1,1)+(-1,1,1)}

 =(1/2√2)×(√22+√22+√2)

 =(1/2)×(1, 1+√2, 1+√2)

よって、外接球の半径は、

 (1/2)×√{1²+(1+√2)²+(1+√2)²}

 =(1/2)×√(7+4√2)~1.7788

です。

◯切頂8面体

 8面体隣合う2座標は、

(1/√2)×(1,0,0)と(1/√2)×(0,1,0)

で、倍率3内分比2:1なので、

切頂8面体頂点座標は、

 3×(1/3)×(1/√2)×{2(1,0,0)+(0,1,0)}

 =(1/√2)×(2,1,0)

よって、外接球の半径は、

 (1/√2)×√(2²+1²+0²}

 =(√10)/2~1.5811

です。

 

◯切頂12面体

 正12面体隣合う2座標は、

(1/2)×(0,1,φ²)と(1/2)×(0,-1,φ²)

で、倍率√5内分比(1+φ):1なので、

切頂12面体頂点座標は、

 √5×{1/(2+φ)}×(1/2)×{(1+φ)(0,1,φ²)+(0,-1,φ²)}

 ={(√5)/2(2+φ)}×(0 ,φ ,(2+φ)φ²)

 = {(√5)/(2×5)}×(3-φ)×(0 ,φ ,(2+φ)(1+φ))

 =(2φ-1)(3-φ)÷10×(0,φ,4φ+3)

 =(5φ-5)÷10×(0,φ,4φ+3)

 ={(φ-1)/2}×(0,φ,4φ+3)

 =(1/2)×(0, φ(φ-1), (4φ+3)(φ-1))

 =(1/2)×(0,1,3φ+1)

よって、外接球の半径は、

 (1/2)×√{0²+1²+(3φ+1)²}

 =(1/2)×√(15φ+11)~2.9694

です。

 

◯切頂20面体

 正20面体隣合う2座標は、

(1/2)×(0,1,φ)と(1/2)×(0,-1,φ)

で、倍率3内分比2:1なので、

切頂20面体頂点座標は、

 3×(1/3)×(1/2)×{2(0,1,φ)+(0,-1,φ)}

 =(1/2)×(0,1,3φ)

よって、外接球の半径は、

 (1/2)×√{0²+1²+(3φ)²}

 =(1/2)×√(9φ+10)~2.4780

です。