sunset diary -679ページ目

高い歯科治療費

引越しがひと段落つき、クリスマスが近づいて来たとある日の夜、フッと次男の奥歯が気になりました。なんだか奥歯がとけてきてるような、しかも穴も開いているような感じです。そろそろこちらでも歯医者を見つけなければと思っていた矢先の出来事だったので、次の日真面目に探して、ある歯医者に予約を入れました。


検査の結果、上下左右の奥歯が虫歯になっていました!そのうち一つは見た目でも分かるように、角が少し解けています。レントゲンを即とって、どこまで菌に侵食されているのか見てもらい、その内一つは私の目でも分かるくらい影が出来ていました。 『痛みがないなんて奇跡だ』 とまで言われました。今なら削って石膏をつめる治療をすれば間に合うという事で、直ぐに治療のプログラムを立ててもらいました。


我が家では歯科&眼科の医療費も込みの健康保険に加入していますが、この虫歯治療がどこまでカバーされるのか気になりました。まずは検査のその場で受付の人が保険会社と電話で確認をとっていました。そして4回に渡る治療の、保険会社負担と自己負担の表を作成してくれました。


初回検診    保険会社負担全額負担

治療1回目   保険会社 303,50  自己負担 184,50

治療2回目     ”    378,00    ”     162,00 

治療3回目     ”    413,00    ”     177,00

治療4回目     ”    210,50    ”     379,50

________________________

           保険会社負担額 $1,500.00       

           自己負担額合計        $903,00 !!!


ショックでした…。


金額がとどめだったのは言うまでもありませんが、まずは、3人も子供を育てていて、この子の虫歯がこんなになるまで気づかなかった自分が情けなかったのです。アメリカ移住を考えた去年の5月に歯医者に行った時は、まだ奥歯の周りのエナメル止まりで、フッ素のクリームを週一回塗って寝るという処置で終わっていたのですが、引越しやらにかまけて、彼の歯をしっかりコントロールしていなかったんですね。ほとんど泣き出しそうなほどショックでした(苦笑)


つい最近、最後の治療が終わりました。彼は物分りがいいので、パニックにはなりませんでしたが、麻酔を打たれて我慢している彼の姿をみるのはやはり嫌ですね。今でも私がショックの尾を引いています(苦笑)


私の婦人科や今回の歯医者でも勉強になりましたが、健康保険がない人は本当に医療が受けられないんだと実感した事です。また、保険があっても、自己負担額が高い事!


ドイツでは、子供に掛かる治療費&薬代は、18歳になるまでタダでした。歯科治療費は、年2回の検診に通っていれば治療費がタダという決まりがあるのと、歯列矯正は治療が終わるまで根気良く通えば、20%の自己負担額も、治療終了後にすべて戻ってきます。(※アメリカに来る前に丁度うえ二人の子の矯正が終わり、二人分の自己負担額がすべて戻ってきました) 要は、普段の検診にちゃんと通うこと、治療を始めたら最後までやり通す事をうながしているわけですけど、我が家の場合、健康保険料の元を取っているほどの通院頻度でした。


数年前にドイツでも年4回、成人からは初回費として10ユーロを払う制度が導入されましたが、アメリカでもCopaymentという初回費を、$15払わされました。これは保険会社によって違うらしく、近所の立ち話に聞くところばらつきがあり、ある人は初回に$35も払っている人がいました。なんだか、保険料を払っていてもものすごく自己負担が多く、腑に落ちませんが、これがなかったらもっと大変だと思いました。


早くこの国に国民健康保険制度が導入されて、誰にでも治療が平等に行き渡る日が来ることを願います。これが導入されたらアメリカ、本当に変わるとおもいますが、何百年先になることやら…。




芸に身を助けられた息子

今日月曜から息子の春季のクラブ活動、テニスが始まります。週末から落ち着きのない動きの息子…。楽しみなようです。


アメリカの学校でのクラブ活動には簡単に参加できません。どのクラブにもトライアル(入部テスト)があり、それをクリアーしても、アカデミック(学業成績)が悪いと入部させてもらえません。私たちがこちらに来たときは、夏季のスポーツ、サッカーのシーズンはとっくに始まっていました。

(※日本の様に、年間を通して一つのスポーツが行われるのではなく、シーズンによって打ち切りになってしまうのです。今日からは春季の始まり:野球、ラクロス、男子テニスなど…が始まります)


息子は幸いサッカーが上手かったのと、転校生という事を考慮してくれて、途中入部ができました。彼はドイツでのポジションはFWでしたが、こちらではもうポジションが固定されていてたので、始めはDFに廻されてしまいました。DFは苦手なので、何試合かそれでもそのポジションで我慢していたのですが、あまりに勝てないチームにとうとう我慢できず、コーチに自分をFWにしてください!と直訴したそうです。するとコーチは、「分かった、そんなにFWがやりたければ10分時間を上げる。それでダメだったら文句は言うな」と、言われたそうです。


そして彼はなんと、交代から2分で得点を挙げ、その日の試合の勝利に貢献したのでした。観戦していた私達も応援にもえました。この日の活躍は、彼の「新天地・アメリカでも生活していけるんだ」という、『自信』につながったように見えました。アメリカのティーンの映画のように、彼は学校で一躍有名人になってしまいました。

しかし、まったくのお調子者の彼ですが、有頂天になっていられない理由がありました。冒頭にも挙げた、成績の事です。ドイツからもって来た成績はまあまあですが、サッカー部はABしか認めてくれません。Cが教科のどれかに着くと、2週間のクラブ活動停止、ひどいと休部、もしくか退部にさせられてしまうのです。彼のネックは数学でした。いくら英語で日常会話や授業についていけても、数式&文章問題が英語というのには、かなり手こずっていました。


入部1ヶ月で数学の成績がCになってしまい、あわやクラブ活動停止かと思われた時に、コーチがミーティングで他の子供達の前で仰りました。『みんな、今ここで××(息子)がいなくなったら困るよね。数学の得意な者は彼をサポートするように。彼の成績があがるようにサポートして挙げてくれ』と。それからというもの、ピンチの時は数人から数学の宿題の面倒を見てもらっていました。彼らに助けられ、このシーズンは得点王争いに最後まで食い入る事が出来ました。


アメリカの普通の公立高校で、ここまで文武両道を実行している事に、とても感動しました。


そして、今日からはテニスの始まりです。先週の説明会の時に、やはり成績が重視される事を聞いて帰ってきて、息子は苦笑いしていました。さて,今期はどうなる事やら…。

Furniture/家具



こちらに越してきて、いちばん苦しかったこと(?)の一つに、私と夫の好みに合った家具をなかなか見つけられない事がありました。デンマーク人の夫の影響が大だとは思いますが、私達は家具選びにはよく時間を費やします。日本にいた時は、デンマークから家具を個人輸入したり、自分でデザインして、大工さんに作ってもらっていました。ドイツの時は、デンマークが隣なので、ここはラクでした。で、今度はアメリカ…。


ここは、『暗い色調、主に茶系&アンティーク風(※風がポイント、レプリカが多いです)』といった、シティーホテル調の重い感じの家具が流行のようです。しかも中国製。多いですね、どの分野も(苦笑) Contemporary(現代家具)といううたい文句を頼りにあちこち見学に行っても、「やっぱりここもか…」とがっかりする事が多く、諦めてデンマークから運ぶか、と義兄と連絡をとった矢先に、夫があるある新聞広告を見つけました。掲載されていた写真がどれも知っていた銘柄だったので、さっそく試しに車を走らせました。



ここのショールーム では、数あるモデルの中から背もたれがあり、至ってシンプルな↑を購入しました。安定してるので、子供が座っても危なくありません。…が、これだけイス一つ買うのに迷ってたクセに、間違いをおかしました。


このストール、この家のキッチンのアイランドにはちょっと高すぎるのです!次男と私はこれでも問題ありませんが、あとの家族には高すぎるんですね。座り心地やラインに気を取られ、高さを見誤ったのです。なんだかな、です…。座り心地は抜群なので、到着から一週間経った今では私と次男だけの朝食の場所と化しています。




この家具屋では照明も扱っていて、丁度このタイプを義兄に送ってもらおうと思っていたので、これも購入しました。これは2つお買い上げ。一つは娘の部屋へいきました。




この家を購入したときに、(クリスタルの様に華奢でない)重い感じのシャンデリアがご丁寧にあちこちについていたので、やっとシンプルな照明が来て、落ち着きました。


因みに、海外にも連れて行く事(?)を考えると、次の2点を気をつけるといいです。

1 ハロゲンランプでなく、普通の電球のもの

2 dimmer(証明の強弱を調節できる、調光機能)付でないもの

ハロゲンはトランスフォーマーを付け替えなくてはいけないので、改造が大変です。電球タイプなら、電球とコンセントを付け替えればいいだけでラクです。 調光機能付きも、部品調達と付け替えがとてもやっかいです。


なので、今回もこれらを考慮して↑を購入しました。


…と、(秘かに)またの引越しを企んでる私です。




Tornado/竜巻

おとといテネシーを襲った竜巻 、建物が吹き飛ばされ、瓦礫の下から11ヶ月の男の子が発見されました。


彼の自宅は倒壊し、お母さんも遺体で見つかったそうです。この子は奇跡的に自宅から100数十メートルも離れたところで、泥の地面にうつぶせで、まるで人形かと思われほど、動かない状態で発見されたそうです。


この子が発見されたのは喜ばしいことですが、お母さんは亡くなったそうで、身がつまされる思いがしました。







Conference/面談にゆく

約3ヶ月ぶりの美容院に行くまで時間があるので、もう一つ記事をアップします。


月曜の朝授業が始まる前に、マークの学校の先生二人との3者面談に行ってきました。


先々週が第一期の終了で、Progress report/通信簿 をもらってきたので、産休から戻った(たった3ヶ月弱!)担任の先生と、ESL(English as Second Languageの略)の先生との双方に面談を打診してみました。すると、あちらの方から『2度も学校に出向くのはなんですから、私達(教師二人)で日にちを照らし合わせて時間を作りますから、3人でしませんか?』と提案してくれました。とても親切でビックリしました。


その後何度かメールでやり取りし、月曜の朝にという事に。まだキンダー(※小学校の準備クラス。ドイツならVorschuleです)なのでたいした事をしていないですし、アカデミックについては心配なかったのですが、何気に気になったのは、例の「他の子にハグしてないか」でした。産休から戻ってきた先生Mrs. Fはやさしいと評判の方だったので、彼女からも「大丈夫ですよ、気になさらないで」といわれたときは、ホッとしました。ESLの先生が、私がもっているバイリンガルの子の育て方と同じ観念で、お互い意見が一致し、とても意味深い面談でした。


途中、教室の角でヘッドフォンをしてPCに向かっていたマークが操作でひっかかり、こちらをチラチラしていると、担任のMrs.Fが彼に気づき、『You should click the middle one, sweet heart」と言ったときの彼女の口調にとてもやさしさを感じました。これじゃ、子供はメロメロだな、と思いました。ドイツの幼稚園のたくましい先生方とはちょっと違う・・・。


今夜は上の子達のHigh school のオープンハウスです。昨日は先生方から父兄にメールがありました。またしても夫は参加不可能なので、子供3人従えて行くことにします。