あー、シンド!

 

 先ほどの説明わかりにくかったでしょう!脳の中で起きている混乱(錯覚)について説明しているので まるで手品のような説明になってしまうのです。

 

 この理論は まだ認められていないために「知識」として存在していないし、「体験」した人もいないのです。

 

 ただし、私のお客様たちは「体験」できています。「体験」しているから その説明を聞けば「理論」が頭に入ってきます。

 

 そして 全く知らないお客様たちは 仕上がりを見ただけで「体験」できるのです。その理由は お客様たちは 「理論」よりも「感覚」で受け入れてしまうからです。

 

 「ブス」だ「ババア」だと思い込んでいるお客様!ぜひ データ美容を体験してみてください!驚きの変化が起きますよ!

今まで美容技術の理論化ができなかったのは 右脳の働きに問題があったのです。

 

左脳で消化している情報量は 言語化しなければならないために限られていますが、無意識に認識される「感覚」の情報量がはるかに多いために 理論化できなかったのです。

 

 データ美容はそうした問題に対処するために お客様の顔を写真に撮り、パソコンに取り込んで「フェイスマップ」をオーバーラップさせてデータ化しました。

 

 その結果 脳の中で起きている各種の「錯誤」を視覚化することに成功しました。

 

 基本となる錯誤は「二次元脳」「球体要素」「パレイドリア現象」「みなし予測の法則」「ゲシュタルト崩壊」が起きています。

 それらは 複合的に働いており、その錯誤を見えなくしてしまうのが「ゲシュタルト崩壊」という働きです。

 

 その中でも物理的な錯誤を創り出していたのが、「二次元脳」と「球体要素」です。

 「二次元脳」というのは 目に見えていることしか認識できないという働きです。「球体要素」というのは卵型という球体を土台にしているために採寸結果に間違いが起きてしまうのです。

 

 この二種類の錯誤によって混乱が起きています。そして その混乱を「ゲシュタルト崩壊」が起きることによって、無意識のうちに認識できなく案ってしまうのです。

 

 つまり、大きな変化が起きているにもかかわらず、起きていないという認識になるのです。

この写真を見たときにも 30秒経つとそれほど変化がない(ゲシュタルト崩壊)と感じるようになって「もとからきれいだったのだ」という「錯誤」に代わってしまうのです。

 

 つまり、美容技術で「化かす」ということに成功しているのですが、「美容技術のせいではない」という認識になっていたのです。

 

 しかし、設計図においては 大幅な修正を行っているのです。

例えば、 高さをたくくするとき、1センチタカうするためには 約3倍の長さが必要になるのです。

 

 なぜなら、建築デザインや、服飾デザインは立体にするために張り付けたり、縫い合わせることによって思い通りの仕上がりを実現できますが、髪型の場合は 髪の毛をつなぎ合わせることはできません。そのために「見えている長さ×3倍」の公式に当てはめて長さを修正します。

 つまり、1センチ高くしなければならなかったら、1×3=3センチ、3センチ高くしなければならない場合は 3×3=9センチ長くしなければならないのです。

 

 見えている長さは 3センチしか違わないのに9センチの長さに修正しなければならないのです。つまり、9センチ切りすぎているのです。

 おまけにその3センチの高さの変化も「ゲシュタルト崩壊」によって そんなに変わっていないという認識になってしまうのです。

 

 そこに加えて「球体要素」が加わるために さらにそれらの変化を認識できなくなっているのです。

 球体の体積の変化は 体積たいせき = 4 ÷ 3 × 半径はんけい × 半径はんけい × 半径はんけい × 3.14(円周率えんしゅうりつ)になります。

 

 つまり、見えている平面上の変化は 立体になった時には 大幅に違ってくるのです。

 

 こうした物理的なおおきな錯誤が起きているにもかかわらず、それほど変化していないという認識が起きているために「化ける」というイメージを創り出すことができるのです。

 

 そして その反対に 「それほど変化していない」という認識によって 美容技術の存在が奪われてきたのです。

 

 皆さん、この説明を聞いても意味が解らない人がほとんどだと思います。

 

 その理由は 理論化できなかったために「知識」としてこの世に存在していなかったからです。

 

 おまけに「知識」として存在しなかったために「施術体験」をしたことがないし、それの伴なう「成功体験」もなかったのです。

 

 データ美容は デジカメとパソコンの出現によって こうした無意識に認識される脳の働きを視覚化しています。

 

 だから 従来の美容技術とは 全く違っています。各種の錯覚やゲシュタルト心理学、物理学、美術、などを取り入れて設計しています。

 

 まずは 設計図に従って「サイジング」を覚えましょう。施術体験をしなければ ここに書かれていることは理解できません。

 

 その理由は 29秒ごとに起きる「ゲシュタルト崩壊」によって 頭の中をグルグル掻きまわされている状態になり、混乱が起きているからです。

 

 

パレドリメイクの考え方はメイクアップを面でとらえています。

 このような像を見たことがあるでしょう。立体をデフォルメしたものです。

 従来のメイクアップは アイラインやまつ毛、眉毛など線的な分析で行われていました。

 

パレイドリア現象というのは 心理現象の一種。視覚刺激や聴覚刺激を受けとり、普段からよく知ったパターンを本来そこに存在しないにもかかわらず心に思い浮かべる現象を指すのです。

 

脳が勝手にに想像してしまうという認知システムを利用しています。立体を面で構成されていると考えてそれぞれの面を変形させています。

 フェイスマップにある三角形は カニッツア錯視です。脳は 勝手に三角形を認識したとき、奇麗だと判断するのです。

 

 実は 目じりや、小鼻の回り、口角の色素沈着を消すのは 外側のカニッツア錯視の三角形が一つの面のように感じるようにしているのです。

 

 その結果 女優さんたちがよく使うレフ版を当てたときと同じ効果が出てくるのです。

 

 だから 何となくきりっとして引き締まって見え雌よね!

この人たちの顔が激変して見えるのは こうしたトリックが使ってあるからなのです。濃いアイシャドウや太いアイラインを使わなくてもきりっとした顔立ちを演出できるのです。

 

 面のバランスを変化させているパレドリメイクは 遠くから見ても違いがはっきりと感じられるのです。

 

 私は 中高年のメイクアップは 常にこの手を使っています。中高年に太い線や濃い色を使うとどうしても下品に見えるような気がしてしまうのです。

 

 レフ版メイクも原理が解れば 簡単なトリックだということが解ると思います。

今思えば いろいろな経験が「幸運」であったと理解できるのですが、当時の私は 破れかぶれの「3年経ったら辞める」ことが目標だったので目の前に現れた厄介な「壁」でしかありませんでした。

 

 毎日が その「壁」にぶち当たる敗北体験の毎日でした。

 

 ところが その「敗北体験」をするたびに自分自身の「本音」と向き合うことができたのです。

 こんなしんどいことは早く辞めよう!もっと楽して仕事を覚えよう!という心の不満が 自分自身の成長を助けたのです。失敗することによって どこをどのように直せばいいのかという「答」をどんどん学ぶことができたのです。

 

 おまけに敗北体験を通して 自分自身の目標がはっきりと見えてきたのです。

 

 誰でも「楽して儲けたい。」と思っているのだから ほかの人に助けてもらうのが早道だと考えました。高飛車に出たら、誰も聞いてはくれま物事を頼もうと思ったら、低姿勢でお願いしなければ動いてはくれません。

 

 この時から「ごめんなさい。」と「ありがとう。」という言葉をフル活用できるようになったのです。

 

 長男、長女、一人っ子という環境の人たちは 困った時にも誰かが助けてくれたために この二つの言葉を使わなくても困ることが無かったかもしれません。しかし、人を動かすことができるようになるためには この二つの言葉「ごめんなさい。」と「ありがとう。」が重要なのです。

 

 つまり、この二つの言葉は リーダーになるための必要事項なのです。

 

 今、パワハラだとかセクハラだとか言って「失敗」するチャンスを逃している人たちがいっぱいいます。「失敗」から学ぶチャンスを逃しているために 人間として全く成長できなくなっているのです。

 

 この人たちは 将来リーダーになることはできません。なぜなら 立場が上になればなるほど 部下に困難な責任を要求しなければならないのです。敗北体験のない人は その困難を乗り越える知恵を身に着けていないために 苦しみしか知らないないのです。  指導者になるためには 苦しみを乗り越えたときの達成感、喜びを伝えることができないのです。

 

 目の前にある「壁」なんてものは 乗り越えてしまえばどうってことないものになるのです。これが「成長」するってことなのです。

 

 仕事を選んでいる限り、「なんでこんな難しい仕事ばかり

 

 

 図らずもインターンなると同時に店長になってしまった私は 幸運と思わず、なぜ、このような「間違い」が起きたのだろうか?と考えましたが、答えはありませんでした。

 

 私にとっては 無理難題にしか思えませんでしたが、失敗するチャンスだと考えました。

 スタイリストデビューしたときから 基本通りにしても基本通りにならない自分の技術に不満があったために 失敗する楽しさに目覚めたのです。失敗するごとに その理由を考え、結論を学ぶことができた楽しさが 仕事を面白いものにしてくれたのです。「失敗」するたびにどんどん知識が広がっていったのです。

 

 そして その頃から サイズを合わせれば「似合う」髪型ができるということに気づきました。そして、こんな当たり前のことに気づかなかった自分を哀れに思いました。それと同時に サイズ合わせを教えてもらうチャンスを失ったことに落胆しました。

 

 もう少し、下っ端を続けていたら、教えてもらうことができただろうと悔しい思いをしました。仕方なく、自分自身でサイズ合わせを覚えるしかありませんでした。サイズ合わせにトライするたびに 自分自身の脳の中で多種多様の錯誤(間違い)が起きていることに気づき、修正するための楽しいチャレンジが続きました。

 

 夏のインターンのスクーリングの時に 友達が「俺の先生は凄いんだぞ!昨日は 一日に32人もこなしたんだぞ!」と自慢げに言いました。

 私自身も 一週間前に一日、31人をこなすようになっていましたので 思わず、『俺もこの前、31人やったよ!』と何気なく言ってしまい案した。(技術者は インターンの私一人で ほかは見習い3人というスタッフ構成でした。営業時間7時を超え、夜10時ぐらいまでかかりました。)

 

 その時の反応は 「ほら吹き」を見つめるような冷たい目線になって帰ってきました。そして 気づきました。言ってはいけないこと、できるはずがないことを言ってしまったことに気づきました。

 

 またしても カットコンテストの時のように、大きな間違いを起こしたことに気づいたのです。

 

 この頃から 私に起きているいろいろなことが尋常ではないと気づき始め、ずっと隠し通してきました。口に出したときから、絶対に信用してもらえず、軽蔑されることが分かっていたからです。

 

 この研究発表も、二人目の霊能者(お客様として来店していた加藤さん)に10年がかりで勧められ、仕方なく始めたのです。です。彼女もその後、霊能者としてデビューし、今では 東京のお台場で活動しているそうです。

 

 一人目は 平田照美さんという人で、約20年後、「奇跡の霊能者」として女性自身や、女性セブンで特集が組まれた人です。この人にも 美容師になってからすぐに 指導者になりなさいと言われましたが、その時は 「辞める」ために必死に頑張っていたので、無視していました。

 

 私が 早く辞めようと必死で頑張っていたにも拘らず、こんな不思議な偶然が 私を導いてくれたのです。

 

 皆さん、こういったことは 説明しても信じられないと思いますが、目に見えないからと言って無視してはいけません。目に見えないことこそ美容業の「感性」といわれる創造性の源なのですよ!

 

 

 

 

 

実は この研究発表は 私自身がやりたくてやっているわけではありません。多くの人の勧めによって やり始めたのです。

 

 私は 入店して間もなく、転職して美容師を目指したにもかかわらず、仕事が合わないと思って辞めることにしましたが、通信課程の授業料を支払ってしまっていたために 免許だけは取ってから辞めようと決心し、がむしゃらに3年間を過ごしました。

 

2年でカットを覚え、3年目はセットを覚え、一応の技術を身に着けることにしました。とにかく3年したら、「辞められる」という希望と引き換えに、自分の身を粉にして毎日を送りました。

 

 そして 入店してから半年たった頃、カットコンテストが行われるということを聞き、免許が無くても出場できるかと聞いたところ、「OK] と言うことだったので身分をわきまえていないことは承知で出ることに決めました。

 

 ところが この時、とんでもない間違いが起きてしまったのです。

 出場人数が多かったために 2部に分かれて予選が行われたのです。その時、驚くようなハプニングが起きたのです。

 

 コンテスト出場していながら コンテストの裏方として、集計係の一人にもなっていたのです。その集計をおこなっていた時、店長が予選トップの人の番号を読み上げ、「この人、誰?」と聞かれたのです。

 

 読み上げられたその番号は 私の番号だったのです。「そんな馬鹿な!」自分自身が一番びっくりしたのです。

 

 そんなはずはないのです。コンテスト出場の動機は コンテスト出場を理由に、グラデーションカットを教えてもらおうという魂胆だったのです。3年後退職という目標が作った行動でした。当時、カットの練習を始めたころで15人ぐらいしかカット練習していなかったのです。

 

 そんな新人が 入賞してしまったら、ほかの人のメンツをつぶすことになってしまいます。

 だから 予選トップでありながら、入賞できなかったのです。

 このことをきっかけにして、なぜこのような「間違い」が起きたのかを考えるようになりました。

 

 「3年後退職」という目標は 「我慢」や「忍耐」を押してると同時に、自分自身の運命を大きく変えてゆくことになりました。

 そして その後、インターンになると同時に、「店長」になってしまうというハプニングに見舞われることになりました。

 

 当時、「店長」は誰ですか?と聞いたところ、原田先生がなるということだったので 仕事を見てみたいという興味から 変わることにしました。ところが 変わるという話になってから、「店長」になってもらえないかという話に代わったのです。そんなことは 私にとっては無理難題にしか思えず、「3年後退職」という目標によって断り続けたのですが、とにかく説得され、その「3年後退職」という目標によって「ダメだったら、辞めればいいや!」と腹をくくったのです。

 

 今回から この「裏話シリーズ」を書くことによって 思い通りにいかない人生というものが おおくの学びを生み、多くの可能性を見つけ出す原動力になったことを知っていただけたらと思います。

 

 

データ美容は 似顔絵を描く方法を取り入れて 微妙な違いを分析しています。

 

その理由は 曲線で構成されている人間を描くのは とてもむつかしいのです。

 このイラストは 下川素弘というイラストレーターが 私の目の前で2分ぐらいでササっと描いたものです。

長年の訓練によって頭部骨格の相対バランスが 頭の中にインプットされているために 描くことができるのです。

 

 こうした頭部骨格の相対バランスを美容技術に取り入れるためには時間と努力が必要ですが、データ美容では 「フェイスマップ」というスケールを創り、そのスケールに当てはめればどこをどのように修正すればよいかがはっきりとわかるようになっています。 このようにフェイスマップを顔写真の上にオーバーラップさせれば 誰でも簡単に自分の欠点をどのように修正すればよいかがはっきりと分かります。(フェイスマップは特許申請中です。)

 

サイズ合わせは この「フェイスマップ」を使って サイズを読み取り、その大きさにするための採寸結果を修正します。

 

 大きさを創り出すための縦×横×奥行きを足すために 見えている長さの3倍の長さになり(前回この計算方法を解説しています。)

 だから 見た目には 大きさが3分の1しか変化していないように見えるのですが、設計上は 3倍の変化で設計されているのです。

 こうした目に見えていない物理的な錯誤を修正しているために 驚くほどきれいに変身できるのです。

  この変化を見て 周囲の人たちは 「なんだかわからないけど すごく奇麗になってるね!」といわれるのです。

 

 データ美容は 目に見えている視覚情報をデータ化して、微妙な違いにしか見えない変化を 具体的な物理的錯覚を利用して大きく変化させてしまう幻のテクニックなのです。

 

 

高さを出すための採寸方法をご紹介いたします。

この写真をご覧ください。これは ゴールデンバランスと同じ相対バランスにするために 高さを少し高くしてあります。

 

見比べていると「ゲシュタルト崩壊(見慣れる)」によって 30秒ぐらいたつと それほど違いが無いと感じるようになります。

しかし、この写真をご覧ください。髪型と顔を分離させて見比べてみると大きく違っていることが分かります。

 

頭部の高さが21センチだったものが、23センチになった時、全体から見れば 約9,5%の違いでしかないのですが、

髪型だけで見た場合、3センチだったものが5センチに変化したとき、約66%の変化になるのです。

 

この時、脳の中では ゲシュタルトの法則の中の「近似の法則」=近くのものは一つのものだと認識することによって9,5%の違いでしかないと判断するのですが、お客様たちは 自分の顔と髪型を別のものだと認識するために 約66%に違いだと認識するのです。

 

 そして この時 もう一つの錯誤が生まれているのです。建築デザインや、服飾デザインは 立体化するためにつなぎ合わせて立体化します。

 ところが 髪型を作る場合は 切ってしまうとつなぐことが出きません。そのために 縦、横、奥行きを足して残さなければ相似形の立体にすることができないのです。つまり、2センチ高い相似形にしようと思ったら、2×2×2という計算式になるのです。

 そして 2センチ高くしようと思ったら 8倍の長さを残す必要があるのです。

 

その結果 2センチしか違わないのに サイズを合わせて設計すると髪型の体積は 大幅に変化し、顔が引き締まって小さく見える「錯誤」が起きるのです。

 

この時も「ゲシュタルト崩壊」が起き、それほど違いが無いと思うようになるのです。

 

平面上では ほんの少ししか違っていないと思うのですが、立体化したときには 大きな変化が起きているのです。

 

つまり、二次元脳と球体要素が複合的に働き、そこに「ゲシュタルト崩壊」が重なることによってそれほど違いが無いと感じるようになるのです。

 その結果 この人は実は元から奇麗だったのだと思い込ませることができるのです。

 この人が このように変化するのは こうした複数の錯誤が重なり合い、相対バランスが大きく変化するために起きるのです。

 

 デジタルカメラとパソコンを使って視覚化し、データ化することによって ナチュラルでありながら激変するな美容技術を創り出すことができたのです。

 

 

 

二次元脳というのは 視覚情報だけで分析する間違いが起きる原因となる脳の認知システムです。

このイラストは 鏡を通して自分自身の顔を映し出したときの視覚情報を示しています。鏡の中に写っている自分自身の髪型は 顎と同じ位置の長さに見えます。つまり 点線の部分の長さであると思い込んでしまいます。

 

 しかし、実際には 横から見たときには 遠近の違いがあるために 4~5センチ長くしなければ 見えている視覚情報と同じにはならないのです。

 

 これが 二次元脳が起こす間違い(錯覚)です。

 

 美容院に行って 指定した長さよりも短くなるのは こうした物理的な錯覚に気づいていないからなのです。

 

 データ美容のスタートが「サイズ合わせ」なのは 二次元視点(目に見えている情報)での採寸結果の間違いに気づく必要があるからです。

 

 二次元脳が起こす錯覚によって オーダーメイドができなくなっているのです。デジタルカメラとパソコンを使って視覚化しなければならないのは こうした錯覚に気づき、採寸結果に間違いが起きていることを学ぶ必要があるからなのです。

データ美容の分析結果をご紹介いたします。今回は 球体要素と二次元脳、そして「ゲシュタルト崩壊委」が創り出す錯誤をご諸紹介致します。

 左の写真をご覧ください。中心にブルーの矢印と黄緑の矢印があります。黄緑の矢印は 平面上に見えている直線の長さです。そして 青い矢印は 卵型である頭部骨格に添わせたときの長さになります。これは 直径×3,14÷2という公式を用いて 計算しています。

 この時、球体要素による錯誤と二次元視点による錯誤が同時に起きており、「ゲシュタルト崩壊」によってその錯誤が認識できない状態に陥ってしまうのです。

 つまり、複数の錯誤が重なり合って起き、「ゲシュタルト崩壊」という錯誤が追い打ちをかけるために 採寸結果に間違いが起きているのです。

 しかし、目に見えていることを基準にして理論が組み立てられているために それらの「錯誤」が認識できなくなっているのです。

 これは 同じ方法で、同じ仕上がりになるようにカットしたのですが、骨格サイズが違うために仕上がりに違いが(切りすぎ)できているのです。

服飾デザインの場合は

マネキンにシャツを着せた写真 この仕上がり(立体)にするためには

シャツを平面上に伸ばした写真 平面にしたとき、これだけの大きさになるのです。服飾デザインの場合は 巻き尺を使って肉体を採寸するため、こうした間違いを避けることができますが、頭部骨格は 巻き尺を使って採寸するわけにいかないために データ化して、平面上の採寸結果を立体化して計算するのです。

 

 そして 仕上がりを決めて、「サイズ合わせ」を行うことによって 球体要素や、二次元視点の錯誤による「相対バランス」の見直しを行います。

 

 これらの「錯誤」を解決するだけで 驚くほど「奇麗」にすることができることが実感できます。ただし、デジカメ写真を通して見直す必要があります。デジカメ写真を通して「ゲシュタルト崩壊」による錯誤を視覚化し、仕上がり結果の違いを見直すことによっていろいろな錯誤が起きていることを「目で見て」わかるようにしています。絶え間なく起きている「ゲシュタルト崩壊(見慣れる)」を避けるために 必ず必要なのです。

 

 前回のメイクアップの調節方法も、デジカメ写真を通して見直さなければ 29秒後には それほど違いが無いという認識になってしまうのです。