私が 美容技術を目指したのは 「仕上がり結果」が決まっていることが決め手でした。
「仕上がり結果」が決まっていれば その通りに仕上げれば済むことだという単純な考えからでした。仕上げるまでの過程は 自由に選択できると考えたのです。
だから 基本通りに施術してもうまくいかないのは 自分自身の未熟さに原因があると思い、自分自身の方法を探すことにしたのです。そして サイズを合わせれば誰でも同じイメージになることに気づいたのです。
それからは サイズ合わせに夢中になり、基本の施術方法からは ドンドンかけ離れて行ったにもかかわらず、思い通りの結果に近づいてゆきました。施術過程を自由に自分で選択できる喜びがあふれていました。
その頃から 3年で辞めると決めていたにも拘らず、驚くような幸運に恵まれるようになり、いつしか決心が揺らいでゆきました。
実は この頃「平田照美」さんという女性と出会いました。主婦であり、尼さんであり、画家でもあり、霊能者だということでした。その人は 20年後に女性セブンや、女性自身で「奇跡の霊能者」として特集されるような人でした。
そして その人が「写真を撮りなさい。」というアドバイスをしてくださいました。このアドバイスには感謝したのですが、美容師になったばかりだったので、「写真家になれということですか?」と聞き返したところ、しばらく目をつむってから、「いいえ、違います、髪型の写真を撮りなさい。」という返事をいただきました。機械類の苦手な私にはうんざりするような答えでしたが、心に留め置くことにしました。
そして写真を撮るようになって気づいたことは 自分の思い違い(錯誤)が驚くほど起きていることに気づきました。思っている結果と写真を通して見直した結果が驚くほど違っていたのです。自分自身の頭の中が狂っているのではないかと思えるほどでした。
意気消沈したにもかかわらず、自分自身の狂いを修正するために必死になりました。その後デジタルカメラの普及によって簡単に仕上がりをチェックできるようになり、この仕事が ますます面白くなりました。
しかし、デジタルカメラでチェックするたびに数々の思い違い(錯誤)が自分の中で起きていることを知りました。当時の私は 自分だけがこうした思い違いをしているのだと思い込み落ち込みました。
しかし、それらの思い込みを修正できるようになって次第に思い通り、いや、それ以上の結果が出せるようになって ますます仕事が面白くなり、辞められなくなりました。サイズを合わせるだけで驚くほどきれいにできるという自信がついたのでした!
皆さんもぜひ「サイズ合わせ」をして奇麗になってください!























