パレドリメイクの肌色の作り方をご紹介いたします。

  この2枚の写真を見比べてみてください。左は素顔です。そして右側は 本人が使っているファンデーションの色よりも2~3段階暗めを選択しています。

 従来のファンデーションの選び方は 額の中心の色に合わせるということが基準とされてきましたが、パレドリメイクは ほほの下あたりの色に合わせています。

 なぜ?このよううな選択をしているかというと ファンデーションの色が白すぎて 顔が膨張して見えているからです。

 そのために アイシャドウやアイラインが必要になってくるのです。

 

 若い人たちには 肌に張りがあるからよいのですが、中高年になってくると 暗い色を顔に乗せるのは 汚く見えるようになるし、化粧崩れの原因にもなるのです。

 裏目のファンデーションを選んだとしても オデコや頬、鼻筋などの高いところは 光が当たることによって 白く見えるようになるのです。

 

 適切なファンデーションを選択することによって 顔が引き締まって見えるようになるし、タルミが目立たなくなるのです。

 

 これはチェッカーシャドウ錯視です。Aは暗く見えますが、Bは明るく見えるのです。同じ色でありながら、明るさが変化して見えているのです。これは 脳の認知システムによって このような錯視が起きているのです。

  この、ビフォー、アフターも同じような色使いです。ただ、同じように塗っているのですが、眉毛と目の間は ファンデーションを塗らず素肌にしてアイラインだけ細く入れています。その理由は 目の周りの色素沈着を生かし、アイシャドウを塗らなくても立体感が表現でき、引き締まって見えるのです。

 

 つまり、パレドリメイクは 簡単でありながら、若くて奇麗に見えるようにしているのです。見ただけでは何がどう変化しているのかは全く分からないと思います。

 データ美容は 見ただけでは何をどのように変化させているのかは 全く理解できませんが、驚くほど変化して見えるのです。

 

 従来のメイクアップテクニックは 白人たちに対応したシステムなのです。色も白く、まつ毛や髪の毛の色が明るいので 濃い目のアイラインやシャドウを使わないと老けて見えるようになるのです。

 ところが 東洋人の場合は 二重の幅が狭いので太いアイラインや濃いアイシャドウを使うと 一重に見えてぼやけてしまい、涼しげな眼に見えないぼやけてしまうのです。

 

 ぜひ一度試してみてください。