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元介護職員のかなちんです。
 

母を見送り、
介護の日々には一区切りがつきました。
 

介護を通して感じたことや、
顔面神経麻痺の記録、
同居嫁としての
ちょっとしたもやもやなど、
日々の中で揺れる気持ちを
そのまま綴っています。
 

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ふと漂ってくる何気ない「におい」から、
昔の出来事や場所を思い出すことがありませんか。

 

 

私は、銀杏のにおいがすると、
中学校のお掃除当番を思い出します(笑)

 

私はアロマテラピーの学びをきっかけに、
嗅覚訓練指導士の勉強をしたことがあります。

それまで何となく使っていた
「嗅ぐ」という感覚について、
あらためて学んでみると、

 

「嗅覚って、思っていた以上に奥が深いな」

と感じました。
 

 

実は、嗅覚には面白い特徴があります。
 

それは、
 

においが記憶を呼び起こすことがある
 

ということです。

 

たとえば、

 

実家のにおい。
おばあちゃんちの家のにおい。
植物のにおい。
雨上がりのにおい。

 

こうした、

 

においをきっかけに記憶がよみがえる現象を、
「プルースト効果」といいます。

 

 

講座で聞いた症例のお話です。

 

固形石鹸の香りは、
どこか懐かしく、

好ましいと感じる方も
多いのではないでしょうか。

 

でも、90代のAさんにとっては、
悲しい過去を思い出す香りだったそうです。

 

Aさんが20代だったころ、

固形石鹸を使えること自体が特別でした。


石鹸で身体をきれいにして、
お客さんをとっていた頃の記憶。

 

固形石鹸の香りは、
70年以上経っても、

Aさんの記憶を蘇らせるものだったようです。

 

今は幸せに暮らしているAさんですが、
その香りは、今でも苦手なのだそうです。

 

 

講座では、 
 

「いい香りだからといって、

いい記憶と結びついているとは限らない」

 

というお話でした。

 

 

私が通っていた中学校には、
たくさんのイチョウの木がありました。
 

クラスごとに掃除場所が何カ所かあって、
その中でも週ごとにローテーション。

 

秋も深まってくると、
校舎の周りは銀杏の実だらけ。

 

掃除当番はゴミばさみで
銀杏の実を拾うのが仕事だったから、

校舎周りの当番が
回ってきた1週間は、もう最悪‼

雨ごいをしたいくらいでした(笑)

 

 

しかも、
ゴミばさみの数が限られていて、
男子が持った日には、
「うんこ爆弾」の投げ合いが始まります‼

 

落ち葉の中にも、
地雷のように潜んでいるので、

 

当たらないように、
踏まないようにするのも必死で、

 

当たっても、踏んでも
もう、大惨事です(>_<)

 

とても掃除どころではありません…

 

最終的には先生に見つかって

叱られる男子(笑)

 

 

近くの公園のイチョウ並木が
黄色のじゅうたんになる頃、

 

そんな光景が、色鮮やかによみがえります。


 

嗅覚は、「においを感じるための感覚」だけではなく、

 

私たちの記憶や思い出とも深くつながっているんですよ。

私は昔から、においに敏感で、
何でも匂いを嗅ぐ癖があります(笑)

 

アロマを学ぶずっと前からです。

 

「これ、なんの匂い?」

 

と、つい確認したくなる。

 

今でも変わりません(^^ゞ

 

 

家の中でも、
義父母のエリアから漂ってくるにおいが
気になることがあります。

 

同じ家の中に、
夫の実家のにおいが、

そのまま残っているような感じ。


場所は変わっているのに、

再現能力の高さに驚きます( ̄▽ ̄;)

 

たぶん、気にならない人には
気にならないと思います。

 

でも、私は気づいてしまうの(笑)

 

 

先日、


年長児の孫にオレンジをむいていると、

 

いきなり、

 

「この匂い、ばばちゃんの車みたい。


ぼく、ばばちゃんの車、
いい匂いがするから大好きなんだ。」

 

と言われました。

 

 

ぼくはしばらく乗せてないけど、


ばばちゃんの車は、

柑橘系の精油の香りなんだよね♡

 

よく覚えていたね(^^♪

 

 

 

香りやにおいは、

毎日の暮らしの中にあります。

 

 

何気ないにおいと一緒に、
静かに記憶に残っていくのかもしれませんね。

 

 

 

 

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