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元介護職員のかなちんです。
 

母の介護を通して、
娘としての気持ちと
介護の経験のあいだで
揺れながら綴っていますニコニコ

同居嫁の顔を持ちながら、
がんばりすぎず、
ひとりで抱え込まないことを
大切にしていますぽってりフラワー



ハート自己紹介

 

身内の介護には、
自宅で介護をする「在宅介護」と、
施設で生活する「施設介護」という形があります。
 

私にとって、初めての介護は母でした。
母はその両方を経験しています。
 

今回は、
母が特養(特別養護老人ホーム)へ

入所するまでの流れを、
備忘録としてまとめて残したいと思います。
 

介護の形はご家庭ごとに違うと思いますので、
あくまでも母の場合の記録です。

 

少し長くなりますが、
お付き合いいただけたら嬉しいです。

 

2023年4月 在宅介護の開始


越冬入所を経て、

母の在宅介護が始まり、

早々に課題が見えてきました。


基本は夫婦二人暮らし。
私がずっと一緒にいることもできないし、
老老介護での在宅介護には限界があると判断し、
家族会議で特養申し込みに向けた

フローチャートを作成しました。
 

状況を整理し、共有したうえで特養入所を決める。
そのためのフローチャートでした。
 

最終的には、母が

「お前が無理をしないのが一番。それでいい」

と言ってくれたことが、私の背中を押してくれました。

 

 

実家周辺の特養や有料老人ホームの資料を集め、
条件に合う施設を検討しました。

  • 母の年金で利用可能

  • 実家から比較的近い

  • 電話対応が親切

コロナ禍で施設見学はできませんでしたが、
この条件を満たす施設に決定しました。

それが現在お世話になっている施設です。

 

家族会議とフローチャート作成については、こちらの記事にまとめています看板持ち


 

2023年6月 特養へ申し込み

 

初めて問い合わせの電話をした時、
対応してくださった受付の方も、
相談員さんもとても丁寧で、その印象が心に残りました。
直観ですが「ここにお願いしたい」と思えたのです。


申込書には

他施設への申し込みの有無を記入する欄もありましたが、
母の条件にも合っていたため、

1か所に絞りました。
 

必要な書類を揃えて、直接施設に持参しました。
 

申し込み後、
書類を受理したという通知が届きました。

そして、待機人数を見てびっくり。

なんと、約300人待ちでした。

 

特養の入所は申し込み順ではないと、わかっていても、
本当に順番が回ってくるのだろうかと不安になりました。


 

2023年7月~2024年3月 老健にてロングステイ

実家の住環境もあり、
夏と冬は老健でのロングステイを希望しました。
 

実家でエアコンがあるのは、リビングだけ。

寝室に行くのは夜だけなので

夫婦2人暮らしには十分でした。


しかし、母が過ごす寝室は

南に面し日当たりがよいため、
6月でも30度を超える日がありました。
 

私が寝泊まりしていた二階の部屋は、

扇風機だけの環境。
暑さに弱い私は、アイスノンも使いながら

なんとかしのいでいました。
 

そのため、

夏を乗り切るのは難しいと感じました。
また、実家は雪国のため、

冬の移動も大きな負担になります。

 

母のことはもちろんですが、
介護を続けるためには、

介護する私の体調が何より大切だと感じました。
 

 

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施設内の判定会で、

翌年の春先までお世話になれることになり、
本当にありがたく思いました。
 

ケアマネさんへ
特養へ申し込みしたことを伝え、
順番待ち期間の介護スケジュールは
次のように決めました。
 

春~:在宅介護
夏~翌年3月:ロングステイ


ロングステイ中は、
レンタル用品を一度引き上げてもらいました。

 

2023年11月~12月 特養入所準備 


11月に入り、特養から入所判定会議の結果、

母の順番が繰り上がったと連絡をいただきました。

 

改めて、入所の意思確認があり、希望する旨を伝えました。


その後、相談員さんが老健へ出向き、実調を行うことになりました。
しかし、インフルエンザやコロナ対策のため延期に。

 

12月中旬、ようやく特養の相談員さんによる実調が完了。
正式に入所が決まりました。


施設からは
「決定から2週間くらいで入所してほしい」

との連絡がありました。
 

ただ、年末年始は受け入れができないとのことで、
入所日は年明けに決まりました。
 

老健から特養への移動手段として、介護タクシーを予約。
在宅介護中の受診で何度もお世話になっていた会社です。

そのときに「あの特養さんは評判いいよ」と教えてもらい、
直観に従ってよかったと思いました。

 

 

2024年1月 特養入所


入所当日は、継父も一緒に行きました。
まず老健で退所手続きとごあいさつを済ませ、

その後、特養へ向かいました。
 

特養では、母を担当の方が迎えてくださる間に、

私は介護・看護・栄養・リハビリの各担当者から説明を受け、

副施設長と契約書類の手続きを行いました。


時間がかかりそうなので、
夫は継父を実家へ送り届けてくれました。

 

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入所日は雪国の1月とは思えなくらい快晴で雪が少ない日でした♪



施設では現金の管理は行わないものの、
預り金として口座で管理してくださるとのことでした。
預り金は、移動販売や
受診時の医療費などに使用するそうです。

私が遠方に住んでいるため、
行き来の負担を考えると、
カードで入金しておけば
施設で管理していただけるのは
ありがたいことだと感じています。
(毎月の管理費はかかります)
 

そのため、施設に近い銀行で
母名義の口座を開設しました。
 

施設の取引銀行でもあり、
副施設長が同行してくださいました。
 

本人が窓口に行けないため、
必要書類を事前にそろえ、
本人確認は電話で行うことになりました。
 

本人確認が終わると、
副施設長は施設へ戻られました。

 


 

本人確認は、私が銀行の窓口にいる状態で行いました。
行員の方が施設へ電話をつないでくださり、

施設では母を電話口まで連れてきてもらいました。

 

事前に構音障害があることを伝えていたため、
「はい」「いいえ」で答えられる形で

確認を進めてくれました。


「○○さんですね」

「窓口にいるのは娘さんですね」

といったものです。

 

口座が開設できたのは閉店後。
夕方、通帳と印鑑を施設へ預けに行きました。

 

口座開設は後日でもよかったのですが、
冬道の移動を考えると、

平日にまた来るのも大変なので、
できるならその日のうちに

済ませてしまおうと思いました。

 

思いのほか時間がかかり、

結局一日がかりになりました。

 


 

入所当日は慌ただしかったですが、
老健から特養への引き継ぎがスムーズで、
落ち着いて対応することができました。

口座開設は予定外でしたが、
それも含めて無事に終えられてほっとしました。
 

こちらの施設の面会は
回数に制限はなく、土日祝も可能とのこと。


近くに住んでいたら、
毎日でも通えるのになぁ。
 

 

ひと区切り

 

無事に特養入所が完了し、
在宅・家族介護は一旦終了となりました。
一区切りにはなるけれど、
これからも母との時間は続いていきます。

 

申し込み時は300人待ちだったので、
春からまた在宅介護の準備を始めるつもりでいました。
意外と早く順番が回ってきて、
正直なところ安心感と戸惑いが入り混じっていました。
 

介護という形ではありましたが、
母と一緒に過ごせた時間は、
私にとって大切なものでした。

そして、もう一緒に暮らすことはないのだと、
ふと実感した瞬間でもありました。

 

新しい環境に少しずつ慣れ、
安全に母らしく過ごせますように。

 

この記録が、必要な方のお役に立てれば嬉しいです。

 

 

 

 3/8 アメトピに掲載していただきました。

ありがとうございます。

 

 

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