まずは、岩手の "雫石あねっこ" でコロちゃん実家へのお土産などを購入。

前回GOTOトラベルのクーポンを使うために見つけた道の駅で、

ここら辺では大きい方ですが、中サイズのパーキングエリアくらいかな。

レストランの他、うどんなどの軽食の売店もあり。

 

 

 

 

 

石塚旅館

 

お買い物後は、雫石から乳頭温泉方面に少し戻り国見温泉の石塚旅館へ。

岩手の温泉は初めて。

 

 

 

 

国見温泉には、他に森山荘(ペット専用の露天風呂)と国見山荘(2021年から休館中)があります。

 

 

 

 

登山口の入口にあるので、登山客も多いようです。

 

 

 

 

日本秘湯を守る会の温泉です。

 

 

 

 

当初、国見温泉に1泊しようかとも思ったのですが、

浴槽温度が高いのと、その後鶴の湯が3泊で予約ができたのでこちらは立ち寄りにしました。

 

 

 

 

薬師の湯(男女別内湯)の女湯

小浴場が混んでいたので、まずは源泉名が付いた浴場:薬師の湯へ。

 

 

 

 

2004年頃?に改装したようで、まだ木の香りが残っています。

ドライヤーはなし。

 

 

 

 

透き通ったきれいなライムグリーン!

バスクリンのようなキレイな緑の温泉は特別感がありますね。

写真では分かりにくいですが20人は入れる大きな浴槽です。

油臭で有名な国見温泉ですが、硫黄臭のほうが強いように思いました。

 

 

 

 

入り口に44度と書いてあったので覚悟はしていたけど 飛び上がるほど熱ーーーい。

足先がジンジン痺れてくる熱さで45度はありそう、10秒も入れない。

すぐに他のお客さんが5, 6人 入ってきたこともあり、お水を足すのも躊躇して早々に退散。

シャワーは5つ。

 

 

 

 

飲泉も可能ですが、苦くてかなりまずい。

 

 

 

 

 

 

薬師の湯を上がって、もう一方の小浴場へ向かいます。

東北は喫煙者に優しい、屋内の喫煙室。

 

 

 

 

 

 

多少薄めるのは良いみたい。

 

 

 

 

東邦大学がお湯の色の変化についてまとめた資料も掲示されています。

何となくしか分からないけど、面白いので一応読みます。

 

 

 

 

昔の分析表も。

 

 

 

 

廊下の流しにあった木彫りのレリーフ。

売ってたら欲しかった。

 

 

 

 

女湯小浴場(内湯/露天)

シンプルな脱衣所。

 

 

 

 

 

 

最初に覗いたときは5, 6人の先客がおられたのですが皆 薬師の湯に移動したようで誰もいませんでした。

内湯は3, 4名用の小ぶりな浴槽なので、ここに5, 6人は窮屈だったでしょうね。

貸し切りなのは良かったのですが、この狭い空間に虻が1匹!!

全裸で格闘して外に出ていただきましたショック

 

 

 

 

先客がいたせいか、薬師の湯より湯温が低く、44度くらい?

我慢すれば浸かれる程度の熱さでした。

 

左のビニールシートのカーテンの先が露天

 

 

 

後から来たお客さんがホースで加水してくれて42度くらいまで下がったので

ようやくゆっくり入れました。

ガスや成分が濃いので長湯せず20分~30分くらいまでが良いようです。

 

 

 

 

 

シャワーは2つ。

 

 

 

 

国見温泉のお湯は温度によってお湯の色が変わるらしく

最初に入った薬師の湯に比べると、湯温が低い小浴場は透明度も低いです。

 

 

 

 

縁に溜まっている真っ黒な液体は鉄分との化学反応らしく、手につくとゴシゴシ擦っても取れないほど。タオルも真っ黒になるので要注意。

山梨の白根館でも足が真っ黒になるけど、同じ現象なのかな?

 

 

 

 

湯口付近は温泉成分がモリモリ付着。

お湯はキシキシツルッとした感触で、浴槽の側面をこするとザラッとした白い粉状の湯の花が落ち、底には粉状の湯の花が沈殿しています。

 

 

 

 

オーバーフローして外に流れていくお湯。

もちろん完全かけ流し(お客さんが適宜加水していると思いますが)。

 

 

 

 

こちらでもそれほど油臭は感じず、硫黄臭のほうが強いように思いました。

同行のコロちゃん(男湯)は、油臭がすごかったとの感想で、

改めてじっくりと嗅いでみると確かに油臭はありました。

 

 

 

 

内湯から露天に行けます。

が、この時期は虻が~。

まぁ、それ以前にこちらは透き通ったキレイなライムグリーン。

と言うことは、熱ーーーい!

我慢して入ったら具合が悪くなりそうな熱さなので、足先を浸けただけで終了(虻もいたしね)。

 

 

 

 

白い粉状の湯の花が混じった油膜がびっしり浮いてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

男湯小浴場(男女別内湯)

 

内湯は女湯とほぼ同じ作り。

 

 

 

 

ドアの先から露天風呂に行けるようになっています。

こちらの浴槽も良い形。

 

 

 

 

露天(日帰り時間帯は男湯、それ以外は混浴)

霧がかっていることが多いそうですが、この日は快晴。

男湯のドアを開けて、20歩?くらい先に露天があります。

日帰りの時間帯は男性専用、その他の時間は混浴になるようです。

 

 

 

 

こちらにも脱衣場があるので、女性は別ルートを通ってここで脱ぐ感じなのかな?

 

 

 

 

 

見学しただけですが女湯の露天より広く

お湯の透明度から想像すると湯温45度はありそうです。

 

 

 

 

 

 

休憩スペース

 

無料の休憩エリア

有料(1355円)の休憩室もあります。

Softbankは圏外。docomoはかろうじてロビーでつながるっぽい。

Wi-Fiはなし。

 

 

 

 

緑色透明のお湯は、巡り合うことも稀で特別感があって

熱くて長く入れなかったとは言え、すごく良いお湯でした。

源泉温度が49度なので、寒い時期の露天なら良い温度で入れるかも。

 

 

 

[コロちゃん(男湯)の感想]

熱いが刺すような尖った熱さではない。

水をかぶって交互に入れば1日中入っていられる。芯まで入ってくるようなお湯。

 

 

施設詳細

源泉名:国見温泉(薬師の湯)
泉質:含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉(低張性中性高温泉)

泉温:49度 
湧出量:200リットル/分
PH値:7.0
その他:明るい緑色透明~微濁り、硫黄臭・油臭、苦味、完全かけ流し

※無料の貴重品ロッカーあり

 

入浴料:600円
日帰り営業時間:10:00-15:00(入浴は~16:00まで。5月中旬~11月初旬のみ営業)

※日帰り利用は2時間以内。別途1355円で休憩所の利用も可。

 

 

 

目次:秋田旅行3泊4日[2022年7月]

  1. 鶴の湯温泉@秋田-乳頭温泉[2022年7月]秋田旅行1日め前半
  2. 鶴の湯温泉@秋田-乳頭温泉[2022年7月]秋田旅行1日め後半
  3. 石塚旅館@岩手-国見温泉[2022年7月]秋田旅行2日め ★イマココ
  4. 鶴の湯温泉@秋田-乳頭温泉[2022年7月]2日め
  5. 後生掛温泉@秋田-後生掛温泉[2022年7月]3日め
  6. 鶴の湯温泉@秋田-乳頭温泉[2022年7月]3、4日め
  7. 蟹場温泉@秋田-乳頭温泉[2022年7月]4日め
  8. 黒湯温泉@秋田-乳頭温泉[2022年7月]4日め
  9. 秋田旅行まとめ[2022年7月]