不登校は「甘え」ではない? | 中学生の勉強法と親の心得 ~塾長直伝! 高校受験対策と反抗期の対応法~

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先日と同じ記事を、別の角度から読み解くこともできます。

 

今回の調査では、不登校を「本人の甘えやわがまま」と考える人は9.2%となりました。

これ自体は、以前の「不登校は本人の気持ちの問題だ」とする古い精神論で語られていた状況から考えると、圧倒的に改善です。

しかし、この数字が「9.2%」まで少なくなってくると、ここから先は「逆に、減り過ぎてはいないだろうか?」という見方も必要になってきます。


教育に関する価値観には流行り廃りがあると、いつもお伝えしているわけですが、今回の不登校に対する見方・捉え方についても同じことが言えます。

以前は「本人の問題だ」派が異常に強かったわけですが、世の中の様子を見ていると、今は「子供の好きにさせるべきだ」派が非常に強くなりつつあります。

そうやって、針が反対側に振れすぎて、「子供は全く悪くない」「甘えやわがままは全く当てはまらない」という方向に進むと、これはこれで危険です。


実際に、子供たちを間近で見ていると分かることですが、甘えやわがままから「今日は学校を休みたい」「サボりたい」と考える子は一定数存在しています。

別にこれは今に始まったことではなく、昔からずっとですし、学校が強制的なものである以上、仕事に行くのが嫌だと感じる大人がいるのと同じように、そう感じる子がいること自体はとても自然なことです。

ですから、何でもかんでも「不登校の原因は子供の甘えやわがままだ」と捉えるのが間違いなのと同等に、何でもかんでも「不登校の原因は子供の甘えやわがままではない」と捉えるのも間違いとなります。

子育てや教育の話では、どうしても物事を単純化して捉えようとする傾向がありますが、子育てや教育だからこそ、単純化はできません。

不登校を「甘え」だと切り捨ててしまわないこと、けれども「甘え」の可能性まで切り捨ててしまわないこと、その両方の視点を持ったまま、子供を見守ることのできる社会であってほしいものです。
 

 

 

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