「胃にさしこみのような痛みがありますので、どうか辞めさせてください」
二宮尊徳
いったい誰の言葉かと思ったら、ここでもいくつか名言を紹介してきた二宮尊徳でした。
努力と勤勉の象徴でもあり、どんな苦難にもくじけることなくコツコツと成し遂げる…そんなイメージのある彼ですが、実はこういった弱い(?)一面もあったのですね。
荒廃した下野国桜町領の復興事業を命じられるも、一部の村人たちの反発で事業は難航しました。そんなある時、手紙にこの言葉を書き残して失踪してしまうのです。
行き先は成田山新勝寺で、21日間の断食修行を行っていたわけですが、それを終えて戻ると村人たちの反感は消え、復興事業も成功を収めました。(いなくなって初めてありがたみに気づいた…のかもしれませんね)
有名な「積小為大(小さな努力や行いを積み重ねて、大きな成果を成し遂げる)」には、一時避難して心を休める時間も含まれるのですね。
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