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今日お届けするのは、職員室の会話に関する記事です。
偶然にしては出来すぎているような気もしますから、もしかすると生徒が仕掛けたのかもしれませんね。
しかし、生徒がショックを受けて登校できなくなるほどとなると、どんな内容だったのでしょうか。
深く信頼している先生に、裏で悪く言われていた・・・などではないことを願います。
学校ではないですが、塾の職員室(教務室)の会話も、なかなかひどいです。
平気で子供の悪口を言う先生なども、普通にいますからね。
実際、責任者がひどいところだと、教務室内の悪口があまりにひどく、まともに聞いていると頭がおかしくなりそうだったため、できるだけ教務室に立ち寄らないようにしていたこともあります。(新人の頃ですね)
もちろん、先生も人間である以上、愚痴や不平不満はあって当然ですし、溜め込んでばかりでは潰れてしまいますから、表に出すことも必要です。
それが、公的な場所や近所の飲み屋で・・・というのは論外ですが、職員室という密室のはずの場所であれば、多少はしかたないかなとも思います。
それでも、愚痴や不平不満の枠を超え、単に悪口を言って楽しんでいるような先生もいて・・・と、思い出しただけでも腹が立ってきました(苦笑)
ちなみに、そばで実際に聞いていた身からすると、こういう時に出る不平・不満の内容は、先生によってかなり質が異なるのですよね。
生徒たちから好かれていて、ちゃんと指導力もある、人間的にも安定した先生だと、愚痴や不平不満を口にしたとしても、わりと明るく前向きな内容がほとんどです。
例えば、授業中の態度の悪い子供に対する不満を愚痴る場面でも、「こうしたらもっと良くなるのに」「この子なら本当はそれができるはずなのに」「こんなひどいことをしていたが、こんな良いこともしていた」といった、公平な視点で相手の成長を願うようなニュアンスです。
一方、生徒たちから嫌われていたり、好かれていても指導力が低かったり、両方良くても人間的にまずいところのある先生だと、愚痴や不平不満の方向が、暗く後ろ向きだったり、他罰的なものだったりしがちです。
例えば、「あの生徒がいるから授業がしにくい(自分の授業のまずさは棚に上げる)」「あいつは駄目だ(ただ否定するだけ)」「こんなことをしていた(×ばかり挙げていく)」「あれではできなくて当然だ(それを指導するのが仕事では?)」などですね。
そこに相手の成長を願うニュアンスはまるでなく、むしろ相手を駄目にしたり、こき下ろしたりするようなニュアンスが含まれがちです。
もちろん、どちらだろうと、子供本人が聞いたらショックでしょうから、気をつけるべきなのは言うまでもないのですが、前者のような話であれば、むしろ気兼ねなく話のできる場所があったほうが、先生のストレスの発散だけでなく、今後の子供への指導改善にも役立つでしょう。
逆に、後者のようなことばかり言う人は、つくづく教師が向いていないなと思ってしまいますが・・・これがわりと多いのですから、なかなか困りものです。
ただ、学校にしても塾にしても、先生は職場を選ぶことがほとんどできませんから、まだ若い先生たちや、良心的に頑張ってきた先生たちが、そういった場で毒されてしまわないよう強く願わずにはいられません。
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