学童が学習塾化したとして、教える先生は? | 中学生の勉強法と親の心得 ~塾長直伝! 高校受験対策と反抗期の対応法~

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今日お届けするのは、学童に関する記事です。
 

 

習い事化、学習塾化する学童保育

学童が習い事化どころか、学習塾化してきていますね。

実際は、学習塾が学童に参入している構図ですが、果たして良いことなのか悪いことなのか・・・。

公立の学童はともかく、民間がする私立の学童は、塾や習い事教室などとの垣根がなくなっていくのかもしれません。

 

誰が教えるのか?

こういった記事を見ると思うのが、「何を教えるのか」よりも「誰が教えるのか」です。

専門のはずの塾や習い事教室であっても、当たり外れがかなり大きい現実があるのに、片手間(?)のような形で指導をするところが増えれば、さらに当たり外れが大きくなりそうですよね。

いくらシステムや教材を用意したところで、上手に教えられる先生の数は限られているわけで、しかもそれが学校のほうですら足りなくなっている現状、いったいどれだけ確保できるのでしょうか。

学校で下手な先生に教わり、それを補うための場所でもまた下手な先生に教わって・・・では、勉強の苦手な子供はいつまで経っても救われません。

 

求められる教える側の資質向上

だからと言って、こういった場で指導する先生を非難するつもりは全くありません。

何しろ、すでに指摘したとおり、低質な指導の可能性があるのは専門の塾や習い事教室も全く同じですからね。

特に、学校のほうでも教員不足と資質の低下が急加速していますから、結局どこも「良い先生は良いし、悪い先生は悪い」という、個々人の差の問題に行き着くことでしょう。

 

しかし、教える場がどこであろうと、学ぶ子供の側からすれば同じ「先生」ですよね。

そのため、たとえ小さくとも子供に対して教える立場に立つ以上は、指導法などを学ぶことが欠かせません。

実際には、そんなに高い向上心・向学心を持った人材は、学校や塾でもなかなかいないのでしょうが、そういう先生や指導者が少しでも増えていってほしいですね。

そして、そのための学びの場だったり、方法論だったりが手に入りにくいという現実もありますから、それが少しずつでも広がってほしいと願います。

 

 

 

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