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恐怖の三脚!

 楽しく演技指導をやって筋肉痛になった私であるが、もう一つ…撮影に潜む恐ろしい罠があった。



 三脚である。



 私が使用しているのは、SONYのVTC-870RMというご家庭用としてはまあまあのヤツ。

 SONYやCanonのビデオカメラ(LANC端子が付いた機種のみ)と接続して、パン棒のリモコンでズーム操作などが出来る。
 
 当然、業務用のようにどっしりしていないし、安定したパンやティルトは難しいが、私レベルならこれで十分過ぎる。
 

 これまで全く問題なく使っていたのだが、何故だか今回は「罠」にかかってちょこっと怪我をした。

studio7の映像実験室-手の傷

 たいした傷ではないが、ちょっとだけ血が出た。


 これ、三脚を伸縮…ってか、主に縮める時に継ぎ目の部分に挟んで出来たもの。
 しかも、一回ではなく、何度も挟んだ。


 スキップの演技指導をして筋肉痛になり、三脚操作で傷を作る男・studio7。
 身体を張って映像を撮る男・studio7


 「単に思いっきり不器用で運動神経が無くて注意が足りないヤツなんじゃ無ェの?」という意見は、無視します。

楽しい演技指導

 演出とか監督の方法とか、そういうことは全く知らない。

 知らないのだが、一応仲間内で“監督の役”をやることになると、“俳優役”のメンバーは「ここはどんな感じで?」みたいに迫ってくる。

 我々がやっているのは「映画作りごっこ」なので、監督役の私は名監督になり切り、俳優役はみんな名優になり切る。そうでなくては遊びが楽しくない。

 知っている限りの専門用語も使ったりする。正しい使い方じゃなかったりもするんだろうが、あくまで気分なので問題ない。


 色々なメイキング映像を見ていると、監督にも色んな人がいる。
 自分で動きのお手本をやってみせる監督もいるし、言葉で説明するだけであとは俳優さんに任せる監督もいる(もちろん、中間の人もいるし、ケースバイケースで両方やる人もいる)。

 私はどちらかと言うと自分で動いて見せるタイプらしい。

 そもそも、短いギャグ漫画が私の創作の原点なので“面白いストーリー”という発想はあんまり無い。“絵”が面白ければいいや、ってな感じである。
 それもあってか、「こうやって倒れてください」とか「こんな感じで見上げてください」と、イメージした動きを自分でやって見せることが多いのだ。


 くどいようだが遊びでやっているので、俳優役である他のメンバーも監督役以上に楽しまなければ損である…という理由なのかどうかは知らないが、ノリノリのメンバーは私が示した見本以上にナイスな動きをしてくれる。
 こっちが注文していない動きまでして笑わせてくれることも多い。…その注文していない動きのおかげで、編集してみると前後のカットとつながらなかったりもするが、自分たちが面白ければOK。


 で。

 先日、撮影ごっこをやった。

 スキップの動きを「こんなふうに必要以上に楽しそうに…」と、見本をやってみせた。

 …。

 筋肉痛になった。

 スキップ、恐るべし!

前半は監督、後半はエンジニア

 前の記事で書いた「持ち運びスタジオ」を車に積んで現場へ。

 午前中は映像の「監督」、午後は「音響技術者」であった。
 帰宅すると、エディター、MA、効果マン…というポスプロ担当になる。

 「何でも出来ます」というのは、一応宣伝文句だしウソではない。

 が、どれも専門的知識に裏付けされたものではなく、全部中途半端な素人仕事である。

 それでも必要としてもらえる場があるんだから有り難いことではある。


 また、何か依頼があるたんびに当スタジオのスキルがアップしたり機材が充実して、それはそれで財産になるし。

 映像も音も「ゆるゆる」なのでこのレベルで何とか対応はしている。
 “目指せ!クリエーター”みたいな青いコトを(この歳で)思っているのだが、けっこうオッサンになっても広がりが出てきている、

 恵まれた環境にいることは間違い無い。稼ぎは無いが。

持ち運びスタジオ

 明日は「ロケ」なのである。
 
 なかなかメンバーが一緒に集まれる日というのが少ないので、とにかく可能な限りの素材を明日には撮って(&録って)しまいたい。

 しかも今回はこの映像を使うイベント現場で音響効果を担当することになっていて、これがまた映像とリンクしてたりするもんだから、私の脳みそは自分のデスク周りのタコ足配線(ムカデ足配線?)のごとくグチャグチャになっている。

 とにかく必要な動画&静止画&音をチェックして、それに見合った機材をロケ現場に持参せねばならん…と、整理してみたら…。

studio7の映像実験室-モバイルスタジオ?

 左上がビデオカメラ(静止画も撮れる)。
 その下がUSBオーディオキャプチャ。
 その下がサンプラー。
 真ん中がMacBookProとヘッドフォン。
 右がマイク(ヴォーカル用だけど…)&卓上マイクスタンド。
 
 いずれも、バッテリーや乾電池やUSBからの電源が使えるので、コンセントが無いところでも使える。
 サンプラーは必ずしも必要ではないのだが、これ自体がサブの録音機&エフェクタとしても活用出来るのがミソである。
  
 これが撮影と同時録音となるとガンマイクとかミキサーとかが必要に可能性もあるが、幸いにして持って無い。
 また、これまた幸いにして照明機材も持って無い。


 そんなわけで、これが最小限にして(電源不要という意味では)最大限の「持ち出し用studio7セット」。

 やろうと思えばこれだけで映像作品が作れる。
だったら我が家にゴロゴロしている他の機材は一体何なのか、とも思いつつ…。
 

10年前のソフトとPCでHDアニメは作れるか?

 内容は、タイトルのまんまである。

 相変わらずSTRATA STUDIO Pro Ver2.5.3で3DCGを作って遊んでいる。
 何たって1998年にこのVer.2.5.3になったのが最後というソフトである。当然MacOS Xには対応していないので、MacOS9.2.2のPowerMacG4で使っているが、このPowerMacからして2001年モデル。

 このSTRATAと、既にMac版が出なくなっちゃった音楽ソフト・Singer Song Writerを使うためにPowerMacG4を処分せずに残してあるのだ。
 

 ソフトもパソコンも10年選手という状況だが、世の中はハイビジョンである(たぶん)。

 ビデオカメラもHDのを買ったし。
 メイン機のiMacにインストールしたビデオ編集ソフトやDVD作成ソフトはもちろんHD対応。ノートPCのPower Book Proにも(全てのMacにバンドルされている)「iMovie」というビデオ編集ソフトが入っているが、そっちもHD対応。

 で、10年選手たちがどこまで頑張れるか実験。

 「フルハイビジョンのサイズ(1920×1080ピクセル)で、最高品質のレンダリング」に挑戦しようと。
 現在の3DCGの技術はよくわからないのだが、STRATA STUDIO Proの場合“レイディオシティ”というレンダリング方法が一番エラい。


 えっと、「レンダリング」というのは乱暴に言うと「データを“ちゃんと見える”ようにする処理」のことである。ビデオ編集ソフトなどの動画ソフトでも使われる言葉。


 例えば、STRATA STUDIO Proの場合、作業(形を作ったり質感を持たせたり配置したり…)している間は最高でも↓こんな絵でしか確認出来ない。

 $studio7の映像実験室-アルフレッド作成画面

 まあ、これも「作業を軽くするためのギリギリなレンダリング処理」をされた画像ではあるので3DのCGに見えるのだが、せっかく作ったテクスチャ(質感)とか、ガラスなどへの写り込みは反映されない。


 
 さて、“レイディオシティ”レンダリングを試みる。



 とりあえず、静止画で…。

$studio7の映像実験室-ブリキのアルフレッド


※ブログにアップするためにトリミングをした上に、データを軽くするために画質を落としてあります。
 
 ブリキの玩具となったウチの執事・アルフレッド。それだけだと寂しいので我がiMacや周辺小物なども作って、いざレンダリングの実行キーを押す。



…。



…。



…。



 パソコンがフリーズしたわけではない。ちゃんと処理をしている。しているのだが、最終的にレンダリング時間は…。

$studio7の映像実験室-レンダリング時間


 15時間17分58秒!

 一枚の静止画でこの時間である。

 もしこの品質で1秒のアニメーションを作ろうとしたら、20日くらいパソコンが計算しっぱなし状態になるということ。

 
 
 やはり10年モノのソフト&PCで「フルハイビジョン&最高品質」…しかも動画は無理か。


 てなワケで、現状はワイヤーフレームで(カメラワークなども仮のもの)。




 これはこれで、(私の世代には)「CGっぽい」感じではある。