10年前のソフトとPCでHDアニメは作れるか? | studio7の映像実験室

10年前のソフトとPCでHDアニメは作れるか?

 内容は、タイトルのまんまである。

 相変わらずSTRATA STUDIO Pro Ver2.5.3で3DCGを作って遊んでいる。
 何たって1998年にこのVer.2.5.3になったのが最後というソフトである。当然MacOS Xには対応していないので、MacOS9.2.2のPowerMacG4で使っているが、このPowerMacからして2001年モデル。

 このSTRATAと、既にMac版が出なくなっちゃった音楽ソフト・Singer Song Writerを使うためにPowerMacG4を処分せずに残してあるのだ。
 

 ソフトもパソコンも10年選手という状況だが、世の中はハイビジョンである(たぶん)。

 ビデオカメラもHDのを買ったし。
 メイン機のiMacにインストールしたビデオ編集ソフトやDVD作成ソフトはもちろんHD対応。ノートPCのPower Book Proにも(全てのMacにバンドルされている)「iMovie」というビデオ編集ソフトが入っているが、そっちもHD対応。

 で、10年選手たちがどこまで頑張れるか実験。

 「フルハイビジョンのサイズ(1920×1080ピクセル)で、最高品質のレンダリング」に挑戦しようと。
 現在の3DCGの技術はよくわからないのだが、STRATA STUDIO Proの場合“レイディオシティ”というレンダリング方法が一番エラい。


 えっと、「レンダリング」というのは乱暴に言うと「データを“ちゃんと見える”ようにする処理」のことである。ビデオ編集ソフトなどの動画ソフトでも使われる言葉。


 例えば、STRATA STUDIO Proの場合、作業(形を作ったり質感を持たせたり配置したり…)している間は最高でも↓こんな絵でしか確認出来ない。

 $studio7の映像実験室-アルフレッド作成画面

 まあ、これも「作業を軽くするためのギリギリなレンダリング処理」をされた画像ではあるので3DのCGに見えるのだが、せっかく作ったテクスチャ(質感)とか、ガラスなどへの写り込みは反映されない。


 
 さて、“レイディオシティ”レンダリングを試みる。



 とりあえず、静止画で…。

$studio7の映像実験室-ブリキのアルフレッド


※ブログにアップするためにトリミングをした上に、データを軽くするために画質を落としてあります。
 
 ブリキの玩具となったウチの執事・アルフレッド。それだけだと寂しいので我がiMacや周辺小物なども作って、いざレンダリングの実行キーを押す。



…。



…。



…。



 パソコンがフリーズしたわけではない。ちゃんと処理をしている。しているのだが、最終的にレンダリング時間は…。

$studio7の映像実験室-レンダリング時間


 15時間17分58秒!

 一枚の静止画でこの時間である。

 もしこの品質で1秒のアニメーションを作ろうとしたら、20日くらいパソコンが計算しっぱなし状態になるということ。

 
 
 やはり10年モノのソフト&PCで「フルハイビジョン&最高品質」…しかも動画は無理か。


 てなワケで、現状はワイヤーフレームで(カメラワークなども仮のもの)。




 これはこれで、(私の世代には)「CGっぽい」感じではある。