楽しい演技指導 | studio7の映像実験室

楽しい演技指導

 演出とか監督の方法とか、そういうことは全く知らない。

 知らないのだが、一応仲間内で“監督の役”をやることになると、“俳優役”のメンバーは「ここはどんな感じで?」みたいに迫ってくる。

 我々がやっているのは「映画作りごっこ」なので、監督役の私は名監督になり切り、俳優役はみんな名優になり切る。そうでなくては遊びが楽しくない。

 知っている限りの専門用語も使ったりする。正しい使い方じゃなかったりもするんだろうが、あくまで気分なので問題ない。


 色々なメイキング映像を見ていると、監督にも色んな人がいる。
 自分で動きのお手本をやってみせる監督もいるし、言葉で説明するだけであとは俳優さんに任せる監督もいる(もちろん、中間の人もいるし、ケースバイケースで両方やる人もいる)。

 私はどちらかと言うと自分で動いて見せるタイプらしい。

 そもそも、短いギャグ漫画が私の創作の原点なので“面白いストーリー”という発想はあんまり無い。“絵”が面白ければいいや、ってな感じである。
 それもあってか、「こうやって倒れてください」とか「こんな感じで見上げてください」と、イメージした動きを自分でやって見せることが多いのだ。


 くどいようだが遊びでやっているので、俳優役である他のメンバーも監督役以上に楽しまなければ損である…という理由なのかどうかは知らないが、ノリノリのメンバーは私が示した見本以上にナイスな動きをしてくれる。
 こっちが注文していない動きまでして笑わせてくれることも多い。…その注文していない動きのおかげで、編集してみると前後のカットとつながらなかったりもするが、自分たちが面白ければOK。


 で。

 先日、撮影ごっこをやった。

 スキップの動きを「こんなふうに必要以上に楽しそうに…」と、見本をやってみせた。

 …。

 筋肉痛になった。

 スキップ、恐るべし!